記事一覧:特集10409

  • 特集 Part2
    【悩み(4)】 相場に乗り遅れた。 今から買っても大丈夫か?

    2013年06月29日号  

    少し下がったら買おうと考えていたが、休む間もなく株価が上昇したので、買うタイミングを逸した。ようやく下がったかと思えば今度は下落のスピードが速過ぎるから、怖くて買えない。そんな人はどうすればいいのだろうか。後述するように、景気は上向きつつあり、企業業績は回復している。ここからさらに大きく株価が下落するとの予想は少なく、年末にかけて再び上昇するという見方は多い。だから、今は買いの好機とみることもできる。

  • 特集 Part2
    【悩み(3)】 暴落前に売りそびれたが、まだ含み益がある。今から売るべきか

    2013年06月29日号  

    投資の成功のポイントは、まず“安く買う”ことだ。安値で買えていれば、売り方の自由度が増す。急落で目減りしたとしても、含み益がまだある場合は、焦る必要はない。今後の株価上昇を想定しているのなら、そのまま持っておくのが基本だ。「調整局面で一度手放すと、その後の買い場をつかめずに次の上昇に乗り遅れる」(山崎氏)こともある。もしさらに下落が続いた場合も、最悪でも含み益がゼロになった時点で売れば損にはならない。図1‐6、大成建設の例で見ると、仮に上昇トレンドの初期、275円のときに買っていたとすれば、その水準になるまでまだ猶予がある。そこまでに判断を下せばよい。

  • 特集 Part2
    【悩み(2)】 株価が暴落した後、底値と思って買ったがさらに下落、含み損を抱えた

    2013年06月29日号  

    絶好の押し目買い(株価が上昇傾向の銘柄が少し下がった時点で買うこと)のチャンスだと思って買ったら、さらに株価が下がってしまった──。5月下旬以降の乱高下相場では、そんな悩みを抱えている人も多いだろう。悩み(3)の場合のようにまだ含み益があるなら、いったん売却してとりあえず様子を見る手もある。だが、含み損を抱えている場合は、売れば損失が確定してしまう。だからといって損切りせず持ち続ければ、株価がさらに下がって損失が膨らむ可能性もある。どうすればいいのか。

  • 特集 Part2
    【悩み(1)】 暴落前に高値で買ってしまった。 損切りすべき?

    2013年06月29日号  

    5月22日まで、株価は予想を超える急上昇を見せた。そこで“高値つかみ”してしまい、直後に暴落。そんな憂き目に遭った投資家は少なくないだろう。はっきり言って、今になって焦っても遅い。投資は“安く買って高く売る”のが基本だが、下手をすると、“高値で買って底値で売る”という最悪の選択になりかねない。ではどうすべきか。これは再度の株価上昇という見通しを持つか否かで異なる。

  • 特集 Part2
    今は売るべき? 買うべき? 乱高下相場への正しい対処法

    2013年06月29日号  

    現在の相場で投資家が陥りやすい悩みのパターン別に、対処法とその基礎となる“考え方”を解説する。なおここでの解説は数カ月単位の中期投資と数年以上の長期投資を前提としている。

  • 特集 Part3
    相場乱高下の裏に 市場の怪物「CTA」の影

    2013年06月29日号  

    膨張した先物取引が、株式市場の乱高下を誘発している。その背後にいるのは、コンピュータによる自動売買を得意とするCTAというヘッジファンドだ。その実像に迫った。

  • 特集 Part3
    つながるヘッジファンドのキーマンたち

    2013年06月29日号  

    ジャーナリストのセバスチャン・マラビーが著した『ヘッジファンド 投資家たちの野望と興亡』に、次のような一節がある。「2001年6月1日、マンハッタン西端のジェイコブ・ジャヴィッツ・コンベンション・センターで開かれたディナーパーティーに2920人が集まった」ポール・チューダー・ジョーンズが立ち上げた慈善組織、ロビン・フッド基金による毎夏恒例のイベントである。チューダーといえば、超大手マクロ系ヘッジファンドの一つだ。

  • 特集 Part3
    ヘッジファンドの正体

    2013年06月29日号  

    日本市場で圧倒的な影響力を誇るヘッジファンドとは何者なのか。投資戦略、資金源、運用規模、そして年収──。単に短期筋と表現され、いまだ謎の多い彼らの実像に迫る。

  • 特集 Part3
    投機筋にも不可解な暴落 株価反転への“綱渡り”

    2013年06月29日号  

    1000円超の大暴落となった“5月23日ショック”以降、株価が乱高下を繰り返しながら雪崩を起こしている。はたしてヘッジファンドは、早くも日本を見捨てたのか。

  • 特集 Part4
    澤上篤人(さわかみ投信取締役会長)インタビュー

    2013年06月29日号  

    22年にわたる日本株の低迷には、構造的な要因があった。企業による株の持ち合い解消だ。ピークの1988年には持ち合い比率が東証1部で55%もあったのが、3年前には8%まで下がった。そこまで売りが出れば、株価は上がらない。だが、この圧迫要因はなくなった。買えばいくらでも上がる状況になる。

  • 特集 Part4
    商品選びで効果を最大化 NISAの賢い使い方

    2013年06月29日号  

    NISAは金額(最大500万円)と期間(最長10年間)が限られている制度。そのメリットを最大限に享受するにはどうしたらいいのか。賢い使い方を伝授しよう。

  • 特集 Part4
    【図3-4】 これだけは押さえよう! NISAの四つの注意点

    2013年06月29日号  

    個人投資家にとっては使わないと損のNISAだが、まだ使い勝手が悪い部分もあり、注意が必要だ。特に以下の4点は、しっかりと理解しておこう。

  • 特集 Part4
    株投資するなら使わないと損 関心高まるNISAとは?

