記事一覧:特集22552

  • 特集2
    海底熱水鉱床、メタハイで勝負 出遅れた日本の巻き返し策

    2015年7月11日号  

    海底資源開発で欧米勢に水をあけられている日本。巻き返しの鍵になるのが、海底熱水鉱床とメタンハイドレートの存在だ。将来の飯の種を発掘しようと、日系企業も食指を動かしている。

  • 特集2
    “お雇い外国人”に流れる血税 欧米が支配する海底資源開発

    2015年7月11日号  

    世界6位の排他的経済水域を持つ海洋国家、そして技術立国を自任する日本。だが、取材であらわになったのは、海洋開発における技術でも意欲でも欧米に圧倒される悲しい現実だった。

  • ギリシャ発! 揺れる世界経済

    緊急特集
    ギリシャ発! 揺れる世界経済

    2015年7月11日号  

    先進国で初めて事実上の債務不履行(デフォルト)に陥ったギリシャ。金融市場は与党・急進左派連合の瀬戸際戦略に翻弄され続けているが、安全資産にマネーが逃避する「リスクオフ」の“火種”は他国でもくすぶり始めた。ギリシャショックの深層と共に、次の危機シナリオを追った。

  • 瀬戸際戦術続けるギリシャ想定外のユーロ離脱はあるか

    緊急特集
    瀬戸際戦術続けるギリシャ 想定外のユーロ離脱はあるか

    2015年7月11日号  

    世界経済の潜在リスクをあぶり出したギリシャ問題。「合理性」とは無縁のギリシャの動きは誰にも読めない。7月5日に行われる国民投票で、情勢はますます混迷するだろう。

  • 【Column】ギリシャ危機の思わぬ余波邦銀を襲う国債の“二重苦”

    緊急特集
    【Column】 ギリシャ危機の思わぬ余波 邦銀を襲う国債の“二重苦”

    2015年7月11日号  

    「この1~2週間、財務省の動きが慌ただしい。銀行に対する何か厳しいルールが新しく出てくるかもしれない」──。ギリシャ問題が火を噴くさなか、あるメガバンク幹部はそう言って余波への警戒感をあらわにした。

  • 特集2
    三菱重工業 売上高5兆円が目前! 宮永流“省エネ経営”の功罪

    2015年7月4日号  

    歴代経営者もためらった祖業の造船、中興の原動機にメスを入れるなど、大ナタを振るう宮永俊一社長。グローバル競争で戦うには、自前主義から脱却し、ライバルと手を組み効率的に頂点を目指す利口さも必要と説く。だが、こうした“省エネ経営”は、三菱重工業が重きを置いてきた技術志向とは対極をなすものだ。果たして、宮永改革は結実するのか。

  • 特集3
    大原孝治(ドンキホーテホールディングス社長兼COO)インタビュー

    2015年7月4日号  

    安田隆夫会長が後継者として白羽の矢を立てたのは、創業当初からの“戦友”である大原孝治社長兼COO(最高執行責任者)。「私は素人のおじさんです」が口癖という大原社長に、現在の心境を聞いた。

  • 特集3
    【Column】 ついに高級住宅街へも出店 進化し続けるドンキの業態

    2015年7月4日号  

    「こんなものまであるのね」。そうつぶやきながら、小奇麗なファッションに身を包んだマダムが、2000円以上する松阪牛と、1パック78円の納豆を買い物かごに入れていく。これまで駅前や繁華街を中心に出店してきたドン・キホーテが、新業態の実験場所として選んだのが、東京・白金台の高級住宅街である。

  • 特集3
    安田隆夫(ドンキホーテホールディングス会長兼CEO)インタビュー

    2015年7月4日号  

    2月の決算説明会で突如、引退を表明したドンキホーテホールディングスの安田隆夫会長兼CEO。2015年6月期決算は26期連続の増収増益見込みと業績好調の中、なぜいま退任するのか。安田会長を直撃した。

  • 特集3
    CEOをバトンタッチ ドン・キホーテ 安田隆夫 ラストメッセージ

    2015年7月4日号  

    トイレットペーパーからルイ・ヴィトンまで。異色の品ぞろえと店づくりで「ドン・キホーテ」を店舗数300超、売上高6000億円超の大企業へと成長させた創業者、安田隆夫会長兼CEOが6月末に大原孝治社長にトップの座を譲る。その独自の手法から流通業界の“異端児”とも呼ばれる安田会長は、後進にどんな言葉を残すのか──。

  • 特集2
    宮永俊一(三菱重工業社長)インタビュー

    2015年7月4日号  

    2兆~3兆円で停滞していた売上高を伸ばし、5兆円の大台突破が視野に入った。だが、客船とMRJが好業績に水を差している。希代の経営者はこの体たらくに何を思うのか。

  • 特集2
    客船の巨額損失、MRJ遅延 業績好調に潜む現場の疲弊

    2015年7月4日号  

    6月下旬、かつて戦艦武蔵が建造されたことで知られる長崎造船所を訪れた。通称・長船(ながせん)にある本工場、香焼工場のドックには、まさしく、廃虚のような2隻の巨大客船が鎮座していた。

