記事一覧:コラム2379件
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Book Reviews 書林探索
ITに奪われる人間の仕事 構造転換とどう付き合うか
2013年5月18日号本書は、MITのブリニョルフソン教授とマカフィー研究員により一昨年初秋に電子書籍として出版された。待ちに待たれた邦訳である。
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From Readers From Editors
From Readers From Editors
2013年5月11日号20年もの長きにわたって「F氏的日常」を連載いただいた福山庸治さん、「超ビギナーのためのマネー個人運用術入門」「山崎元のマネー経済の歩き方」と13年間にわたりマネー運用のアドバイスを送っていただいた山崎元さん。両長期連載が今号をもって終了いたします。福山さん、山崎さん、ありがとうございました。読者の皆様、ご愛読に感謝いたします。
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This Week
This Week 5/6→5/12
2013年5月11日号ビジネスマンとして押さえておきたい注目スケジュールや、気になる社長の誕生日を紹介。
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ネット世論調査
今週のテーマ【雑誌】
2013年5月11日号雑誌を買う頻度を聞くと、「雑誌はほとんど買わない」が65.8%で最多。「月に1冊程度」(15.8%)、「月に2~3冊程度」(9.8%)と続いた。「ほとんど買わない」などの回答者を除く158人に購入する雑誌の種類を聞くと、「趣味の雑誌」(24.1%)、「ファッション誌」(22.2%)、「一般週刊誌」「総合ビジネス誌」(共に20.9%)が上位に。
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This is.
ANA 上手に使って、たくさんの“得”を!
2013年5月11日号出張の多いビジネスパーソンにとって、さまざまな特典のある航空会社のクレジットカードは、もはや必需品の一つといえるだろう。そこで注目したいのがANAカードだ。空港内にある店舗「ANA FESTA」で買い物をし、レジにてANAカードを提示すれば、1000円(税込み)以上(1店舗1回)で、代金が10%オフとなる(一部、サービスが適用されない商品や店舗もあるので詳細は各店舗に確認を)。また、ANA国内線、国際線およびエアージャパン便にて機内販売で商品を購入する際、ANAカードで支払いすれば、支払金額が10%オフだ(一部の商品を除く)。
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Book Reviews オフタイムの楽しみ
【子育て・教育】 「叱る・たたく」はナンセンス 問いかけて考えさせる時代に
2013年5月11日号体罰問題を契機に「叱る・たたく」の従来型指導が根本から問い直されている。一方で「スポーツでは叱る・たたくも必要」という考えも根強い。それに異議を唱えるのが池上正著『叱らず、問いかける 子どもをぐんぐん伸ばす対話力』だ。氏は京都サンガなどで長年ジュニア指導をしてきたプロのコーチだ。
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Book Reviews 目利きのお気に入り
改善を通じて品質も向上する 老舗社長の高齢者活用法
2013年5月11日号4月に改正高年齢者雇用安定法が施行されたのを機に、さまざまな実務書が出ていますが、『「意欲のある人、求めます。ただし60歳以上」』は、老舗金属加工会社の社長による“高齢者活用の勧め”。
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Book Reviews 書林探索
本来機能が失われた「説明責任」 「アカウンタビリティ」の必要性
2013年5月11日号昨今、福島第1原発事故や企業の損失隠し、学校のいじめ問題など、国や企業、教育委員会が十分な説明責任を果たしていないということが議論になってきた。社会制度として、政治や企業が「説明責任」の確保・向上を図って、自らの決定や行動を透明化することが日本社会にとって必要だという風潮になってきている。
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This Week
This Week 4/22→4/28
2013年5月4日号ビジネスマンとして押さえておきたい注目スケジュールや、気になる社長の誕生日を紹介。
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From Readers From Editors
From Readers From Editors
2013年5月4日号超高齢社会の日本。このままでは将来、死に場所が定まらない“みとり難民”が膨大な数に上る、という悲しい絵図があります。その受け皿として期待されるのがサービス付き高齢者向け住宅(サ高住)。業者は補助金や税制優遇が得られるとあって、その数10万戸を突破、高齢者住宅の新たな主役として期待されています。
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ネット世論調査
今週のテーマ【ゴールデンウイーク】
2013年5月4日号今年のゴールデンウイークに休みを合計何日取るか、という質問に対し、「7日」が11.0%、「10日」(10.8%)、「0日」(9.8%)、「6日」(7.6%)と続き、「まだわからない」が44.8%の回答だった。
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Book Reviews オフタイムの楽しみ
【音楽・演劇・演芸】 脈々と受け継がれる伝統と創造 初代・歌舞伎座誕生の舞台裏