    2013年06月29日号  

    2014年1月から導入される少額投資非課税制度「NISA」への関心が高まっている。各地で開催されるセミナーは大盛況だ。制度の概要と注意点、賢い使い方を解説する。

  • 特集 Part4
    年内に1万5000円回復 主役は自動車、機械、電機

    2013年06月29日号  

    日本株に割高感はなくなった。目先は停滞が続くが、米国景気回復で円安に回帰し、企業業績の上方修正が見える7月後半ぐらいから、株価は上昇しそう。ただ、相場の主役は入れ替わる。

  • 特集 Part3
    日本買いの鍵は特区と女子力 株価ラインは1万2250円

    2013年06月29日号  

    外国人投資家は日本に投資する上で、何に注目しているのか。大手ヘッジファンドをはじめ世界の機関投資家にコネクションを持つストラテジストに話を聞いた。

  • 特集 Part1
    稲盛和夫インタビュー

    2013年06月22日号  

    京セラ、KDDIを創業し、日本航空では会社更生法の適用から2年で営業利益2000億円というV字回復をやってのけた。希代の名経営者に改革の神髄を聞く。

  • 特集
    解剖 稲盛経営

    2013年06月22日号  

    京セラ、KDDIを創業し、すでに名経営者としての盛名を固めていながら、78歳にしてあえて火中の栗を拾うように日本航空の再建を引き受け、見事成功に導いた──。中小企業の経営者を中心に信奉者は多く、その経営哲学を学ぶ「盛和塾」のメンバーはいまや8000人を超す。そんな稲盛和夫氏の経営哲学を徹底解剖する。

  • 特集 Part2
    【ドキュメント盛和塾】 “魂”で結ばれた結束力 中小企業経営者の熱き勉強会

    2013年06月22日号  

    稲盛経営を学び合う中小企業経営者の勉強会「盛和塾」。30年の歴史を重ねるその学びの場は、実に熱い。月に1度、塾長の稲盛氏を招いて開かれる「塾長例会」の様子をお伝えする。

  • 特集 Part2
    【Column】 西郷隆盛に大久保利通 稲盛哲学に生きる薩摩の偉人

    2013年06月22日号  

    「初めて会ったときは、背も小さく、普通の鼻垂れ小僧だった。まさか、あそこまで偉くなるなんて」稲盛和夫氏の小学校時代の同級生、岩重和義さん(81歳)は、感慨深そうに振り返る。1938年4月、鹿児島市立西田小学校に入学し、初めて足を踏み入れた1年2組の教室で隣の席に座っていたのが稲盛氏だった。稲盛氏とは小学4年生まで同じクラス。岩重さんの兄と、稲盛氏の実家が共に印刷屋だったことから共通の話題が生まれ、よく会話していたという。

  • 特集 Part2
    原則は「人としての正しさ」 稲盛和夫の来し方行く末

    2013年06月22日号  

    鹿児島生まれのガキ大将は、人生の節目で何を考え、いかにして名経営者への階段を上っていったのか。そして、日本航空の再建を成し遂げ、次には何をやろうとしているのか。

定期購読キャンペーン

記者の目

  • 編集部 鈴木洋子

    〆切で積んでるエルデンリングDLC、早くクリアしなくちゃ

     大人になりゲームから離れていた私の元に結婚祝いとしてWiiが来たのは2008年のこと。「ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス」のとりこになり、エンディングでは床に崩れて大泣きし、それからずっとゲームが大好きです。今回「ゲーマーの平均年齢は37歳」と知って安堵したのは内緒です。
     生まれた子どもは知育ゲームとマインクラフト、Robloxに夢中。わが家の娯楽の真ん中にゲームはいます。
     今号の特集では、依存症の問題は取り上げませんでしたが、産業・文化・社会の中で重要性を増すゲームと、どう付き合うかを、多くの方が考えるきっかけになれば幸いです。さて、〆切終わったしそろそろエルデンリングDLCクリアしなくちゃ。

  • 編集部 片田江康男

    寒さに負けないゲームのコンテンツ力

     自宅近くの公園を通りかかった際に、小中学生5~6人が公園のベンチに下を向いて座っていました。手にしていたのはNintendo Switch。お菓子や飲み物まで用意して、寒空の下で没頭していました。
     私が子どもの頃は、ゲームを持っていて、家に上がっていい友人宅に集合したものでしたが、新型コロナウイルスのまん延を経て、そんな遊び方はなかなか実現しなくなったようです。
     それにしても、寒風吹きすさぶ中でも、子どもたちを夢中にさせるゲームのコンテンツ力には脱帽です。私も読者の皆さまが夢中になる特集をお届けできるよう、精進してまいります。2025年もよろしくお願いいたします。

最新号の案内2025年1月18日号

表紙

特集日本のゲーム

半導体や鉄鋼並みの外貨獲得力を持つ日本のコンテンツ産業。その中で最大規模を持ち、成長を続けるのがゲームだ。世界市場は2028年には50兆円にも届くといわれており、外貨獲得産業として国も支援に乗り出した。一方、業界の「ゲームシステム」は急速に…

特集2役所&日銀出身の社外取締役報酬ランキング

社外の客観的な目が企業経営にとって重みを増す中、社外取締役が役人の有望な再就職先となっている。「行政経験を積み、企業経営にも一定の理解がある官僚OB・OGは貴重」との見方がある一方、「形を変えた天下り」といった否定論も。彼らが高額報酬に見合…