記事一覧:特集 Part22827件
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特集 Part2
【官庁】 懲りない経産省の「隠れ会合店」 求められるクリーンな意思疎通
2012年06月23日号東京都港区西麻布。六本木ヒルズが目の前にそびえる閑静な一等住宅地に、日本の通商産業の向上を目指すべく設立された研修施設がひっそりと鎮座している。財団法人麻布研修センターが運営する「霞会館」だ。
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特集 Part2
【旅行会社】 昔のズブズブ関係は解消したが 抜け道を使って教師の懐柔図る
2012年06月23日号学校の修学旅行は、一度に大きなカネが動くことが多く、旅行会社の重要な収益源の一つとなっている。そのため、かつては旅行会社による教師への接待はごく普通に行われていた。
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特集 Part2
【製薬】 MRの医師接待が実質禁止!? 営業力依存の会社は淘汰の危機
2012年06月23日号早朝の慶應義塾大学病院には、通用口の外にまで列が連なる。並んでいるのは、製薬会社の社名と氏名が入ったバッジを胸に着けたMR(医薬情報担当者)。病院への訪問は、医師に薬を売り込むためのMR2大営業の一つである。
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特集 Part2
接触禁止
2012年06月23日号これまでの取引相手と事実上、接触禁止になった業界がある。その先にあるのは淘汰か変革か──。中には抜け道を探る動きもある。
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特集 Part2
【外資系金融機関】 移動はプライベートジェット! いまだに横行する“女性”接待
2012年06月23日号メガバンク首脳をして「接待のスケールが違う」と言わしめる外資系金融機関。彼らが休日に接待する場所はゴルフ場ではない。なんと「プライベートジェットでアラスカに飛び、サケ釣りを楽しんでもらう」というから凄まじい。
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特集 Part2
【Column】 交際費の一律削減はナンセンス 接待を投資と捉えて成果を狙う
2012年06月23日号どういうわけか業績が悪化すると、コスト削減の一環として真っ先に接待交際費を一律に削る企業は多い。昼の営業活動には目標管理やアウトソーシングなどを導入し、厳しく無駄を排除しているにもかかわらず、である。
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特集 Part2
【自動車】 迎賓館やマリーナで世界の要人をラグジュアリーにおもてなし
2012年06月23日号足を踏み入れると、まるで都内の外資系ホテルのようなモダンな空間が広がる──ここは東京都・紀尾井町の一見、何の変哲もないオフィスビル。その上層階に、世界中から来る要人や政府関係者をもてなすトヨタ自動車の迎賓館がある。
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特集 Part2
【建設】 旧態依然とした業界構造で 発注、受注双方にジレンマ
2012年06月23日号「バカ高いお店で飲み食いした後、さらに高級クラブを3軒はしご、お土産も渡して4人で1晩150万円も使った」と話すのは、大手ゼネコンと取り引きするメーカーの営業マン。接待削減の時代において今なお、大盤振る舞いも珍しくないのが建設業界だ。
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特集 Part2
習慣、国民性、宗教、王室…… 外国人接待はタブー把握が肝心
2012年06月23日号成長のために、グローバル化が欠かせなくなった日本企業にとって、外国人への接待は、もはや避けて通れないものになっている。新興国を中心に、外国人接待で注意すべき点をまとめた。
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特集 Part2
【金融】 大蔵汚職でコペルニクス的転回 コンプラで締め付ける大手銀行
2012年06月23日号「想定以上に酒量がかさんだため、金額を超えてしまいました」 メガバンクの中堅営業マンが、事前に申し出た接待金額を超えたときに書かされる書類で、その“言い訳”としてよく使う表現だ。かつては頻繁だった平日ゴルフも今は昔、大手銀行の接待は部長や支店長のハンコを得る事前申請が常識だ。