  • 特集2
    半導体 新秩序の胎動

    2015年6月27日号  

    2015年、世界の半導体業界が大きく動いた。最大手インテルをはじめ総額9兆円にも及ぶ大再編が起こっているのだ。車載、IoT(モノのインターネット)、データセンターというPC、スマートフォンに代わる新たな半導体の市場をめぐり、これまでは考えられなかったプレーヤーも入り乱れての異種格闘技戦が始まろうとしている。

  • 特集3
    旺盛な内需はもろ刃の剣 構造改革が成長持続の鍵

    2015年6月27日号  

    ブラジル経済が正念場を迎えている。前節で述べた四重苦に加え、年内ともいわれる米国の利上げが行われれば、レアルの下落は必至。ブラジル経済はこの窮地を脱することができるか。

  • 特集3
    成長支えた歯車が逆回転 6年ぶりにマイナス成長へ

    2015年6月27日号  

    BRICsとして注目を集めてきたブラジルの景気が低迷している。通貨安によるインフレで政策金利が上昇し、それがさらに景気を悪化させている。ブラジルに何が起こっているのか。

  • 特集3
    正念場のブラジル経済

    2015年6月27日号  

    ブラジル経済が正念場を迎えている。6年ぶりのマイナス成長(予測)を余儀なくされ、通貨レアルも急落している。BRICsの雄、ブラジルに何が起きているのか。間近に米国の利上げも迫っており、先行きは予断を許さない。来年にはオリンピック開催を控えるブラジルは、果たして再び輝きを取り戻せるだろうか。 本誌・大坪稚子

  • 特集2
    西口泰夫(ソシオネクスト会長兼CEO)インタビュー

    2015年6月27日号  

    当社は平均年齢35~40歳、人員2620人を擁する新しい「半導体会社」だ。ベンチャーにしては、大き過ぎるけどね。この(会長の)仕事を引き受ける条件として「全社員が元の会社を完全に退職して、新しい会社に入社してくれ」と伝えた。富士通だパナソニックだの旧会社のしがらみなく、新しい文化をつくらなければならない。

  • 特集2
    そして“日の丸”半導体は今 生存組・再生組それぞれの未来

    2015年6月27日号  

    春の匂いが風に混じり始めた4月。東京駅八重洲口前のその古いビルに、皆が何年も待ち望んでいた人々がやって来た。マイクロンに統合されてマイクロンメモリジャパンに名前が変わった“旧エルピーダメモリ”。2012年3月に会社更生法の適用を申請して以来初めて迎える20人の新卒新入社員だ。

  • 特集2
    【Column】 オフィスが半導体工場に 「ミニマルファブ」の衝撃

    2015年6月27日号  

    巨額の設備投資を行い、より細かくより大量に作る──。こういった半導体生産の“在り方”は、車載やIoTなど少量多品種生産が主流になる今後、変わっていく可能性がある。

  • 特集2
    ポストPC、スマホ市場へ 9兆円が乱れ飛ぶM&A戦

    2015年6月27日号  

    6月1日、米インテルがファブレス(工場を持たない)半導体メーカー、米アルテラを167億ドル(約2兆0700億円)で買収することが発表された。世界最大の半導体メーカー、インテルにとって過去最大の買収だ。

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記者の目

  • 編集部 鈴木洋子

    〆切で積んでるエルデンリングDLC、早くクリアしなくちゃ

     大人になりゲームから離れていた私の元に結婚祝いとしてWiiが来たのは2008年のこと。「ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス」のとりこになり、エンディングでは床に崩れて大泣きし、それからずっとゲームが大好きです。今回「ゲーマーの平均年齢は37歳」と知って安堵したのは内緒です。
     生まれた子どもは知育ゲームとマインクラフト、Robloxに夢中。わが家の娯楽の真ん中にゲームはいます。
     今号の特集では、依存症の問題は取り上げませんでしたが、産業・文化・社会の中で重要性を増すゲームと、どう付き合うかを、多くの方が考えるきっかけになれば幸いです。さて、〆切終わったしそろそろエルデンリングDLCクリアしなくちゃ。

  • 編集部 片田江康男

    寒さに負けないゲームのコンテンツ力

     自宅近くの公園を通りかかった際に、小中学生5~6人が公園のベンチに下を向いて座っていました。手にしていたのはNintendo Switch。お菓子や飲み物まで用意して、寒空の下で没頭していました。
     私が子どもの頃は、ゲームを持っていて、家に上がっていい友人宅に集合したものでしたが、新型コロナウイルスのまん延を経て、そんな遊び方はなかなか実現しなくなったようです。
     それにしても、寒風吹きすさぶ中でも、子どもたちを夢中にさせるゲームのコンテンツ力には脱帽です。私も読者の皆さまが夢中になる特集をお届けできるよう、精進してまいります。2025年もよろしくお願いいたします。

最新号の案内2025年1月18日号

表紙

特集日本のゲーム

半導体や鉄鋼並みの外貨獲得力を持つ日本のコンテンツ産業。その中で最大規模を持ち、成長を続けるのがゲームだ。世界市場は2028年には50兆円にも届くといわれており、外貨獲得産業として国も支援に乗り出した。一方、業界の「ゲームシステム」は急速に…

特集2役所&日銀出身の社外取締役報酬ランキング

社外の客観的な目が企業経営にとって重みを増す中、社外取締役が役人の有望な再就職先となっている。「行政経験を積み、企業経営にも一定の理解がある官僚OB・OGは貴重」との見方がある一方、「形を変えた天下り」といった否定論も。彼らが高額報酬に見合…