記事一覧:連載4635件
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カラダご医見番 ライフスタイル編
死亡率が最大5倍超に がん代替療法の選択で
2017年11月11日号誰でもがん治療は怖い。告知のショックから立ち直る間もなく情報の波に翻弄され、重大な決断を迫られる。この選択が自分の生命を左右するかもしれない、という恐怖に不安が募る。んなとき「がんが消えた!」「免疫でがん細胞をたたく」等の“万能感”と“わかりやすさ”が差し出されたら、どうだろう。
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夢の狭間で
1人の名将が「名門」を築く プロを蹴り3度の黒獅子旗
2017年11月11日号かつて、日本野球連盟会長を務めた山本英一郎は、都市対抗で3回優勝したチームを「名門」と定義した。現存するチームでは、11回優勝のJX-ENEOSを筆頭に、7回の東芝、3回の日本生命、ヤマハがそれに当たる。その中で、ヤマハの3回の日本一は、全て川島勝司が監督を務めている。都市対抗を3回制した「名将」は川島が初めてで、名門・ヤマハは名将によって築かれた。
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ダイヤモンド・オンライン発
GoogleもFacebookも導入 「立ってデスクワーク」のススメ
2017年11月11日号米国のシリコンバレーや北欧の先進的なオフィス──。皆さんはこう聞いて、どんなオフィスを想像しますか? 以前なら個室のように仕切ったデスクに、自分の趣味の玩具を飾ったり、時にはペットまでいたりする光景でしょうか。でも、実はシリコンバレーや北欧の最先端のオフィスで最も象徴的なシーンは、働いている人々が立って作業していることなのです。
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大人のための最先端理科
【宇宙論】 中性子星の合体による 重力波初観測が大興奮を呼んだ理由
2017年11月11日号8月17日、米ワシントン州とルイジアナ州に設置されている2基の重力波望遠鏡LIGOで、またもや重力波が検出された。2週間前に運用が始まったばかりのイタリアの重力波望遠鏡Virgoも同時に重力波を受信した。この3カ所の重力波受信データを組み合わせることで、発信源は図1の天空図の緑の矢印の方向にあることが分かった。
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世界遺産を撮る
ブハラ歴史地区(HISTORIC CENTRE OF BUKHARA)
2017年11月11日号トルコ航空は東京~イスタンブール間の往復航空券を購入すると、プラス1万円程度でトルコともう一つ他の国の往復航空券を買える。そのことを知った私は2001年、ギリシャ、イラン、ウズベキスタンの3カ国に向かった。
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深堀圭一郎のゴルフIQを高めよう!
フェースを閉じて怖がらずに打ち込もう
2017年11月11日号バンカーで、ボールが砂の中に埋まっている、いわゆる「目玉」の状態に遭遇すると、ピンに寄せるどころか1回で脱出するのも難しいですよね。 このとき、運が悪かったと嘆いても仕方がありません。
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野口悠紀雄「超」整理日記 経済・メディア・情報を捌く
日本の政治は機能不全 それを救う方策は何か
2017年11月4日号今回の総選挙で、経済政策をめぐる論争は極めて低調だった。例えば、消費税増税の問題。自民党は消費税率を上げるとしたが、すでに法律で決まっていることを実行すると言ったにすぎない。野党はこぞって消費税増税に反対した。どちらにしても、財政再建は実現できない。政府は、財政再建目標を放棄した。
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ものつくるひと
「リンクルショット メディカル セラム」 ポーラ化成工業(シワ改善医薬部外品開発プロジェクトチーム)
2017年11月4日号写真をよく見てほしい。写真右のポーラ化成工業の檜谷季宏のほうれい線は左右で違う。向かって左側のほうれい線はかなり薄くなっている。シワの改善効果があると認められた日本初の医薬部外品である美容液、リンクルショット メディカル セラムを、同製品の承認申請をした2009年6月から塗り続けた結果である。
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櫻井よしこ 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽
「偉大なる指導者」の地位目指す習近平 厄介な中国との対峙に向けて憲法改正を
2017年11月4日号中国共産党第一九回全国代表大会での習近平国家主席の演説を日本語訳で読んだ。「中華民族は世界の民族の中にそびえ立つ」などの表現をはじめ、国民の愛国・民族感情に訴えつつ、世界にそびえ立つ超大国を目指していることがどの文節からも伝わってくる。習氏が謳い上げた中国の本質は、中国は呑み込む国だということだ。周辺諸国は中国と関わることで呑み込まれてしまう。
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連載小説 ハゲタカ5 『シンドローム』
第六章 伸るか反るか[第99回]
2017年11月4日号「日本に、原発は必要だと思われますか」鷲津はそう言うと、真剣な眼差しを湯河に向けてきた。「日本が今後も先進国の一員でいたいならば、原発は必須です」「しかし、国民は恐怖に戦いていますよ。政府と首都電に騙されたとする発言が、インテリ層の間でも広がっています。それを払拭する手だてはあるのですか」
