記事一覧:後藤謙次 永田町ライヴ!310

  • 権力構造を変える再々改造は事実上の「古賀・菅連合内閣」

    後藤謙次 永田町ライヴ!
    権力構造を変える再々改造は事実上の「古賀・菅連合内閣」

    2017年08月12日号  

    内閣支持率の急落を受けて再起を目指す第3次安倍再々改造内閣は、その顔触れから事実上の「古賀・菅連合内閣」と呼んでいいかもしれない。官房長官の菅義偉(68)と自民党岸田派の実質的なオーナーである元幹事長の古賀誠(77)の影響力が色濃く反映されているからだ。

  • ダブル補選と内閣支持率急落が絡み合い急浮上する電撃解散説

    後藤謙次 永田町ライヴ!
    ダブル補選と内閣支持率急落が絡み合い急浮上する電撃解散説

    2017年08月05日号  

    政界に「補選地獄」という言葉がある。たった1議席を争う選挙の勝敗が重要政策や政権の命運を左右するからだ。今なお語り継がれる、日本税制史にその名を残す補欠選挙がある。一つは1987年3月の「岩手ショック」だ。現職参院議員の死去に伴う参院岩手選挙区の補選。保守王国といわれた岩手で自民党は社会党に惨敗した。

  • 反自民の受け皿になれない民進小池知事との連携にもハードル

    後藤謙次 永田町ライヴ!
    反自民の受け皿になれない民進 小池知事との連携にもハードル

    2017年07月29日号  

    「民進党よ、どこへ行く」(元防衛相、北澤俊美)。かつての民主党政権で閣僚を経験した実力者たちの嘆きが止まらない。自民党に代わって政権を担う野党第1党として、旧民主党を軸に維新の会の一部議員などが合流して民進党が結党されたのが昨年3月。盤石を誇った「安倍1強」が内閣支持率の急落に遭遇し、まさに「民進党の出番」という絶好のチャンスが到来した。

  • 内閣改造は「専守防衛」でも活路が見えない「守りの安倍」

    後藤謙次 永田町ライヴ!
    内閣改造は「専守防衛」でも 活路が見えない「守りの安倍」

    2017年07月22日号  

    「来月に入ったら早々に党役員人事と内閣改造を断行し、人心を一新する考えです」。9日午前(日本時間同日夕方)、首相の安倍晋三は訪問先のスウェーデン・ストックホルムで、記者団に内閣改造の断行を明言した。もともと自民党内に8月3日改造説が流れていたが、首相自身が直接口にするのは極めて異例のことだった。

  • “参院のドン”が「経世会」の結成30周年会合を欠席した理由

    後藤謙次 永田町ライヴ!
    “参院のドン”が「経世会」の 結成30周年会合を欠席した理由

    2017年07月15日号  

    「問題発言をした大臣(防衛相の稲田朋美)を選挙中に首にしておけば、自民党はこんなに負けはしなかった。このままでは自民党は駄目になる。こういうタイミングでこの種の会合が開かれたことを好機と捉えて奮起をしてほしい」

  • 安倍首相が改憲案の前倒し発言透ける「年内解散」に向けた思惑

    後藤謙次 永田町ライヴ!
    安倍首相が改憲案の前倒し発言 透ける「年内解散」に向けた思惑

    2017年07月08日号  

    「築城3年落城1日」──。首相の安倍晋三は通常国会閉会直後の6月20日、自民党役員会で自らを戒めるようにこうあいさつした。そしてこうも付け加えた。「国民の信頼が得られるよう丁寧に説明する努力を積み重ねる原点に立ち返り、政権政党として責任を果たしていかなければならない」

  • 支持率急落で首相が「反省の弁」それでも止まらぬ内部文書流出

    後藤謙次 永田町ライヴ!
    支持率急落で首相が「反省の弁」 それでも止まらぬ内部文書流出

    2017年07月01日号  

     「つい強い口調で反論してしまう私の姿勢が、結果として政策論争以外の話を盛り上げてしまった。深く反省している」通常国会閉会を受けて記者会見に臨んだ首相の安倍晋三が最初に口にしたのは、「反省の弁」だ。6月19日夕、首相官邸の記者会見場はいつもとは違う緊張した空気が支配していた。強気一辺倒の安倍がなぜ低姿勢に転じたのかは言うまでもない。この日報じられた新聞各紙の世論調査の結果だ。内閣支持率の下落幅はほぼ10ポイント前後。下落率の高い順に並べてみる。

  • 「共謀罪」成立を強行した自民が都議選で強いられる守りの選挙

    後藤謙次 永田町ライヴ!
    「共謀罪」成立を強行した自民が都議選で強いられる守りの選挙

    2017年06月24日号  

    「明日からは平身低頭、言葉を慎む……」。首相の安倍晋三は6月13日夜の会合でこんな言葉を漏らしたという。場所は東京・赤坂の中華料理店「榮林」。2階の個室には経済産業相の世耕弘成、自民党総裁特別補佐の西村康稔ら細田派の議員を中心に気の置けない安倍側近たち十数人が集まった。

