記事一覧:企業・産業715

  • エイチ・アイ・エスタイでチャーター便を運航海外ビジネス拡大の勝算

    企業レポート Managerial Analysis
    エイチ・アイ・エス タイでチャーター便を運航 海外ビジネス拡大の勝算

    2013年6月15日号  

    エイチ・アイ・エスは売り上げの大半を日本人の海外旅行で稼ぐが、少子化で市場そのものが縮小に向かっている。次の成長を目指し、リスクを取って注力するチャーター便と海外ビジネスの成否を分析する。

  • ゼンショーホールディングス

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    ゼンショーホールディングス

    2013年6月15日号  

    ゼンショーホールディングスといえば、牛丼の「すき家」が思い浮かぶが、実際には牛丼への依存は50%を切っている。今後は、スーパーを買収するなど総合食企業へ脱皮する可能性がある。

  • J.フロント リテイリング

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    J.フロント リテイリング

    2013年6月8日号  

    市場縮小が続く百貨店業界にあって業績好調だ。脱百貨店を掲げて集客力がある大型テナントを誘致し、さらに人件費などを削減して効率化を図った結果、利益率で他社を引き離している。

  • 日産・三菱連合が本格参戦軽自動車“一極集中”の死闘

    産業レポート Industrial Analysis
    日産・三菱連合が本格参戦 軽自動車“一極集中”の死闘

    2013年6月1日号  

    今や国内新車販売市場の4割を占めるようになった「軽自動車」カテゴリーに熱い視線が注がれている。全メーカー8社が軽自動車市場へ乱入する競争は熾烈を極めるばかりだ。

  • 野村不動産ホールディングス

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    野村不動産ホールディングス

    2013年6月1日号  

    マンション販売戸数業界1位に躍り出たが、規模の拡大よりも“在庫レス”で資金効率を重視する堅実路線を志向。安売りせず、用地買収から竣工までいかに早く売り切るかに勝負を懸ける。

  • 宮坂 学(ヤフー社長兼CEO)インタビュー

    企業レポート Managerial Analysis
    宮坂 学(ヤフー社長兼CEO)インタビュー

    2013年5月25日号  

    ──相次ぐ提携で「爆速」を世に広めた。ポータルサイトとしての役目は、ウェブ上でナンバーワンサービスの集合体であることだ。今、ヤフーには150くらいのサービスがあるが、すべてで1位を取るのは現実的でない。ニュースや検索、メールなどはこのままナンバーワンを維持するが、1位を取れないサービスは手じまいし、トップと組むようにしてきた。結果として、食べログやクックパッド、グリー、モバゲーなどと提携した。提携ありきの戦略ではない。

  • 【Column】経営理念を落とし込んだ新タイプの人事制度

    企業レポート Managerial Analysis
    【Column】 経営理念を落とし込んだ 新タイプの人事制度

    2013年5月25日号  

    ヤフー社員が社員IDと共に肌身離さず持つカードがある。「バリューカード」といい、新体制の経営理念を示したものだ。それには、世の中の課題にITを利用して解決していく「課題解決エンジン」が掲げられ、その実現のために「課題解決」「爆速」「フォーカス」「ワイルド」という四つの価値基準が記載されている。

  • マイナス成長で問われるEコマース事業の立て直し

    企業レポート Managerial Analysis
    マイナス成長で問われる Eコマース事業の立て直し

    2013年5月25日号  

    ヤフーの中で、昨年5月、大きなプロジェクトが幕を閉じた。その名も「コマースリノベーション」。多種多様なお店を集めた仮想モール「ヤフーショッピング」と、入札による個人間取引の「ヤフーオークション(ヤフオク)」という二つのEコマース事業を統合するというものだった。サービス開始から10年を迎えた2009年、プロジェクトは始まった。ショッピングの出店者がヤフオクにも出品できるようにするなど、相乗効果を出そうとしたのである。

