記事一覧:特集 Part22827

  • 特集 Part2
    【被相続人(親)】
    前妻との子どもと後妻がいる

    2018年02月17日号  

    「父の遺産は、そもそも父と私たちの母(前妻)がつくった財産なので、あなた(A子さん)には遺留分程度を渡せばいいですよね」夫の四十九日の法要が終わり、親戚たちが引き上げた後、(前妻の)長男が切り出した。

  • 特集 Part2
    取引している銀行や証券会社の数が多い

    2018年02月17日号  

    資産家で投資が大好きだった父。いつもスマートフォンで株式情報を見たり、売買を繰り返していた。今でこそインターネットでの取引がメーンとなったが、かねて付き合いのあった証券会社の営業マンや銀行員とも情報交換を目的に頻繁に面会していた。

  • 特集 Part2
    子どもがいない
    未婚のためきょうだいが相続人

    2018年02月17日号  

    夫とは仲むつまじく長年連れ添ってきたが、残念なことに子宝にはめぐまれなかった。その夫が急な病気で亡くなった。夫が残してくれた家で静かに余生を過ごそうと思っていたら、夫のきょうだいから遺産相続の話をされた。

  • 特集 Part2
    相続について誰にも相談したことがない

    2018年02月17日号  

    3人の息子にめぐまれ、それぞれが得意分野を持ち、活躍してくれている。父として誇らしい限りだ。自分の人生ももう終盤に差し掛かっている。友人の中には、相続を意識して終活やエンディングノートといったものを必死で書いていたりする。

  • 特集 Part2
    借金が多い
    連帯保証人になっている

    2018年02月17日号  

    約2カ月前に、交通事故で亡くなった夫。遺品の整理をしていたら、借金の借用書が大量に出てきてショックを受けた。何にお金を使っていたかは今となっては知る由もないが、嫌な予感がしたことから、知り合いの税理士に相談した。

  • 特集 Part2
    一部の子や孫にだけお金をあげている
    多額の保険金をもらう子や孫がいる

    2018年02月17日号  

    「兄貴だけ遺産をもらい過ぎだ! 俺にも権利があるんじゃないか」このように次男から責められている長男。長男は妻と共に、実家で父と一緒に暮らしている。休日は父と一緒に農業を行い、家業を手伝うという生活を送っている。片や次男は大手企業の転勤族で、国内外を転々としている。

  • 特集 Part2
    資産に農地が多い

    2018年02月17日号  

    農業を営む男性には妻と2人の息子、長女がいる。長男夫妻と同居し、田畑の耕作は長男夫妻が行っている。次男は結婚して賃貸住まい、長女も嫁いで子どもの教育費のためにパートに明け暮れる日々。きょうだいの仲は良好で頻繁に両親の家に集まっている。

  • 特集 Part2
    【相続財産】
    財産の大半が不動産
    分けることが難しい不動産や株式が多い

    2018年02月17日号  

    「高齢の父が保有する財産の大半が不動産です。現金は少ししかありません。そのため、相続税の支払いを心配しています。このままでは家族が相続でもめるかもしれません」そう打ち明けるのは、父に内緒でこっそり相続の専門家を訪れた長女だ。

  • 特集 Part2
    あなたも他人事ではない! “争族”大図鑑

    2018年02月17日号  

    相続と“争族”は隣り合わせ。決して他人事と思うなかれ。相続の専門家たちが直面した実例を基にして、争族に発展する理由と、想定される問題をまとめてみた。

  • 特集 Part2
    先祖名義のままの土地がある

    2018年02月17日号  

    夫を亡くした妻。生前の夫と相続について話し始めた直後に夫が亡くなってしまった。この夫婦に子どもはいない。夫のきょうだい4人もすでに亡くなっており、そのきょうだいの子どもたち、おいやめい12人と妻の合計13人が相続人となる。

  • 特集 Part2
    財産に何があるのかよく分からない

    2018年02月17日号  

    事業を営んでいた父は、事業で稼いだお金を不動産や有価証券などにつぎ込み、財テクにも積極的な人だった。父がどれくらい資産を持っているのか、家族の誰も全容を把握していない。

  • 特集 Part2
    財産に有価証券や投資性商品が多い

    2018年02月17日号  

    株式や投資信託など値動きの激しい有価証券の売買が大好きだった父の元には、証券会社の営業マンがひっきりなしに出入りしていた。その父が亡くなって、それらの有価証券を相続することになった子どもたちは持て余し気味だ。

  • 特集 Part2
    古い書画や骨董品を集めている

    2018年02月17日号  

    先祖代々、地元の名士として暮らしている大地主の家族。父が亡くなり、不動産やビル、会社など数十億円にも上る相続財産があったが、遺言書もきちんとあり、比較的円満に遺産分割が進んだ。ところが、父が趣味で集めていた古い書画や骨董品の分配については、きょうだい間で争いとなった。

