記事一覧:特集22552件
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緊急レポート
脱iPhoneに急シフト 国内は新事業に触手
2015年5月23日号「ニケシュばかりが取り沙汰されますが、国内も2.0まっしぐらですから」。あるソフトバンクの幹部はこう強調する。孫社長による後継者指名で、グローバルへのシフトが鮮明になったソフトバンクだが、これまで収益の柱だった国内事業も大きな変革のタイミングを迎えている。
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特集2
宮内義彦(日本取締役協会会長、オリックス・シニアチェアマン)インタビュー
2015年5月16日号市場の目、外部の目で経営をチェックし、評価する独立社外取締役を取締役会に入れる意義は、株主総会と同じ緊張感を取締役会に持たせることである。
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特集3
【Column】 日本食ブームもつらいよ 飽和を嘆く日本人経営者たち
2015年5月16日号シンガポール取材の最終日、現地で日本食レストランを展開する日本人オーナーら5人を夕食に誘った。もちろん、場所は彼らの店。居酒屋、すし、焼き肉をはしごして、酒の酔いも回った深夜1時、彼らの本音を聞くことができた。
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特集3
堀切功章(キッコーマン社長)インタビュー
2015年5月16日号現在の日本食の広がりを、一過性の“ブーム”と表現されることに違和感を覚えています。一歩一歩、着実に、世界に日本食が浸透しているのですから。こうした世界的な潮流が、われわれの卸事業の追い風になっているのは間違いありません。
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特集3
キッコーマン 醤油から日本食へ 世界制覇の野望
2015年5月16日号欧米で火が付いた日本食ブームが、アジアに到来している。あまり知られていないが、実は、“しょうゆ”のキッコーマンがブームの陰の立役者。空前の日本食人気に沸くシンガポールで現地取材を敢行し、しょうゆと日本食の二本柱で世界に挑むキッコーマンの野望を追った。
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特別レポート
【続報スクープ】 東電とソフトバンク、 新会社設立へ
2015年5月16日号東京電力とソフトバンクが、電力小売り事業を共同で行う新会社を設立することが、本誌の取材で分かった。2016年の電力自由化に向け、“異色”のタッグが練る秘策とは。
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特集2
【独立社外取締役選任アンケート】 今年の総会には間に合わず 人事・報酬チェックに抵抗感
2015年5月16日号6月以降、2人以上の独立社外取締役選任が義務付けられるが、未選任の企業はどう対応しようとしているのか。アンケートを通して、未選任企業が望む属性、役割を聞いてみた。
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特集2
諸外国と比べ低い社外比率 取締役会への出席率は改善
2015年5月16日号独立社外取締役の在り方から見た日本の取締役会の特徴はどうなっているのか。米国、英国との比較を通じて、取締役に占める比率、女性比率、報酬などを検証してみた。
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特集2
【Column】 社外比率高い会社は好業績 投資家からの評価も上がる
2015年5月16日号社外取締役の導入は、企業業績や投資家からの評価に好影響を与えている。阪上亮太・SMBC日興証券チーフストラテジストは、TOPIX(東証株価指数)採用銘柄を、社外取締役の取締役数に占める比率の高い順に五つのグループに分け、過去5期分の増益率の平均を比較した。
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特集2
平時は経営への監督と助言 非常時にはトップの首も切る
2015年5月16日号大塚家具の大塚久美子社長は、「委任状争奪戦など一連の騒動の原因は、社外取締役の選任、取締役会における健全な議論の在り方などコーポレートガバナンスをめぐる対立にあった」と語る。
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特集2
社外取締役を使い倒せ! 2人選任義務付けで問われる役割
2015年5月16日号3月に発表されたコーポレートガバナンスコードは、東証1部、2部上場企業に、独立社外取締役2人選任を事実上義務付ける。選任する以上は、使い倒すべきだが、そのためには活用する側の配慮、サポートが不可欠である。すでに選任している企業の例からその効用と活用法を探った。
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特別レポート
熊谷組施工のマンションで異常事態 外壁タイル問題の深刻
2015年5月16日号マンションの外壁タイルが剥がれ、浮き上がる──。高層階から落下すれば、歩行者の大けがにつながるなど危険が大きい。ところが、施工者のゼネコンは「経年劣化」を主張するケースが多く、原因は闇に葬られがち。あなたのマンションは大丈夫だろうか。
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特別レポート
世界で躍動する中華スマホ 経済摩擦の先に見据える光
2015年5月16日号中興通訊(ZTE)や華為技術(ファーウェイ)など中国企業によるスマートフォンが世界でシェアを拡大させている。背後に政府の影がちらつく状況で、米国や欧州などと“経済摩擦”を起こしながらも強める攻勢は、日本にも本格的に及んできた。
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特集3
【Column】 水島 エチレン工場廃棄の裏側
2015年5月2日号「寂しいですねぇ」。エチレン設備を廃棄することが決まった旭化成の水島製造所(岡山県)の従業員は異口同音につぶやく。操業開始から約半世紀、その幕が間もなく下りる。
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特集3
バラバラ営業は総合提案型へ 組織改正で極める多角化経営
2015年5月2日号旭化成は2016年4月、03年に分社・持ち株会社制に移行して以来の大きな組織改正に踏み切る。そこには多角化の一方で開いた事業間の溝を埋め、総合力を生かそうという算段がある。
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特集3
浅野敏雄(旭化成社長)インタビュー
2015年5月2日号組織改正の検討を始めたのは、次の成長戦略と中期経営計画の骨格を作るための議論がきっかけでした。成長を続けるためには、変えるべきものは絶えず変えていかなきゃいけない。2013年度、14年度と業績は好調ですが、10年後、20年後のさらなる飛躍を目指すためには、このタイミングで組織改正に着手するべきだと。
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特集2
林 信秀(みずほ銀行頭取)インタビュー
2015年5月2日号今までは、本部が考えた目標を現場が実行するという位置付けでしたが、去年の4月から「3年後、金融機関でナンバーワンを目指すために何が必要か」を議論して、営業店ごとに経営計画書を作るように変えました。そして、そこで洗い出した課題を営業店の大きな目標にしました
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特集3
旭化成 3代30年続いた “院政経営”からの卒業 その知られざる全貌
2015年5月2日号さかのぼること5年前の2010年。小林喜光・三菱ケミカルホールディングス社長(当時)の元に一本の電話があった。声の主は同年1月に会長就任が発表された伊藤一郎・旭化成副社長(当時)。用件は就任のあいさつなどという儀礼的なものではなく、両社が抱える懸案事項を解決するための一手を講じようという相談だった。
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特集2
巨額買収に食い込んだ銀行 アジア・欧州で“圏外”の証券
2015年5月2日号半年ほど前のある金曜日の夜、みずほ銀行の林信秀頭取の元へ1通のメールが届いた。その内容は、平穏だったはずの週末が突如として正念場に変わることを告げていた。450億ドル(当時のレートで約5.2兆円)のつなぎ融資組成の可否を回答せよ──。それが林頭取に舞い込んだミッションだった。
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特集3
旭化成 3代30年続いた “院政経営”からの卒業 その知られざる全貌
2015年5月2日号この30年間で売上高が2倍以上、営業利益は3倍以上に成長した総合化学大手の旭化成。その堅調な成長を支えてきたのは、普通の企業には弊害になりかねない会長による“院政経営”だった。ところが今、旭化成はうまく回ってきたはずの院政経営からの卒業を図っている。旭化成は何を目指しているのか。その特異な経営体制に迫った。