記事一覧:連載4635件
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カラダご医見番 ライフスタイル編
まだまだ大丈夫、ではなくて 貴方のロコモ度を測ります
2015年7月4日号ロコモティブシンドローム(以下、ロコモ)という言葉がある。2007年に日本整形外科学会が提唱した概念で、日本語でいうと「運動器症候群」。膝関節や股関節の障害、あるいは骨折などにより、要介護になるリスクが高い状態を指す。
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洞察 脇役が主役に変わるとき
こだわりなかった犠打記録 バントの技術を研究し成功
2015年7月4日号プロ入り7年目となった2001年。リーグ優勝と日本一を達成した。初優勝した1年目の1995年は守備固めでの優勝だった。3年目だった97年はレギュラーを確保するために頑張った結果、チームが優勝できたという感覚が強かった。開幕からレギュラーという立場で優勝できたという意味で、01年の喜びは大きかった。
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深堀圭一郎のゴルフIQを高めよう!
ドライバーは アッパーブローか レベルブローか
2015年7月4日号球の捉え方には三つの軌道があります。「アッパーブロー」と「ダウンブロー」、そして「レベルブロー」です。アッパーブローとは、クラブヘッドがスウィングの最下点を過ぎて、上昇軌道に移ったところでインパクトすることですね。アドレス時のボール位置が左足寄りで、ティーアップして打つドライバーに適している、といわれます。
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ホリエモン的常識
元少年A本は金目当ての 凶悪犯罪を助長するかも
2015年7月4日号私は興味もないし読みたいとも思いませんけど、そもそも「元少年A」の手記を興味本位で読みたいと思ってしまう人が大勢いるからこそ、この手の出版が成立してしまうのだと思います。
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大人のための最先端理科
【生命科学】 クローン技術を使えば ペットはコピーできるか
2015年7月4日号あなたのかわいい三毛猫のミケが突然事故で死んでしまったとしよう。あなたは「クローン技術でミケを復活できるのではないか?」と考える。さて、これは可能だろうか?1950年代の終わり、初めて核移植技術でカエルのクローン個体を作ることに成功したのは、英国のジョン・ガードン卿である。もともとガードン卿は“クローン・カエル”を作ろうとしたのではない。「遺伝情報は脊椎動物でも細胞核の中のDNAが担うのか?」という命題にチャレンジしたのがきっかけだった。
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櫻井よしこ 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽
与党推薦の参考人が憲法違反と断罪 集団的自衛権に学界が反対する理由
2015年6月27日号六月四日、衆議院憲法審査会で自民党推薦の参考人、長谷部恭男・早稲田大学教授が政府の集団的自衛権の行使や平和安全保障関連法案は憲法違反だと意見陳述した。小野寺五典元防衛大臣は「言論テレビ」の番組で、「与党推薦の参考人が与党案を真っ向から憲法違反だと断罪する前代未聞の事件によって、安保法制の論議は安倍首相が集団的自衛権の行使を容認する閣議決定をした一年前の振り出しに戻りました」と嘆いた。
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後藤謙次 永田町ライヴ!
想定外の早さで橋下と会談 局面打開したい安倍の胸算用
2015年6月27日号いずれはあると思われていた会談が想定外の早さで設定された。14日夜の首相、安倍晋三と維新の党最高顧問、橋下徹との会談だ。橋下は「大阪都構想」をめぐる住民投票で敗退、「政界引退」を表明していたが、この会談は橋下が依然として維新の党の実権を握り、政治的野心に衰えがないことを証明した。
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野口悠紀雄「超」整理日記 経済・メディア・情報を捌く
土地利用を成長型から シニア型に転換せよ
2015年6月27日号現在の日本には、空き家が総住宅数の1割を超える規模で存在する。高齢化の進展などにより、空き家率は将来さらに高まる可能性がある。空き家を放置すれば危険なので、撤去の必要性が指摘されてきた。2014年11月に成立・公布され、15年5月26日に全面施行された「空家等対策の推進に関する特別措置法」は、一定条件を満たす空き家を自治体が「特定空家」に指定し、所有者に解体や修繕などを勧告・命令できる権限を与えた。命令に応じない場合は、自治体が取り壊し、費用を所有者に請求する。
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ホリエモン的常識
技術革新次第で、 シベリアからの買電も?
2015年6月27日号そもそも30年度の日本の産業構造や人口構成などは、変数が多過ぎて予測するのが非常に難しいものです。それに伴い、電源構成の最適値というものを判断するのはやはり非常に困難なことでしょう。これには技術革新のスピードが関係します。例えば、高性能な超電導送電システムが開発され、長距離の超電導送電線が実現したら、ロシアのシベリアに設置した大量の原発から送電する、なんてことが可能になるかもしれません。
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Key Wordで世界を読む
mega-blockbuster(メガブロックバスター)
2015年6月27日号米国で年商10億ドルを稼ぎ出す大型新薬「ブロックバスター(blockbuster)」第1号が登場したのは1980年代半ば。それからざっと30年経過し、年商100億ドル(1兆2000億円以上)の超大型新薬「メガブロックバスター(mega-blockbuster)」の時代が到来しつつある。
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深堀圭一郎のゴルフIQを高めよう!
