記事一覧:特集 Part51003

  • 特集 Part5
    世界でも戦えるのか!? 新幹線vs海外高速鉄道

    2014年09月20日号  

    9月1日、東京にある迎賓館赤坂離宮本館。ネオバロック式の華美なしつらえで知られる建物の中、安倍晋三首相は終始にこやかな表情で、ひげの男性と向かい合っていた。インドのモディ首相。今年5月に就任後、モディノミクスと呼ばれる経済政策を発動、親日家としても知られる。晩餐会まで催した手厚いもてなしの中で、安倍首相が「新幹線システムの導入に期待している」と切り出すと、モディ首相は「インドを高速鉄道でつなぐことは、自分の夢。日本による調査実施に感謝する」と応えた。

  • 特集 Part5
    【付録 書き込み式シート】 自分で相続税を計算しよう

    2014年09月13日号  

    相続は“争続”といわれるくらい、親族でもめるケースが多い。だが、備えをすることで、ある程度、軽減することは可能だ。そのためには、相続財産をいくらで評価するか、誰がどれくらい相続できるか、相続税はいくらになるのかなど、基本を押さえておいた方がいい。難しいと思われがちだが、次の六つのステップに沿って進んでいけば、意外に簡単だ。書き込み式のシートを用意したので、実際にコピーを取って、チェックしたり、計算してみるといいだろう。

  • 特集 Part5
    「第二の漢江の奇跡」なるか 危うさ漂う「チョイノミクス」の前途

    2014年08月30日号  

    ソウル地下鉄1号線の市庁駅を降りると、目の前に美しい緑の芝生が広がる。8月初旬、このソウル広場を訪れたのは、長引く内需不振の行方を探るヒントがあると聞いたからだ。今年4月、韓国南部の海上で起きたセウォル号沈没事故。7月19日時点で死者数は294人にも及んでおり、今も行方不明者の捜索が続く。犠牲者の合同焼香所がこの広場に設置されており、多くの弔問客が訪れる光景があった。

  • 特集 Part5
    産業観光の王者が仕掛ける 菓子テーマパークの舞台裏

    2014年08月09日号  

    春華堂の「うなぎパイファクトリー」には年間63万人もの工場見学者が訪れ、産業観光の動員数で国内トップクラス。そんな同社がスイーツ専門の商業施設をオープンした。

  • 特集 Part5
    交通の通過点から目的地へ 変貌する高速道路と空港

    2014年08月09日号  

    高速道路のサービスエリアや空港が様変わりしつつある。従来は通過点にすぎなかったが、施設の改修やイベントの強化などで、人気スポットとなる場所も現れている。

  • 特集 Part5
    【Column】 北欧発のイケアが誇る 格安飲食の意外な集客力

    2014年08月09日号  

    スウェーデン発の家具専門店イケアといえば、北欧特有の高いデザイン性と機能性を兼ね備えたオリジナル商品の数々や、生産から販売までを一括管理することで実現した低価格がその魅力だ。

  • 特集 Part5
    パーク化する大型商業施設 子供から家族客を呼び込む

    2014年08月09日号  

    大型商業施設で“コト消費”へのシフトが進んでいる。専門店を集積した単なる物販施設では客に見向きもされないからだ。客を楽しませるための仕掛けづくりに運営者側は余念がない。

  • 特集 Part5
    【寄稿】 中国共産党の精緻にして巨大な統治 中国経済の主役は誰か?

    2014年05月24日号  

    中国経済を理解し、中国ビジネスに成功するには、中国経済における最大にして最強のプレイヤーである中国共産党を知らなければならない。

  • 特集 Part5
    高原明生(東京大学大学院教授)インタビュー

    2014年05月24日号  

    「反腐敗」による摘発は、前常務委員の周永康周辺や人民解放軍上将の徐才厚にまで及び、緊張感が漂っています。習近平の権力基盤固めは確かに進んでいます。ただし、習近平の改革姿勢に対する評価は、現時点では二分されています。

  • 特集 Part5
    宮本雄二(元駐中国大使・宮本アジア研究所代表)インタビュー

    2014年05月24日号  

    習近平への権力集中を理解するには、中国共産党の行動原理である「民主と集中の原則」を理解する必要があります。すなわち、皆で議論して決めたことは集中した権力で実施するということです。

  • 特集 Part5
    【寄稿】 “消えた李克強”三つの理由

    2014年05月24日号  

    2013年9月、国務院総理として初めて夏季ダボス会議(大連市)で基調講演をした李克強の表情は、自信と覚悟で満ち溢れていた。「以前の2桁の成長率に比べて、約7.5%の成長率はいくらか低いだろうが、世界的に見れば中国は依然としてハイスピードで成長している」「われわれは、経済を持続的、かつ健全的に発展させていく能力と条件を持っている」

  • 特集 Part5
    【図4-4】 改革は進むのか!? 次期指導部の顔触れを読む

    2014年05月24日号  

    習近平が目指すのは、後継候補者ら自らの息のかかった人物を限られたポストにできるだけ多く就けることだ。しかし、最高指導者といえども無視できない二つのハードルがある。年齢(2017年時点で67歳以下)と経歴(一級行政区あるいは党中央組織のトップかそれに相当するポストを経験)である。

