記事一覧:特集22552件
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特集2
みずほ 万年3位脱出ミッション
2015年5月2日号上場企業の約7割と取引関係を持ち、2400万人の口座を持つ。みずほフィナンシャルグループはその顧客基盤故に潜在能力大といわれながら、内部の派閥闘争や不祥事で苦汁をなめ続けてきた。それらと決別する体制を整備し、ようやく内部が落ち着いてきた“眠れる獅子”は、万年3位からの脱出というミッションを完遂できるか。
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特集3
石野 博(関西ペイント社長)インタビュー
2015年4月25日号アフリカは、2030年には人口で中国やインドを追い抜くという予測があります。もとより、自動車関連の塗料は世界トップレベルだと自負していますが、現在アフリカで展開する建築関連の塗料も、自動車に匹敵する“太い柱”にできると判断し、リスクを取りました。
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特集3
屋台骨の国内を立て直すには 「壁紙」需要の塗り替えが課題
2015年4月25日号急進的な海外展開で大きく飛躍する一方で、国内にはそれほど明るい材料がなく、問題は山積みである。
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特集3
自ら新興国に出て経験を積む 急進的な海外展開が持つ意味
2015年4月25日号最初は“招かれざる客”にすぎなかったが、全てはそこから始まった。2010年5月、関西ペイント事務(当時)の石野博は、英国の協力者から「南アフリカ共和国で最大の塗料メーカー(フリーワールドコーティングス)が売りに出る」との情報を入手し、連休を返上してヨハネスブルクに飛んだ。
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特集3
関西ペイント 「色」で常識を塗り替える
2015年4月25日号社名には、およそ“グローバル企業”を想起させる要素はない。だが、今や関西ペイントは、連結売上高の56%を海外で稼ぐ。国内の受注生産を主体とする日本企業にとって、驚きの展開である。
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特集2
方志教和(シャープ専務)インタビュー
2015年4月25日号シャープ再生のカギを握っている液晶をはじめとしたデバイス部門。かじ取りを担う方志教和専務に、分社化など事業の青写真について聞いた。
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特集2
【Part2】 液晶事業分社化が生む 稼ぎ頭不在という難題
2015年4月25日号4月10日。中国・深セン市の中心部にあるフォーシーズンズホテルには、シャープが展示した最新の液晶パネルなどを一目見ようと、現地の電子機器メーカーをはじめ多くの関係者が詰め掛けていた。
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特集2
【Column】 液晶に次ぐ業績低迷の元凶 撤退不可避の太陽電池事業
2015年4月25日号「電気を消費するモノをつくるメーカーとして、いつか電気そのものをつくる存在になりたい」創業者・早川徳次氏の思いを基に、1959年に開発に着手し、国の「サンシャイン計画」という政策誘導の波にも乗って、2000年代前半には世界トップシェアを握った太陽電池事業。事業の推進力として力強くかみ合っていたはずの歯車が、次第に逆回転を始めたのが06年以降だ。
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特集2
【Column】 IGZO商標訴訟で露呈した ブランド・知財戦略の拙さ
2015年4月25日号2月25日、液晶ディスプレイ「IGZO」の商標登録をめぐる裁判で、判決が下された。IGZOとは、インジウム、ガリウム、亜鉛、酸素から構成される酸化物半導体で、元素記号を基にした名称だ。商標法には「原材料の表示のみからなる商標は認めない」という規定があることなどから、知的財産高等裁判所は「(商標として)独占使用を認めることが公益上適当であるとはいえない」として、登録を求めたシャープ側の訴えを退けた。
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特集2
【Part1】 迫り来る日の丸液晶大統合 国・銀行との苛烈な神経戦
2015年4月25日号4月5日。政府関係者の一人は朝から虫の居所が悪かった。原因は、経営再建中のシャープが官民ファンドの産業革新機構に出資要請へという一部報道によって、携帯電話が鳴り続けていたことだけではない。
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特集2
シャープ解体 改革なき経営の大罪
2015年4月25日号高橋体制に移行してから2年。「再生と成長」を掲げた中期経営計画は、大幅赤字によって早くも雲散霧消した。収益の短期的な改善に目を奪われ、抜本的な構造改革を先送りしてきた経営の大罪が、組織解体というかたちでシャープに降り掛かろうとしている。
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特集2
戸建てだけじゃない! 大手2社
2015年4月18日号連結売上高2兆~3兆円規模は業界でも他に類を見ない。不動産開発やロボットにまで手を広げる“巨人”2社の戦略を比較する。
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特別レポート
【スクープ】 大手不動産が不正行為か 流出する“爆弾データ”の衝撃
2015年4月18日号大手不動産仲介各社による宅地建物取引業法違反とみられる行為の数々が記録されたデータが、業界の一部で出回り始めている。本誌では同データを独自に入手した。今後、不正行為の実態が明るみに出れば、各社に厳しい処分が下される可能性もある。
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特集2
【Column】 ローン減税の拡充により 駆け込みでの購入は損!?
2015年4月18日号住宅を「駆け込み」で購入した人には、悲しいお知らせかもしれない。消費税の5%から8%への引き上げに対する軽減措置として、住宅は2013年9月末までに業者と請負契約を結べば、引き渡しが14年4月以降でも5%の税率が適用された。
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特集2
躍進遂げた一条工務店の謎 賃貸参入観測で業界が注目
2015年4月18日号注文住宅シェア2位ながら謎に包まれた一条工務店。ライバルが目を見張る躍進の秘訣は、フィリピンの製造工場にある。賃貸住宅事業に打って出るとの観測もあり、注目を集めている。
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特集2
和田 勇(積水ハウス会長)インタビュー
2015年4月18日号人口減少で家が売れなくなり、住宅メーカーはおしまいだという人もいますが、人々の住まい方は常に進化しています。かつて住宅は究極のローテク産業だといわれましたが、今では太陽光発電や蓄電池など、ハイテク技術が全部住宅に集まっています。当社も、脳波で家の中のドアを開閉する研究をしています。
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特集2
樋口武男(大和ハウス工業会長)インタビュー
2015年4月18日号人口減少によって、今後、新設着工戸数がやみくもに増えることはありません。故に、住宅業界でも淘汰が進んでいくのが自然の流れです。今後は、高気密・高断熱でエネルギーを自給自足でき、性能を100年以上維持できる住宅をリフォームしながら使い続ける時代になるでしょう。今がその変化の節目です。
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特集2
西河洋一(飯田グループホールディングス社長)インタビュー
2015年4月18日号かつて6社は互いに人口の多い市場でバッティングしていましたが、少子化で今後は人口も減ります。また、リーマンショック時には、銀行の新規融資が止まった経験もあり、グループ各社の社長は危機感を持っています。ですので、飯田一男元会長の統合提案に賛同しました。これまで住宅を持てなかった所得の低い人たちにも住宅を持ってもらいたい。それが、統合前からの6社共通のビジョンです。
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特集2
もはや反動減ではない!? タマホームの利益が“消滅”
2015年4月18日号消費増税前の駆け込みの反動減から、需要が戻らない住宅市場。大幅な減収減益に陥るタマホームの苦境は特に厳しい。業界の“隠れた巨人”飯田グループHDも危機感をあらわにする。
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特集2
試練の住宅産業
2015年4月18日号人口減少で今後ますます需要が先細る住宅産業。消費税率は今後さらに上がる予定で、住宅ローン減税など政府の支援でも負担増分は賄えない。足元の業績や受注もさえず、試練の時代は続く。