記事一覧:連載4635件
-
洞察 脇役が主役に変わるとき
けがから復帰の中島裕之選手 打撃の「天才」に共通する特徴
2015年6月6日号オリックスの中島裕之内野手が、右太もも裏の肉離れから復帰した。スタートはつまずいているが、春季キャンプで打撃練習を見たときには「さびていないな」と感じた。とにかく本来の力を出してもらいたいと思っている。
-
ホリエモン的常識
ポピュリズムに走らなかった 橋下徹の潔さ
2015年6月6日号現在、既得権益を得ている人たちにとっては「現状維持」がベストの選択肢ですから、全体の最適化や将来のベネフィットがどうなろうが、そんなことにはお構いなしに都構想反対に回ったのでしょう。さらに、反対派は、住民投票において判断力があまりない層を狙ってキャンペーンを展開しました。自民党と共産党の議員が同じ街宣車に乗って演説しているのが、まさにそれを象徴していました。
-
カラダご医見番 ライフスタイル編
卵の復権のお知らせ 週4個で糖尿病リスク低下
2015年6月6日号コレステロール含有食品の筆頭として制限されていた卵。ところが近年は、卵復権の報告がいくつも出されている。
-
後藤謙次 永田町ライヴ!
維新の求心力低下が引き起こす 民主党内での驚きの“化学反応”
2015年5月30日号首相の安倍晋三(60)に政治家にとっての「運」の大切さを自身から聞いたことがある。 「運を失うと、手から砂がこぼれ落ちるように、いくらギュッと握ってもこぼれてしまう。リーダーが決して運を失ってはいけないのは国家に影響が出るからだ」 わずか1年で退陣という苦い挫折を振り返りながら安倍はこう語っていた。確かに2012年12月に戦後の首相としては吉田茂以来、実に半世紀ぶりに復権した安倍は絶えず、「運」を味方に付けてきたように思えてならない。
-
野口悠紀雄「超」整理日記 経済・メディア・情報を捌く
日本で全く不十分な リスク挑戦の金融支援
2015年5月30日号前回述べたように、アメリカのIT革命においてベンチャーキャピタルが重要な役割を果たした。アメリカの新しい産業は、ベンチャーキャピタルによって切り開かれたといえる。IT革命の初期の段階で重要な役割を果たしたベンチャーキャピタルとして、次のものが有名だ。
-
櫻井よしこ 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽
憲法九条の下で無力な国にとどめたい理屈抜きの反日論説に惑わされるな
2015年5月30日号安倍晋三首相が四月末に行った米国上下両院合同会議での演説がどのような反応を引き起こしているか、米国の対日政策を調べている中で、ブルームバーグのジェームス・ギブニー氏の記事に行き当たった。「あしき安倍外交の責任はジョージ・ケナンにあり」という見出しである。
-
Key Wordで世界を読む
poison pill(毒薬条項)
2015年5月30日号米議会では環太平洋連携協定(Trans-Pacific Partnership=TPP)をめぐってかんかんがくがくの議論が繰り広げられている。最大の焦点はいわゆる「毒薬条項(poison pill)」だ。法案の効力を削ぎかねない修正(amendment)のことである。
-
ホリエモン的常識
大型バッテリーをめぐる 米テスラの真の狙い
2015年5月30日号バッテリー、正確にいうとバッテリーのマネジメントシステムは、EVにおけるキーデバイスであることは間違いありません。今、最も実用的な高エネルギー密度のバッテリーはリチウムイオン電池ですが、過充電すると爆発してしまうという危険性があります。そうならないようにバッテリーのマネジメントをする必要があるのです。
-
深堀圭一郎のゴルフIQを高めよう!
ゴルフはインパクトが「ゴール」ではない
2015年5月30日号ゴールに向かって、全力を尽くす。これはスポーツでもビジネスでも同じですよね。問題は、そのゴールをどこに設定するのか、ということです。例えば、陸上の100メートル走競技などの場合、ゴール地点(ゴールテープ)という明確な場所があり、そこに向かって全力疾走をします。しかし、ゴルフスウィングにはそれがありません。
-
洞察 脇役が主役に変わるとき
ナンバーワンの二遊間 巨人・井端選手に見る守備技術
2015年5月30日号彼がいなければ、どうなっていたか。今季の巨人に欠かせない存在になっているのが、5月に40歳になった井端弘和内野手だ。故障者が多いチームの中で、内野の全てのポジションで先発出場している。レギュラーといえるここまでの活躍は、本当にすごい。
-
カラダご医見番 ライフスタイル編
「活動的な小太り」がいい? 認知症リスクが低下
2015年5月30日号超肥満~やや肥満で中年期を過ごすと、認知症リスクが低下する可能性がある、という研究結果が英国から報告された。認知症の発症予防は世界的なテーマ。各国で原因遺伝子の探索から「認知症になりにくい生活習慣」の模索まで、あらゆる方法論が検討されている。
-
大人のための最先端理科
【生命科学】 目や筋肉からiPS細胞まで 「親分遺伝子」が運命を決める
2015年5月30日号私たちの命は、たった1個の受精卵から始まる。一つの細胞の核に搭載された「遺伝子セット」は、細胞が分裂して2個になり、4個になり……と、完璧にコピーされて受け継がれていく。ではどうして、心臓や肝臓、筋肉、神経といった、異なる細胞になるのだろうか?遺伝子は「体の設計図」と呼ばれることもある。ヒトの設計図として働く遺伝子セットは、およそ2万個と見積もられている。ところが、それぞれの細胞で働く遺伝子の数は数千個程度。全ての遺伝子のスイッチがONになっているわけではない。
-
後藤謙次 永田町ライヴ!
