記事一覧:マーケット・人物2504件
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World Scope ワールドスコープ
【from 米国】 実務能力は低評価でも支持率が下がらない トランプ流「型破り」
2019年2月23日号トランプ米大統領の2019年一般教書が2月5日発表された。大統領はその中で、米国南部国境の壁を建設する方針をあらためて確認した。米国史上最長の政府機関一部閉鎖はひとまず収束しているが、2月15日以降また閉鎖される可能性は残されている。
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World Scope ワールドスコープ
【from 中国】 政府による都市改造とスマホネーティブ流入で 変わる北京の生活スタイル
2019年2月16日号中国では、長らく消費が経済をけん引している。2018年の経済成長率+6.6%のうち、+5.0%分が消費であった。しかし、年後半の鈍化は鮮明であり、スマートフォンや自動車の販売の伸びは月次ベースで2桁マイナスを続けた。
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World Scope ワールドスコープ
【from 欧州】 英議会が離脱案否決 ハードBREXITに備えるドイツ企業
2019年2月16日号1月15日に英国議会下院が、メイ首相の欧州連合(EU)離脱(BREXIT)条約案を否決した。ドイツの企業は、英国が合意なしでEUから離脱する最悪のシナリオ(いわゆるハードBREXIT)を前提に準備を進めている。
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数字は語る
働き方改革関連法の施行で長時間労働の是正なるか 中小企業への周知も課題
2019年2月16日号働き方改革関連法の一部が2019年4月に施行される。企業は従業員に年5日の年次有給休暇を取得させることや、労働時間等に係る管理簿の作成が義務付けられる。大企業には、残業時間の上限規制が設けられ、年720時間、月100時間未満、複数月平均80時間が残業の上限となる。中小企業への適用は1年後で、自動車運転や建設業、医師等は24年4月から適用される。
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金融市場 異論百出
タクシーも靴も常に値付け競争 米国の価格感度は日本顔負け
2019年2月16日号米ロサンゼルスに先日出張した際、移動に何度か配車サービスのUber(ウーバー)を利用した。タクシーに比べて大幅に安いからだ。
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為替市場 透視眼鏡
数カ月内にドル円再浮揚の目 基本は売り場、買いは短期のみ
2019年2月16日号米国は景気拡大の終盤にあり、株価が調整色を見せ、ドル円も今後2年は下降サイクルとの見立てから、昨年後半以降、株やドルの買いポジションの削減を推奨した。ただ、今後数カ月は、相場がいったん持ち直しやすいとみる。
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数字は語る
家計の金融純資産と政府債務の差が縮小 国債の国内消化に限界
2019年2月9日号日本の公債残高は2019年度に897兆円に達する見込みだ。国の一般会計税収(約62兆円)の14年分だ。19年度における国の一般会計(予算案ベース)も約101兆円と税収をはるかに上回っており、国債発行なしには財政運営は回らなくなっている。
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金融市場 異論百出
マイナス金利貸し出し&深掘り 市場が予想する"奇策"は困難
2019年2月9日号この3~4年、ユーロ圏とスイス、スウェーデン、デンマーク、日本の中央銀行はマイナス金利政策を採用してきた。しかし、その景気刺激効果はいまひとつはっきりしない。
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商品市場 透視眼鏡
一進一退を繰り返す金相場 世界経済減速は上昇材料に
2019年2月9日号足元の金相場は一進一退を繰り返している。昨年末は世界的な景気減速や株価下落への懸念が深まり、投資家のリスク回避姿勢が強まる中、安全資産とされる金の相場は上昇基調で推移した。
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World Scope ワールドスコープ
【from アジア】 正念場のASEAN経済 米中摩擦の「漁夫の利」を得られるかが焦点
2019年2月9日号今回はASEAN主要6カ国(インドネシア、タイ、マレーシア、フィリピン、ベトナム、シンガポール)について、2018年の景気を振り返り、今後の見通しを展望する。
