記事一覧:Close Up709件
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最低保障給をすぐに返還せよ 保険ショップ系最大手のずさん
2014年11月1日号保険業法違反とされた委託型募集人制度をめぐり、7月から他の保険代理店に先駆けて直接雇用する新制度に切り替えた保険ショップ最大手、ほけんの窓口の子会社、ライフプラザパートナーズ。ところが、給料の支払いをめぐり、その現場ではあまりにお粗末な事態が発生し、混乱を招いている。その内情をレポートした。
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日本の中小企業が訴えた アップルの“横暴”の内幕
2014年11月1日号アップルの1次サプライヤーとして、知る人ぞ知る日本の中小企業がアップルを訴えた。サムスン電子のようにビジネスの競合相手としてではなく、パートナーである1次サプライヤーという立場で訴訟の“反旗”を翻したのは、世界でも異例の事件だ。それも、全世界にまで影響が波及するインパクトをはらんでいるのだ。
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紆余曲折があったノーベル賞 中村修二氏の“素顔”と“功績”
2014年10月25日号青色の発光ダイオードを発明した中村修二氏のノーベル物理学賞の受賞が決まった。受賞に至るまで発明の帰属や対価をめぐって戦い続けてきた姿から、中村氏にはこわもての印象が拭い切れないが実態は違う。長年にわたって取材してきたジャーナリストが、中村氏の素顔と功績を明かす。
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消費税引き上げ判断に暗雲 米国発の世界同時株安の激震
2014年10月25日号低迷する世界経済の頼みの綱として期待されている米国景気をめぐって、にわかに先行き不透明感が浮上している。その余波は大きく、ニューヨークダウは10月上旬から続落しており、日欧の株価も下落。足元では世界同時株安の様相だ。さらにその激震は、消費税の引き上げという日本の最重要政策にも影響する可能性が出てきた。
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民主選挙求める香港市民 聞く耳持たぬ中国政府
2014年10月18日号香港行政長官選挙から民主派候補を排除する中国政府の決定に反発した学生らが始めたデモは、最大で10万人を超える前代未聞の抗議運動となった。香港政府が強制排除をちらつかせる中、6日になって政府と学生団体との間で対話に向けた交渉が始まったが、事態は予断を許さない。
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“太陽光バブル”で政策転換 死屍累々の国内メーカー
2014年10月18日号日本の再生可能エネルギー政策が“破綻”を迎えそうだ。各地で膨大な量の導入申請が相次いだことで、送電網がパンクし、電力会社がこれ以上の送電網接続を保留し始めた。国は今後政策の方向性を転換。“太陽光バブル”に乗じて利益を得てきたメーカーも、日本市場の突如の停滞で、事業存続の危機に立たされている。
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大手保険代理店の首脳陣が震撼 金融庁が求める一斉調査の中身
2014年10月11日号今まさに、一部の保険会社や大手保険代理店の首脳たちを震撼させる出来事が起こっている。それは、金融庁が行っている保険会社への調査の一環として発生した。いったい、その中身は何か。そして金融庁の狙いとは。今年5月に成立した改正保険業法との関係性を踏まえてレポートする。
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アリババ上場で資産2兆7000億円 中国ITが“量産”する超富裕層
2014年10月11日号中国最大の電子商取引(EC)などを手掛けるアリババ集団が、米ニューヨーク証券取引所に上場を果たした。同社はライバルの米アマゾンを上回る約23兆円という途方もない時価総額を付けた。過去にない勢いで成長するIT産業は、大きな富をもたらしいまや中国の花形産業になりつつある。
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アップルが狙う決済の新秩序 日本上陸に向けて広がる波紋
2014年10月4日号モバイル決済で新たな生態系を創り始めたアップル。一方で、日本上陸には規格や手数料率といった大きな障壁が立ちはだかっている。
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宿願だった贈与非課税拡充に 信託銀・地銀が及び腰のなぜ
2014年10月4日号昨年4月から大々的に始まった教育資金贈与の非課税化。それに乗じた信託銀行などの新商品は反響を呼び、結婚や子育てにも広げる機運が高まるが、なぜか銀行界が及び腰だ。
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マンション立体駐車場の 安全対策は当面、進まない
2014年9月27日号マンションの機械式立体駐車場は便利だが、事故と隣り合わせの危険をはらむ。国も対策に乗り出したが法規制は難しい。住民の費用負担も課題となって、当面は進みそうにない。
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既存店売上高25%減の衝撃 マクドナルド不振の連鎖
2014年9月27日号中国産鶏肉問題に端を発した日本マクドナルドの業績悪化に歯止めがかからない。本部と現場、顧客との乖離という本質的な問題を一刻も早く解決する必要に迫られている。
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ダイソン参戦で激化するロボット掃除機の“日本争奪戦”
2014年9月20日号世界の白物家電市場に、これまで強烈なインパクトを与え続けてきた英ダイソンと米アイロボット。その両雄がついにロボット掃除機という成長市場で真っ向勝負をすることに──。
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ジェームズ・ダイソン(創業者、チーフ・エンジニア)インタビュー
2014年9月20日号技術開発に長い時間がかかったのは、大きく二つの問題のためでした。一つ目は、モーターの製造です。強い吸引力を実現するためには、非常に速いスピードで回転するデジタルモーターが、どうしても必要でした。既存のロボット掃除機は吸引力がとても弱くて、まるで満足に掃除ができないのでなおさらでした。
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1000億円超えが相次ぎ 過熱する不動産大争奪戦
2014年9月13日号目黒雅叙園が約1300億円で売買され、東京駅前にある高層ビルも1700億円規模での取引が最終調整に入った。高額取引が相次ぎ、不動産争奪戦が過熱している。
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“利上げ前倒し”観測強まるも 不透明な米国金融政策の行方
2014年9月6日号米国の利上げ前倒し観測で、円安加速への期待が高まっている。だが為替相場を動かすFRBの金融政策と、その元となる米国の景気動向には、いまだ不透明感が残る。
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中国企業が大規模“派遣切り” 日系製造業、労働力不足の危機
2014年9月6日号中国企業が派遣労働者の削減に着手した。その背景には、中国政府による派遣ルールの変更がある。労働力の大半を派遣労働者に依存する日系製造業にとって、大きな打撃だ。
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続くスカイマークの経営不安 エアアジアによる支援は幻に
2014年8月30日号元祖低価格航空会社として独立を貫いてきたスカイマークだが、超大型機の納入を機につまずき、経営不安が表面化。救世主の登場が取り沙汰されているが視界は不明瞭だ。
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弱点克服への“最後のピース” 伊企業買収に日立が名乗り
2014年8月30日号日立がイタリアの鉄道関連メーカー2社の買収に名乗りを上げた。買収が成功すれば、鉄道で欧州開拓を目指す日立の武器となるとともに、業界動向にも影響がありそうだ。
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Tモバイルとの再交渉も視野 ソフトバンクの深慮遠謀
2014年8月23日号ソフトバンクによるTモバイルUS買収が「白紙」になった。ソフトバンクは、戦略の見直しを迫られる形となったが、すでにその先を見越して次々と手を打っているようだ。