記事一覧:特集10409

  • 特集 Part2
    安田善巳(角川ゲームス社長)インタビュー

    2013年07月27日号  

    われわれは、インターネット上からオリジナルのゲームを生み、利用者に育ててもらいながら新たな価値を創造し、出版物や映像作品、フィギュアなど多方面の展開から投資を回収するモデルを模索してきました。

  • 特集 Part2
    馬場功淳(コロプラ社長)インタビュー

    2013年07月27日号  

    スマートフォンのゲームの優れた点は、コンテンツの流通システムです。会話の中で「面白い」と話題に上れば、ゲーム販売店に足を運ばずとも、その場でダウンロードできるのです。「魔法使いと黒猫のウィズ」や「一瞬のスキマ!」は口コミの力で広まりました。

  • 特集 Part2
    浜村弘一(エンターブレイン社長(元「ファミ通」編集長))インタビュー

    2013年07月27日号  

    「パズドラ」の大ヒットでゲーム業界でのチャンスが広がりました。スマートフォン(スマホ)でゲームをする習慣が根づいたのです。ゲームにお金や時間を使うことは業界として好ましく、ゲームソフト会社のチャンスが増えています。スマホが家庭用ゲーム機を侵食したといわれますが、私はそうは思いません。ゲーム機は世代ごとに普及と衰退を繰り返します。任天堂のWiiやDSの普及が一段落した時期と、スマホが伸びた時期が重なったのでそう見えるのです。本当に侵食したのならば、家庭用ゲーム機はなくなっているはず。でも、普段はゲームをやらない層がスマホで遊ぶようになり、市場が倍になって盛り上がっています。

  • 特集 Part2
    真田哲弥(KLab社長)インタビュー

    2013年07月27日号  

    われわれはもともとウェブサービスを作る企業で、そこからゲームに参入しました。国内では、家庭用ゲーム機で人気だったタイトルのソーシャルゲーム版の共同開発を手がけ、人気を集めています。

  • 特集 Part1
    ゲーム業界の主役交代!

    2013年07月27日号  

    スマートフォンの普及によって、ゲームを楽しむ端末も、遊び方も変わった。データからも“主役交代”の様子が見て取れる。

  • 特集
    主役交代 ゲームウォーズ

    2013年07月27日号  

    ゲーム業界における「ゲームのルール」が変わりつつある。クラウドをはじめとするネットワーク環境の整備、スマートフォンやタブレットといった情報端末の技術革新と急速な普及、ソーシャルメディアの浸透によるコミュニケーションの変化と遊びの概念の広がり……。あらゆる要素が一気に押し寄せているためだ。この波に乗って成長を遂げる新興勢力と、任天堂、ソニー・コンピュータエンタテインメントといった老舗企業の間で、熾烈な戦いが繰り広げられている。

  • 特集 Part2
    【Column】 アイドル育成に月7億円 秘訣はプレーヤーが“主役”

    2013年07月27日号  

    美少女アニメ風の“二次元”キャラに、大枚がつぎ込まれる──。バンダイナムコゲームスの「アイドルマスター(アイマス)」は、課金者の月平均課金額が1万円を超え、「ソーシャルゲームだけで売上高は月約7億円」(安田秀樹・エース経済研究所アナリスト)を稼ぐ超優良コンテンツだ。

  • 特集 Part2
    群雄割拠のゲーム業界30年史

    2013年07月27日号  

    任天堂のファミコン発売から30年、ゲーム機の覇権争いは何度となく繰り広げられてきた。だが、いまの「プラットフォーム」は、必ずしもハードウエアではない。

  • 特集 Part2
    【DeNA、グリー】 ソーシャルゲームは一服 明暗分かれる2社の差

    2013年07月27日号  

    スマートフォンの時代を迎え、ソーシャルゲームで一世を風靡したグリーと、モバゲーを展開するディー・エヌ・エー(DeNA)。市場が一服した中で、両社の明暗が分かれている。

  • 特集 Part2
    木村唯人(サイゲームス取締役)インタビュー

    2013年07月27日号  

    2011年5月の会社設立当時、カードバトル式のソーシャルゲームはほとんどなく、その質も高くありませんでした。そこで「ファンタジーカードRPG」の“王道”を作ろうと掲げ、絵の素材やゲーム内容、システムすべてで最高のものを目指し、「神撃のバハムート」を提供しました。海外展開も果たし、世界の登録者は1000万人を超えました。

  • 特集 Part2
    森下一喜(ガンホー・オンライン・エンターテイメント社長)インタビュー

    2013年07月27日号  

    ゲームを作るのってすごく難しいんです。人を育てるのもそうですし、作品の品質を測るにも、人によってその基準はまちまちです。成功の方程式なんてありません。そもそも開発力は任天堂と比べたら天と地との差があります。ただ、絶対に自分が面白いものを作って世に出しているという自負があります。もともと、私は社長をやりたくて会社をつくったわけではありません。ゲームを作りたくて会社を設立したのです。そのため、自分のわがままを通せばいいと考えています。「オレが基準」ということで、そこには絶対に口出しさせません。

  • 特集 Part2
    【ガンホー大解剖】 「パズドラ」が国民的大ヒット 時流をつかんだガンホーの底力

    2013年07月27日号  

    爆発的な人気を誇るスマートフォンゲーム「パズル&ドラゴンズ」は、何もまぐれで生まれたわけではない。スマホを軸とした新たなゲーム時代の幕開けとなった。

  • 特集 Part3
    【Column】 “無料”で拡大するPCゲーム 開発者が狙うのは中国市場

    2013年07月27日号  

    「無料でも、われわれは特別なゲームの体験を提供する」 6月下旬の週末、東京・秋葉原のPC(パーソナルコンピュータ)専門店の店頭にできた人だかり。声を張り上げたのは、ロボット同士が対戦するPC向けのオンラインゲーム「HAWKEN」を開発した米メテオ・エンターテイメントのプロデューサー、ポール・ロインド氏だ。7月からの日本語対応をアピールするため来日し、店頭でゲームのデモンストレーションを行っていたのだ。

