記事一覧:後藤謙次 永田町ライヴ!334

  • 朝鮮半島情勢で激しい神経戦「平壌五輪」と化した平和の祭典

    後藤謙次 永田町ライヴ!
    朝鮮半島情勢で激しい神経戦 「平壌五輪」と化した平和の祭典

    2018年02月24日号  

    「平昌(ピョンチャン)五輪ではなく平壌(ピョンヤン)五輪ではないか」──。韓国国内でもこんな疑念が表面化していた平昌で開催中の冬季五輪。予想通り北朝鮮ペースの「五輪外交」が展開された。韓国と北朝鮮が合同チームを編成、開会式では「統一旗」が使用された。“美女軍団”と呼ばれる応援団や芸術団も北朝鮮から送り込まれた。

  • 幹部投入、自公共闘に“隠し玉”総力戦で勝利した名護市長選

    後藤謙次 永田町ライヴ!
    幹部投入、自公共闘に“隠し玉” 総力戦で勝利した名護市長選

    2018年02月17日号  

    「ここで負けていたら後々大変なことになっていた」──。官房長官の菅義偉は2月4日深夜、沖縄・名護市長選で与党推薦候補が勝利した直後に周辺にこう語った。米軍普天間飛行場の移設先に決まっている名護市での敗退は安倍政権の行方にも直結しかねないほどの重みがあったからだ。

  • 33年ぶりの「2月政変」額賀派で激化する会長降ろし

    後藤謙次 永田町ライヴ!
    33年ぶりの「2月政変」 額賀派で激化する会長降ろし

    2018年02月10日号  

    自民党の額賀派(平成研)が揺れている。原因は党内第3派閥ながら会長の元財務相、額賀福志郎の求心力が急速に低下、「額賀降ろし」が表面化したからだ。額賀派は元首相の田中角栄が率いた旧田中派の覇権を竹下登が握って結成した旧竹下派(経世会)の流れをくむ。竹下をはじめ橋本龍太郎、小渕恵三、さらに自民党を離れた羽田孜という4人の首相を輩出した名門派閥だった。しかし額賀が会長に就任した2009年以降は、往年の名門派閥は見る影もなくなった。その不満の蓄積が「額賀降ろし」に発展した。

  • 「外圧」に加えて「党内圧」まで首相の平昌五輪出席めぐる攻防

    後藤謙次 永田町ライヴ!
    「外圧」に加えて「党内圧」まで 首相の平昌五輪出席めぐる攻防

    2018年02月03日号  

    「韓国は北朝鮮にもてあそばれずに済むか」。これは1月8日付の「ニューヨークタイムズ」紙に掲載された署名コラムの見出しだ。このコラムの筆者は、北朝鮮は何の対価を示すことなく韓国との南北会談を実現、北朝鮮が最も嫌がる米韓合同軍事演習の延期を勝ち取ったと指摘している。それどころか2月9日に開会式が行われる平昌(ピョンチャン)五輪を“人質”に取るように、女子アイスホッケーでは南北合同チームの編成、開会式の入場行進を含め韓国の国旗である太極旗は使わず、さらには五輪とは直接関係のない北朝鮮の芸術団の派遣まで受け入れさせた。

  • 自民党内の憲法改正議論は事実上の総裁選の前哨戦

    後藤謙次 永田町ライヴ!
    自民党内の憲法改正議論は 事実上の総裁選の前哨戦

    2018年01月27日号  

    第196回通常国会が22日に召集され、150日間の長丁場の論戦が始まる。今年は久々に国政選挙とは無縁の国会となるが、6月20日の会期末の政治状況はかなりドラマチックなものになっているに違いない。閉幕後に政治状況を大きく変える重要日程がめじろ押しだからだ。

