記事一覧:企業・産業715件
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数字で会社を読む
アップル
2013年3月2日号時価総額で世界1位まで上り詰めたアップルは、iPhoneという大ヒット商品で築き上げた高収益体質をいつまで保てるのか。過去になかった疑問が市場を取り巻いている。
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特別レポート Spacial Report
「70歳定年時代」の幕開け 改正高年法が生む雇用の歪み
2013年2月23日号この4月、改正高年齢者雇用安定法が施行され、企業は原則として希望する従業員全員の継続雇用が義務化される。そのため、企業は、高齢者雇用に伴う人件費増大を懸念してコスト抑制策に走りつつある。だが、産業界は、そうした短期的な人件費増大への対応だけではなく、「70歳定年時代」をにらんだ“雇用戦略”の抜本的見直しが迫られている。
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数字で会社を読む
みずほフィナンシャルグループ
2013年2月23日号「変革プログラム」が最終年度を迎えているみずほフィナンシャルグループ。にわかに競争力が持ち直し、悲願だった連結当期純利益5000億円も射程圏内に入るが、その復活は本物なのか。
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産業レポート Industrial Analysis
山田明弘(だいとく投資ビレッジ社長)インタビュー
2013年2月16日号リーマンショック以降、手数料が3分の1から半分にまで落ち込み、赤字が何期か続いた。他社との合併も考えたが、どこも厳しい。このままでいいのか──。自問自答する日々だった。仲介業しかないかと考えたとき、かつて勤めていた証券会社の元上司が証券ジャパンに移籍し、IFAビジネスを手がけていた。それに、証券ジャパンとは証券取引所への取り次ぎ業務でも長い取引があった。そこで、2011年末からデューデリジェンス(資産査定)を依頼し、その結果、IFAなら生き残れるとの確信を得た。
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産業レポート Industrial Analysis
井上智治(ひびき証券社長)インタビュー
2013年2月16日号楽天証券からIFAへの業態転換を持ちかけられたのは2011年末のこと。当時はもう中小証券は生き残れないと諦めつつあった。証券会社のビジネスモデルは、相場好調期の稼ぎで相場低迷期のマイナスを補うというもの。そのため収益の拡大戦略を取り、営業マンを増員し、システムをバージョンアップした。だが、中小証券にはなかなかいい人材が集まらず、株式相場も低迷したままだった。
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産業レポート Industrial Analysis
生き残りを懸けた中小証券の一手 仲介業への転換は“金融の流通革命”
2013年2月16日号中小の証券会社が苦境にあえいでいる。長らく続いた株式相場の低迷に加え、顧客保護体制やコンプライアンスの強化により、システムコストは増大一途。その結果、赤字続きの中小証券が列を成す。そんな中、中立的な立場で金融商品を仲介する事業者(IFA)に業態転換する中小証券が現れた。この“転身”は起死回生の一手となるのか。
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アマゾン・ドット・コム
2013年2月16日号インターネット通販大手の米アマゾン・ドット・コムは1月30日に2012年通期決算を発表した。最終赤字ながら、時価総額は上場来最高水準。一見、不可解なその理由を解き明かす。
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トクヤマ
2013年2月9日号多結晶シリコン国内最大手のトクヤマが、急激な業績悪化に苦しんでいる。太陽光バブルの崩壊によるシリコン市況の悪化と、マレーシアへの大型投資が負担となり、身動きができない状況だ。
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富士重工業
2013年2月2日号販売台数の76%を海外で占めながらも、国内偏重の生産体制を取っている富士重工業。だが、円高を物ともせず、2013年3月期決算は過去最高となる見込みだ。小さな巨人のカラクリに迫る。
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産業レポート Industrial Analysis
【Column】 原子炉を更地に変えた 日本で唯一の廃炉経験
2013年1月26日号役目を終えた原子力発電所が、きれいな更地になる。福島第1原発の事故を前にすると、そんなことは非現実的だと思えるかもしれない。しかし、「長年の運転による老朽化で“自然死”を迎える原発の廃炉に関しては、技術が確立している」と、日本原子力研究開発機構の担当者は語る。