バックスウィングを 取らずにクラブを振ってみよう!
2015年6月27日号ゴルフのツアートーナメント(試合)には大会前にプロアマ戦があり、私たちツアープロと一般のアマチュアプレーヤーが一緒にラウンドします。プロアマ戦に出場するアマチュアはベテランゴルファーが比較的多いのですが、ゴルフ歴が長くても自分のスウィングが分かっていない、ショットごとにスウィングが変わってしまう、という人を多く見掛けます。
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洞察 脇役が主役に変わるとき
人材不足が叫ばれる遊撃手 稀代の名プレーヤーは誰か
2015年6月27日号遊撃手が人材不足だといわれて久しい。球界を見渡しても「これはうまい」と思えるショートが減ってしまった。守備にこだわってきた筆者としては、悲しい状況だ。もちろん、背景には野球人口の減少があるだろう。個人的に感じているのは、最近の選手はボールを投げることができなくなっているということ。野球教室で全国を回っていても、とんでもない投げ方をする子供がいる。
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カラダご医見番 ライフスタイル編
乳がん再発予防のヒント 大豆は丸ごと食べましょう
2015年6月27日号最新のがん統計によると、日本女性の12人にひとりが乳がんを発症する時代になった。50~60代以降に発がん率が上昇し始める男性とは違い、乳がんは「働き盛り」の30~40代に発症の第一ピークがある。
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大人のための最先端理科
【数学】 証明が正しければ定理は正しい 空気を読まない数学者の誇り
2015年6月27日号「Xさんたちが、われわれの15年前の論文は間違いだと言っている。グーグルグループでその分野が専門の研究者を何人か交えて議論することになったから、参加してほしい」そんな電子メールが共同研究者のOさんから来たのは、ちょうど北京の研究所に滞在中のときだった。「何をいまさら、勘弁してほしい」というのが、正直な感想だったが、そんなことを言われて受けないわけにはいかない。
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後藤謙次 永田町ライヴ!
魔物がすむ国会の会期末 安保関連法案に黄色信号
2015年6月20日号「厳しい状況が出てきているのは間違いない」。自民党幹事長の谷垣禎一は9日の記者会見で、国会運営に暗雲が垂れ込めてきたことを認めた。通常国会には「6月の壁」が付きまとう。毎年1月に召集される通常国会は会期が150日間と決められており、必ず6月に会期末が訪れるからだ。
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櫻井よしこ 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽
ウクライナ支援で独・仏を味方に中国を引きずり出した首相の深慮遠謀
2015年6月20日号「パックスアメリカーナ」から「パックスシニカ」の世界に変わるのか。その歴史の転換点ともなり得る会議が六月七日からドイツのエルマウで開かれた先進七カ国首脳会議(G7サミット)だった。小ぶりの丸テーブルを囲んで語り合う首脳同士の会話を随所でリードした安倍晋三首相の姿は、日本が国際政治におけるプレーヤーになったことを示していた。歴史の大きな変わり目で日本の首相が日本の目指す価値観を語り、存在感を示したのは、恐らく、初めてではないか。
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野口悠紀雄「超」整理日記 経済・メディア・情報を捌く
設備投資国内回帰に 含まれる二つの問題
2015年6月20日号財務省が発表した2015年1~3月期の法人企業統計の特徴は、売り上げや経常利益が目立って増加しない半面で、設備投資がかなり増加したことだ。金融業と保険業を除く全産業の設備投資額の前年同期比は、7.3%増となった。増加は8四半期連続だ。製造業は6.4%増で3四半期連続のプラス。非製造業は7.8%増となった。大企業だけでなく、中小零細企業の設備投資も伸びているのが特徴だ。
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ものつくるひと
「じゃがりこの開発」 山崎裕章(カルビー執行役員 研究開発本部 本部長)
2015年6月20日号「そうだ、この配合ならいけるぞ!」。1994年秋の、ある休日。そのアイデアは、街角で前触れもなしにふと山崎裕章の脳裏に降りてきた。携帯電話もない時代のことだ。はやる心を抑え、翌日朝一で出張先の茨城県の下妻工場から上司にそのアイデアをファクスで送った。現在ブランド単体で年間300億円以上の売り上げを誇るカルビーの中核商品「じゃがりこ」が、実質的に産声を上げた瞬間だった。
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Key Wordで世界を読む
wearable war(ウエアラブル戦争)
2015年6月20日号5月下旬に米ジョウボーンが米フィットビットを「組織的に企業機密を盗用された(systematically plundering corporate secrets)」として提訴。すると、多くのメディアが「ウエアラブル戦争(wearable war)」という言葉を使った。
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ホリエモン的常識
ドローンを安全に活用する 規制策はこうだ
2015年6月20日号規制をしなければどんどん普及していくことでしょうが、当然事故も増えてくるはずです。事故が増えてくると安全を声高に叫ぶ人たちが規制を求めてくるので、そのあたりはトレードオフの関係になると思われます。