記事一覧:特集22552

  • 特集2
    勝敗を分ける情報とスピード 夫婦タッグで保活戦に臨め

    2017年2月18日号  

    「こんな不条理な“ゲーム”は生まれて初めて」。都内で保活を経験したある保護者は怒りをあらわにする。入園の可否を決める自治体の基準が公平とは言い難く、ポイント制の運用にも問題があるからだ。ポイントを稼ぐために偽装離婚してシングルマザーとなったり、専業主婦なのに勤務実績を捏造するなど、モラルハザードが横行している。

  • 特集2
    認可保育園に入れるのは3割 勝者なき保活戦争の悲惨

    2017年2月18日号  

    キッズラインの調査によると、希望した認可保育園に入れるのはわずか3割という。苛烈な保活戦線に翻弄された親たちの壮絶な“保活戦記”をお届けする(文中は全て仮名)。

  • 特集2
    定員が希望者数を上回るのは 首都圏でたった6自治体だけ

    2017年2月18日号  

    待機児童問題が国民的関心事となり、国・自治体はこぞって保育園新設と保育士確保に動いている。だが、足元の保活(保護者が子どもを保育園に入れるための活動)事情は依然厳しい。

  • 特集2
    保育園に入りやすい街はどこだ? <緊急調査> 保活戦線異状アリ

    2017年2月18日号  

    「保育園落ちた日本死ね」という匿名ブログが話題になり、国会で取り上げられる騒動になってから1年。今年も認可保育園の合否通知が届く季節がやって来た。共働き家庭の命運を左右する待機児童問題は解決されるのか。その現実と課題を首都圏自治体の最新調査結果と共にお送りする。

  • 特集2
    島村琢哉(旭硝子 代表取締役社長兼CEO)インタビュー

    2017年2月11日号  

    8月の末にドイツで、12月の末にデンマークで、バイオ医薬品開発の有力企業を買収しました。2回のM&Aで、微生物細胞に加え、動物細胞を扱う能力を手に入れました。将来は、人の細胞、そして再生医療へと向かいます。

  • 特集2
    50年来のビジネスモデル崩壊 激変期に迫られる経営大転換

    2017年2月11日号  

    “世界最大の総合ガラスメーカー”の旭硝子が岐路に立たされている。半世紀にわたって同社を支えてきたビジネスモデルが崩壊の危機に瀕(ひん)し、経営の大転換を迫られているのだ。

  • 特集2
    根本正生(旭硝子 常務執行役員兼化学品カンパニー・プレジデント)インタビュー

    2017年2月11日号  

    旭硝子は、2017年に創業110周年、化学品部門は創業100周年の節目を迎える。長年、化学品部門が“自主独立”の動きを取ってきたことには理由がある。

  • 特集2
    ちぐはぐな業界最大手の内実 けん引するは三男坊の化学品

    2017年2月11日号  

    旭硝子の工場が稼働を停止すると、首都圏の病院で人工透析を受ける患者の生命が危険にさらされる恐れがある。さらに、水の供給が途絶える可能性もある──。結論から言えば、この話は本当である。

  • 特集2
    日本を代表するグローバル企業? 旭硝子の“内憂外患”

    2017年2月11日号  

    日本の産業界では、相対的に海外展開が早かったことから、“グローバル化の先進企業”としてのイメージが定着している旭硝子。今では、世界最大の総合ガラスメーカーとなったが、過去50年続いたビジネスモデルの基盤が揺らぎ始めている。現在、旭硝子が向き合う数々の困難は、技術力を武器にしてきた日本のものづくり企業にとっても、他人事ではない。

  • 特集2
    【Column】 国内の主流は「カーシェア」 グレーゾーンサービスも跋扈

    2017年2月4日号  

    世界で「ライドシェア」が盛り上がりを見せる一方、日本で自動車のシェアリングといえば、「カーシェアリング(カーシェア)」である。カーシェアとは、事業者が持つ車を個人が借りて利用できるサービスのこと。運転者付きで移送するライドシェアとは異なり、単に車だけをシェアする。

  • 特集2
    既存ビジネス崩壊にも及び腰 日系メーカー反撃の条件は?

    2017年2月4日号  

    昨年、ホンダはシンガポールのGrabと、東南アジア地域での二輪のシェアリング領域で提携。車載テレマティクスによる走行データの活用や、ドライバー向けの安全講習などで協業する予定だ。

  • 特集2
    自動車「新ビッグスリー」が殺到 ライドシェア事業者の争奪戦

    2017年2月4日号  

    「トヨタは、車を造って売る会社であると同時に、移動サービスを提供する会社になる」。トヨタ自動車の友山茂樹専務役員は、そう宣言する。

  • 特集2
    ライドシェア 日系自動車の逡巡

    2017年2月4日号  

    世界で普及しているライドシェア。その有望市場をにらんで、大手自動車メーカーは先を争うようにシェアリング事業者に群がっている。しかし、なぜか欧米メーカーに比べて日系メーカーの腰は重い。その裏には、切り捨てられない既存ビジネスへの執着と、収益化が見えないライドシェア参入へのちゅうちょがあった。

