記事一覧:特集10409件
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特集 Part4
【ブロックチェーン】 社会を変えるイーサリアム 交換や取引の新しい基盤に
2018年12月08日号仮想通貨取引だけのものと考えられていたブロックチェーンの仕組みを、あらゆる取引に適用できるようにしたプラットフォーム「イーサリアム」。大変革の機運が高まっている。
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特集 Part4
【AI・ディープラーニング】 実用化を後押しする条件が揃うも… 日本発の先進的研究は皆無
2018年12月08日号AIは、ビッグデータの高度な分析にとどまらず、自動認識・自動判断という新たなステージに入っている。研究開発で日本は完全に出遅れ、ビジネス展開の糸口も見いだせていない。
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特集 Part3
【インタビュー】ノーベル賞学者かく語りき 田中耕一(2002年 ノーベル化学賞受賞)
2018年12月08日号論文数が減っているのが数字として出ているので、そうなのでしょうね。大学の基礎研究の予算を配分し直すのも手なのかもしれませんが、そういう危機に対して私たちが企業としてできることは、産学連携や産産連携で、オープンイノベーションの場をつくることだと思っています。
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特集 Part2
【インタビュー】ノーベル賞学者かく語りき 益川敏英(2008年 ノーベル物理学賞受賞)
2018年12月08日号私のおやじは、戦前は家具職人、戦後は砂糖問屋をやっていましたが、本当は電気技師になりたかった。いろんな科学や技術に興味があり、雑学的な知識を蓄えていて、それをよく私に披露してくれました。
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特集 Part3
【インタビュー】ノーベル賞学者かく語りき 天野 浩(2014年 ノーベル物理学賞受賞)
2018年12月08日号日本の研究開発費で一番多いのは企業ですが、企業の論文が減っているのは確かです。知的財産戦略であえて論文を出さなくなっているのかもしれませんが、株主が強くてもうけを出さなくてはいけないので、昔のようにいろいろな研究に投資できなくなっていることもあるでしょう。
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特集 Part2
【インタビュー】ノーベル賞学者かく語りき 大村 智(2015年 ノーベル生理学・医学賞受賞)
2018年12月08日号山梨大学学芸学部を卒業後、高校教師をしながら東京理科大学大学院で修士課程を修了し、北里研究所に入所した異色の経歴。71年に米国留学して、帰国のときに米製薬大手メルクから多額の資金を調達してきました。
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特集 Part2
【インタビュー】ノーベル賞学者かく語りき 大隅良典(2016年 ノーベル生理学・医学賞受賞)
2018年12月08日号現状を放置すれば、日本の基礎科学は徹底的に駄目になるでしょう。さまざまな領域で世界レベルに対応できず、その穴を埋めるには何十年もかかる。しかし国の危機意識は非常に乏しいと感じています。
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特集 Part2
【インタビュー】ノーベル賞学者かく語りき 江崎玲於奈(1973年 ノーベル物理学賞受賞)
2018年12月08日号私が理事長を務める茨城県科学技術振興財団は、理学と生物学系の優れた研究を対象に「つくば賞」を贈呈していますが、29回目の今年は該当受賞者を出せませんでした。茨城県内にはつくば市を中心に、2万人の研究者がおり、全国の公共研究機関の4分の1の研究者がいるといわれています。
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特集 Part3
産学連携でイノベーションを再び ノーベル賞受賞者たちの挑戦
2018年12月08日号まだまだやれることはある──。ノーベル賞受賞者の2人は、危機にある科学技術立国の最前線に立つ現役の研究者でもある。大学と企業は、再びイノベーションを起こせるか。
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特集 Part2
【インタビュー】ノーベル賞学者かく語りき 梶田隆章(2015年 ノーベル物理学賞受賞)
2018年12月08日号大学、特に国立大学についていうと、2004年の法人化以降、大学として独自にやらなければいけないことが増えたにもかかわらず、運営費交付金は毎年減ってきました。近年は減額はありませんが、大学の研究の力はもう完全に落ちてしまっています。ボディブローのように効いてきています。
