記事一覧:企業・産業715

  • ファミリーマート

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    ファミリーマート

    2013年1月5日号  

    国内外における猛烈な出店攻勢で規模拡大を続けるファミリーマートだが、国内既存店の売上高の前年割れが続き、成長に陰りが見え始めている。原因はどこにあるのか。

  • 竹田正俊(クロスエフェクト社長)

    起業人
    竹田正俊(クロスエフェクト社長)

    2012年12月22日号  

    もしも、手術前に自分の臓器で医師がリハーサルをしてくれたら──。竹田正俊率いるクロスエフェクトが開発した「心臓シミュレーター」を使えば、その夢が実現するかもしれない。 「正確に再現された私の心臓です。重さも私の心臓とほぼ同じ400グラムです」

  • 戸田建設

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    戸田建設

    2012年12月22日号  

    病院や学校などに強みを持ち、善戦する中堅ゼネコンとして注目されてきた戸田建設が2期連続の赤字となる。背景には、復興需要によるコスト急上昇、それに伴う建築業界の苦境がある。

  • ボブ・マクドナルド(P&G会長、社長兼CEO)インタビュー

    企業レポート Managerial Analysis
    ボブ・マクドナルド(P&G会長、社長兼CEO)インタビュー

    2012年12月15日号  

    P&Gの強さの秘訣は、第一に社員の質が高いこと。世界で最も優秀な人材を採用している自負がある。昨年は採用枠5000人に対して100万人以上の応募があった。倍率は非常に高い。第二にイノベーションに重点を置いた経営であること。研究・開発に年間20億ドル(約1640億円)、市場調査・消費者理解には4億ドル(約328億円)を投資している。これら多額の投資があるから競合他社よりも性能、品質面で優れた商品を開発できる。

  • 【Column】外資幹部に多い元社員人材輩出会社となる理由

    企業レポート Managerial Analysis
    【Column】 外資幹部に多い元社員 人材輩出会社となる理由

    2012年12月15日号  

    米ゼネラル・エレクトリック(GE)のジェフリー・イメルトCEO、米ボーイングのジェームズ・マックナーニCEO、日本に目を転じるとアマゾン ジャパンのジャスパー・チャン社長、日本マクドナルドの宮下建治取締役上席執行役員。彼らはいずれもP&G出身者だ。

  • P&G超優良の時価総額16兆円企業成熟市場でも躍進する強さの秘密

    企業レポート Managerial Analysis
    P&G 超優良の時価総額16兆円企業 成熟市場でも躍進する強さの秘密

    2012年12月15日号  

    日用品・化粧品のトップメーカーである米P&G(プロクター・アンド・ギャンブル)は株式時価総額約16兆円。この巨大企業は、なぜ売上高の安定成長と高い利益率を維持できているのか。強さのカギと成長への課題に迫った。

  • マルハニチロホールディングス

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    マルハニチロホールディングス

    2012年12月15日号  

    2007年10月の統合から5年が経過したマルハニチロホールディングス。食品業界で6社目の1兆円企業の誕生と注目されたが、度重なる不測の事態で統合による成長計画は大きく狂った。

  • 松田真次(松田技術研究所社長)

    起業人
    松田真次(松田技術研究所社長)

    2012年12月15日号  

    2008年9月、松田技術研究所の社長、松田真次の元に、JAXA(宇宙航空研究開発機構)から一本の電話が入った。小惑星探査機「はやぶさ」から回収されるカプセルを日本に運ぶのに、力を貸してほしい──。着陸想定地はオーストラリアの砂漠地帯。そこから日本まで輸送する間に、万が一にもカプセルが破損するようなことがあってはならない。小規模ながら、輸送用の防振サスペンションで高い評価を得ていた、同社の技術力を買われての依頼だった。

  • 野村秀輝(ビューティガレージ社長兼CEO)

    起業人
    野村秀輝(ビューティガレージ社長兼CEO)

    2012年12月8日号  

    日本全国に35万軒ほどある美容院や理髪店。そんな街のサロン経営者たちをサポートする“正義の味方”と公言するベンチャー企業がある。ビューティガレージは、美容業界で働くプロ向けの日本最大の通信販売サイト(会員15万2000社)を運営している。シャンプーやワックスなど消耗品から、椅子や鏡、専用機器まで約30万点超の商品を格安で、クリック一つで仕入れられる。 また全国12のショールームでは、閉店や改装のため不要になったサロン用の椅子や棚などを買い取っては、修理やメンテナンスをした上で、格安で中古販売をしている。