  • 特集 Part2
    家族名義で貯めているお金がある

    2018年02月17日号  

    今、税務署の追及が一番厳しいものといえば、「名義預金」に他ならない。専業主婦なのに数千万円もの預金がある(夫の蓄えから妻名義の預金口座に長年かけて移してきた)、おじいちゃんが孫のためにコツコツと貯金してきたが、無駄遣いしてはいけないとの思いから存在そのものを伝えず、通帳や印鑑なども渡していない──。

  • 特集 Part2
    吉澤 諭(吉澤相続事務所代表)インタビュー

    2018年02月17日号  

    銀行員時代から、長らく相続に携わっていますが、いまだに痛感するのは、「相続税と相続は違う」ということです。この二つは、似て非なるもの。そもそも根拠法からして異なります。相続税は税法、相続は民法が根拠法です。

  • 特集 Part2
    会社を継ぐ人が決まっていない

    2018年02月17日号  

    傘下に100人規模の営業マンを抱える不動産販売会社のカリスマ社長(71歳)が急逝した。最近、体調が悪いことを周囲に漏らしていたが、出張先のホテルで突然、脳梗塞で倒れてしまい、帰らぬ人となったのだ。

  • 特集 Part2
    自社株が家族に分散している

    2018年02月17日号  

    自動車関連部品を製造する小さな町工場を経営する父と母。社員は4人でパートが2人の零細企業ながらも、大手自動車メーカーの下請けとして長年コツコツと事業を営んできた。内部留保もしっかりとたまっている。

  • 特集 Part2
    【会社オーナー】 父親の事業を継いだ次男が 遺産の大半を相続した

    2018年02月17日号  

    最上階に自宅のある4階建てのビルの1階で長年にわたり母親と共に、すし店を経営していた父親。すし店はこぢんまりとしていながらも、『ミシュランガイド』に掲載されたこともあるほどの名店だ。ビルの2、3階は2部屋ずつ合計4部屋を賃貸に出し、家賃収入もある。

  • 特集 Part2
    人工知能が世界最大の 家電ショーをジャックした!

    2018年02月10日号  

    1月に米ラスベガスで開催された世界最大の家電見本市「CES」。テクノロジーの祭典の主役はAI(人工知能)だった。

  • 特集 Part2
    AIの四つの強みと3大能力

    2018年02月10日号  

    人間に代わって知的な作業を行う機械。約60年前にAIという概念が誕生して以降、多くの研究者はこの夢を追い続けてきた。AIがブームになるたびに、AIが活躍する未来の社会の姿は繰り返し描かれた。だが、理想とは程遠く、社会で役立つAIはなかなか登場しなかった。

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記者の目

  • 編集部 重石岳史

    東証改革に見る「ルーズとタイト」の文化の違い

     東京証券取引所の幹部との雑談で「ルーズカルチャー」と「タイトカルチャー」が話題になりました。いわく日本はタイトカルチャーの国で、規律を重んじる。だから強制力を伴わずとも、東証が資本コストや株価を意識した経営を「要請」すれば上場企業がおのずと動いてくれる。確かに東証の市場改革は、大枠では狙い通りに進んでいるようです。
     一方、米国などはルーズカルチャーの国で、個人の自由を重んじるため強制力がなければ物事が動かない。タイトな文化の方が、日本人に向いている気はしますが、横並び主義や同調圧力が弊害を生むケースもあります。ルーズでありながらタイトさも併せ持つ。自分自身はそうありたいと思います。

  • 編集長 浅島亮子

    『週刊ダイヤモンド2025年2月22日号』発売中止のお詫び

     前号のフジテレビ特集におきまして、アンケート結果を記載した一覧表で誤記が判明いたしました。そのため市販を中止しましたが、定期購読分については発送停止の措置が間に合わなかったため、定期購読者の皆様には修正した記事をお送りいたします。読者の皆様ならびに関係者の皆様には、多大なご迷惑をお掛けいたしましたことを深くお詫び申し上げます。
     創刊111年の歴史に泥を塗る事態を招いてしまったことを、責任者として猛省しております。今後このようなことがないよう、チェック体制の強化など再発防止を徹底する所存です。今後とも弊誌を末長くご愛顧いただけましたら幸いに存じます。
    『ダイヤモンド編集部』編集長 浅島亮子

最新号の案内25年3月1・8日号

表紙

特集上場廃止ラッシュ

東京証券取引所の経過措置期間が2025年3月に終了し、新たな上場維持基準が適用される。さらに政策保有株式や親子上場の解消も進み、安定株主を失った企業は同意なき買収を容赦なく突き付けられる。あらゆる上場企業が安穏としていられない、淘汰の時代が…

特集2狙え! 不動産リッチ企業

不動産含み益をたっぷり抱える"不動産リッチ企業"への注目度が高まっている。アクティビストらの売却圧力も強まる一方だ。そこで、不動産の含み益が大きい企業の投資妙味を徹底分析。含み益を反映した修正PBRや時価総額に対する含み益の比率から、割安な…