  • 特集 Part3
    【最新マシンの実力】 次世代ゲーム機戦争が開幕 新規参入組は台風の目になるか

    2013年07月27日号  

    6月に開かれたゲーム見本市「E3」で話題をさらったのは次世代ゲーム機のプレイステーション(PS)4とXbox One。年末の発売を控え、誰が勝者になるのか。

  • 特集 Part3
    【スクウェア・エニックス】 二大タイトルのオンライン版で 赤字脱出と安定収入確保を期す

    2013年07月27日号  

    2003年の合併以降で初の営業赤字に転落し、社長を交代したスクウェア・エニックス・ホールディングス(HD)。ゲームソフト界の“巨人”は再び立ち上がれるのか。

  • 特集 Part3
    【SCE(ソニー・コンピュータエンタテインメント)】 販売不振のVitaで白旗 PS4の課題は自社ソフト充実

    2013年07月27日号  

    2012年度のゲーム事業は売上高7071億円、営業利益17億円と何とか黒字を確保したソニー。だが、プレイステーション(PS)Vitaは不振が続く。

  • 特集 Part3
    中山晴喜(マーベラスAQL会長)インタビュー

    2013年07月27日号  

    家庭用ゲーム機では今後、PS4などの次世代ゲーム機が出ますが、われわれはそういうゲーム機よりもネイティブアプリ(スマホなど端末にインストールして使用するアプリ)に注力したい。ゲームの個性が出しやすく、中堅メーカーでも大手に勝てるチャンスがあるからです。ネイティブアプリは草創期故に同業者間での差はあまり開いていません。

  • 特集 Part3
    鵜之澤 伸(バンダイナムコゲームス副社長)インタビュー

    2013年07月27日号  

    日本のゲーム業界は、2000年にプレイステーション(PS)2が出てきて10年間、進歩が止まってしまった気がします。PS2向けソフトがあまりにも売れたからです。十字形のコントローラーも作り手にとっては標準であり違和感がなかった。しかし、一般の人から見ると難しいゲームばかりになってしまった。

  • 特集 Part3
    辻本春弘(カプコン社長)インタビュー

    2013年07月27日号  

    任天堂やソニー、マイクロソフトの次世代機の登場で、ゲームソフトのビジネスモデルも新しくなるでしょう。音楽や電子書籍では、データのダウンロード購入という商習慣の変化が起きています。ゲームはデータ量が大きいため、完成品をパッケージ販売していましたが、データ配信で遊んでもらう環境が整いつつあります。無料で試し、課金して長く遊ぶモデルも浸透しています。

  • 特集 Part2
    久夛良木 健(サイバーアイ・エンタテインメント代表(元ソニー・コンピュータエンタテインメント社長))インタビュー

    2013年07月27日号  

    私は2006年にゲーム業界からは引退したのですが、この6月にマーベラスAQLの社外取締役に就任しました。同社の創業者で、彼がセガ・エンタープライゼスの社長のころから懇意にしていた中山隼雄氏から打診されたのです。

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記者の目

  • 編集部 篭島裕亮

    30数年ぶりに週6で通った中学受験塾を訪問

    「中高一貫校&塾」の取材で、偶然にも三十数年ぶりに通っていた中学受験塾の校舎を訪れました。当時の校舎とは少し場所が異なるものの、温かい雰囲気は変わらぬまま。授業風景はもちろん、ライバルとの切磋琢磨、クラス昇降の緊張感、土曜日の塾帰りに早売りの「週刊少年ジャンプ」を買ったこと……。
     懐かしい記憶がよみがえりました。エモいです。できることならば立身出世をして訪れたかったですが、それは現在、各分野で活躍している優秀な仲間に任せます。
     入試本番まで残り2カ月。記事ではデータを充実させつつ、実践的コンテンツも盛り込みました。全ての受験生が力を出し切り、中学受験の経験が将来の糧となることを願っています。

  • 編集部 重石岳史

    受験とスマホを巡る親子の「攻防戦」

     受験を控えた子を持つ親にとって、悩みの種の一つは、スマートフォンではないでしょうか。こども家庭庁が3月に公表した調査によれば、小学生の43・7%、中学生の79・9%、高校生の97・8%がスマホを利用し、平日のインターネット平均利用時間は高校生で約4時間に及ぶそうです。スマホが気になって勉強が手に付かないのではないか。親としてそんな心配が付きまといます。
     わが家でも、再来年に大学受験を控えた長男とスマホを巡る“攻防戦”が続いています。というのは数日前、長男のスマホが故障し、新たに購入を要求する長男に対し、私が「受験に集中しろ」と突っぱねているから。しかし長男も諦めず、妥結点はいまだ見えていません。

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表紙

特集中高一貫校&塾

緩和予測から一転、2025年の中学入試は関東、関西とも史上最高レベルの激戦となる見込みだ。近年は「中堅校」への注目が高まり、受験者層が拡大。今後数年間は中学受験ブームが継続すると予想されている。偏差値やブランドだけではない、わが子が成長する…

特集2武田薬品リストラ 最終章

国内製薬最大手であり、グローバル企業へと脱皮を果たした武田薬品工業のリストラが最終章を迎えている。今まさに動いている大リストラを詳報するとともに、賛否渦巻くこの10年のクリストフ・ウェバー社長CEO(最高経営責任者)による経営や改革を検証し…