記事一覧:特集10409件
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特集 Part4
【44 SMBC日興証券】 [インタビュー] 清水喜彦(SMBC日興証券社長)
2018年12月29日号以前から不安定で、不確実で、不透明な時代であると考えてきましたが、こうした面がさらに強まるとみています。実は18年5月に、IMF(国際通貨基金)のラガルド専務理事が話していたことが非常に当を得ていたと思います。同氏はその時点で、世界経済を悪化させる要因が経済面で三つ、経済面以外で三つあると言いました。
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特集 Part4
【43 大和証券グループ本社】 [インタビュー] 中田誠司(大和証券グループ本社社長)
2018年12月29日号リスク要因を挙げれば切りがありませんが、世界経済の緩やかな拡大は19年も続くとみています。株価を考える際は日本の企業業績の行方が重要ですが、グループの大和総研でカバーする主要210社では18年度が8%、19年度は11%の経常増益予想。日本企業は4年連続の最高益更新が視野に入り、企業のEPS(1株当たり利益)の着実な増加が見込まれます。
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特集 Part4
【42 野村HD】 [インタビュー] 永井浩二(野村ホールディングスグループCEO〈最高経営責任者〉)
2018年12月29日号米国で利上げの打ち止め観測も出てきていますが、いずれにせよ利下げはないでしょうし、一方で日本も利上げはおそらくないので、為替レートはドル高円安が進み、1ドル=115~120円辺りになるでしょう。政治的な要素は読み切れないので断定はできませんが、極端な円高にでもならない限り、企業業績はプラス1桁台ぐらいで成長すると予想しています。
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特集 Part4
【41 証券〈予測〉】 大手証券が挑むビジネスモデル転換の道 安定的な収益基盤は築けるか
2018年12月29日号「あの野村さんが最終赤字とは」──。2018年10月末、業界関係者の間に驚きの声が広がった。長年にわたり絶対的な地位を築いてきた証券業界のガリバー、野村ホールディングスが発表した18年4~9月期の連結決算(米国会計基準)で最終損益が60億円の赤字となり、上半期として実に7年ぶりの最終赤字へと転落したからだ。
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特集 Part1
今こそ、学問のすすめ!
2018年12月22日号「不幸じゃないけど、割と不安」「常に“このままでいいのか”と漠然と思っている」。あるいは、もっと具体的に「自分は頑張っているつもりなんだけど……。なかなか結果が出ない」と悩んでいる。働く人たちの中には、こんな人も多いのではないかと思います。そんな人たちに、ぴったりの本があります。いや、さらに言えば、老若男女、全ての日本人にお薦めといえる本があります。福沢諭吉の書いた『学問のすすめ』です。
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特集
超訳! 学問のすすめ
2018年12月22日号日本最大の思想家とも評される福沢諭吉。多数の著作で日本人を啓蒙し、日本という国家を近代化に導きました。そして、その教えはいつの時代にも色あせることはありません。いや、むしろ現代に働く人にこそ役立つアドバイスばかりなのです。さあ、早速、学問のすすめ!
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特集 Part3
【おカネ編】 お金をコントロールするのであって、お金にコントロールされないようにする。 そうして、お金が独立の精神にとって、わずかな障害にもならないようであってほしいと願っているのです。 (『学問のすすめ』)
2018年12月22日号諭吉は明治時代の偉人で、しかも「勉強せよ!」と言っていた。そう聞くと、諭吉は「おカネなんて必要ない」という清貧の思想を説いたと思われるかもしれません。それは不正解です。おカネをためて、しかも消費しなさいとアドバイスしているのです。
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特集 Part4
エピローグ
2018年12月22日号最後まで読んでいただきありがとう。さてあなたはどう思いましたか?身につまされる?
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特集 Part3
【コミュニケーション編】 栄誉や人望は積極的に求めるべきものでしょうか。 その通り。努力してこれを求めなさい。 (『学問のすすめ』)
2018年12月22日号現代でこそ、人望やマネジメントについて指南する書籍はたくさんありますが、諭吉が書いたのは、株式会社という考えがようやく広がり始めた明治時代です。
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特集 Part2
福沢諭吉物語 【維新後】
2018年12月22日号福沢諭吉の人生を漫画で振り返る。
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特集 Part2
福沢諭吉物語 【幕末時代】
2018年12月22日号福沢諭吉の人生を漫画で振り返る。
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特集 Part2
福沢諭吉物語 【大阪時代】
2018年12月22日号福沢諭吉の人生を漫画で振り返る。
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特集 Part2
福沢諭吉物語 【長崎時代】
2018年12月22日号福沢諭吉の人生を漫画で振り返る。
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特集 Part2
福沢諭吉物語 【幼少時代】
2018年12月22日号福沢諭吉の人生を漫画で振り返る。
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特集 Part2
『学問のすすめ』は激変期に生まれた! 福沢諭吉の“途方もねえ”人生年表
2018年12月22日号幕末や明治維新といえば、ドラマの題材となるような激動の時代。この時代に諭吉はまさしく、「途方もねえ」人生を送りました。
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特集 Part2
諭吉ってどんな人?
2018年12月22日号お札になるほどの偉人は何を食べて誰を愛した?日本の近代化を導いた福沢諭吉の日常を紹介する。
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特集 Part3
【独立編】 独立の気概がない者は、必ず人に頼ることになる。 人に頼る者は、必ずその人を恐れることになる。(『学問のすすめ』)
2018年12月22日号まず、大前提として頭に入れておいてほしいのは、諭吉は「独立すること」を何よりも重視していたということ。諭吉は独立を「自分で自分の身を支配し、何かを頼りにしようとする気持ちがないこと」(『学』)と定義しています。
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特集 Part3
現代人こそ身に付けたい 福沢諭吉 10の教え
2018年12月22日号諭吉が教えを説いたのは、およそ150年前のこと。人生の半分は江戸時代です。諭吉の兄がそうだったように当時は、カネもうけは汚いという意識がありました。
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特集 Part3
【コミュニケーション編】 言葉遣いも見た目も、人間の心と体の働きなのだから、これを放っておいて上達するわけがないのです。 それなのに、昔から日本の習慣では、誰もが、この大切な心身の働きをほったらかして顧みない。 (『学問のすすめ』)
2018年12月22日号「勉強して、議論せよ!」。諭吉にそう言われると、なんだか討論会のような激しさをイメージするかもしれません。でも、それは違います。思い切って意訳すれば、諭吉は「聞き上手になりなさい」と言っています。そのためには、見た目、容姿が大事だよ、と。
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特集 Part3
【コミュニケーション編】 およそ人間には、いろいろな欠点があるものだが、 人間社会において最大の害があるのが、「怨望(※)」である。(『学問のすすめ』)
2018年12月22日号諭吉が何より嫌い、社会の最大の害悪とまで言ったのが「怨(うら)み」です。どんな人間の悪事も怨みから生まれてくるとまで断言します。