記事一覧:特集10409件
-
特集 Part6
大久保満男(日本歯科医師会会長)インタビュー
2013年06月15日号虫歯を減らすためにわれわれ歯医者は予防活動に力を注いできた。それが自分たちの首を絞めることになるとわかっていてもだ。今や幼稚園では虫歯を持つ子どもを見つけるほうが難しい。
-
特集 Part6
【経営・業界】 診療所の6%は赤字経営 歯医者サバイバル時代
2013年06月15日号開業すれば当たり前のように稼げていたのは過去の話。赤字経営で立ち行かなくなる診療所が増え、勤務医たちには歩合のプレッシャーがのしかかる。
-
特集 Part1
彷徨う投資マネー 乱高下の果てを読む
2013年06月08日号日経平均株価が1143円もの大暴落を見せた5月23日以降、株式市場の動揺が収まらない。24日は前場で反発し、上げ幅は一時500円を超えて1万5000円台を回復。しかし後場に入ると一転、先物売りが加速し、下げ幅が一時500円を超える乱高下を見せる。終値は何とか前日比128円高の1万4612円とプラス圏で引けた。
-
特集
投資マネー異常事態
2013年06月08日号マネーが大きく揺れている。日本銀行の黒田東彦総裁が打ち出した“異次元緩和”をはじめとする日米欧の大規模な金融緩和によって、“中央銀行バブル”が発生しているからだ。日本でも株式市場は乱高下、金利も不気味な上昇を続ける。投資マネーはどこに向かい、何を引き起こすのか。そしてその果ては……。
-
特集 Part2
【株式】 ヘッジファンドが演出する 上げ相場の「脆さ」と「強気」
2013年06月08日号外国人が中心となって上げ相場を演じてきた株式市場。そうした構造故に脆さもあるが、当面、市場の上昇基調は変わりそうにない。
-
特集 Part1
【Column】 異次元緩和で日銀が動かす 「国債価格」と「金利」の関係
2013年06月08日号日銀が長期国債を大量に購入し始めたことで、長期金利が乱高下している。その仕組みを理解するためには、株価にも大きく左右される国債の価格と金利の関係を押さえておく必要がある。
-
特集 Part2
国債市場の支配に苦戦する 日銀「大実験」の前途多難
2013年06月08日号早くも興味深い実験結果が表れている。これまで世界に類を見ない日本銀行の異次元緩和策によって、金利が乱高下しているのだ。日銀が国債市場の“公的管理”に苦戦する現状を追った。
-
特集 Part2
【生保】 外債への投資もヘッジ付き リスク取れない業界事情
2013年06月08日号生命保険会社が国債を買えなくなり、外債に走るのでは──。日本銀行の異次元緩和により、市場ではそんな観測が広まったが、生保はそう簡単には変われない。その実情を追った。
-
特集 Part2
平野信行(三菱UFJフィナンシャル・グループ社長)インタビュー
2013年06月08日号中小企業はコアの取引基盤であることは間違いない。われわれは金融円滑化法の取り組み以外にも、最近では、東南アジア各国の企業誘致局などに来てもらって、中小企業の海外進出に向けたきっかけをつくることもやっている。にもかかわらず、貸出残高が減っているのは、基本的に資金需要の問題だ。
-
特集 Part2
【銀行融資】 金余りで背を向ける企業 迫られる貸し出し増の憂鬱
2013年06月08日号政官と日本銀行が、金融緩和の効果発揮と経済成長には貸し出しの増加が不可欠として、銀行に強烈なプレッシャーをかけ始めた。答えの出ない問題を抱えた銀行の悩みは深まるばかりだ。
-
特集 Part2
【銀行運用】 始まった国債市場「狂騒曲」 隠し切れない戸惑いと焦り
2013年06月08日号日銀の異次元緩和で国債市場が大きく荒れ、銀行が振り回される状況が続いている。貴重な収益源として国債運用に依存する体質が続いてきただけに、銀行の焦りは日増しに強まっている。
