主力商品の単品化で
保有契約件数首位を
アフラックから奪還

「週刊ダイヤモンド」1月17日号の第1特集は、「保険激変! 商品・生損保・代理店」です。

 首位陥落――。生保のガリバーである日本生命が、保険料等収入で第一生命に抜かれ、片や損保の雄である東京海上は、損保ジャパン日本興亜に正味収入保険料で抜かれるなど、生損保共に、業界の盟主であった2社が、相次いで首位から陥落しています。

 果たして、その巻き返し策はあるのでしょうか。あるとすれば、どのようなものでしょうか。

 そして、保険販売の最前線の一端を担うのが保険代理店です。その代理店には、もうまもなく、一斉に金融庁検査が入ります。そこでは、特定の保険会社に偏った販売をしていないかなど、厳しい姿勢で検査に臨むと見られています。

 加えて、代理店業界には大型再編の波が押し寄せています。これまで、ほけんの窓口の一強時代でしたが、新たにウェブクルーが光通信グループの傘下に入ったことで、2強時代の到来です。

 保険商品についても、売れ筋の医療保険やがん保険といった第三分野を中心に、各保険会社がつばぜり合いを繰り広げています。

 そこで、保険商品に詳しいプロ25人の協力を得て、商品を9分野に分けてランキングを作成しました。

 今年の保険特集の総ページ数は、74ページ。生損保業界から代理店、商品に至るまでを網羅した、まさに総力をあげた特集です。