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夢の狭間で
日本選手権の優勝チームに 都市対抗への出場権を与えよ
2017年11月4日号11月2日から11日間にわたって京セラドーム大阪で開催される、第43回社会人野球日本選手権大会の組み合わせが決定した(下図参照)。補強選手制度がなく、単独チームによる日本一決定戦は、社会人野球がさらなる発展を遂げられるか否か、鍵を握る存在といっていい。
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ダイヤモンド・オンライン発
中国で日本の「どら焼き」や「カステラ」が売れない理由
2017年11月4日号「日本人は『世界一の味覚』を持ち合わせている」──。そう信じて疑わない日本人は、多いかもしれない。確かに、昆布などから抽出されるグルタミン酸、鰹節などから抽出されるイノシン酸、椎茸などから抽出されるグアニル酸をはじめ、複数の旨みを感じ取り、それらを掛け合わせることで、さらに強い旨みを引き出す日本料理は繊細で、それを“DNAレベル”でキャッチしている日本人の味覚は研ぎすまされているといえる。
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シリコンバレーの流儀
シリコンバレーは演繹法の発想で
2017年11月4日号「携帯電話の顧客が一番嫌うのは、電池が切れることだ」「日本の携帯ユーザーはテンキーで日本語入力するのでQWERTYキーボード(パソコン配列のキーボード)は要らないはずだ」米アップルがiPhoneを発表したときの日本企業やメディアの反応はこのようなものだった。だから、「iPhoneは日本では売れない」と結論づけていた。
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新日本酒紀行
米鶴(Yonetsuru)/山形県東置賜郡高畠町
2017年11月4日号山形県東置賜(おきたま)郡の置賜は、元はウキタムでアイヌ言葉に由来し、『日本書紀』にも記される古い地名。この地で元禄末期1704年創業の米鶴酒造は、置賜で米の酒を醸す意味を問い続け、酒米の契約栽培に力を入れ、昭和の末には蔵人と農家で高畠町酒米研究会を立ち上げた。米の半分は地元、二井宿産。山形県産米使用率は95%以上だ。
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カラダご医見番 ライフスタイル編
手洗い励行の季節です CDC推奨の方法は?
2017年11月4日号インフルエンザに食中毒と、秋~冬にかけては感染症に注意が必要な季節。発症してから慌てるより予防に力を入れよう。感染症の予防策のうち、手軽だが最も強力なのは「手洗い」だ。外出後や食事の前には必ず手を洗いたい。幼児じゃないんだからと侮るなかれ。
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大人のための最先端理科
【生命科学】 時差ボケ特効薬も夢じゃない? 「体内時計」解明にノーベル賞
2017年11月4日号地球の反対側に出掛けることは憂鬱である。今回の原稿は米フロリダ州の学会に行く機上で書いているが、特に日本からの米国出張時の「時差ボケ」は、逆方向の欧州出張時よりもつらい。時差ボケは、私たちの体内に“時計”が備わっていて、現地時間に合わせることが難しいために生じる。睡眠・覚醒のみならず、血圧や体温、ホルモンの分泌などさまざまな生理現象が、昼夜リズムに伴って変動しているのだ(図1)。この「体内時計」のメカニズム解明が、今年のノーベル生理学・医学賞の受賞対象となった。歴史的な背景から説明しよう。
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深堀圭一郎のゴルフIQを高めよう!
準備が大切 より高い球が出る構えをつくろう
2017年11月4日号バンカー越えのアプローチで、ピンが手前にあり、打球をグリーンエッジぎりぎりに落とさないと寄らない。このようなシチュエーションで役立つのが、ボールをふわりと高く上げる「ロブショット」です。
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Key Wordで世界を読む
unstoppable bull(止まらない強気相場)
2017年11月4日号世界的な株高(global stock-market rally)のエンジン役になっているニューヨーク株式市場。代表的株価指標であるダウ工業株30種平均が10月18日、ついに2万3000ドルの大台に乗せた。
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世界遺産を撮る
ダンブッラの黄金寺院(GOLDEN TEMPLE OF DAMBULLA)
2017年11月4日号2009年5月18日、スリランカ政府は反政府武装勢力「タミル・イーラム解放のトラ」の指導者を撃ち殺し、内戦終結を宣言した。しかし10年3月、私が現地に入ったとき、至る所に銃を持つ兵士の姿があり、内戦の痕跡が生々しく残っていた。
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後藤謙次 永田町ライヴ!
党副総裁の続投表明に透ける首相が描く改憲スケジュール
2017年10月28日号「幕が上がったときには芝居は終わっていた」。使い古された永田町の常とう句通りの展開で衆院選挙はゴールを迎えた。首相の安倍晋三が衆院解散を最終決断し、新聞各紙が報じたのは9月17日。わずか1カ月余で終幕というスピードだった。