記事一覧:特集22552

  • 特集3
    再増税・歳出削減強化なければ 20年度PB黒字化は難しい

    2015年8月1日号  

    財政健全化計画は、高めの経済成長を前提としている。しかし、景気は循環する。実際の税収は見込みを下回るだろう。財政再建にはさらなる増税、歳出削減が必須だ。

  • 特集3
    成長頼み! 財政再建の限界 健全化計画を徹底検証

    2015年8月1日号  

    6月30日に財政健全化計画が閣議決定された。国際公約である2020年度の基礎的財政収支黒字化目標は堅持されている。しかし、計画は経済成長頼みであり、目標達成には力不足の感が否めない。識者による鼎談も交え、財政再建に向けた方策はどうあるべきか、検証した。

  • 巨額減損リスク抱える“爆弾” 原発子会社が陥った袋小路

    緊急特集
    巨額減損リスク抱える“爆弾”  原発子会社が陥った袋小路

    2015年8月1日号  

    第三者委員会による利益額の修正は1500億円に上ったが、今後は資産の面で、1000億円単位で減損リスクが待っている。中でも注目されているのが、原発事業だ。

  • 【Column】国立競技場計画の見直しで泣きを見る“意外な”面々

    特別レポート
    【Column】 国立競技場計画の見直しで 泣きを見る“意外な”面々

    2015年8月1日号  

    巨額の費用が問題となり、ゼロベースからの見直しとなった国立競技場の建て替え問題。それに伴い、同時進行していた周辺の神宮外苑一帯の再開発計画にも、見直しの余波が及んでいる。

  • 国との蜜月が不正の土壌に?“国策企業”が陥った袋小路

    緊急特集
    国との蜜月が不正の土壌に? “国策企業”が陥った袋小路

    2015年8月1日号  

    不正会計を引き起こした歴代3社長の在任期間は、東芝が時の政権と距離を縮めたタイミングでもあった。国策に寄り添う一方、企業としてのガバナンスの欠如につながった可能性がある。

  • 復活の可能性はあるのか積み残された果てなき課題

    緊急特集
    復活の可能性はあるのか 積み残された果てなき課題

    2015年8月1日号  

    不正会計の報告書が提出されたことで、東芝は、社内の抜本改革を進める必要に迫られている。創業以来の危機からの復活は図れるのか。見通しに明るい材料は決して多くない。

  • 不正会計に潜む真のリスク東芝 終わらざる危機

    緊急特集
    不正会計に潜む真のリスク 東芝 終わらざる危機

    2015年8月1日号  

    東芝の不正会計問題は、6年間で約1500億円の利益水増しが判明し、歴代3社長の辞任という巨大スキャンダルに発展した。その裏にあるリスクを追った。

  • 泥縄試算、責任転嫁の醜態…国立競技場仕切り直しの“敗因”

    特別レポート
    泥縄試算、責任転嫁の醜態… 国立競技場仕切り直しの“敗因”

    2015年8月1日号  

    総工費の急変、財源をめぐる確執、関係者による責任転嫁……。スポーツの祭典にはおよそ似つかわしくないぶざまな悲喜劇はなぜ起きたのか。新たな計画で笑うのは、一体誰だろうか。

  • 戦後70年 FROM 1945 TO 2015

    短期集中連載
    戦後70年 FROM 1945 TO 2015

    2015年8月1日号  

    戦後70年を迎え、これから安定したアジアを構築していくために、日本がどのような役割を果たせるのか。外交の第一線で活躍した外務省OBの討論、そして主要なデータを使い、アジアの世紀の到来を検証する。

  • 特集2
    森 重樹(日本板硝子社長兼CEO)インタビュー

    2015年8月1日号  

    私は、仕事で海外とのやりとりが多い、いわゆる“グローバル人材”ではありませんでした。社長候補という意味では、私の他にも複数人の候補者がいたと聞いています。おそらく、現在の会社の状況を考えれば、(1)東京がベースでなければ社長の職務が務まらない、(2)幅広い分野でのビジネス経験を持っていたこと、などではないかと思います。

  • 特集2
    【Column】 事実上の“宮内庁御用達” 通が好むカガミクリスタル

    2015年8月1日号  

    現在、経営再建の途上にあるという事情から、なかなか明るい話題がない日本板硝子グループで、異彩を放つ100%子会社がある。1934年(昭和9年)創業で、80年を超す歴史を持つカガミクリスタルだ。

  • 特集2
    経営再建の途上でありながら グローバル化では先端を行く

    2015年8月1日号  

    英ピルキントンを買収するまで、日本と東南アジアだけで事業を展開していた日本板硝子が、グローバルでリソースの一括管理に本格的に取り組み始めた起点は2008年6月の新体制の発足である。そして、このタイミングで取締役に昇格したのがIT事業本部長だった吉川恵治(現取締役)である。

  • 特集2
    満を持しての新体制発足後に 坂を転がるように迷走が続く

    2015年8月1日号  

    板ガラス業界で世界2位の日本板硝子では、外資系企業さながらの仕事の進め方がすでに日常業務の中に入り込んでいる。海外とのコミュニケーションが必要になれば、すぐに電話会議が始まる。