  • 三菱東京UFJ銀行

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    三菱東京UFJ銀行

    2012年12月8日号  

    海外での貸し出し増に熱を上げ、国内の中小企業向け融資に消極的な姿勢を取る三菱東京UFJ銀行。合理的ともいえる経営方針が、逆に営業力の低下という負の側面を顕在化させ始めた。

  • シェア9割! 日系メーカー最後の楽園 過熱する「タイ自動車市場」最前線

    産業レポート Industrial Analysis
    シェア9割! 日系メーカー最後の楽園 過熱する「タイ自動車市場」最前線

    2012年12月1日号  

    洪水発生から1年余りが経過し、日系自動車メーカーの投資がタイへ集中している。タイ市場は日系メーカーでシェア9割を握る“最後の楽園”。その地位を盤石なものにしようと、日系メーカー各社が大増産計画を掲げている。積極攻勢に死角はないのか。過熱するタイ市場の最前線を追った。

  • エイスース【Column】アスースではありません! 長年の読み方論争に決着

    企業レポート Managerial Analysis
    エイスース 【Column】アスースではありません! 長年の読み方論争に決着

    2012年12月1日号  

    「ASUS」という社名はなんと読むか。日本では主に「アスース」、欧米では「エィスス」として親しまれてきたが、今年9月、創業22年にして初めて、社名の読み方を全世界で統一するとの発表があった。これからは「エイスース」が正しい呼称になる。

  • 施 崇棠(エイスース会長)インタビュー

    企業レポート Managerial Analysis
    施 崇棠(エイスース会長)インタビュー

    2012年12月1日号  

    今、世界のパソコン産業は大きな時代の転換点を迎えている。もはやユーザーを自宅やオフィスにあるパソコンに縛り付けることはなく、誰もが、いつ、どこでも情報にアクセスできるクラウドの時代に突入している。これは私たちにとって大きなチャンスだ。

  • エイスース独創的な端末を次々と生み出す台湾パソコン大手“変身”への野望

    企業レポート Managerial Analysis
    エイスース 独創的な端末を次々と生み出す台湾パソコン大手“変身”への野望

    2012年12月1日号  

    パソコン市場が縮小する中で、台湾のパソコン大手のエイスースが注目を集めている。わずか10年前までは部品メーカーにすぎなかったが、水面下で設計技術やデザイン力を磨き続け、近年はユニークなノートパソコンを相次いで発表。米グーグルと開発したタブレット「NEXUS 7」のヒットを追い風に、日本市場でのシェア拡大も視野に入ってきた。

  • 山崎秀人(アスリートプランニング社長)

    起業人
    山崎秀人(アスリートプランニング社長)

    2012年12月1日号  

    アスリートプランニング社長の山崎秀人の元には、ある特徴を持った学生を求めて大手企業からひっきりなしに連絡が入ってくる。その特徴とは、勉強だけでなくスポーツもでき、組織文化に慣れ、何よりタフで折れにくい心を持ち合わせていること。企業が新卒採用で必ず押さえておきたいと考える人材だ。

  • 川崎重工業

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    川崎重工業

    2012年12月1日号  

    国内の総合重機メーカーでは、最も積極的に海外展開を進めてきた川崎重工。近年は、中国事業の成功により、収益構造に変化が表れてきた。それは、将来の姿さえ暗示させる大きな予兆でもある。

  • 石見 陽(メドピア社長)

    起業人
    石見 陽(メドピア社長)

    2012年11月24日号  

    毎月2000人のハイペースで医師会員を増やし、医療業界から注目を集めるウェブサイトがある。医師に限定したソーシャルコミュニティサイト「MedPeer」(メドピア)だ。医療現場での疑問を意見交換する掲示板などさまざまなコンテンツがそろい、会員数は約5万人。日本の現役医師の数は約25万人なので、およそ5人に1人が利用していることになる。