-
特集 Part2
【不動産】 資金流入で高額案件成立でも 市場が本格復活しない理由
2013年06月08日号行き場を失ったマネーが有望だと目をつけているのが不動産マーケット。巨額の資金が流入するが、完全復活とはいかないようだ。背景には、物件所有者の“欲”がある。
-
特集 Part2
塩崎恭久(自民党政調会長代理)インタビュー
2013年06月08日号GPIFの運用成績はあまりにも悪過ぎる。利回り向上は、年金給付に不安を持つ国民の願いでもある。安全な資産だけでは利回りは上がらない。そのためには資産ポートフォリオを経済実態に合わせないといけない。一方で、年金である以上、安全性も大事だ。だから分散投資でリスクを避ける。自民党の日本経済再生本部でまとめた中間提言で掲げたように投資収益の長期的な向上を目指すべきだ。
-
特集 Part2
【年金】 国債偏重は今やリスクか? 強まるGPIFへの政治圧力
2013年06月08日号世界最大規模の年金基金である年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)。運用資金の6割以上を国債に振り向けているが、今、運用姿勢の転換を迫られている。
-
特集 Part3
募集停止の商品が相次ぐ 人気復活の国内株投信
2013年06月08日号円高・株安が続いたため、豪ドル債など高利回り債券に人気が集まっていた投資信託。ところが、ここにきて状況は一変、投資家は日本株投信にシフトし、大きな地殻変動が起きている。
-
特集 Part3
【Column】 “ミス”と“システム”が大活躍 隆盛極めるミセス・ワタナベ
2013年06月08日号店頭取引高が4月に400兆円を突破したFX。日本は世界でも有数のFXが盛んな国といわれる。海外からは、主に主婦層が家事や育児の合間に携帯電話やパソコンで取引しているとのイメージが強く、FXの投資家は総称して「ミセス・ワタナベ」と呼ばれ、海外のヘッジファンドもその動向を注視しているといわれる。
-
特集 Part3
株価下落でも買い優勢! バブル後初のチャンスか?
2013年06月08日号長年の株安にうんざりしていた個人投資家が帰ってきた。FXで「なんとなく」利益を上げるミセス・ワタナベも。個人金融資産1500兆円をめぐって、金融機関の鼻息が荒い。
-
特集 Part4
行天豊雄(国際通貨研究所理事長)インタビュー
2013年06月08日号かつて黒田東彦・日本銀行総裁と同じ財務官として活躍し、今も現役の“通貨マフィア”として第一線を走り続ける行天氏に、緩和策から2年後の日本の姿を聞いた。
-
特集 Part4
【Column】 インフレ目標の限界示す 英国の金融政策
2013年06月08日号イングランド銀行(BOE)のキング総裁は、昨年2月の会見でテレビ局の記者に痛烈に批判された。「総裁は銀行家の報酬は、業績に基づくべきだと言った。ロンドンには、目標をはずし続けているのに罰せられていない銀行家の集団が一つあることをあなたにお教えしたい。BOEの金融政策委員会(MPC)だ」。
-
特集 Part4
【Column】 長期金利が4%に上昇なら 地域銀行が自己資本不足に
2013年06月08日号日銀が目指す金融緩和後の姿が現実化すると、銀行をはじめとする金融機関の経営基盤を脅かす──。BNPパリバ証券の河野龍太郎チーフエコノミストらがまとめたレポートには、そんな衝撃的なシナリオが示されている。それによると、景気に中立的な金利水準(自然利子率)を1%とし、2%の物価上昇率というインフレ予想が国内で定着し始めた場合、長期金利は3%程度まで上昇すると指摘。さらに、いったん金利が上昇すれば、リスクプレミアム(リスクの対価となる上乗せ金利)が発生し、4%や5%まで長期金利が上昇しても全く不思議ではないとしている。