記事一覧:企業・産業715件
-
特別レポート Spacial Report
既得権益は打破できるか 空港経営改革の現実
2013年9月21日号格安航空会社の誕生と参入により、日本の航空市場は質・量共に激変した。新時代の到来といえるが、改革すべきものが残されている。上下分離の非効率な空港の経営改革だ。国が成長戦略の一つに掲げる空港民活化の最前線に迫る。
-
数字で会社を読む
旭硝子
2013年9月21日号旭硝子が、急速に業績を悪化させている。高収益を誇った電子事業が利益を落とし、建築用ガラス事業に至っては赤字に転落した。利益構造を転換しない限り、かつての輝きは取り戻せない。
-
数字で会社を読む
ゼネラル・エレクトリック(GE)
2013年9月14日号米ゼネラル・エレクトリックが、研究所の建設に10億ドルをつぎ込むなど、ソフトウェアへの投資に懸けている。世界を代表するインフラ“メーカー”が、なぜソフトウェアへ傾注するのか。
-
産業レポート Industrial Analysis
日系大手3社が覇権を競う “大本命”燃料電池車が発進
2013年9月7日号エコカーの“大本命”とされる燃料電池車の市販が近づくにつれて、研究開発費の削減などを目的にグローバルな陣営が固まりつつある。日系3社を軸に、覇権争奪戦が始まった。
-
数字で会社を読む
商船三井
2013年9月7日号前期1010億円の構造改革損失を計上、円安の追い風もありV字回復で、久々に海運トップに返り咲く商船三井。しかし、関連会社の第一中央汽船が3度目の危機に直面している。
-
数字で会社を読む
東京電力
2013年8月31日号今年度の黒字化が“必達”の東京電力が、依然赤字を垂れ流し続けている。唯一の切り札である原発再稼働も先が見えず、再建計画も暗礁に乗り上げている。
-
企業レポート Managerial Analysis
久保田 隆(千代田化工建設会長)インタビュー
2013年8月31日号私たちの得意分野のLNG関連設備でいえば、競合の数はそれほど多くない。まず、エンジニアリングという業態の発祥の地である米国のベクテル社、KBR社、CB&I社などがある。欧州にはフランスのテクニップ社、イタリアのサイペン社、英国のフォスターウィラー社がある。そこに、日本の日揮と当社が入るイメージだ。
-
企業レポート Managerial Analysis
澁谷省吾(千代田化工建設社長)インタビュー
2013年8月31日号今年は、「創業65年目の転回」だと位置づけている。この5月から始まった新しい中期経営計画では、“攻め”に転じることを打ち出した。2016年度中には、現在の全世界7000人の体制から総勢1万人の規模に拡大させることで、グローバルな観点から組織としての充実を図りたい。売上高は、現在の約4000億円から約7000億円に引き上げるイメージだ。
-
企業レポート Managerial Analysis
千代田化工建設 「LNG特化型」からの脱却 長い低迷から“攻め”に転回
2013年8月31日号かつて、海外で石油・天然ガスなどのプラント建設を手がける日本の“専業エンジニアリング”でトップの座にあった千代田化工建設。2000年前後に倒産寸前の危機に陥ってからは「業界2位」に定着したが、この7月から反転攻勢に打って出た。
-
産業レポート Industrial Analysis
ミヒャエル・ヴァインホルト(シーメンスエナジーセクターCTO(最高技術責任者))インタビュー
2013年8月31日号成果は全発電電力量に占める再エネの割合です。2012年は22%に達し、さらに今年は24%を超える可能性まであります。一方、今ドイツで議論されている課題は、電気料金の高騰です。その理由の一つが、太陽光発電のコスト負担が高くなっていることです。再エネ導入のために支払う上乗せ料金が、通常の電気料金にさらに1キロワット時当たり5.3ユーロセント(6.9円)加わっています。
-
産業レポート Industrial Analysis
