記事一覧:特集7046

  • 特集 Part2
    【Column】 「社員をほれさせんかい!」で 変身した“チンピラ社長”

    2013年06月22日号  

    「よくぞここまでやりました。私だったらもっと最初のころにつぶされていたかもしれません」。稲盛氏がそうコメントするほど、壮絶なエピソードだった。岡山での塾長例会で経営発表をした三和デンタル(東京都大田区)の菅沼佳一郎社長。入れ歯などの歯科技工品を製造している。7人兄弟の4男として北海道稚内に生まれる。日雇い仕事に従事し、毎日飲んだくれて暴力的だった父親は石炭小屋で自殺。第1発見者は中学1年だった菅沼社長だった。残された母親は、凍った魚を加工する過酷な仕事で、子どもたちを育てた。母親に楽をさせようと、中卒で札幌に働きに出たが、若さ故に誘惑に負け、時には警察の世話になるほどの自堕落な生活に浸ってしまう。

  • 特集 Part3
    【JAL】 アメーバとフィロソフィが 3万2000人の意識を変えた

    2013年06月22日号  

    エリートが多く官僚的で頭でっかち。乗り込んでも再生は難しいといわれた日本航空だったが、独特の経営手腕と、人の心をつかむ稲盛マジックが3万2000人の意識を変えた。

  • 特集 Part3
    植木義晴(日本航空社長)インタビュー

    2013年06月22日号  

    グループ全社員3万2000人にフィロソフィ手帳が配布されたのは、稲盛会長が就任してから1年後の2011年1月のことだ。それまで稲盛会長は、会議の合間を縫っては現場を歩いていた。現場に到着してあいさつをお願いしようと振り向くと、すでに各テーブルを回って社員と握手をしている。講話の後には、必ずコンパ(飲み会)を開催し、質問や意見には諭すように答えるときもあるし、強烈に叱るときもあったが、最後にはしっかりとファンを増やして帰っていく。フィロソフィ手帳を配布したときは、社員の間には稲盛経営を受け入れる土壌が出来上がっていたと思う。

  • 特集 Part2
    【「稲盛哲学」はいかにして形成されたか】 働くことで「魂を磨く」 人々の共感を得た“稲盛教”

    2013年06月22日号  

    すべての判断基準は「人間として何が正しいか」──。多分に宗教色を帯びた稲盛氏の経営哲学はどこから来たのか。松下幸之助氏や稲盛氏などの経営思想を研究する専門家が分析する。

  • 特集 Part2
    【Column】 母校の鹿児島大学で 受け継がれる稲盛経営

    2013年06月22日号  

    「経営者は自らを高め、社員に尊敬されなければならない」教室のスクリーンに映し出された稲盛和夫氏の言葉を、受講生は真剣な顔つきでノートに取っていく。稲盛氏の母校の鹿児島大学で、地元の社会人向けに稲盛経営を教える講座が今年から始まった。稲盛氏を研究する奥健一郎教授や吉田健一准教授らが講師を務め、若手経営者など約30人が週末に集う。

  • 特集 Part2
    原則は「人としての正しさ」 稲盛和夫の来し方行く末

    2013年06月22日号  

    鹿児島生まれのガキ大将は、人生の節目で何を考え、いかにして名経営者への階段を上っていったのか。そして、日本航空の再建を成し遂げ、次には何をやろうとしているのか。

  • 特集 Part2
    【Column】 西郷隆盛に大久保利通 稲盛哲学に生きる薩摩の偉人

    2013年06月22日号  

    「初めて会ったときは、背も小さく、普通の鼻垂れ小僧だった。まさか、あそこまで偉くなるなんて」稲盛和夫氏の小学校時代の同級生、岩重和義さん(81歳)は、感慨深そうに振り返る。1938年4月、鹿児島市立西田小学校に入学し、初めて足を踏み入れた1年2組の教室で隣の席に座っていたのが稲盛氏だった。稲盛氏とは小学4年生まで同じクラス。岩重さんの兄と、稲盛氏の実家が共に印刷屋だったことから共通の話題が生まれ、よく会話していたという。

  • 特集 Part2
    【ドキュメント盛和塾】 “魂”で結ばれた結束力 中小企業経営者の熱き勉強会

    2013年06月22日号  

    稲盛経営を学び合う中小企業経営者の勉強会「盛和塾」。30年の歴史を重ねるその学びの場は、実に熱い。月に1度、塾長の稲盛氏を招いて開かれる「塾長例会」の様子をお伝えする。

  • 特集
    解剖 稲盛経営

    2013年06月22日号  

    京セラ、KDDIを創業し、すでに名経営者としての盛名を固めていながら、78歳にしてあえて火中の栗を拾うように日本航空の再建を引き受け、見事成功に導いた──。中小企業の経営者を中心に信奉者は多く、その経営哲学を学ぶ「盛和塾」のメンバーはいまや8000人を超す。そんな稲盛和夫氏の経営哲学を徹底解剖する。

  • 特集 Part1
    稲盛和夫インタビュー

    2013年06月22日号  

    京セラ、KDDIを創業し、日本航空では会社更生法の適用から2年で営業利益2000億円というV字回復をやってのけた。希代の名経営者に改革の神髄を聞く。

  • 特集 Part4
    【Book Guide】 稲盛経営がよりわかるお薦めの本

    2013年06月22日号  

    本誌では稲盛経営の本質を示したが、稲盛和夫氏の生き方や経営哲学をより深く学びたいという読者に向け、関連する書籍を紹介する。なお、選書はより安価で手に入れやすい文庫版や新装版を中心にした。