  • 自民党総裁選は「安倍3選」が濃厚だが、世論と外交に死角

    後藤謙次 永田町ライヴ!
    自民党総裁選は「安倍3選」が濃厚だが、世論と外交に死角

    2018年01月20日号  

    2018年最大の政治イベントは言うまでもなく、9月に予定される自民党総裁選だ。焦点は首相の安倍晋三が3選を果たすかどうかにあるが、今のところ安倍の眼前に立ちはだかる有力候補は見当たらない。自民党幹事長の二階俊博は5日の新年仕事始めから安倍の支持を明確にした。

  • 北朝鮮情勢は春から夏にヤマ場背景には米朝双方の国内問題

    後藤謙次 永田町ライヴ!
    北朝鮮情勢は春から夏にヤマ場 背景には米朝双方の国内問題

    2018年01月13日号  

    「差し迫る脅威となった北朝鮮にどう立ち向かっていくか、その一年だった」年末に「2017年報道写真展」を訪れた首相の安倍晋三は昨年一年を振り返ってこんな感想を語った。日本の政治・外交は2018年も同様に、安倍が「国難」と呼んだ北朝鮮情勢を軸に展開するのは間違いないだろう。

  • 税制改正は党内議論軽視で進み最優先されたのは「官邸税調」

    後藤謙次 永田町ライヴ!
    税制改正は党内議論軽視で進み 最優先されたのは「官邸税調」

    2017年12月23日号  

    「自民党が革命と言ったらおしまいだ。保守の考えとは全く相いれない」自民党の税制調査会の幹部は憤まんやる方ない思いを語る。首相の安倍晋三の肝いりでまとめられた政府の看板政策、「人づくり革命」と「生産性革命」の具体化に向けた政策パッケージのことだ。

  • 天皇陛下の退位日程が決まり浮上する「2019年問題」

    後藤謙次 永田町ライヴ!
    天皇陛下の退位日程が決まり 浮上する「2019年問題」

    2017年12月16日号  

    昭和から平成の橋渡しを担ったのは元首相の竹下登。平成元(1989)年に日本の税制史上初めて消費税を導入したのも竹下だった。その竹下は「政治の職人」と呼ばれた。凡人では思い付かない緻密なシナリオで大きな政治目標を達成していたからだ。それを支えたのがいわゆる「竹下カレンダー」だった。

  • 脱走、漂着、密貿易…北朝鮮で連続的に異変が発生

    後藤謙次 永田町ライヴ!
    脱走、漂着、密貿易… 北朝鮮で連続的に異変が発生

    2017年12月09日号  

    北朝鮮が長い沈黙を破って再び弾道ミサイルを発射した。11月29日午前3時18分ごろ、ミサイルは北朝鮮西岸から高い軌道を描いて青森県沖約250キロメートルの日本海に落下した。飛翔時間は50分を超えた。

  • 北朝鮮をテロ支援国家に再指定米国の圧力を日本が支持する訳

    後藤謙次 永田町ライヴ!
    北朝鮮をテロ支援国家に再指定 米国の圧力を日本が支持する訳

    2017年12月02日号  

    「北朝鮮は核で世界を威嚇しているだけでなく、国際テロを繰り返してきた。何年も前に再指定されるべきだった」。米大統領のドナルド・トランプは11月20日の閣議で、北朝鮮を「テロ支援国家」に再指定することに踏み切った。トランプは北朝鮮が核実験や弾道ミサイル発射を繰り返し、2月には最高指導者、金正恩の異母兄、金正男がマレーシアで殺害されたことを激しく非難しており、再指定は時間の問題とみられていた。米大統領報道官のサンダースはトランプの北京入り直前に同行記者団にこう明言している。

  • 公明党の小池離れと官邸との溝都知事に立ちはだかる二大障害

    後藤謙次 永田町ライヴ!
    公明党の小池離れと官邸との溝 都知事に立ちはだかる二大障害

    2017年11月25日号  

    「秋の日はつるべ落とし」──。そんな秋の夕日と重なるのが「希望の党」共同代表だった東京都知事の小池百合子。14日夕、衆議院第1議員会館で開かれた希望の党の両院議員総会で自らの進退に触れた。 「創業者の責任として代表でスタートしたけれど、これからは皆さまにお任せする」小池が絶大な人気を背景に、国政への進出を明言したのは9月25日。首相の安倍晋三が衆院解散を表明する記者会見に先んじて小池が声を上げた光景は強烈だった。