  • 【Column】オーダーメードで進む低価格化「こだわり」訴求で若年層獲得

    産業レポート Industrial Analysis
    【Column】 オーダーメードで進む低価格化 「こだわり」訴求で若年層獲得

    2012年11月24日号  

    オーダーメードシャツの世界が一変しつつある。低価格品やこだわりの強いシャツが登場しているのだ。「既製品がバラエティ豊富になっているのに、オーダーは旧態依然でおとなし過ぎた」と語るのは、東京・銀座の一等地にあるSTYLE WORKS銀座の法戸真一店長。同店は既製品とオーダーシャツの両方を取り扱っている。シャツコンシェルジュの肩書を持つ法戸店長は「新しいオーダーのスタイルを確立する」ことを目指している。

  • 高品質で割安のSPAが台頭戦国期に突入したワイシャツ業界

    産業レポート Industrial Analysis
    高品質で割安のSPAが台頭 戦国期に突入したワイシャツ業界

    2012年11月24日号  

    ワイシャツ業界が戦国期に突入している。メーカーズシャツ鎌倉、東京シャツなど高品質ながら値頃感のあるワイシャツ専門SPA(製造小売り)が台頭。メーカーと小売りが明確に分かれた構造が大きく転換している。クールビズをきっかけに、デザインも大きく変わりつつある。構造変化と競争激化の中で、変わる消費者ニーズに応えたものが勝者となる。

  • ヤマトホールディングスサービス進化で独り勝ちも宅配便市場に新たなライバル

    企業レポート Managerial Analysis
    ヤマトホールディングス サービス進化で独り勝ちも 宅配便市場に新たなライバル

    2012年11月24日号  

    宅配便市場でヤマト運輸の強さが際立っている。最大のライバルだった佐川急便は、シェアこそ二分するも利益が伸びていない。だが、サービス進化と付加価値戦略で独走するヤマトに、思わぬ新たな敵の存在が浮上している。それは上客だったはずのアマゾンや楽天など巨大通販会社だ。独走が続く宅配のガリバー、ヤマトの最前線を追った。

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記者の目

  • 編集部 宮原啓彰

    NHK大河ドラマ「光る君へ」ロスが深刻です……

     2024年最後の号、「総予測2025」をお手に取っていただきありがとうございます。そして、この一年、「週刊ダイヤモンド」をご愛読いただいた読者の皆さま、ならびに取材先、印刷、運搬、全国の書店の方々に感謝申し上げます。
     NHK大河ドラマ「光る君へ」最終話の放映翌日、彰子ロスの中で本特集における、この最終原稿を書いています。
    「嵐が来るわ」──。新時代の到来を予見させる武者たちの背に放たれた、まひろ(紫式部)の最後のセリフは、来る25年を目前に控えた心境と重なるのではないでしょうか。
     戦後80年の節目に、これまでの国際秩序が崩壊する「新時代」が幕を開けようとしています。本特集がその活路となれば幸いです。

  • 副編集長 大矢博之

    財務省が抵抗する所得税減税 インフレ“自動増税”放置させるな

     子供のころ、真剣に悩んでいたのはお小遣いの使い道。今お菓子を買うのか、数カ月分ためて漫画を買うのか。やりくりは重大事で、もっと自由に使えるお金が欲しいと思っていました。
     お金の使い道を決められることは権力です。自民党や財務省が給付金の支給は簡単に決めるのに、所得税の基礎控除引き上げには難癖をつけて抵抗するのは、税収減が権力の減少に直結するからでしょう。インフレに伴う〝自動増税〟を、30年近くにわたって放置させてはいけません。
     さて新年を前に、子供へのお年玉やお小遣いの額を決める時期になりました。自分が経験してきた過去の金額でいいのか。インフレ対応をすべきなのか。お金の使い道の悩みは尽きません。

最新号の案内2025年1月4日号

表紙

特集総予測2025

2025年、このくしくも戦後80年の節目の年に、日本と世界が新時代に突入する――。ダイヤモンド編集部の総力と国内外の超一流の専門家たちの英知を結集させた超人気企画「総予測」では、経済や景気、産業・企業の25年を予測するのみならず、トランプ・…

特集22024『ベスト経済書』

日本経済の長期停滞の要因を改めて考察し、停滞から脱出するための方策を検証する。それが2024年のベスト経済書の顔触れの根底にある。長期にわたる大規模な財政出動と金融緩和の総括、劣化が停滞の要因の一つとされる人的資本への投資の在り方などに関す…