  • 特集2
    キャッシュレス時代到来で 問われるATMの存在意義

    2017年1月28日号  

    米アップルのモバイル決済サービスが上陸し、現金大国の日本でも、現金を使わない決済が増え始めている。キャッシュレス時代の到来は、コンビニATMの存在意義を揺るがしている。

  • 特集2
    住宅ローンで買い物5%引き 主婦を取り込むイオン経済圏

    2017年1月28日号  

    セブン&アイ・ホールディングスに続いて2007年に銀行業に参入したイオン。スーパーでの買い物割引を武器に利用客を増やすイオン銀行は、グループの稼ぎ頭へと成長している。

  • 特集2
    手数料で1100億円を稼ぐ セブン銀の一点突破ビジネス

    2017年1月28日号  

    ATMで稼ぐ。小売業を源流とするセブン銀行は、“常識外れ”とやゆされたビジネスモデルで戦いを挑んできた。それが今や高収益をたたき出し、勝ち組銀行へと成長している。

  • 特集2
    ファミマとローソンが猛攻勢 協業関係崩れた地銀の危機感

    2017年1月28日号  

    ファミリーマートとローソンがATMの強化に乗り出した。ファミマはゆうちょ銀行のATMを増やし、ローソンは銀行を設立する。大手コンビニの攻勢は、地方銀行の脅威となっている。

  • 特集2
    銀行界も戦々恐々 コンビニATM戦争

    2017年1月28日号  

    今やすっかり浸透したコンビニのATM。コンビニの増殖とともに台数は増え続け、コンビニ3強の店内に置かれたATMの数は、メガバンクのATM台数合計の倍近い規模にまで膨れ上がった。旧態依然とした銀行業界に新風を吹き込んだ小売業発の金融サービスは、一大勢力へと成長している。

  • 特集2
    石黒成直(TDK社長)インタビュー

    2017年1月21日号  

    今のスマートフォン向けの売り上げ規模はSAWデバイスと電池で約3000億円を超える。クアルコムとの合弁会社に1200億円規模のSAWデバイス事業を切り出すので、当然スマホ依存度は低くなるが、スマホを捨てるのが狙いではない。まだまだスマホには新技術が詰め込まれる。

  • 特集2
    村田恒夫(村田製作所社長)インタビュー

    2017年1月21日号  

    世界のスマートフォンの出荷台数は2020年に向けて年率1~3%の伸びを予想している。台数は横ばいであっても、LTE(4G)の普及率はまだ50~60%で、年率10%くらいは伸びる余地がある。そして、LTEアドバンスト(4.5G)の普及率は世界でまだ30%で、これが20年に50%くらいに増える中で、部品点数はまだまだ増える。

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記者の目

  • 編集部 鈴木洋子

    〆切で積んでるエルデンリングDLC、早くクリアしなくちゃ

     大人になりゲームから離れていた私の元に結婚祝いとしてWiiが来たのは2008年のこと。「ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス」のとりこになり、エンディングでは床に崩れて大泣きし、それからずっとゲームが大好きです。今回「ゲーマーの平均年齢は37歳」と知って安堵したのは内緒です。
     生まれた子どもは知育ゲームとマインクラフト、Robloxに夢中。わが家の娯楽の真ん中にゲームはいます。
     今号の特集では、依存症の問題は取り上げませんでしたが、産業・文化・社会の中で重要性を増すゲームと、どう付き合うかを、多くの方が考えるきっかけになれば幸いです。さて、〆切終わったしそろそろエルデンリングDLCクリアしなくちゃ。

  • 編集部 片田江康男

    寒さに負けないゲームのコンテンツ力

     自宅近くの公園を通りかかった際に、小中学生5~6人が公園のベンチに下を向いて座っていました。手にしていたのはNintendo Switch。お菓子や飲み物まで用意して、寒空の下で没頭していました。
     私が子どもの頃は、ゲームを持っていて、家に上がっていい友人宅に集合したものでしたが、新型コロナウイルスのまん延を経て、そんな遊び方はなかなか実現しなくなったようです。
     それにしても、寒風吹きすさぶ中でも、子どもたちを夢中にさせるゲームのコンテンツ力には脱帽です。私も読者の皆さまが夢中になる特集をお届けできるよう、精進してまいります。2025年もよろしくお願いいたします。

最新号の案内2025年1月18日号

表紙

特集日本のゲーム

半導体や鉄鋼並みの外貨獲得力を持つ日本のコンテンツ産業。その中で最大規模を持ち、成長を続けるのがゲームだ。世界市場は2028年には50兆円にも届くといわれており、外貨獲得産業として国も支援に乗り出した。一方、業界の「ゲームシステム」は急速に…

特集2役所&日銀出身の社外取締役報酬ランキング

社外の客観的な目が企業経営にとって重みを増す中、社外取締役が役人の有望な再就職先となっている。「行政経験を積み、企業経営にも一定の理解がある官僚OB・OGは貴重」との見方がある一方、「形を変えた天下り」といった否定論も。彼らが高額報酬に見合…