  • 日米首脳が2日で4回も食事蜜月強調で影響力増大の思惑

    後藤謙次 永田町ライヴ!
    日米首脳が2日で4回も食事 蜜月強調で影響力増大の思惑

    2017年11月18日号  

    「トランプ狂騒曲」が終わった。露払い役の長女、イバンカ・トランプと入れ替わるように5日に来日した米大統領のドナルド・トランプは、日本中を席巻した。過去に多くの米大統領が来日しているが、良くも悪くもこれほど話題を振りまいた大統領はいなかった。随所にハリウッド映画さながらの派手な演出のにおいが付きまとった。

  • 民進党代表に「元祖中間派」遠く険しい野党勢力の復活

    後藤謙次 永田町ライヴ!
    民進党代表に「元祖中間派」 遠く険しい野党勢力の復活

    2017年11月11日号  

    勝者がいれば敗者がいる。衆院総選挙で大勝を果たした自民党総裁でもある安倍晋三(63)は余裕しゃくしゃく。早々に党執行部と全閣僚の再任を決定、1日召集の特別国会で第98代の内閣総理大臣に指名され、第4次安倍内閣を発足させた。これに対して敗者の“戦後処理”は難しい。選挙前には野党第1党だった民進党が四つに分かれ、大混乱の中の後始末だからだ。

  • 党副総裁の続投表明に透ける首相が描く改憲スケジュール

    後藤謙次 永田町ライヴ!
    党副総裁の続投表明に透ける首相が描く改憲スケジュール

    2017年10月28日号  

    「幕が上がったときには芝居は終わっていた」。使い古された永田町の常とう句通りの展開で衆院選挙はゴールを迎えた。首相の安倍晋三が衆院解散を最終決断し、新聞各紙が報じたのは9月17日。わずか1カ月余で終幕というスピードだった。

  • 自民党優位、希望の党苦戦の裏で注目高まる無所属ネットワーク

    後藤謙次 永田町ライヴ!
    自民党優位、希望の党苦戦の裏で 注目高まる無所属ネットワーク

    2017年10月21日号  

    やはり選挙は怖い。時々刻々と情勢が変わる。東京都知事の小池百合子による「小池劇場」で始まった衆院選挙は、10日の公示前後から様相が一変した。12日付の在京6紙の朝刊の見出しがそれを証明する。 「自民堅調 希望伸びず」(朝日新聞)、「自公300超うかがう 希望伸び悩み 立憲に勢い」(毎日新聞)、「自民単独過半数の勢い 希望伸び悩み」(読売新聞)、「与党、300議席に迫る勢い 自民、単独安定多数も」(日本経済新聞)、「自公300議席うかがう 希望、伸び悩み」(産経新聞)、「自公堅調、希望伸び悩み」(東京新聞)。

  • 「希望の党」の三大失言が引き起こした民進党の3分裂

    後藤謙次 永田町ライヴ!
    「希望の党」の三大失言が 引き起こした民進党の3分裂

    2017年10月14日号  

    政治は政治家の一言で局面が大きく変わる。とりわけ選挙はたった一つの発言が決定的な影響を与える。 「衆院選は希望の党と一緒に戦う。名を捨てて実を取る決断に理解を頂きたい。誰かを排除するのではない」民進党代表、前原誠司のこの発言で始まった東京都知事、小池百合子が率いる希望の党と民進党の合流は、民進党の3分裂という想定外の場所に到達した。そこに至るまでのキーワードは紛れもなく前原が口にした「排除」という言葉だった。

