記事一覧:財務で会社を読む157

  • RIZAPグループ

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    RIZAPグループ

    2018年4月21日号  

    RIZAPグループがアパレルや雑貨店など赤字の会社を次々に買収し、2020年度には16年度の3倍となる売上高3000億円を目指している。急激な成長に、財務面でのリスクはないのか。

  • 積水ハウス

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    積水ハウス

    2018年4月14日号  

    大手住宅メーカー、積水ハウスが絶好調だ。だが、昨年の不動産詐欺被害と、それを機に起きた名物経営者の事実上の解任劇が、業績の先行きに不透明感をもたらしている。

  • トヨタ自動車

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    トヨタ自動車

    2018年4月7日号  

    今期2兆4000億円の史上最高益をたたき出す見通しのトヨタ自動車。だが豊田章男社長が言う「海図なき戦い」は始まったばかりであり、トヨタが乗り越えるべき課題は山積する。

  • 野村ホールディングス

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    野村ホールディングス

    2018年3月31日号  

    預かり資産重視への戦略転換を進めてきた野村ホールディングス。改革の途上故か、野村株は日本株相場が上昇に沸く中でも動きが重い。そこには、長期視点の改革が即座に評価されないジレンマが垣間見える。

  • 日立物流

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    日立物流

    2018年3月24日号  

    日立物流が、M&Aを駆使して変貌を遂げている。日立以外の顧客割合は8割に上り、“親離れ”が進む一方、技術開発では連携を強化。佐川急便グループと資本提携も結び、新たな局面を迎えている。

  • スルガ銀行

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    スルガ銀行

    2018年3月10日号  

    多くの地方銀行が業績悪化に陥る中、リスクの高い個人向け融資に注力し、増益を続けてきたスルガ銀行。その収益源に陰りが見え始めた今、一点特化型の稼ぎ方に見直しが迫られつつある。

  • 丸紅

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    丸紅

    2018年3月3日号  

    昨年5月、中期経営計画の利益目標を引き下げた丸紅。資源投資による巨額の減損損失で財務状況は劣後し、早期改善を目指すが、他社と比肩するまでには多くの時間を要しそうだ。

  • アルファベット(グーグル)

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    アルファベット(グーグル)

    2018年2月24日号  

    米グーグルの親会社アルファベットの売上高が初めて1000億ドルを超えた。収入の8割以上を占める広告事業は成長を続けているが、じわりとコストがかさみ始めている。

  • エーザイ

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    エーザイ

    2018年2月17日号  

    国内製薬大手のエーザイは超大型製品だった認知症治療薬「アリセプト」の特許切れ以降、長い低迷期が続く。次世代認知症治療薬を物にして、崖の下から這い上がれるか。

  • JXTGホールディングス

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    JXTGホールディングス

    2018年2月10日号  

    今年4月で発足から丸1年を迎える旧JXホールディングスと旧東燃ゼネラル石油の統合会社、JXTGホールディングスの業績が絶好調だ。だが、製油所再編という本丸の課題は残されたままだ。

  • キヤノン

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    キヤノン

    2018年2月3日号  

    キヤノンがカメラとプリンターの会社から脱皮しようとしている。事業構造転換の手段は総額1兆円のM&Aだ。東芝から買収した医療機器など新規事業の売上高を、2020年までに全体の3割に増やす。

  • 日揮

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    日揮

    2018年1月27日号  

    受注したプロジェクトのトラブルにより、2016年度決算が19年ぶりの赤字に転落した日揮。日揮OBの石塚忠氏を社長に据えた異例の緊急体制で、ゼロからの出直しを図る。

  • みずほフィナンシャルグループ

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    みずほフィナンシャルグループ

    2018年1月20日号  

    2期前に当期純利益で3メガバンクグループ中2位となり、万年3位の座から脱したみずほフィナンシャルグループ。ところが、今期は独り負け状態だ。原因を分析すると、来期の不安材料も散見された。

  • ジャパンディスプレイ

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    ジャパンディスプレイ

    2018年1月13日号  

    有機ELディスプレーの投資資金の調達に向けて、スポンサー探しに奔走する中小型液晶大手ジャパンディスプレイ。過去の液晶工場の巨額投資が今の財務を圧迫する中、再び巨額資金を投じるか。