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産業レポート Industrial Analysis
【Column】 中小企業にも参入チャンス 廃炉ビジネスに求められる技術
2013年1月26日号原子力発電所の廃炉はビッグビジネスになる──。まことしやかにささやかれる言葉だが、今はまだその真偽を確かめる術がない。ただ、廃炉を新たなビジネスチャンスとして活かす企業が出てきているのは事実だ。
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産業レポート Industrial Analysis
潜入! 知られざる廃炉現場の最前線 壮大な“実験室”「ふげん」
2013年1月26日号“原発ゼロ”政策のいかんに関わらず、老朽化した原子力発電所の廃炉は必要不可欠だ。しかし、廃炉が実際にはどのようなものか、意外に知られていない。そこで本誌は、日本で現在わずか3カ所でしか行われていない廃炉作業の現場の一つ、「ふげん」に潜入。今、何が行われているのか、そして、日本の原発産業にとって「ふげん」の廃炉が持つ特別な意味に迫った。
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伊藤忠商事
2013年1月26日号財務体質の改善が進み、過去2年間で総額約1兆円の積極投資を実行した伊藤忠商事。今後の成長は非資源分野と位置付けるが、投資のリターンをいかに刈り取ることができるかがカギを握る。
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東海旅客鉄道(JR東海)
2013年1月19日号今期最高益となる東海旅客鉄道。かつては5.4兆円あった莫大な借金の圧縮が効いている。手にした利益を元手にリニア計画に邁進するが、新たに9兆円という建設負担に耐えられるのか。
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企業レポート Managerial Analysis
スカイマーク LCC襲来で戦略大転換 超大型機で国際線進出の賭け
2013年1月12日号これまで低価格を武器に成長してきた新興航空会社のスカイマークだが、国内線にLCC(格安航空会社)が誕生したことで岐路に立たされている。成長を目指して打ち出したのは、世界最大の旅客機エアバス380を使った国際線への進出だ。さらに、国内線でも機材の大型化に踏み切る。巨額の資金を投じる大勝負ははたして吉と出るのか。
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企業レポート Managerial Analysis
古森重隆(富士フイルムホールディングス代表取締役会長)インタビュー
2013年1月12日号写真フィルムの技術を基にどこまで多角化するかという経営努力が、結果的にコダックと違ったのだろう。デジタル化の取り組みでも、われわれはデジカメのレンズやセンサー、プリントするミニラボまで自社開発した。一方、コダックはデジタルカンパニーを掲げながら、OEMで腰かけ対応をした。
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企業レポート Managerial Analysis
富士フイルムホールディングス 写真フィルム軸に業態転換 新事業を生んだ“技術の棚卸し”
2013年1月12日号デジタルカメラにスマートフォン。写真撮影で見かけなくなったのが写真フィルムだ。2012年1月、かつて名門企業だった米イーストマン・コダックが経営破綻した。一方、富士フイルムホールディングスは医薬品や化粧品といった異業種に積極的に進出し成長を続けている。両社を分けたのはどこか。主力製品が市場から消えるとき、企業はどう生き残ればよいのか。
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企業レポート Managerial Analysis
西久保愼一(スカイマーク社長)インタビュー
2013年1月12日号まず、大前提としてわれわれの最大の目的は利益の最大化で、手段の一つとして低価格がある。一定の企業規模になったので、2年前から上値を探ってきた。そこにLCCが参入してきてカウンターパンチを食らい収益が落ちた。
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ビックカメラ
2013年1月12日号家電量販店のビックカメラがコジマを買収して一躍業界2位に躍り出た。負債も膨らんだが、今後は金融手法を活用し、大都市を中心に大型店舗を年間1店舗のペースで増やしていく見通しだ。
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起業人
林 高生(エイチーム社長)
2013年1月5日号2012年8月、米国のグーグルプレイの人気ゲームランキングに日本発のソーシャルゲームがベスト3入りした。そのゲームは「ダークサマナー」。名古屋に本社を置くエイチームが自社開発したゲームで、日本のゲームは米国で通用しないという業界の定説を打ち破っ