  • 天皇退位、総裁選、衆院選憲法改正発議までの長い道のり

    後藤謙次 永田町ライヴ!
    天皇退位、総裁選、衆院選 憲法改正発議までの長い道のり

    2017年06月17日号  

    東京・永田町の自民党本部5階にある会議室。過去、選挙制度改革法の制定など党を二分する激論が繰り返された場所である。6日午後4時すぎ。この会議室で今後の国の在り方を変えることになるかもしれない会合が開かれた。「自民党憲法改正推進本部」(本部長・保岡興治)。憲法改正に強い意欲を見せる首相、安倍晋三の肝いりで大改編が行われた推進本部の初会合だ。大きな特徴は保岡ら旧来の推進本部の幹部に加えて、安倍が派遣したお目付け役のような顔触れがそろったことだ。

  • 沈黙していた政官双方から異論加計学園問題が招く想定外反応

    後藤謙次 永田町ライヴ!
    沈黙していた政官双方から異論 加計学園問題が招く想定外反応

    2017年06月10日号  

    終盤国会に入って首相の安倍晋三が守りに回る場面が目立つ。学校法人加計学園の獣医学部新設をめぐる安倍によるトップダウンの決定に、「異議申し立て」が続くからだ。  加計学園の理事長、加計孝太郎とは安倍自身が「腹心の友」と呼ぶ間柄。その加計が目指していた愛媛県での獣医学部新設が52年ぶりに認められた。「李下に冠を正さず」の言葉を引用するまでもなく、安倍に不信の目が向けられても仕方がない。もちろん安倍は繰り返し反論する。

  • 共謀罪に加計学園問題まで炎上予想以上に高い「6月の壁」

    後藤謙次 永田町ライヴ!
    共謀罪に加計学園問題まで炎上 予想以上に高い「6月の壁」

    2017年06月03日号  

    「3・6・9が危ない」──。マージャンのことではない。日本の政治の流れを読み解くキーワードといっていい。「3・6・9」の意味は説明するまでもないだろう。3月、6月、9月を指す。つまり日本の政治はバイオリズムのようにこの三つの月に大きなヤマ場を迎える。

  • 「拡大麻生派」が自民第2派閥へ膨張作戦で浮かんだある限界

    後藤謙次 永田町ライヴ!
    「拡大麻生派」が自民第2派閥へ 膨張作戦で浮かんだある限界

    2017年05月27日号  

    「こうして100歳近くとなり、いつ果てるとも分からぬ人生行路にあって、なお、私にはこの国の行く末に対する尽きぬ思いがあります」朗々とした声はその場を圧倒した。5月27日に満99歳を迎える元首相、中曽根康弘の「白寿を祝う会」でのことだ。

  • 中身も仕組みも陣容も一新か首相が起こした「改憲クーデター」

    後藤謙次 永田町ライヴ!
    中身も仕組みも陣容も一新か 首相が起こした「改憲クーデター」

    2017年05月20日号  

    首相、安倍晋三の「花道戦略」といっていいだろう。安倍は5月3日の「読売新聞」の朝刊と、それに続く東京都内で開かれた憲法改正を訴える会合でのビデオメッセージを通じて憲法改正をぶち上げた。「2020年を新しい憲法が施行される年にしたい」「憲法9条1項、2項を残しつつ、自衛隊を明文で書き込む考え方は国民的議論に値する」

  • 暴言続きの復興相更迭が生んだ安倍首相と二階幹事長の溝

    後藤謙次 永田町ライヴ!
    暴言続きの復興相更迭が生んだ 安倍首相と二階幹事長の溝

    2017年05月13日号  

    まさに「立すいの余地もない」という言葉通りの光景が広がった。東京・紀尾井町のホテルニューオータニ「鶴の間」。4月25日午後6時すぎから始まった自民党二階派(志帥会)のパーティーは約4500人の参加者で埋め尽くされた。

  • かじ取り難しい日米経済対話米副大統領は日米FTAに言及

    後藤謙次 永田町ライヴ!
    かじ取り難しい日米経済対話 米副大統領は日米FTAに言及

    2017年04月29日号  

    「日米が安保と経済を車の両輪としてやっていくことを国際社会に見せつけた会談だった」──。4月18日夕、副総理兼財務相の麻生太郎と米副大統領マイク・ペンスとの初の「日米経済対話」に同席した政府高官の一人は会談直後にこんな感想を漏らした。

