記事一覧:特集10409件
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特集
さらば旧型金融エリート
2018年07月28日号エリートの代名詞だった銀行員の社会的地位の凋落が止まらない。特にこの1年で底が抜けてしまった。ただ、時代に取り残される「旧型金融エリート」が仕事剥奪の危機に陥る一方、新時代の寵児である「新型金融エリート」も台頭してきた。銀行が直面している“産業革命”が新旧格差を生み出し、残酷なコントラストを描いている。
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特集 Part2
変わったのはパワーバランスだけ? 新型化阻む旧行意識の呪縛
2018年07月28日号時代が変わっても変わらないものがある──。なんだかカッコよく聞こえるが、メガバンクの旧態依然とした旧行意識もそれだ。この呪縛から解き放たれた新型エリートの登場はいつか。
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特集 Part2
合言葉は「国際経験」「デジタル」「非銀行」 新3メガ最高峰エリート像
2018年07月28日号銀行界最上層のメガバンク。その行内は、入行年次と肩書でさらなるピラミッドを形成する旧態依然の世界だ。しかし、その頂点で従来の秩序を覆す新型金融エリートが台頭し始めた。
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特集 Part4
“辞メガバンク”に“辞め地銀” 銀行を去るエリートの胸中
2018年07月28日号IT企業に攻め込まれても旧態依然として変化を起こさず、ノルマに傾倒する職場にへきえきして他業種へ転職する銀行員が急増した。金融エリートの看板を捨てた人たちの胸の内に迫る。
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特集 Part4
“旧”エリートポストが激変!? 幕を開ける“新”出世競争
2018年07月28日号店舗の統廃合に伴って支店長ポストは減少し、出世ポストだった法人営業部は国際部門に人材を奪われた──。このように、銀行に残る者には予想外の出世競争が待ち受けている。
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特集 Part3
川村健一(コンコルディア・フィナンシャルグループ社長)インタビュー
2018年07月28日号横浜銀行は(旧大蔵省出身の頭取の下で)不良債権処理や持ち合い株式の解消にかなり早く着手しました。「何十年もかけて築いたお客さんとの大事な関係を壊す」「将来、禍根を残す」「川村君、何でも言われた通りにやっていたら駄目だ」といった言葉を、当時は耳元でささやかれました。ですが、あのとき取り組んでいなかったら、横浜銀行はつぶれていましたね。
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特集 Part3
生え抜きが“民”の力で経営する時代 さらば大蔵・日銀天下り頭取
2018年07月28日号全国に100行以上ある地方銀行の中には、旧大蔵省(現財務省)や日本銀行から頭取を迎え入れている地銀がある。ただ、そうした地銀は減り続け、天下り頭取も肩身が狭くなってきた。
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特集 Part3
経済の発展かそれとも保身か 地銀合併を巡る泥沼の対立
2018年07月28日号長崎県の地方銀行の合併案をめぐって、後押しする立場の金融庁と競争環境を審査する公正取引委員会との対立が深まり、とうとう官邸をも巻き込んだ騒動に発展している。
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特集 Part3
【最新版】全国111行 超低金利耐久力ランキング
2018年07月28日号全国111行の超低金利耐久力ランキングを掲載。
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特集 Part5
【最新版】 全国393信金・信組 勝ち残りランキング
2018年07月28日号 -
特集 Part5
全国393信金・信組をランキング 栄枯分かつ“超旧型”金融
2018年07月28日号銀行顔負けの規模を誇る信用金庫や個性的な理事長を持つ信用組合が存在する一方、地域経済の衰退で多くの信金・信組は変革を迫られている。本誌独自のランキングで業界の実態を探る。
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特集 Part4
泣く地銀と“新型”獲得を急ぐメガ 銀行を待つ就活競争の実情
2018年07月28日号メガバンクが相次いで業務量削減を打ち出し、就職活動生の「銀行離れ」が深刻化している。地方銀行が採用難に苦しむ一方、メガは“異分子”と呼べる新たな学生の獲得に乗り出した。
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特集 Part6
20年前の発足以来となる大組織改革 金融庁丸ごと新型転身計画
2018年07月28日号金融エリートたちのさまざまな新旧交代の最後を飾るのは、金融庁の組織丸ごと新型化。職員もろとも新型へ移行できるかどうかは、新長官とそれを支える幹部たちの手腕に懸かっている。
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特集 Part6
迷宮入りした郵政・地銀・仮想通貨問題 新長官に三つの置き土産
2018年07月28日号7月、金融庁で新たな長官が誕生した。前任者の急進的な改革路線によって金融界は多くの進展を遂げたが、政権末期に三つの注力分野で問題が噴出。解決は新長官の手に委ねられた。
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特集 Part3
稼げない、変われないならばお役御免 さらば、「ゆでガエル」頭取
2018年07月28日号構造不況に陥る地方銀行業界の中で、持久戦に耐えかねて一線を越える銀行が現れ出した。監督官庁の金融庁がそれを見逃すはずがない。ついに詰め腹を切らされる頭取が出始めた。
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特集 Part2
坂井辰史(みずほフィナンシャルグループ社長)インタビュー
2018年07月28日号私は持ち株会社(みずほFG)の企画部長として、佐藤(康博前社長)体制をずっと支えてきましたし、グループ横断の投資銀行部門や国際部門のヘッドをやってきた。ですから、銀行や信託銀行、証券の立場を離れて、持ち株会社の立場に徹することで見えてくること、できることがあるというのは、今まで体感してきました。
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特集
製薬 電機 IT… 医療産業エリート大争奪戦
2018年07月21日号高給の製薬業界で早期退職ラッシュが起こっている。7兆円の巨額買収を決めた国内最大手・武田薬品工業も裏では大リストラを断行していた。一方で医療・ヘルスケア産業全体は第4次産業革命の渦の中で「ヘルステック」が盛り上がり、IT巨人も参戦する異種格闘技戦が繰り広げられる。そんな激変する産業に、新たなエリートたちが生まれている。
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特集 Part3
タケダだけじゃない! 製薬大失業時代の処方箋
2018年07月21日号「そのうち半減かな?」「いや、3分の1になるんじゃない?」「いやいや、ほぼ絶滅して10分の1になるかもしれない」──。製薬各社による早期退職者募集ラッシュが起こる中、製薬会社の営業担当者であるMR(医薬情報担当者)が果たしてどこまで減るのかという話が業界ではあいさつのように交わされている。
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特集 Part2
【Column】 裏を返せば前社長への批判 ウェバーに二つの同情論
2018年07月21日号2015年から武田薬品工業の社長CEO(最高経営責任者)になり、世界的なR&D(研究開発)体制の見直し、今回のシャイアー買収合意などと大胆な経営判断を続けるクリストフ・ウェバーに対し、二つの同情論が湧き起こっている。
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特集 Part2
【Column】 巨額買収はとばっちり シャイアーMRの悲劇
2018年07月21日号「ショックを受けている社員は少なくない」武田薬品工業に買収されるシャイアーの日本法人「シャイアー・ジャパン」に勤務するMR(医薬情報担当者)の表情は暗い。武田薬品は国内製薬のトップ。さらに買収完了後はメガファーマ(巨大製薬会社)になるのだから、買収される側とはいえ意気揚々かと思いきや、そうではないらしい。