  • ヤフー6年ぶりの好業績で発進した新体制「爆速」経営の急所

    企業レポート Managerial Analysis
    ヤフー 6年ぶりの好業績で発進した新体制「爆速」経営の急所

    2013年5月25日号  

    5期連続で増収増益を続けていたものの閉塞感が漂っていたヤフー。電撃的なトップ交代により誕生した新体制は、「爆速経営」によりさらなる飛躍を遂げている。だが、あまり語られない「急所」が隠されている。

  • サントリーホールディングス

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    サントリーホールディングス

    2013年5月25日号  

    サントリーホールディングス(HD)が、子会社のサントリー食品インターナショナルの今夏の上場を計画している。なぜ今、上場が必要なのか、財務諸表にその理由が表れている。

  • 日本のLCC普及を阻む遠くて不便な成田空港問題

    産業レポート Industrial Analysis
    日本のLCC普及を阻む 遠くて不便な成田空港問題

    2013年5月18日号  

    昨年、LCCが就航した東の成田空港と西の関西国際空港だが、成田路線では搭乗率が上昇しない。何が問題なのか。

  • 鳴り物入りのLCC就航1年で露呈した誤算

    産業レポート Industrial Analysis
    鳴り物入りのLCC 就航1年で露呈した誤算

    2013年5月18日号  

    日本の国内線にLCC(格安航空会社)が就航して1年がたった。だが、日本特有の需要の季節変動に悩まされるなど、当初は予想していなかった問題が次々と露呈している。はたしてLCCは日本市場に根付くことができるのか。

  • 横浜銀行

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    横浜銀行

    2013年5月18日号  

    満期までの期間が長い国債を大量に手放し、価格下落時のリスク回避に動いた横浜銀行。神奈川県で営業を深耕し収益拡大を狙う一方で、伸び悩む本業を前に再編を期待する声も出始めた。

  • 住友重機械工業

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    住友重機械工業

    2013年5月11日号  

    幅広い事業領域を持つ総合重機メーカーの中で、倒産の危機に瀕したことから、いち早く“効率化”を進めてきた住友重機械工業。現在も進行中の事業構造の改革により、少しずつ業態を変えてきた。

  • 藤谷康男(日立製作所常務・電力システム社火力担当CEO)インタビュー

    産業レポート Industrial Analysis
    藤谷康男(日立製作所常務・電力システム社火力担当CEO)インタビュー

    2013年5月4日号  

    火力事業における日立製作所の強みの一つとして、ヨーロッパとアフリカという二つの市場で、世界トップクラスの市場シェアを獲得している点が挙げられる。事業統合を予定している三菱重工業とは、得意な市場が重ならないため、シナジーを見込むポイントの一つだ。ヨーロッパでは、ドイツのバブコックボルジッヒグループのボイラ(蒸気発生器)部門を買収したことで、ボイラにおいてトップシェアを持っている。

  • 和仁正文(三菱重工業原動機事業本部長)インタビュー

    産業レポート Industrial Analysis
    和仁正文(三菱重工業原動機事業本部長)インタビュー

    2013年5月4日号  

    6月に開く株主総会で、日立製作所と設立する火力事業統合会社の案件を議題にかけなければいけない。そのため、5月後半くらいには新会社の詳細が決まっていないといけないだろう。統合比率に関しては当初の発表通り、三菱重工業65%、日立35%を踏襲するつもりだ。社名はやはり「三菱」「日立」の名を冠することになるのではないか。

  • 油谷好浩(東芝常務)インタビュー

    産業レポート Industrial Analysis
    油谷好浩(東芝常務)インタビュー

    2013年5月4日号  

    今回、提携を強化することになったゼネラル・エレクトリック(GE)とは、会社同士の付き合いでいえば100年以上の歴史がある。火力事業に限っても、1982年からガスタービンコンバインドサイクルの分野で提携関係が続いている。納入実績を積み重ね、その経験を反映した高い性能と信頼性を兼ね備えたGEのガスタービン。そして、壊れにくくてメンテナンスの必要も少なくて済む、高性能な東芝の蒸気タービン。

  • ジェームズ・スーシュー(GEパワー&ウォーター グローバルセールス&マーケティング担当プレジデント)インタビュー

    産業レポート Industrial Analysis
    ジェームズ・スーシュー(GEパワー&ウォーター グローバルセールス&マーケティング担当プレジデント)インタビュー