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特集 Part2
【鉄鋼】 本業赤字、海外シフト、接待禁止 業界を襲う三つの地殻変動
2012年06月23日号鉄鋼業界の接待は独特である。取引先との間に入って口銭を稼ぐ大手商社が、“接待パートナー”になるからだ。海外から取引先が来日すれば、日中は鉄鋼マンが製鉄所などを案内し、夜は商社マンと組んで六本木で接待。休日は商社マンが買い物や京都旅行などに同行する。まさに二人三脚でもてなすのが伝統だった。
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地方スーパーの淘汰が続く中 合従連衡で存続を図る優良企業
2012年06月16日号「われわれはもう駄目だ。地方は人口が減るし、主婦にとって家事は苦役でしかなく、みんな弁当や総菜を買う。(その分野で)コンビニにはかなわない」。ある地方スーパーの社長はそう言って肩を落とす。このスーパーは決して経営状態が悪いわけではない。むしろ、生鮮食品が強く、地域ナンバーワンの実力とうたわれる会社だ。
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【失敗3 規模の経済】 シャープ vs 鴻海
2012年06月09日号黒子が主役をのみ込んで表舞台に──。鮮やかなまでの救済劇で世界の電機業界に衝撃を与えた台湾の鴻海精密工業(ブランド名・フォックスコン)によるシャープへの出資。この“主客転倒”はいかにして起きたのか。
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【失敗2 白物家電戦略】 パナソニック vs LG
2012年06月09日号5月23日、パナソニック94年の歴史でも転換点となり得る戦略が投資家向け説明会でサラッと発表された。2012年度の計画において、家電事業に占める販売比率(金額ベース)で、冷蔵庫など白物家電が、テレビや録画機などのAV機器を逆転するというものである。
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【失敗1 プラットフォーム】 ソニー vs アップル
2012年06月09日号「さすがにもうアップルユーザーのマーケットは無視できない」 ソニー社員がそう語るように、5月25日、ソニーは世界16ヵ国で定額制音楽配信サービス、「Music Unlimited」のアップル製品向けアプリをリリースした(現時点で日本は未対応)。
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日本5大メーカーの失敗
2012年06月09日号繰り返されてきた日本電機の失敗。もう繰り返さないためには「本質」を分析する必要がある。5大メーカーの失策を振り返った。
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“失敗トップ”はすべて役員残留 責任取らぬ3社に「復活」なし
2012年06月09日号大阪市阿倍野区にあるシャープ本社では4月以降、毎週、役員たちがあわてたように、廊下を行き来する姿が確認されている。 「来週までに、液晶の知財資料をまとめておいてくれ」幹部らが気をもむ相手は、3月にシャープへの出資を決めた台湾の鴻海精密工業の郭台銘(テリー・ゴウ)董事長。郭董事長は個人資金で液晶パネル堺工場へ600億円の出資を決めたこともあり、毎週、視察に訪れている。
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【失敗5 海外展開】 NEC vs 華為技術
2012年06月09日号今年1月、従業員の1万人削減の方針を打ち出し、売上高4兆円の目標も取り下げたNEC。市場からは「これで何度目だ」と、ため息が漏れた。売上高はピークだった5.4兆円から4割減。その間、業績予想の下方修正とリストラを繰り返すも、「縮小均衡すらしない」といわれてきた。
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【失敗4 “脱汎用品”】 エルピーダ vs マイクロン
2012年06月09日号パソコンなどに使う記憶用半導体のDRAM製造大手、エルピーダメモリが今年2月に経営破綻した。負債総額は約4800億円。今後のスポンサーとして名乗りを上げているのは、同じDRAMメーカーの米マイクロン・テクノロジーだ。
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プライバシー情報が大金を生む スマホ錬金システムの全貌
2012年06月02日号スマートフォン用アプリから“だだ漏れ”する膨大な個人情報。一体、誰が何の目的でかき集めているのか。ここではプライバシー情報が大金に化ける“錬金術”を明らかにする。