  • シリア攻撃・北朝鮮有事で日本の外交はジレンマに直面

    後藤謙次 永田町ライヴ!
    シリア攻撃・北朝鮮有事で日本の外交はジレンマに直面

    2017年04月22日号  

    「心配している面と圧力を加えてほしいという両面がある」(日本政府高官)シリア攻撃から一転して北朝鮮への圧力を強める米トランプ政権に対して日本政府内に複雑な感情が交錯する。前米大統領のバラク・オバマは「戦略的忍耐」を掲げ、北朝鮮に対して静観の構えを貫いた。その結果、北朝鮮は弾道ミサイルの発射と核実験を繰り返し、能力を格段に高めてきた。日本政府内にも強い不満があった。

  • 北朝鮮の暴走機関車化と韓国の大統領選は日本に決定的な影響

    後藤謙次 永田町ライヴ!
    北朝鮮の暴走機関車化と韓国の大統領選は日本に決定的な影響

    2017年04月15日号  

    ここ数カ月、同じような光景を何度、目にしたことか。4月5日午前8時前。官房長官の菅義偉が首相官邸に駆け込み、記者会見に臨んだ。「今回の弾道ミサイル発射は国連安全保障理事会決議への明白な違反だ。わが国としては、このような北朝鮮による度重なる挑発行為を断じて容認できず、北朝鮮に対し厳重に抗議した」

  • 森友問題でも支持率は高止まり背景に安倍1強のライバル不在

    後藤謙次 永田町ライヴ!
    森友問題でも支持率は高止まり 背景に安倍1強のライバル不在

    2017年04月08日号  

    大阪の学校法人「森友学園」(理事長・籠池泰典)をめぐる問題では、これまでにない奇妙な現象が起きている。内閣支持率が「思ったほど落ちていない」(政府高官)ことだ。一時的には籠池の「昭恵夫人を通じて首相から100万円の寄付を受けた」との発言を受けて支持率低下があったが、籠池のワンマンショーにも見えた衆参両院での証人喚問後は、「日本経済新聞」の世論調査のように微増したところもあった。森友問題後の各社の世論調査での数字(単位は%)は次の通り。

  • 逆風3点セットで支持率低下急浮上する「ミニ内閣改造論」

    後藤謙次 永田町ライヴ!
    逆風3点セットで支持率低下 急浮上する「ミニ内閣改造論」

    2017年04月01日号  

    「安倍1強」がギシギシと音を立てて揺れている。首相の安倍晋三が政権に復帰して4年余。アリの這い出る隙もないほど盤石に見えた政権に予想外の穴があったことが露呈した。報道各社が行った直近の世論調査で、内閣支持率が軒並み低落した。その要因はいわば「逆風3点セット」だ。(1)森友問題をめぐる安倍と夫人の昭恵、(2)“共謀罪”法案と法相の金田勝年、(3)南スーダンのPKO日報問題と防衛相の稲田朋美──。

  • 都議選で「小池・公明連合」きなくさくなる自公連立の関係

    後藤謙次 永田町ライヴ!
    都議選で「小池・公明連合」 きなくさくなる自公連立の関係

    2017年03月25日号  

    自民党と公明党の関係が何やらきなくさくなってきた。3月13日、7月の東京都議会議員選挙をめぐって東京都知事、小池百合子が事実上率いる「都民ファーストの会」と、都議会公明党が候補者を相互に推薦することで合意したからだ。「小・公連合」の成立といっていい。

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記者の目

  • 編集部 鈴木崇久

    社長の仕事と自分の仕事の共通点

     誰も知らない重要な情報を届けたい。そんな仕事なので、公表資料にはあまり興味がそそられません。
     ただ、今回はランキングの作成に当たって、投資家向けの社長メッセージを読み込みました。「そこに社長の力量がにじみ出る」という取材先の助言があったからです。
     確かに個性が出ていて面白い。特に印象に残ったのは丸井グループの青井浩社長。冒頭から「小売・金融一体の独自のビジネスモデル」がなかなか投資家に納得してもらえないと打ち明けて引き付け、動物でも植物でもあるミドリムシと同様、小売・金融両方あっての丸井だと力説します。
     分かりやすく、面白く要点を伝えることが重要なのは自分の仕事も同じ。勉強になりました。

  • 編集長 深澤 献

    一番難しいのは正しく褒める記事

    「良い社長」といっても、誰にとってなのかで結果は変わってきます。相手は株主・投資家なのか、従業員なのか、あるいは顧客・取引先か。また、アンケート方式なら回答者の属性に左右されるでしょうし、複数の指標の積み上げならその〝設計〟がものをいいます。
     今回は株主総会シーズンに合わせ、対投資家、つまり株式市場における最優秀社長をランキングしてみました。
     新人記者時代、上司に「企業記事というのは、粗を探して批判するのは簡単で、それでいて賢そうに見える。でも一番難しいのは正しく褒める記事なんだ」と教えられました。本誌にしては珍しく(?)、“良い順”のランキング。上位の方々に気味悪がられなければいいのですが。

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