  • 特集 Part5
    【寄稿】 メディア管理 信頼失墜という新たな手口

    2014年05月24日号  

    近年の中国メディアを巡る「規制」といえば、2013年早々に起こった『南方週末』事件が筆頭に挙げられるだろう。同紙は木曜日発行の週刊新聞だが、同年の新年第1号が、担当編集者が版を組み終えて帰宅した後になってタイトルや内容、レイアウトともに大きく改変され、そのまま印刷されて発行された。

  • 特集 Part5
    藤田 晋(サイバーエージェント社長)インタビュー

    2014年05月03日号  

    これからは働くことと“お金”についてどのような意識を持てばいいのか。先進的な働き方を既に実現しているIT企業、サイバーエージェントの働き方に高年収プレーヤーの未来を見た。

  • 特集 Part5
    強い高年収プレーヤーになる 共通点に学ぶ生き残りのすべ

    2014年05月03日号  

    ポストも減っているし、高い年収をもらえる業界も少ない。1000万円を獲得し維持したい社会人にとって逆風は強いが、生き残りのすべもありそうだ。

  • 特集 Part5
    寡占の業界が収益性高い 将来性を大学教授が占う

    2014年05月03日号  

    環境が激変する中、具体的にどの業界が、今後も高給を支払い続けることができるのだろうか。競争戦略論を専門とする立教大学の並木伸晃教授に聞いた。

  • 特集 Part5
    大手安定志向を捨てろ!! 学生に先輩からの反論

    2014年05月03日号  

    どの業界、会社に所属すれば高い年収を得られるのかは、時代とともに常に変化している。ここでは、先輩社員の意見を参考にお勧め業界を紹介する。

  • 特集 Part5
    地位争奪戦激化に長時間化… つらくなる高年収の“働き方”

    2014年05月03日号  

    管理職のポストは減少し続けている上に、女性の活用で競争は激化。その上、労働時間は際限なく増える可能性がある。年収1000万円の職場は今後不幸になるかもしれない。

  • 特集 Part5
    “ヤメソニー”が語り継ぐ ものづくりの魂

    2014年04月26日号  

    「次世代の映像は、脳が感じる『情景』を映し出し、それが人の次の行動を決めていくものだ」こう話すのはI3(アイキューブド)研究所社長の近藤哲二郎氏。つまり、人間の脳が映し出された映像を現実のものと感じてしまうほど高精細なものが、次世代の映像だということだ。

  • 特集 Part5
    相次ぐ高額賠償判決で 加入者増える自転車保険

    2014年04月05日号  

    自転車事故の加害者に対し、数千万円から1億円近い賠償を命じる判決が相次いでいる。そうした事態に備え、人気が高まっているのが自転車保険だ。

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記者の目

  • 副編集長 千本木啓文

    農協から届いた「抗議文」を読んで、しばし感傷に浸る

     JA全中から毎年、抗議文をもらうのですが、今年は雑誌の発売前に届きました。特集の一部を「組合長165人が“辛口”評価 JA上部団体の通信簿」としてダイヤモンド・オンラインで先に配信したからです。
     抗議文は、「19万人の農協役職員の0.2%の意見で記事が構成されており、(中略)偏った先入観を植え付ける意図があった」として、続編の配信中止を求める内容でした。
     組合長ら幹部200人超を含む役職員434人の声には傾聴する価値があるはずです。抗議文を読み、自分は若いと思い込んでいる人が鏡に映った老いた姿を見て、こんなはずはないと怒っているような印象を持ちました。自戒を込めて、鏡のせいにしてはいけないと思いました。

  • 編集長 浅島亮子

    ロングセラー第9弾でも攻め続ける農業特集

     今年も人気企画「儲かる農業」特集の第9弾が刷り上がりました。身内ながら感心するのが、毎年新しいコンテンツを加えて特集構成を刷新していることです。今回の新ネタは農協役職員アンケート。ロングセラー企画の定番を変えるには勇気が必要ですが、果敢に新機軸を打ち出しているのです。
     昨年、千本木デスク率いる農協問題取材チームは、共済の自爆営業などJAグループの不正を暴いたことが評価され、報道実務家フォーラム「調査報道大賞」優秀賞を受賞しました。訴訟に屈することなく、問題の本質を突く取材活動を貫いた結果と受け止めています。今回の特集でも粘り強い取材は健在。取材チームの熱量を存分に感じていただければ幸いです。

最新号の案内2024年5月11日号

表紙

特集儲かる農業2024

いよいよ儲かる農業が実現するフェーズに入った。「台頭する豪農」と「欧米のテクノロジー」と「陰の仕掛け人」が”令和の農業維新”というムーブメントを起こしている。他方、農業を牛耳ってきた旧来勢力である農協と農水省は、存在意義を問われる”緊急事態…

特集2家計・住宅ローン・株が激変! 金利ある世界

日本銀行が17年ぶりの利上げで金融政策の正常化に踏み出した。”金利ゼロ”に慣れ切った家計や企業経営、財政はどうなるのか。日本は「成長期待が持てない経済」から抜け出せるのか。それとも低金利は続き、物や資本が余った経済への道を歩むのか。「金利あ…