    2013年5月4日号  

    ゼネラル・エレクトリック(GE)は日本において長年にわたるビジネスの歴史を持っている。その中で日立製作所や東芝とのパートナーシップがあった。三菱重工業と日立の事業統合は確かに、これまでのGEの提携関係に変化をもたらす。当然のことながら、日立との関係は変化してくるし、日立とはビジネスができない範囲が出てきた場合、東芝とのパートナーシップでそこをカバーしていく。

  • 業界再編後の火力“新世界”で激突

    産業レポート Industrial Analysis
    業界再編後の火力“新世界”で激突

    2013年5月4日号  

    これまで見てきたような“産みの苦しみ”を乗り越えれば、業界勢力図が塗り替わった“新世界”が重電メーカーたちを待っている。新しい枠組みの中で、各陣営はどのようにグローバル競争を戦い抜くのか。業界再編に踏み込んだ4社2陣営が、自らの強みと今後の戦略について語る。

  • 半世紀に1度の地殻大変動“火力”世界頂上決戦の開幕前夜

    産業レポート Industrial Analysis
    半世紀に1度の地殻大変動 “火力”世界頂上決戦の開幕前夜

    2013年5月4日号  

    三菱重工業と日立製作所の電撃的な事業統合発表から5カ月。2社の正式契約締結が目前に迫る。しかし、半世紀にわたって強固な提携関係が築かれてきた社会インフラ業界において、再編は一筋縄ではいかない。長年連れ添った日立と米ゼネラル・エレクトリックの“離婚問題”、さらには三菱重工、三菱電機、日立の“三角関係”という二大問題を避けては通れない。

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記者の目

  • 編集部 宮原啓彰

    NHK大河ドラマ「光る君へ」ロスが深刻です……

     2024年最後の号、「総予測2025」をお手に取っていただきありがとうございます。そして、この一年、「週刊ダイヤモンド」をご愛読いただいた読者の皆さま、ならびに取材先、印刷、運搬、全国の書店の方々に感謝申し上げます。
     NHK大河ドラマ「光る君へ」最終話の放映翌日、彰子ロスの中で本特集における、この最終原稿を書いています。
    「嵐が来るわ」──。新時代の到来を予見させる武者たちの背に放たれた、まひろ(紫式部)の最後のセリフは、来る25年を目前に控えた心境と重なるのではないでしょうか。
     戦後80年の節目に、これまでの国際秩序が崩壊する「新時代」が幕を開けようとしています。本特集がその活路となれば幸いです。

  • 副編集長 大矢博之

    財務省が抵抗する所得税減税 インフレ“自動増税”放置させるな

     子供のころ、真剣に悩んでいたのはお小遣いの使い道。今お菓子を買うのか、数カ月分ためて漫画を買うのか。やりくりは重大事で、もっと自由に使えるお金が欲しいと思っていました。
     お金の使い道を決められることは権力です。自民党や財務省が給付金の支給は簡単に決めるのに、所得税の基礎控除引き上げには難癖をつけて抵抗するのは、税収減が権力の減少に直結するからでしょう。インフレに伴う〝自動増税〟を、30年近くにわたって放置させてはいけません。
     さて新年を前に、子供へのお年玉やお小遣いの額を決める時期になりました。自分が経験してきた過去の金額でいいのか。インフレ対応をすべきなのか。お金の使い道の悩みは尽きません。

最新号の案内2025年1月4日号

表紙

特集総予測2025

2025年、このくしくも戦後80年の節目の年に、日本と世界が新時代に突入する――。ダイヤモンド編集部の総力と国内外の超一流の専門家たちの英知を結集させた超人気企画「総予測」では、経済や景気、産業・企業の25年を予測するのみならず、トランプ・…

特集22024『ベスト経済書』

日本経済の長期停滞の要因を改めて考察し、停滞から脱出するための方策を検証する。それが2024年のベスト経済書の顔触れの根底にある。長期にわたる大規模な財政出動と金融緩和の総括、劣化が停滞の要因の一つとされる人的資本への投資の在り方などに関す…