記事一覧:洞察 脇役が主役に変わるとき128件
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洞察 脇役が主役に変わるとき
権利だけを主張してもダメ 求められる選手会のバランス
2016年3月12日号会社に労働組合があるように、プロ野球界にも労組である日本プロ野球選手会がある。昨年11月末に行われた「社団35周年・組合30周年記念感謝祭」に出席した。労組として法人登記されたのが1985年。感謝祭ではスクリーンに各年代の映像が流され、「歴史は長いのだな」と改めて考えさせられた。
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洞察 脇役が主役に変わるとき
それでも目指すべき「主役」 脇役だから考える教育論
2016年3月5日号現役を引退してから、少年野球のチームでコーチを務めている。長男が入団したチームから「もし良かったら、うちのチームでコーチとして野球を教えてもらえないか?」と声を掛けてもらい、少しでも役に立てればと引き受けたわけだ。
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結果が出ないのは努力不足か? 「正しい努力」のための秘訣
2016年2月27日号プロ野球の世界では、素質や潜在能力を認められてドラフト1位で入団したのに、芽が出ないままで戦力外になってしまう選手がいる。一方で、下位指名で入団したものの、結果を残して一流と呼ばれるようになる選手もいる。
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指導者が持つべき「言葉」 巨人・阿部に見る繊細さ
2016年2月20日号指導者にとって、言葉とは重要なものである。何げない一言でも、相手は言葉通りに取ることがある。
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洞察 脇役が主役に変わるとき
「鉄は熱いうちに打て」 部下を叱るための鉄則
2016年2月13日号当たり前のことだが、部下を叱るのは難しい。一般社会では上司に求められる技術の一つが、「叱る技術」だという。最近は「部下をどう叱ってよいのか分からない」「部下が理解しているのか自信がない」と頭を悩ませている管理職も多いと聞く。
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初勝利の若手に腕時計を “ご褒美”が予想外の展開に
2016年2月6日号「アメとムチ」という言葉がある。指導する場合において、優しく接する面と厳しくする面を使い分けることの例えだ。若手とコミュニケーションを取る上では「よし、次も頑張ろう」と、モチベーションを維持できる環境をつくるのも大切なことである。
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変化する勇気を持て 選手を指導する際の心掛け
2016年1月30日号若手を指導する上で、大切なことは何か。その一つが、根気強く取り組ませることだ。「この方法を続けていけば成功できる」というモチベーションを、若手に維持させることである。
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プロ野球の中間管理職 兼任コーチが果たす役目
2016年1月23日号2009年から現役を引退するまで、兼任コーチを務めた。40歳が目前となり、若い選手にアドバイスがしやすいようにと、球団と当時の高田繁監督(現DeNAゼネラルマネジャー)が兼任コーチという肩書きを付けてくれたのだった。兼任コーチといっても、重きを置いているのは選手の方である。
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有言実行にこだわるべきか 目標公言から陥りがちな罠
2016年1月16日号現役時代の私は、シーズン前に抱負を聞かれると「チームで優勝したい」と言い続けた。例えば「打率3割を打ちたい」「ゴールデングラブ賞を取りたい」といった個人的な目標を公言することは、ほとんどなかった。
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代打は「神様ではなく補欠」 川藤さんがくれたアドバイス
2016年1月9日号気持ちのコントロールが、どれほど結果に影響するのか。現役を引退した2013年に、それをあらためて実感することになった。現役最後のシーズンは、代打で出場することが増えていた。ところが、この代打という役割が本当に難しかったのである。
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2016年の注目は「伝統の一戦」 阪神金本新体制のキーマンは?
2015年12月26日号「2016年総予測号」ということで、16年シーズンのプロ野球を占ってみたい。最も注目を集めそうなのが、巨人と阪神による「伝統の一戦」だ。巨人は高橋由伸監督、阪神は金本知憲監督と、同時に新監督が誕生した。2人とも選手としての実績もあるし、立ち姿にも華がある。
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2015年の私的ベストナイン 悩ましかった投手の選考
2015年12月19日号2015年も残りわずかとなった。セ・リーグはヤクルト、パ・リーグはソフトバンクが優勝したわけだが、今回は編集者からの要望もあり、個人的なベストナインを選んでみたい。
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巨人監督就任の高橋由伸氏 いかにチームを建て直すのか
2015年12月12日号巨人の新監督に高橋由伸氏が就任した。野球賭博問題で混沌とする中、まだ現役を続けられるという思いを断ち切って就任要請を受けた。本人も就任会見で「覚悟を持ってまい進していきたい」と話したそうだが、相当な覚悟の上で決断したのだと思う。
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プレミア12で3位敗退の日本 重要なのは国際大会への適応力
2015年12月5日号国際大会「WBSCプレミア12」で、日本は3位に終わった。準決勝では九回に3点差をひっくり返されて、韓国に逆転負けを喫した。これだけのチームが、なぜ優勝することができなかったのかを反省する必要があるが、それ以前に運営面の問題が気になった。
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食べなくなった現代の子供 勉強もスポーツも体力から
2015年11月28日号最近の経済誌では「子育て論」を特集することも多いそうだ。時代とともに、子供の体つきも変わってきているという。最近の子供を見ていて感じるのは、一口で言うと「食べない」ということだ。
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洞察 脇役が主役に変わるとき
待っていては苦手克服は無理 試行錯誤の過程にヒントが
2015年11月21日号仕事をしていく上で、ひらめきが訪れる瞬間がある。スポーツ選手の場合、それまでできなかったプレーができるようになる。あるいは、苦手だった相手に勝てるようになる。スポーツ選手だけではないだろう。これまでできなかった仕事が、ある日を境にできるようになることもあるはずだ。とはいえ、その瞬間は待っていても訪れるものではない。
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スペシャリストが減っている 平均点より「長所」を伸ばせ
2015年11月14日号巨人に在籍する鈴木尚広外野手をご存じだろうか。30代後半となった現在も、代走のスペシャリストとしてベンチに欠かせない存在となっている。彼は若い当時から、周囲に「そこまでやらなくてもいいんじゃないか?」と言われるようなことにまで取り組んでいたという。例えば、今では当たり前になったサプリメントの摂取や、新しいトレーニング方法、トレーニング器具といったことも、自分で勉強しながら取り入れていたと聞く。
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洞察 脇役が主役に変わるとき
気分転換しても「同じ壁」に スランプの唯一の克服法とは
2015年11月7日号スポーツ選手は、時として壁にぶつかることがある。望んでいる結果を試合で残せない、失敗が続くといった期間が続いて、精神的にも参ってしまう状況だ。こういった精神状態になるのは、スポーツ選手だけではないだろう。どんな仕事でも、壁にぶつかることはあるはずだ。
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洞察 脇役が主役に変わるとき
決断の遅さは迷惑を生むだけ 相談者の利益より大局観を
2015年10月31日号決断の遅い人間は、周囲に迷惑を掛けることになる。プロ野球選手の移籍を例に取れば、選手が移籍を決断するかしないかで、チーム編成全体に影響が出る。決断に時間がかかる分だけ、周囲の対応が遅れてしまうわけだ。当然、決断の早さは周囲の評価にも関わる。指導者といった組織の上に立つ人間ほど、せっかちな性格が多いというのも、うなずける。
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洞察 脇役が主役に変わるとき
損得を考えても答えは出ない プロが迫られる孤独な「決断」
2015年10月24日号スポーツ選手には、決断を迫られる場面がある。移籍先や、現役引退を決めるときがそうだろう。一つのプレーも、幾つかある選択肢の中から選んだもので成り立っている。その意味では、決断の連続だといえるかもしれない。