2013年5月4日号2013年4月2日、5代目となる歌舞伎座が開場した。現在の地に歌舞伎座という劇場が誕生したのは1889年。以降、老朽化や戦災などによる改修、建て替えで姿を変えながらも、歌舞伎の殿堂として歴史を育んできた。そもそも120余年前、歌舞伎座はいかに誕生したのか? 『歌舞伎座誕生』を読むと、明治の演劇改良運動の流れを受けて、新聞記者として名を成した福地櫻痴と金融業者の千葉勝五郎の共同経営で、歌舞伎座が開設された経緯、その後の変遷がよくわかる。
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Book Reviews 目利きのお気に入り
自らの思索や行動が育む リーダーシップの神髄
2013年5月4日号今回はリーダーシップ論の3冊をご紹介したいのですが、いずれも実践的な心構えや手法を描いたものではありません。一読するとスピリチュアルな著作かと勘違いしてしまいそうでもあります。しかし、「リーダーはなろうとしてなれるのではなく、自らの思索や行動の結果としてなる」というのが共通した主張です。
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Book Reviews 書林探索
覆される経営学の“常識” 間違いを解き明かす痛快本
2013年5月4日号経営者は、自らのビジョンに基づき、綿密に計画を立て、着実な実行を求める。それができない経営者の下では企業は失敗し、長期的には生き残れないと多くの人々が思っている。しかし、著者は、経営戦略なんてものはないと喝破し、物事が実際にどのように動いているかを説明する。なぜかわからない慣習がある。なぜ新聞の紙面は大きいのか、なぜ製薬会社は営業活動に巨費を投じるのかと著者は問いかける。これらは欧米よりも日本でこそ深刻な問題だろう。日本の電車のほうが混んでいるのだから、大きい紙面はより不便なはずだ。答えは本書を読んでほしいが、問いかけの新鮮さに感心する。
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From Readers From Editors
From Readers From Editors
2013年4月20日号緊急特集「日銀超弩級緩和の衝撃」で詳述している通り、まさに超弩級の金融緩和が実施されます。毎月の国債発行額の7割を日銀が買い入れ、マネタリーベースを2年で倍増させる、というのだから凄まじい。さらに、資産価格のリスクプレミアム縮小効果を狙い、ETFやすでにかなり急騰したJ-REITの購入も倍増するとしました。リスクプレミアム縮小とは、要はまだ値上がりする、というわけです。
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This Week
This Week 4/15→4/21
2013年4月20日号ビジネスマンとして押さえておきたい注目スケジュールや、気になる社長の誕生日を紹介。
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ネット世論調査
今週のテーマ【動物園、水族館】
2013年4月20日号動物園に行く頻度は「2、3年に1回程度」以上と答えた人の合計が25.4%。2.8%が「行ったことがない」。動物園に行ったことがある486人に、最後に行ったのはいつかと聞くと、「10年以上前」(25.3%)、「5年以上前」(15.0%)と続いた。水族館に行く頻度は「2、3年に1回程度」以上が28.6%で、最後に行ったのは「10年以上前」(23.2%)、「5年以上前」(18.0%)が多かった。
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Book Reviews オフタイムの楽しみ
【健康・医療】 自分の歯を残すポイントは 「TCH」の改善にあり
2013年4月20日号顎関節症の原因は「かみ合わせ」とされてきたが、その原因の多くはTCH(Tooth Contacting Habit、上下歯列接触癖)。多くの人は静かにしているときは上下の歯が接触していると思っているが、実はそうではない。会話、そしゃく、嚥下などを集計しても接触時間は1日20分以内。ところが、TCHのある人の中には1日4時間以上も接触させていることが──。このTCHを治すことで顎関節症が改善するという。
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Book Reviews 目利きのお気に入り
共同体以外の人を“漂白” 周縁から逆照射する社会の現実
2013年4月20日号ダイヤモンド・オンラインの連載コラムをまとめた『漂白される社会』は、読み進むほどにタイトルの意味が感得され、深く引き込まれました。気鋭の社会学者は、売春島、脱法ドラッグ、ホームレスギャル、不法就労外国人など、社会の周縁にいる人たちへの取材を通して、私たちの「日常」社会の実態を逆照射します。自由や平和を追い求める動きの中で「周縁的な存在」は隔離・固定化・不可視化され、「存在しないこと」として「漂白」される社会。しかし「周縁の日常」こそがリアルな世界なのではないかとさえ思えます。
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Book Reviews 書林探索
取っつきの悪い印象の経済学 考え方を学ぶ「入り口」を提供
2013年4月20日号本書は、一橋大学経済学部の教員32人によるオムニバス形式の経済学の入門書である。各教員が自分の専門分野に関して、その基礎概念や時事問題を手短に解説している。取り扱っている分野も、ミクロ、マクロ、統計学といった基礎理論から、財政、金融、国際経済、産業組織、医療経済学、経済史など応用分野まで幅広い。300ページ余りの本でカバーする分野としては欲張った感は否めないが、テーマごとに自己完結的であり、短編小説集的な読み物に仕上がっている。限られたページから、経済学の鳥瞰図を楽しむことは難しいかもしれないが、取り上げられたテーマに関して、「経済学ではこのように考えるのか」が、専門外の読者にも十分に理解できるように工夫されている。