ドイツの政策転換が教訓 再エネの“落とし穴”
2013年8月31日号再生可能エネルギー推進の第一人者ドイツだが、その代償で電気料金が急上昇。選挙を9月に控え、あらためて運用方法が争点となっている。一方、背中を追う日本はドイツが経験した再エネ推進の“落とし穴”に、早くも片足を突っ込んでいる。
-
産業レポート Industrial Analysis
LCC台頭・燃油高で急降下 新興航空会社が迎えた正念場
2013年8月24日号LCCの誕生により、1990年代後半の航空規制緩和で生まれた新興航空会社が岐路に立たされている。業績が急速に悪化し構造改革を急ぐが、新たなビジネスモデルを構築できなければ、再編の渦にのみ込まれることにもなりかねない。
-
企業レポート Managerial Analysis
谷 真(すかいらーく社長)インタビュー
2013年8月24日号──ガストが大改装を行う。最近のコンビニの弁当の品質は上がっている。一方で、マクドナルドや牛丼という存在がある。おなかを満たすという戦いはかつてないほど熾烈だ。では、コンビニやファストフードと真っ向勝負する戦いに参入するのか? そうではない。郊外に多くの人が住む日本の住宅事情の中で、われわれが果たす役割がある。毎日の生活の中で欠くべからざる存在となるために、居住空間を改めていく。おなかを満たすだけではなく、そこにいる時間を価値として提供したい。
-
数字で会社を読む
双日
2013年8月24日号合併以来、長らく有利子負債の削減や優先株の消却などに苦しんできた双日。ようやく財務体質の改善が進み、積極投資へ反転攻勢をかけるが、“復活”への道のりは平坦ではない。
-
企業レポート Managerial Analysis
外部人材登用や店舗改革など 今までの文化刷新する大改革
2013年8月24日号谷社長による改革の第1幕は、止血という側面が強かった。しかし、利益体質が定着してきたことで、攻勢に打って出る。どの改革もこれまでの文化を改める壮大なものだ。
-
企業レポート Managerial Analysis
すかいらーく ファミレスとは何かを問う 常識破りの改革で再上場へ
2013年8月24日号かつては外食業界の王者として長く君臨したすかいらーく。洋食が普及する前からファミリーレストランを大量出店し、急成長した。しかし、市場の変化により失速。投資ファンドの傘下となった。今、そのすかいらーくが再び成長しようとしている。
-
企業レポート Managerial Analysis
高原豪久(ユニ・チャーム社長)インタビュー
2013年8月17日号──3月から、高原豪久社長自らが、1カ月のうち10日ほどを中国とインドで交互に執務することにした。何か発見はあったか。6月に中国へ行った際、北京郊外の一般家庭を調査でヒアリングして回り、一人っ子政策の影響を肌で感じた。共働きの中流階級の家庭で、高級な外資系の製品を使っており、子どもを大切に育てていた。中国、インドに限らず、各国で年1~2回は現地の住宅を訪ねるようにしている。
-
企業レポート Managerial Analysis
ユニ・チャーム アジアでおむつ市場を席巻 シェア1位握る強さの秘密
2013年8月17日号日用品大手、ユニ・チャームが快進撃を続けている。アジア各国で紙おむつのトップシェアを獲得して海外売上高比率が50%を超えた。一方、国内では大人用の紙おむつで稼ぐ。国内と海外で、抜きんでることができた理由は、実は共通している。
-
数字で会社を読む
大塚ホールディングス
2013年8月17日号清涼飲料「ポカリスエット」などで有名な大塚ホールディングスは、2014年度に業績がピークを迎え、その後は急落すると予測されている。大型医薬品の特許切れがその背景にある。
-
数字で会社を読む
サムスン電子
2013年8月3日号世界最大の家電メーカーの座に君臨するサムスン電子。2012年に売上高約16.5兆円、営業利益約2.4兆円を記録した巨大企業の主力商品は、どのような仕組みで伸びているのか。