政権が「安倍-菅」の直線型から 二階を加えた「三角形型」に変質
2015年5月23日号新聞各紙の政治面を開けば必ずどこかに氏名が登場する政治家が3人いる。首相、安倍晋三(60)、官房長官、菅義偉(66)。この2人は役職柄露出度が高いのは当然だが、もう1人、異彩を放つ政治家がいる。自民党総務会長の二階俊博(76)である。安倍が政権の命運を懸ける安全保障関連法案の党議決定を波乱なく収めたのも二階だった。
-
野口悠紀雄「超」整理日記 経済・メディア・情報を捌く
新産業誕生に必要な 金融・労働市場とは
2015年5月23日号アメリカの経済成長率は、先進国の中ではずばぬけて高い。この結果、前回見たように、1人当たりGDPで見て、アメリカは日本より5割程度豊かな社会になっている。アメリカ経済の成長をけん引しているのは、新しい産業であり、新しい企業である。古くからの伝統的企業が成長しているわけではない。2005~13年の間に、製造業の就業者は15.8%減少した。自動車産業では25.2%もの減少だ。
-
櫻井よしこ 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽
首脳会談前に領土問題で激突 印中関係に見る本当の外交の姿
2015年5月23日号眼前で進行する世界の外交は、諸国が国益を懸けて激しく戦う実相を見せてくれる。ウクライナからクリミア半島を奪う際、核兵器使用の準備を整えていたとプーチン大統領は語った。同発言は、「武器なき戦い」といわれる外交の背景には、常に軍事力が控えていることを、まるで外交の教科書のように見せてくれた。軍事力が「控えの間」から表に出てくれば、それを私たちは戦争と呼ぶがその手前の外交には、必ずいつも軍事力が付いて回る、外交と軍事は表裏一体ということだ。
-
Key Wordで世界を読む
commercial drone(商用ドローン)
2015年5月23日号首相官邸屋上で無人飛行機(unmanned aerial vehicle)のドローン(drone)が見つかり、規制強化論が勢いを増す日本。そんな中、米国はドローンの商業利用解禁に向けて大幅な規制緩和に踏み切ろうとしている。
-
週刊ダイヤ 日本の経営100年
【課題と展望】 投資抑制志向から脱却し 日本的経営を再構築せよ
2015年5月23日号このコーナーでは、約1年間にわたって、創刊から103年目を迎えた「ダイヤモンド」の記事から、日本の経営の1世紀に及ぶ歩みを振り返ってきた。50回目に当たる今回は、いよいよその最終回である。
-
ホリエモン的常識
アップル・ウォッチは まだ大したことない
2015年5月23日号私が注文した機種は、なぜか6月に届く予定になってしまっているので、他人が着けているものを少し触った感想になります。まあ「可もなく不可もなく」という感じでしょうか。そもそも私は腕時計をしない人間なので、取りあえず試してみるという目的で予約しています。
-
深堀圭一郎のゴルフIQを高めよう!
力みを防ぐには腕の「外側」を 意識するのがこつ
2015年5月23日号ドライバーを手にすると飛ばそうとして、アドレス時につい力んでしまう、という人が少なくないと思います。今回はこの「力み」について考えてみましょう。どんなスポーツでも球を遠くに飛ばすには、パワーが不可欠ですよね。脱力状態では飛びません。では、なぜ力むことがいけないのか。それは力を入れ過ぎることで「関節」が硬くなり、体がスムーズに動かなくなるからです。
-
カラダご医見番 ライフスタイル編
愛犬と見つめ合ったら…… 愛情ホルモンで絆が深まる
2015年5月23日号飼い主と愛犬が見つめ合うと、愛情ホルモン「オキシトシン」の分泌が双方で高まり、絆が強まるようだ。麻布大学動物応用科学科伴侶動物学の菊水健史教授らのチームの研究から。従来、犬の社会性の基本は、共通の祖先種にあたるオオカミに似た「順位付け」にあるという説が有力だった。しつけ本でも「飼い主をボスと認識させ、服従させる」ことを勧める記載は多い。