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World Scope ワールドスコープ
【from 中国】 新興のラッキンコーヒー スターバックスを抜いて中国最大のチェーンへ
2019年2月9日号現在中国で最も店舗数が多いコーヒーチェーンはスターバックスだ。1999年1月に中国へ進出して以来、今では150都市に3600店を展開している。他にもチェーン展開しているコーヒーチェーンはあるが、スターバックスの店舗数は断トツだ。
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数字は語る
中国の経常黒字縮小でも問われる 貿易不均衡がG20議長国の課題に
2019年2月2日号最近、G20サミット(金融世界経済に関する首脳会合)などの首脳会合では、反保護主義やグローバル化の負の側面も無視できなくなった。G20での合意形成も難しく、存在価値の低下が指摘される。
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金融市場 異論百出
危機を救った幻想のツケで動揺 米市場の関心事「QT」とは何か
2019年2月2日号「ペンキが乾くのを見守るのと同じくらい退屈なことになる」。従来、米連邦準備制度理事会(FRB)幹部は、FRBのバランスシート縮小作業は市場にとって売り買いの材料にはならないと説明してきた。
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金利市場 透視眼鏡
日本銀行の円高対応策は 長期金利低下容認か
2019年2月2日号新年早々、為替市場では円高が急激に進んだ。市場参加者が少ない中、取引量の少ないオセアニア市場の早朝に米大手IT企業の業績下方修正に係る報道が流れ、株安・米金利低下への思惑からドルを売る動きが殺到し、一気にドル円が105円を割り込んだ。
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World Scope ワールドスコープ
【from 欧州】 国政選挙のウクライナに揺さぶりをかけるロシア 緊張高まる両国関係
2019年2月2日号米シンクタンク、ユーラシアグループも19年の10大地政学的リスク(1月7日発表)の一つとしてウクライナ情勢を挙げた。ユーラシアグループは、今年ウクライナで大統領選挙(3月31日)や議会選挙(秋)といった政治イベントが予定される中、ロシアが干渉を強めることで、緊張が高まる恐れがあるとしている。
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World Scope ワールドスコープ
【from 米国】 ノーベル化学賞を受賞した 史上5人目の女性が語るトップ科学者の育て方
2019年2月2日号ノーベル化学賞を受賞した女性はこれまでたった5人しかいない。そのうちの1人が、昨年10月に受賞者として選ばれたカリフォルニア工科大学(CALTECH)のフランシス・アーノルド教授(62歳)だ。
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短答直入
セス・バーンスタイン(アライアンス・バーンスタイン社長兼最高経営責任者)
2019年2月2日号世界の金融市場が不安定な動きを続ける中、大手運用会社である米アライアンス・バーンスタイン(運用資産約5500億ドル)のセス・バーンスタイン社長兼最高経営責任者に、市場環境や事業方針への考え方を聞いた。
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数字は語る
人手不足の中で増加する女性労働力 2020年代前半に天井
2019年1月26日号人手不足が叫ばれながらも、これまでのところ、女性とシニアの労働参加率の上昇を背景に、就業者数は順調に拡大している。とりわけ、配偶者のいる女性の就業者は、過去5年間で160万人増加した。これは、同期間の就業者数の増加の44%を占める。結婚・出産後も仕事を続ける女性や、パートタイムで働く主婦の増加が、日本経済の成長を支えている。
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金融市場 異論百出
マイナス金利政策4年目突入へ インフレ目標固執に警鐘鳴らす
2019年1月26日号黒田東彦総裁が主導する量的質的金融緩和策(いわゆる異次元緩和策)が2013年4月に始まったとき、日銀はインフレ率を2年程度で目標の2%に押し上げると宣言した。ところが、2年以上たっても目標達成は見通せず、かつ国債買い入れの増額といった主力の追加緩和策は技術的な限界に直面した。
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株式市場 透視眼鏡
純資産額に接近した株価 19年はリバウンドに期待
2019年1月26日号2018年のTOPIX(東証株価指数)は年間で18%程度下落した。海外投資家が約12兆円(現物+先物)という巨額の日本株の売り手になったことが背景だ。それはなぜだろうか。