記事一覧:特集22552件
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特別寄稿
FIFA汚職事件の背景にある ブラッター会長と「金」の歴史
2015年6月27日号5月、FIFA(国際サッカー連盟)幹部16人が逮捕された。FIFAにはびこる金権体質にメスを入れたこの事件はサッカー界を揺るがし、会長のゼップ・ブラッターも辞任を表明した。FIFAと金の関係を10年以上追い続ける第一人者のジャーナリストに緊急寄稿してもらった。(翻訳協力:ジョシュア・ウィッティグ)
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特集2
【Column】 旭化成に大林組 止まらない本社の流出
2015年6月20日号関西財界の幹部は、「あれだけ大阪から出ていくなと言ったのに……」と、苦渋の表情を浮かべる。彼が説得した相手は、1781(天明元)年に大阪の地で創業、大阪の名門企業として知られる武田薬品工業だ。
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特集2
【Column】 財界が水面下で進める 夢洲カジノ構想の中身
2015年6月20日号大阪にIR(カジノを含めた統合型リゾート)をつくりたい!」橋下市政が敗れ、下火になったカジノ構想。だが、むしろ財界はインバウンドの活況を受け、これまで以上に実現に向けて意欲を燃やしている。
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特集3
小泉光臣(JT社長)インタビュー
2015年6月20日号飲料撤退で露呈した、多角化の失敗。この現状をどう評価するのか。このまま“たばこ一本足打法”を続けるのか。10年以上経営に関わってきた小泉社長に、今後の成長戦略を聞いた。
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特集3
元専売公社のしがらみ超え 現実味帯びる完全民営化
2015年6月20日号JTに完全民営化の議論が浮上している。元専売公社であるが故、農家や族議員、財務省などと、多くの“しがらみ”を抱えてきた。株式会社移行から30年を経て、悲願は達成されるか。
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特集3
【Column】 V9時のジャイアンツ!? 課題は最強チーム後の後継者
2015年6月20日号まるでV9時の読売ジャイアンツのようだ──。JTの現経営陣は時にこう評価されることがある。生え抜きを中心に構成された現在の経営陣が、王、長嶋のONコンビを中心に、ジャイアンツ生え抜きの選手で構成された最強集団と酷似しているからだ。
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特集2
佐藤茂雄(大阪商工会議所会頭)インタビュー
2015年6月20日号幕末期に衰退した大阪は、明治時代に入って紡績業で復興した。大阪市域は海側へ拡大し、大正末期から昭和初期にかけて「大大阪(だいおおさか)」と呼ばれる世界6位の大都市に成長した。当時の大阪には多くのビジネスチャンスがあり、全国から人々が集まった。
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特集2
「ポスト電機」の成長産業は 江戸期の伝統受け継ぐ医療
2015年6月20日号電機産業が苦境に陥った今、大阪財界が次なる成長産業と期待を寄せるのが、医療・製薬だ。関連企業などが集積する歴史的な地の利を生かし、反転攻勢への狼煙を上げる。
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特集2
パナ、シャープが拠点売却で 変貌する「企業城下町」の姿
2015年6月20日号大阪を代表する電機メーカー、パナソニック、シャープの2社が拠点売却など、資産のリストラを進めている。その陰で、かつての企業城下町や雇用の在り方が変容し始めた。
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特集2
【Column】 串カツ復活、バルも人気 なにわの“食”最新トレンド
2015年6月20日号外国人観光客で活況を呈する大阪で、ひときわにぎわう飲食店がある。「がんこ道頓堀店」だ。多いときは4割が外国人観光客で占める。
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特集2
独り勝ちの阪急うめだ本店に 猛攻勢かけるミナミの百貨店
2015年6月20日号2011年に勃発した「大阪百貨店戦争」。全面建て替えが成功を収め、阪急うめだ本店の独り勝ちとみられていたが、心斎橋や難波の百貨店が猛攻勢に出ている。
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特集2
【Column】 なにわのご当地アイドル オバチャーンが元気発信
2015年6月20日号アニマル柄のシャツにピチピチのタイツ、ド派手なネックレス──。6月2日、そんな風貌の7人組のオバチャンたちが、道頓堀に浮かぶ水上バスの上で「オバスカドンドンドンドンドーン!」と歌って踊りまくっていた。
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特集2
鍵はコテコテ、ハデハデ! 復活遂げた「おもろい」通天閣
2015年6月20日号なにわのシンボル「通天閣」が好調だ。年間入場者数は2007年度から8年連続で100万人を超え、開業以来の盛況ぶりとなっている。通天閣観光の社長が成功の舞台裏を語った。
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特集2
【Column】 悩める出張族に朗報! 賢いホテル予約の裏ワザ
2015年6月20日号出張族の間で「大阪はホテルの予約が全然取れない」と話題になっている。アクセスが良く手頃な料金のホテルは、どこも満室で取れない場合が多いのだ。そこで旅行やホテル関係者に、賢いホテル予約の裏ワザを聞いてみた。
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特集2
【経済編】 インバウンドは大阪を救う!? 到来する外国人観光客バブル
2015年6月20日号大阪経済をけん引するのが外国人観光客、いわゆるインバウンド需要だ。LCC便の拡大やUSJの大型投資も相まって、ホテルの稼働率は上昇。大阪の観光資源が見直されている。
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特集2
大阪ランキング
2015年6月20日号鍋好き? 交通事故が多い? 自治体ランキングで大阪の実態を探る。
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特集3
JT 苦悩のレガシー経営
2015年6月20日号親方日の丸企業から、利益の6割以上を海外で稼ぎ出すグローバル企業へと変身を遂げたJT。たばこ事業が好調な一方で、飲料事業からの撤退を発表するなど、多角化では脆さを見せている。たばこの需要が減りゆく中で、経営陣は将来のJTの姿をどう描くのか。
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特集2
再び動きだし、変わる大阪
2015年6月20日号かつて「天下の台所」の中枢を担い、「水都大阪」のシンボルである中之島。堂島川と土佐堀川に挟まれた東西3キロメートルに延びる中州には、明治、大正時代に建てられた日本銀行や大阪市役所の他、大手企業の中枢機能も集積。経済、行政の中心地となっている。
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特集2
変わる市政の象徴となるか 交通民営化「三度目の正直」
2015年6月20日号住民投票を終えた大阪市で、次なる焦点となるのが市営交通の民営化だ。橋下徹市長は最後の大仕事にしたい意向だが、越えなければならないハードルは多い。
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特集2
柳本 顕(自民党大阪市議団幹事長)インタビュー
2015年6月20日号大阪都構想は、住民サービスの向上や経済活性化の具体策ではなく、制度論でしかなかった。都構想では市民生活は何も変わらない。賛成派はあたかもばら色の未来があるかのような抽象的な印象を植え付けようとしたが、われわれは都構想で大阪市域の自主財源が減るといった具体的な問題点を示した。