記事一覧:特集22552

  • 特集2
    今期予想を徹底分析 景気足踏みに負けない会社

    2014年5月31日号  

    増益企業が相次いだ前期、リーマンショック前の利益水準を回復する企業や、過去最高益を更新する企業も登場した。ソフトバンクは日本の会社として、トヨタ自動車、日本電信電話に続き、営業利益1兆円を達成。しかし、今期は景気を足踏みさせる要因が見え隠れし、業績の拡大ペースが鈍化しそうだ。そうした環境下でも成長を続ける“負けない会社”はどこか、利益、配当、業界動向など、さまざまな角度から検証する。

  • 特集3
    安田隆夫(ドンキホーテホールディングス会長兼社長兼CEO)インタビュー

    2014年5月31日号  

    消費増税などで小売業界の競争が激しさを増すことは必至だ。これまで右肩成長を続けてきたドン・キホーテだが、果たしてこの先、いかにして成長を維持していくのか。

  • 特集3
    【Column】 外国人観光客の半数が訪れる ドンキという観光スポット

    2014年5月31日号  

    日本を訪れる外国人観光客が年々増加する中、ドンキでは他社に先駆けて外国人観光客の需要を取り込んできた。今では人気の観光スポットの一つになっている。

  • 特集3
    流通大手への逆張り経営で 新たな事業モデルを確立

    2014年5月31日号  

    昨年12月、札幌市内にあるイトーヨーカ堂の跡地に、市内で初出店となるドン・キホーテの大型店「MEGAドン・キホーテ新川店」がオープンした。ドンキといえば、若者たちが集まる店と思われがちだが、それは今や昔の話。当日は開店前から、若者から中高年まで約2000人の客が行列をつくり、店内はまさしく熱気の渦に包まれた。ドンキが快進撃を続けている。東京都府中市に第1号店を出店した1989年3月以降、24年連続の増収増益を続け、今年6月期も記録更新の見込みだ。

  • 特集3
    ドン・キホーテ 異端経営の進化

    2014年5月31日号  

    ディスカウントストア大手のドン・キホーテの好調が続いている。流通の常識を覆す独自の手法で成長を続けてきたが、市場環境が大きく変わる中、さらなる拡大に向けて進化し始めた。

  • 特集2
    ロボットカメラが切り取った ソチ五輪の“もう一つの風景”

    2014年5月17日号  

    それは思いを一つに結晶させた「ハート」の形か、それとも勝利への決意を込めた「拳」の形なのか──。今年3月15日、ソチ五輪8日目の女子アイスホッケーの試合前の一瞬。地元ロシアの選手20人がゴールの前で円陣を組むと、競技場のはるか上方の天井に取り付けられた遠隔操作のカメラからシャッター音が響いた。

  • 特集2
    ジョナサン・クライン(ゲッティ イメージズCEO共同創業者)インタビュー

    2014年5月17日号  

    世界中の誰もがポケットにスマホを入れて、写真家になれる時代がやって来ました。彼らは途方もない量の写真の供給者です。それらは、彼らが住む国や街の特色を帯びたローカルなもので、とても自然で、リアルな日常生活を切り取ったものです。これには大きな意味があります。

  • 特集2
    世にも奇妙な依頼が集まる ハルトンの歴史ある写真庫

    2014年5月17日号  

    ええ、キリストの「写真」が欲しいんです──。そんな奇妙な問い合わせが世界中から集まってくるというハルトン・アーカイブ(英ロンドン)は、ゲッティ イメージズが1996年に買収した、商業用では世界最大の写真アーカイブだ。

  • 特集2
    島本久美子(ゲッティ イメージズジャパン社長)インタビュー

    2014年5月17日号  

    ゲッティ イメージズは写真などの著作物をグローバルに流通させることが、世界で一番上手な会社だと思います。欧米ではメディアや大手企業から芸能人までとても積極的にビジュアルを活用しています。

  • 特集2
    供給源はハリウッド、BBC… 大量の動画素材と肖像権リスク

    2014年5月17日号  

    ゲッティ イメージズでは写真のみならず、「フッテージ(Footage)」と呼ばれる動画やビデオクリップを約200万点も取り扱っており、世界中にライセンスしている。その数量もさることながら、供給源が何より面白い。

  • 特集2
    1億点超の素材を金に変える “生態系”とデータ解析の威力

    2014年5月17日号  

    プロの翻訳者である山川早霧さんは、「ゲッティ イメージズで働くリンギスト」(言語専門家)の一人だ。毎朝、東京・原宿にあるオフィスに出勤すると、世界中で働く約20人の言語のスペシャリストたちと一緒に、あらゆる画像に付記するデータの編集作業が始まる。彼女たちの主な仕事は、世界中のユーザーから月に約3500万回も検索される巨大な画像データベースの“言葉の管理”だ。

  • 特集2
    写真の価格がついにゼロ円へ ゲッティ流“富士山争奪戦”

    2014年5月17日号  

    あれは忘れもしない1968年4月17日、駆け出しのカメラマンだった中橋富士夫さんが最初に撮影したのが富士山だった。偶然にも、自らの名前にも頂いた富士山と満開の桜、河口湖の三つをファインダーに収めて、そっとシャッターを切った。こうして撮影した作品は、1枚につき3万円で貸し出された。大卒の自分の月給とほぼ同じ値段で、ポスターやカレンダーから旅行用パンフレット、揚げ句はマッチ箱の小さなスペースにまで使われ、驚くようなお金を生み出した。