  • 選挙戦の主導権握った小池新党舞台裏は「細川劇場パート2」

    後藤謙次 永田町ライヴ!
    選挙戦の主導権握った小池新党 舞台裏は「細川劇場パート2」

    2017年10月07日号  

    衆院解散は時として当事者ですら制御できない政治的エネルギーを生み、暴走を始める。首相の安倍晋三の「奇襲解散」もそうだ。想定外に東京都知事の小池百合子が衆院選挙へ“乱入”、解散権を行使した安倍すら主導権を握れないまま本番に突入した。ドラマは9月25日午後の小池会見から始まった。小池は上野動物園で誕生したジャイアントパンダの名前を発表する記者会見を設定、各メディアに広報した。パンダの“集客力”はいつの時代も群を抜く。「人寄せパンダ」ならぬ「記者寄せパンダ」の効果はてきめんだった。都政担当や政治部記者だけではない。週刊誌、スポーツ紙、あらゆるジャンルの記者、テレビレポーターたちが東京都庁に集結した。

  • 前代未聞の「トランプ解散」へ日程に伴う大きな北朝鮮リスク

    後藤謙次 永田町ライヴ!
    前代未聞の「トランプ解散」へ 日程に伴う大きな北朝鮮リスク

    2017年09月30日号  

    「大きな賭けになると思う」──。首相の安倍晋三自身が周辺にこう漏らしたようだ。安倍が決断した衆院解散のことだ。安倍には2014年にも今回同様の「奇襲解散」に踏み切り大勝を収めた成功体験がある。ただ、このときは解散に向けたある程度の予兆があったが、今回は全くの不意打ちだ。おそらく安倍の決断を事前に知っていたのは10人を超えないだろう。「敵を欺くには味方から」。それほど極秘に進められた解散シナリオだった。

  • 早期解散で楽観論と慎重論交錯首相のスタンスには微妙な変化

    後藤謙次 永田町ライヴ!
    早期解散で楽観論と慎重論交錯 首相のスタンスには微妙な変化

    2017年09月23日号  

    「やろうと思えばいつでもやれる」。自民党幹事長の二階俊博はここにきて周辺にこう漏らしている。言うまでもなく衆院解散総選挙のことだ。きっかけを与えたのは民進党の元政調会長、山尾志桜里の離党劇。前原誠司が代表に就任したばかりの民進党はいきなり出ばなをくじかれ迷走が始まった。

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記者の目

  • 副編集長 浅島亮子

    ゴーンさんのピークはいつだったのか?

     電撃的な逮捕劇から3日後。本来ならば、カルロス・ゴーン氏に単独インタビューをする予定になっていました。彼は、ありきたりの質問をするとつまらなそうな顔をするので、通常バージョンの取材よりも「3割増し」のアグレッシブな質問をするようにしています。
     今回考えていたのは、「ゴーンさんのピークはいつだったのか?」です。どうも急速に日産自動車への興味を失っているように見えたからです。
     一体ゴーン氏はどう回答していたのでしょうか。きっと、「今がピークに決まっている」 だったと思います。個人的には、「米ゼネラル・モーターズのCEOになりたかったの?」と質問したときの彼の笑顔が一番生き生きしていたような気がします。

  • 編集長 深澤 献

    気になる国内外のメディア論調の違い

     ゴーン氏批判一辺倒の国内報道に対し、海外はむしろ同氏に擁護的です。本誌と提携する米「ウォール・ストリート・ジャーナル」紙を読みながら、内外の論調の違いは気になっていました。
     今号では、在仏のコンサルタントの永田公彦氏も、日本特有の「集団手のひら返し」現象に苦言を呈しています。
     国内大手新聞のネタ元が検察であることは明白です。何しろゴーン氏の帰国を空港で待ち受けて、撮影していた新聞もあったくらいですから。
     しかしその検察も、現状の報酬の過少記載だけで立件できるかは微妙です。無罪となれば、国際的な世論を背景にゴーン氏の大反撃が始まるでしょう。そのとき、日産のみならず、日本のメディアは耐えられるでしょうか。

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