  • 特集 Part4
    【ケアサービス】 介護事業に至要たる 「人格を高める」こと

    2013年06月22日号  

    若いころから独立志向が強かったケアサービスの福原敏雄社長は、自動車の整備士を経て、26歳のときに起業した。選んだ仕事は、自治体から委託を受け、布団乾燥機を携えて寝たきり老人のいる家庭を訪問するというもの。やがてその仕事が発展し、訪問入浴サービスを展開するようになった。

  • 特集 Part4
    【エイブル】 原発作業を支えた 燃える闘魂と使命感

    2013年06月22日号  

    忘れもしない2011年3月11日に起きた東日本大震災。この日を境に、エイブルの佐藤順英社長と社員の生活は一変した。エイブルは、福島県双葉郡に本社を置き、全国にある原子力発電所の建設やメンテナンスを請け負う会社である。事故のあった福島第1原発の制御棒と非常用発電装置も管理していた。

  • 特集 Part4
    【神戸合成】 社員の幸福追求し 利益率10%超に

    2013年06月22日号  

    会社はトップの器以上には成長しない──。自動車用コーティング剤などの製造・販売を手がける神戸合成の宮岡督修社長は、稲盛氏の言うこの言葉の重みをあらためてかみしめている。

  • 特集 Part4
    【関水金属】 社内言語を共通化 納期遅れゼロ実現

    2013年06月22日号  

    鉄道模型の「KATO」ブランドで国内外に知られる関水金属。1957年創業の老舗メーカーに、稲盛流の経営がいま新風を吹き込んでいる。加藤浩社長が、父で創業者の加藤祐治さん(現会長)からバトンを受けたのは2004年。当時、業績は悪くなかったが、納期遅れなどの課題を抱えていた。

  • 特集 Part3
    堺屋太一(作家)インタビュー

    2013年06月22日号  

    稲盛さんと初めて出会ったのは1980年ごろでした。妻と共に訪れたパリで、同じく稲盛さん夫婦と一緒になったんです。そのときの、今でも忘れられない光景があります。稲盛さんが夫人の買った荷物を持って、免税手続きするんだと言って走っていく姿です。大企業の社長が、秘書に頼むのでなく自ら荷物を抱えて走る。しかもその後、夫婦2人で観光バスに乗りに行った。特別の車も用意されていたのに、一般の観光バスに乗るというんです。目線が庶民的で、一般感覚を持ったすごい人だと思いました。それが第一印象です。

  • 特集 Part4
    稲盛流「成功の方程式」

    2013年06月22日号  

    稲盛和夫氏は決して「明日から使える経営ノウハウ」など教えない。最新のマーケティング理論などとも無縁だ。ただ、自身が人生について自問自答する中から生まれてきた哲学を、企業経営の基本に置くことを説くのである。

  • 特集 Part4
    【俺の】 飲食業に革命起こす ブックオフ創業者

    2013年06月22日号  

    ミシュランの星付きレストランのシェフが腕を振るったフレンチやイタリアンを立ち席で、格安で楽しめる。そんな型破りのレストラン「俺のフレンチ」「俺のイタリアン」が話題を呼んでいる。東京都内に現在15店舗。いずれも行列が絶えない大人気ぶりだ。

  • 特集 Part4
    【大峰堂薬品工業】 逆境も景気も自ら変えられる

    2013年06月22日号  

    創業1900年の老舗漢方薬メーカー、大峰堂薬品工業で5代目社長を務めるのが辻将央社長だ。先々代の父親は辻社長が10歳のときに交通事故で急逝、専業主婦から社長に就任した祖母の代を経て、29歳の若さで社長を継いだ。

  • 特集 Part4
    【ミヤジマ】 事故対応を支えた 社長としての勇気

    2013年06月22日号  

    「日々心がければ必ず会社がよくなるから、書き写せ」。滋賀県多賀町でシャフトの鍛造を手がけるミヤジマの宮嶋誠一郎社長は、15年前に稲盛氏の教えを記した手帳を、今も大切に持ち歩いている。

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記者の目

  • 編集部 竹田幸平

    新妻に現ナマをプレゼントした誕生日の夜

     特集取材中に私の新妻が誕生日を迎えた際、本人の希望もあって、初めてプレゼントに現金を渡しました。彼女は以前から「投資に意欲がある」と言いながらも実践には踏み出せていなかった未経験者。「もらったお金で始めてみたい」と言うので、それなら10月に申し込み開始の「つみたてNISA」に活用してくれればと考えました。
     わが家も資産形成を始めるべく、現ナマ入りの封筒を持って臨んだ誕生日の夜。焼き肉を食べ終え、デザート代わりに〝贈り物〟を差し出したものの、封を開けた時の反応は「…これだけ?」。新制度の詳細をまだ知らず、彼女の「投資」の念頭にあったのは桁が一つ違ったようです。結局、別途かばんを買わされることになりました。

  • 編集長 深澤 献

    週刊ダイヤが株特集を組むとなぜ株価はピークを打つのか

    「週刊ダイヤが株特集を組むとなぜ株価はピークを打つのか」。2013年5月25日号の特集「経済ニュースを疑え!」に、そんな自虐的な記事を載せ、当時結構な話題となりました。
     実際、これは市場関係者の間で語られるブラックジョークの一つ。その大きな原因は、本誌に限らず経済誌が株特集を組むのは大体5月ごろで、最新の決算情報を基に株価予想をするからというのが自己分析です。決算数値が発表された瞬間に株価はそれを織り込んでおり、雑誌が出たころの株価はもう別の要因で推移しているというわけです。
     ただし、今号についてはご心配なく。「長期・分散・少額」をキーワードに、相場の短期的な動きに惑わされない投資の勧めです。

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