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特集 Part2
日本の科学技術の危機 (データで見る真相)
2018年12月08日号日本はもはや科学技術先進国とはいえない。急速に日本を追い上げ、あっという間に抜き去っていったのは中国だ。危機の真相をデータから検証していこう。
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特集 Part3
【インタビュー】ノーベル賞学者かく語りき 本庶 佑(2018年 ノーベル生理学・医学賞受賞)
2018年12月08日号国の研究自体が経済産業省的になっている、文部科学省的ではない。エンジニアリングはまだ経産省的でもいいかもしれないが、ライフサイエンスは息が長い。意外性があり、当たったらでかい。種をたくさんまかなければなりません。大木になるかどうか、種をまくときに分かる人はいません。今の日本は5年プロジェクトが多いのと、基礎研究に種はまくが、肥やしをやっていません。10年くらいやったら少なくとも苗くらいにはなるので分かります。そういう見極めが必要です。
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特集 Part3
ノーベル賞受賞会見で飛び出した 本庶佑氏「小野薬品批判」の深層
2018年12月08日号夢のがん免疫治療薬といわれる「オプジーボ」。今年10月、京都大学高等研究院の本庶佑特別教授のノーベル賞受賞が決まったが、記者会見で製薬会社を凍り付かせる発言が飛び出した。
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特集 Part3
基礎研究の担い手としての役割を終えた 企業の中央研究所の凋落
2018年12月08日号日本の研究開発の8割を占める民間企業は、潤沢な研究資金でノーベル賞級の研究を支えてきた。しかし、中央研究所の縮小や撤退が相次ぐ中で、研究力の低下は顕著だ。
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特集 Part3
【Column】 科学者を企業家に転身させる “スタ誕”の仕組み「SBIR」
2018年12月08日号イノベーションのけん引役を育て、基礎研究から実用化・社会実装までの一貫した流れをつくることに成功したのが米国のSBIRだ。日本もまねたが似て非なるものになった。
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特集 Part3
企業内研究所の研究
2018年12月08日号PwCグループの戦略コンサルティングチームであるStrategy&の調査によると、2018年に世界で最もR&D(研究開発)支出が多かったのは米アマゾンで、約226億ドル(2兆4920億円)、対売上高の12.7%に当たる。わずか6年前、12年のアマゾンのR&D支出は29億ドルにすぎなかったから、約7.8倍に急増している。
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特集 Part2
雑務8割・研究2割が日常化 研究者を襲うストレスの正体
2018年12月08日号私は国立大学と、大学が共同利用する研究機関の准教授を兼任している。最近、私の周りではストレスから持病を悪化させたり、海外研究から帰国したが、「こんな環境では研究に身が入らない。海外に戻りたい」と嘆く研究者が増えている。
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特集 Part2
【インタビュー】 梶取弘昌(武蔵高等学校中学校校長)
2018年12月08日号SSH(スーパーサイエンスハイスクール)では、国が指定した学校に予算を重点的に配分し、将来の優秀な理系人材の輩出に力を入れている。これは国の科学技術振興に貢献するものだろうか。
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特集 Part2
ノーベル賞を生む高校・大学
2018年12月08日号2018年のノーベル生理学・医学賞に選ばれた本庶佑・京都大学高等研究院特別教授は、山口県内のトップ校の一つである県立宇部高校を卒業し、京都大学医学部医学科に進学している。ノーベル賞受賞者の出身高校に注目すると、所在地は西日本に多く、東日本は少ない。また、ほとんどが地方の公立高校出身である。
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特集 Part4
【全固体電池】 日本人研究者らの発明が基礎 EV時代を拓く夢の電池
2018年12月08日号スマートフォンに搭載されて社会に大きなインパクトを与えたリチウムイオン電池。その材料を固体化させた全固体電池は、日本発の技術でリードする期待が高まる。