  • 特集2
    解き明かされる神秘の世界 脳科学 最前線

    2015年7月25日号  

    脳はまさに、小宇宙──。その謎に迫るべく世界中で研究が繰り広げられ、神秘なる機能が解明されつつある。一流の研究者たちへの取材を基に、脳の未来を解き明かす。

  • なぜドイツは和解を進め日本は対立が深まるのか

    短期集中連載
    なぜドイツは和解を進め 日本は対立が深まるのか

    2015年7月25日号  

    日本とドイツの戦後処理についてはよく比較される。そして、決まって「ドイツはうまくいき、日本はうまくいかなかった」と評される。結果だけ見ればそうだろう。しかし、そう単純に言い切れない戦後の歴史がある。

  • 歴史問題キーワード

    短期集中連載
    歴史問題キーワード

    2015年7月25日号  

    【東京裁判】正式名称は極東国際軍事裁判。第2次世界大戦の勝者である連合国11カ国が、日本の指導者の戦争責任を追及した戦争犯罪裁判だ。

  • 白井 聡(京都精華大学専任講師)インタビュー

    短期集中連載
    白井 聡(京都精華大学専任講師)インタビュー

    2015年7月25日号  

    今、何が起きているかというと、特に第2次安倍政権になってから、もはやアジアの中で生きていくことを放棄したのかと思われる──そうとしか受け取れない言動が繰り返されている。一体そこを政権中枢や財界はどう考えているのか。

  • 小林よしのり(漫画家)インタビュー

    短期集中連載
    小林よしのり(漫画家)インタビュー

    2015年7月25日号  

    日本人というのは、船に例えたら片方に寄ってしまう傾向がある。みんなが左舷に行ったので、沈没しないようにわしは右舷に行った。そうするとみんな右舷にやって来て、また傾いたので、今度はわしが「おかしいよ」と真ん中に行くと右に行ったやつが、わしのことを左翼と呼ぶんだね。なかなか真ん中では止まらない。

  • 東郷和彦(京都産業大学教授)インタビュー

    短期集中連載
    東郷和彦(京都産業大学教授)インタビュー

    2015年7月25日号  

    日本の戦後処理は個人補償ではなく伝統的な国と国とによる解決を行ってきたし、それは全然おかしなことではなかった。ただ、それでは納得できない人たちが、人権意識の高まりとともに声を上げだし、国際社会の中で一定の政治勢力になりつつある。今、日本は、この課題にどう対応するかということが問われている。

  • 戦後70年 FROM 1945 TO 2015

    短期集中連載
    戦後70年 FROM 1945 TO 2015

    2015年7月25日号  

    戦後70年企画第2回では、それぞれ政治的立ち位置が異なる3人の論客に、安定した東アジアをつくるために、歴史認識問題をめぐる相克を乗り越える道を聞いた。後半では、第2次世界大戦では日本と同じ敗戦国・侵略国でありながら、今やEU(欧州連合)の盟主となったドイツの戦後処理について考えてみる。

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記者の目

  • 編集部 鈴木洋子

    〆切で積んでるエルデンリングDLC、早くクリアしなくちゃ

     大人になりゲームから離れていた私の元に結婚祝いとしてWiiが来たのは2008年のこと。「ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス」のとりこになり、エンディングでは床に崩れて大泣きし、それからずっとゲームが大好きです。今回「ゲーマーの平均年齢は37歳」と知って安堵したのは内緒です。
     生まれた子どもは知育ゲームとマインクラフト、Robloxに夢中。わが家の娯楽の真ん中にゲームはいます。
     今号の特集では、依存症の問題は取り上げませんでしたが、産業・文化・社会の中で重要性を増すゲームと、どう付き合うかを、多くの方が考えるきっかけになれば幸いです。さて、〆切終わったしそろそろエルデンリングDLCクリアしなくちゃ。

  • 編集部 片田江康男

    寒さに負けないゲームのコンテンツ力

     自宅近くの公園を通りかかった際に、小中学生5~6人が公園のベンチに下を向いて座っていました。手にしていたのはNintendo Switch。お菓子や飲み物まで用意して、寒空の下で没頭していました。
     私が子どもの頃は、ゲームを持っていて、家に上がっていい友人宅に集合したものでしたが、新型コロナウイルスのまん延を経て、そんな遊び方はなかなか実現しなくなったようです。
     それにしても、寒風吹きすさぶ中でも、子どもたちを夢中にさせるゲームのコンテンツ力には脱帽です。私も読者の皆さまが夢中になる特集をお届けできるよう、精進してまいります。2025年もよろしくお願いいたします。

最新号の案内2025年1月18日号

表紙

特集日本のゲーム

半導体や鉄鋼並みの外貨獲得力を持つ日本のコンテンツ産業。その中で最大規模を持ち、成長を続けるのがゲームだ。世界市場は2028年には50兆円にも届くといわれており、外貨獲得産業として国も支援に乗り出した。一方、業界の「ゲームシステム」は急速に…

特集2役所&日銀出身の社外取締役報酬ランキング

社外の客観的な目が企業経営にとって重みを増す中、社外取締役が役人の有望な再就職先となっている。「行政経験を積み、企業経営にも一定の理解がある官僚OB・OGは貴重」との見方がある一方、「形を変えた天下り」といった否定論も。彼らが高額報酬に見合…