  • 日本生命保険

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    日本生命保険

    2017年12月23日号  

    円安株高の波に乗って、業績が復調したように映る日本生命保険。一方で、単体業績に目を向けると、マイナス金利の影響がなおも色濃く残っている状況が見えてくる。

  • ユナイテッドアローズ

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    ユナイテッドアローズ

    2017年12月16日号  

    3期連続の減益からようやく回復基調に転じたセレクトショップのユナイテッドアローズ(UA)。今後は中価格帯ブランドの強化で成長を狙うが、熾烈な国内アパレル市場を戦い抜けるだろうか。

  • JT

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    JT

    2017年12月9日号  

    ここ数年は増益を続け一見、業績好調に思えるJT。しかし、足元では、国内で普及する加熱式たばこの展開に後れを取り、収益の要である海外でも、得意のM&Aによる成長モデルが限界を迎えつつある。

  • パナソニック

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    パナソニック

    2017年12月2日号  

    テレビでの敗戦をEV(電気自動車)で取り返す──。パナソニックが再度攻勢に転じようとしている。巨額赤字の元凶となったプラズマディスプレーパネルへの過剰投資の経験は生かされるのか。

  • 東ソー

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    東ソー

    2017年11月25日号  

    近年、財務内容が劇的に改善したことで、あらためて注目が集まる総合化学メーカーの東ソー。長く低迷の時期が続いた同社は、なぜ2010年度から競合他社がうらやむほどの効率経営を実現できているのか。

  • 東京ドーム

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    東京ドーム

    2017年11月18日号  

    東京ドームは2018年3月に開場30周年を迎える。バブル期に抱えた有利子負債の圧縮に追われてきた同社にやっと復活の兆しが見え始めた。次の成長戦略は描けるのか。

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記者の目

  • 編集委員 藤田章夫

    新NISAを追い風にする保険業界のしたたかさ

     新NISAが1月からスタートし、保険の販売には逆風かな?と思っていたら、「むしろ追い風になっていますよ」との声が多数。
     資産運用の相談に来た人に、「投資信託は資産が減ることもありますが、変額保険の死亡保険金額には最低保証があります」と言えば、「保険の方がいいか」となるようです。
     本来は、資産を運用したいのか保障が欲しいのか、目的に応じて使い分けたいところですが、これがかなり難しい。
     そこで、保険ジャーナリストの森田直子さんとファイナンシャルプランナーの風呂内亜矢さんに、保険と運用それぞれの立場から対談を行っていただきました。面白過ぎて、対談時間はあっという間に過ぎました。ぜひご一読ください。

  • 副編集長 名古屋和希

    “予定調和”の買収は今後減少?

     第一生命ホールディングスが3月に福利厚生代行のベネフィット・ワンを買収しました。この買収劇は異例の展開をたどりました。
     先に買収を表明したのは医療情報サイト運営のエムスリーでした。そこに第一生命が参戦したのです。結局、エムスリーよりも好条件を提示した第一生命が買収戦を制しました。大企業による対抗的な買収は極めて珍しいものです。
     従来、事業会社はイメージ悪化などを恐れ、「敵対的」な買収を控えてきました。ただ、近年はルール整備などを背景に「同意なき買収」が広がる機運が出ています。買収が活発になれば、企業・業界の新陳代謝も促せます。今後、“予定調和”の買収は減っていくかもしれません。

最新号の案内24年4月27日・5月4日合併特大号

表紙

特集保険vs新NISA 今「契約したい保険」は? 生保商品ベスト&ワーストランキング

保険とNISA、どちらに資金を振り向けるべきか──。新NISAをきっかけに投資熱が高まる中、多くの人が抱える悩みだ。そこで保険とNISAで迷ったときの考え方や保険の見直し方、保険のプロ29人が辛口採点した生命保険商品ランキングを、業界の深部…

特集2変局 岐路に立つNHK

NHKが大きな岐路に立たされている。今国会で放送法改正案が可決されれば、ネット視聴も受信料徴収の対象となる。一方で、今後、NHKの受信料収入は人口減やテレビ離れを背景に先細る可能性が高い。職員数1万人を誇る巨大公共放送機関は、「みなさまのN…