記事一覧:特集10409件
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特集
日本の警察 もっと知りたい権力とお金
2016年07月30日号警察ドラマは、昔からテレビ番組の人気コンテンツ。しかし、脚色されていたり、設定があり得なかったりと実際とは大きく違う。そこで、警察の実態を徹底解説するとともに、警察が持つ“力”の源泉や“経済力”などを多角的に分析、本当の姿を余すところなくお伝えする。この特集を読めば、「日本の警察」の全てが分かる。
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特集 Part4
パトカーから拳銃まで 装備品の知られざる“お値段”
2016年07月30日号日々の警察活動は、マンパワーのみならず、民間企業の製品によっても支えられている。パトカーをはじめ、警察の装備品を見る機会は多いが、その価格が明らかになることは少ない。
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特集 Part2
お国柄が見られる機動隊エンブレム
2016年07月30日号伊勢志摩サミットにも全国から応援に駆け付けた警察機動隊。通常の警察力では対処できない事案に出動するという部隊の性格上、部隊の団結や士気向上を図るため、お国柄あふれる部隊マークを作り、ヘルメットや車両などに描いている。
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特集 Part2
地域に密着 (珍)交番
2016年07月30日号地域の治安を守る警察の最前線「交番」。1994年に「派出所」から名前を変え、地域色豊かなデザイン交番も増えている。東京23区の一例を紹介するが、あなたの街の珍交番も探してほしい。
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特集 Part2
【Column】 可視化が進む取り調べも 捜査の本懐は“立証”にあり
2016年07月30日号「取り調べ」という言葉から、どのような情景を思い浮かべるだろうか。多くの人は、無機質な部屋でこわもての刑事が容疑者に自白を迫るべく、声を荒らげて机をたたいたり、はたまた、カツ丼やたばこを勧めたり、といった光景が浮かぶはずだ。
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特集 Part2
【捜査一課】 殺人、強盗、誘拐、性的暴行… 凶悪犯と対峙する“筆頭課”
2016年07月30日号港町・神戸の下町として知られる神戸市長田区の高台の一角にある雑木林──。2014年9月23日、行方不明だった小学1年女児児童の遺体が発見された。行方不明事件から殺人・死体遺棄事件へ。兵庫県警は女児の母親が捜索願を出した長田署に捜査本部を設置、近隣に住む無職の男(当時47歳)を逮捕した。
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特集 Part2
【捜査二課】 “花形”は汚職の摘発でも 最近は「特殊詐欺」に軸足
2016年07月30日号汚職や選挙違反、詐欺、横領など、いわゆる知能犯の捜査を担当するのが捜査二課だ。殺人や窃盗事件などの発生事案とは異なり、姿形のない犯罪を立証しなければならない。
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特集 Part2
【サイバー】 犯罪が多発するネット空間 最先端に挑む捜査員の執念
2016年07月30日号7905件──。2014年に全国の警察が摘発したサイバー犯罪の件数だ。ほぼ1時間に1件近いペースで摘発している計算となる。オークション利用詐欺や脅迫、著作権法違反、出会い系サイト規制法違反など、インターネットを介した犯罪は増加の一途をたどる。
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特集 Part2
【捜査四課】 トップらを軒並み逮捕 福岡県警の暴力団壊滅作戦
2016年07月30日号手りゅう弾や散弾銃、機関銃といったマフィア顔負けの凶器を隠し持ち、抵抗する者は一般市民でも平気で殺すという武闘派ぶり故、米国財務省から「ヤクザの中でも最も凶暴な団体」と指摘された暴力団が福岡県にある。
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特集 Part2
【警備】 陸海だけでなく空まで警戒 1年かけたサミット警備
2016年07月30日号北は北海道から、南は沖縄県まで。大地震に見舞われた熊本県を除き、全国から2万3000人の警察官が三重県と愛知県に集結した。今年5月26~27日の2日間にわたって開かれた伊勢志摩サミットの警備に当たるためである。
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特集 Part3
退職後も世話し忠誠誓わせる “天下り先”102社全公開
2016年07月30日号「世話してもらったから何も話せない」。ある警察OBは、本誌の取材にこう答えた。優良企業への再就職を紹介されていたからだ。こうした“天下り”の世話には隠された狙いがあった。東京メトロ麹町駅から5分程度歩いた千代田区平河町の雑居ビル。そのワンフロアに「たいよう共済」という会社が入居している。
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特集 Part4
【Column】 手当や残業代で好待遇でも 使える捜査費は所属先で大差
2016年07月30日号警察費において、警視庁と大阪府警に次ぐ3番目の規模を誇る神奈川県警。歳出総額に占める警察費の割合では、47都道府県の中で、唯一10%を超える(2012年度)。神奈川県は昨年、そんな“金食い虫”である県警に対し、包括外部監査を断行、報告書を発表した。
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特集 Part2
血で血を洗う山口組抗争 その裏で蠢く警察の思惑
2016年07月30日号国内最大の指定暴力団山口組と、分裂後に発足した神戸山口組。その対立抗争が激化する中で、警察もまたさまざまな思惑を抱いて対峙する。暴力団と警察の動きを追った。
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特集 Part4
年間予算は約3.7兆円! 警察の気になるお財布の中身
2016年07月30日号新聞やテレビで目にしない日はない警察の活躍。だが、そこで使われているお金の中身が注目されることはほとんどない。ここでは、警察の予算とその使い道を明らかにする。
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特集 Part3
【Column】 “昇進”戦線に異状あり 警察改革がもたらした功罪
2016年07月30日号警察も組織である以上、出世競争は避けられない。素人目には、捜査能力が高い者ほど上に上がると思いきや、さに非ず。21世紀に入り、“異変”が起きている。
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特集 Part3
亀井静香(元警察庁警備局理事官、衆議院議員)インタビュー
2016年07月30日号私は1962年に警察庁に入庁し、20代後半で埼玉県警の捜査二課長になった。とにかく捜査員の士気を高め、当時の東京地検特捜部や警視庁捜査二課にも負けずに事件を挙げたね。でも、やり過ぎて虎の尾を踏んだこともある。
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特集 Part3
国家情報を握る警察官僚たち “奥の院”の知られざる権力
2016年07月30日号全国29万人の警察官を統べるのは、約570人の警察キャリアたちだ。ほんの一握りのエリートたちが持つ力の源泉にあるのは、その情報力と人材に他ならない。
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特集 Part3
【Column】 3年間で3000人増員せよ 人材確保が警察の悩みの種
2016年07月30日号「1週間当たりの勤務時間は38時間45分」「通常勤務は完全週休2日制」「有給休暇が年間20日間あり、趣味や旅行を楽しむことができます」警察庁の都道府県警察官採用案内のホームページには、そんな文言が並ぶ。出産休暇や育児休業などの制度についても細かに紹介され、女性にも働きやすい職場であることをアピールしたい様子がうかがえる。
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特集 Part2
画像処理からDNAまで 日進月歩の科学捜査最前線
2016年07月30日号多様化する事件に対応しようと、捜査手法も日進月歩で進化を遂げている。どこまで捜査で分かるのか。科学捜査の最前線を追った。
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特集 Part3
絶対的階級で29万人を統制
2016年07月30日号絶対的な階級制度で全国29万人の職員を統制する警察組織。あの刑事ドラマの登場人物たちも、そんな独特の階級社会に葛藤し、それが故に「事件は会議室で起きてるんじゃない! 現場で起きてるんだ!」といった数々の名言も生まれるのである。