  • 特集2
    旅する「ウクレレ男性の写真」 世界最大のストックフォト企業

    2014年5月17日号  

    「あなたの顔、ニューヨークの街中で走り回っていましたよ」今から5年ほど前のこと。五頭卓三さん(73歳)は、あるパーティの席上で、知人男性からそんな話を聞かされて驚いてしまった。一体、何のことなのか。すでに仕事はリタイアして、現在は茨城県で田舎暮らし。そんな自分がほほ笑んでいる顔の写真が、マンハッタンを走る公共バスのラッピング広告の一部となり、高層ビルの間を駆け回っているというのだ。

  • 特集2
    ゲッティ イメージズ 写真界の“グーグル” 知られざる素顔

    2014年5月17日号  

    今、人類は1秒当たり28万9000枚を超える写真を生んでいる。そうして世界に溢れる“ビジュアル”のデータを、新聞や雑誌といったメディアから広告、ブログ、SNSのタイムラインにまで、あらゆる形で流通させる世界最大の黒子企業がある。ゲッティイメージズ──。写真界のグーグルとも呼ばれる同社の素顔に迫った。

  • 特集2
    世界史から経済を学ぶ本と映画

    2014年5月3日号  

    世界史から経済をより深く学ぶ上で役立つ書籍、経済と非常に密接な関係にあった戦争について知るのに役立つ書籍、世界史の時代背景や経済状態を感じるのに役立つ映画(DVD)を、それぞれの分野の識者に紹介してもらった。

  • 特集2
    【世界史の裏側】 今が分かる・見方が変わる 政治・経済・文化の源流(ルーツ)

    2014年5月3日号  

    当たり前のように使っている商品やサービス、政策の歴史を知れば、現代同様の問題が起きていたことや、意外な事実も見えてくる。

  • 特集2
    【世界史で本質を読む】 歴史は繰り返される 現代社会の捉え方

    2014年5月3日号  

    まさに現代のテーマ「アベノミクス」「TPP」「シェール革命」「増税」も、よく似た現象は過去にも起こっている。歴史を振り返れば、その本質がよく分かる。

  • 特集2
    出口治明(ライフネット生命保険会長兼COO)インタビュー

    2014年5月3日号  

    歴史を勉強しなくてもよかったのは、戦後の高度成長期に限られるだろう。「米国に追い付け追い越せ」が目的だから、先が読める。

  • 特集2
    「アベノミクス」「TPP」「シェール革命」…… 経済は世界史から学べ!

    2014年5月3日号  

    現代のさまざまな経済事象も、歴史をひもとけば、似たようなケースや制度のルーツに遭遇することは少なくない。“今”を理解し、“将来”を見通すためには、世界史の知識は不可欠だ。

  • 特集2
    寺島実郎(日本総合研究所理事長(IR〈統合型リゾート〉推進協議会設立準備委員会議長))インタビュー

    2014年4月26日号  

    IR推進協議会が今年半ばに設立する予定だ。誤解してほしくないのは、われわれは決してカジノ合法化を推進する団体ではないということだ。日本の年間1人当たりGDPは約3万9000ドル。片やシンガポールは約5万3000ドルである。

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記者の目

  • 編集委員 藤田章夫

    新NISAを追い風にする保険業界のしたたかさ

     新NISAが1月からスタートし、保険の販売には逆風かな?と思っていたら、「むしろ追い風になっていますよ」との声が多数。
     資産運用の相談に来た人に、「投資信託は資産が減ることもありますが、変額保険の死亡保険金額には最低保証があります」と言えば、「保険の方がいいか」となるようです。
     本来は、資産を運用したいのか保障が欲しいのか、目的に応じて使い分けたいところですが、これがかなり難しい。
     そこで、保険ジャーナリストの森田直子さんとファイナンシャルプランナーの風呂内亜矢さんに、保険と運用それぞれの立場から対談を行っていただきました。面白過ぎて、対談時間はあっという間に過ぎました。ぜひご一読ください。

  • 副編集長 名古屋和希

    “予定調和”の買収は今後減少?

     第一生命ホールディングスが3月に福利厚生代行のベネフィット・ワンを買収しました。この買収劇は異例の展開をたどりました。
     先に買収を表明したのは医療情報サイト運営のエムスリーでした。そこに第一生命が参戦したのです。結局、エムスリーよりも好条件を提示した第一生命が買収戦を制しました。大企業による対抗的な買収は極めて珍しいものです。
     従来、事業会社はイメージ悪化などを恐れ、「敵対的」な買収を控えてきました。ただ、近年はルール整備などを背景に「同意なき買収」が広がる機運が出ています。買収が活発になれば、企業・業界の新陳代謝も促せます。今後、“予定調和”の買収は減っていくかもしれません。

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表紙

特集保険vs新NISA 今「契約したい保険」は? 生保商品ベスト&ワーストランキング

保険とNISA、どちらに資金を振り向けるべきか──。新NISAをきっかけに投資熱が高まる中、多くの人が抱える悩みだ。そこで保険とNISAで迷ったときの考え方や保険の見直し方、保険のプロ29人が辛口採点した生命保険商品ランキングを、業界の深部…

特集2変局 岐路に立つNHK

NHKが大きな岐路に立たされている。今国会で放送法改正案が可決されれば、ネット視聴も受信料徴収の対象となる。一方で、今後、NHKの受信料収入は人口減やテレビ離れを背景に先細る可能性が高い。職員数1万人を誇る巨大公共放送機関は、「みなさまのN…