記事一覧:コラム2379

  • 【音楽・演劇・演芸】晩婚化はユーミンの罪!?文化や時代をつくる音楽の力

    Book Reviews オフタイムの楽しみ
    【音楽・演劇・演芸】 晩婚化はユーミンの罪!? 文化や時代をつくる音楽の力

    2014年2月15日号  

    『ユーミンの罪』は、ユーミン(松任谷由実)のアルバムを、著者の実感的記憶と突き合わせながら振り返り、時代の空気と女性の移り変わりを検証する。時代を「鋭い刃物で切り取る」ように提示したユーミンの歌は、女性たちのライフスタイルや気分に見事にシンクロした。

  • 時代の断面を描いてきた“キャラクタードラマ”を大解剖

    Book Reviews 目利きのお気に入り
    時代の断面を描いてきた “キャラクタードラマ”を大解剖

    2014年2月15日号  

    テレビドラマは、時代の断面を描き続けてきました。『キャラクタードラマの誕生』は、人気脚本家6人の物語分析に挑み、今という時代の断面を説き明かします。

  • 大きく変化した企業の競争環境独占禁止法が抱える課題

    Book Reviews 書林探索
    大きく変化した企業の競争環境 独占禁止法が抱える課題

    2014年2月15日号  

    本書は、独占禁止法の基礎を経済学的観点から長年研究し、公正取引委員会の委員として実務面からも活躍した著者による優れた啓蒙書である。独占禁止法がいかなる役割を果たしているかを、実際の事例に触れながら幅広い議論が展開されている。関連する競争政策の説明も平易にかつバランスよく行われており、この分野になじみのない読者にとっては格好の入門書である。後半では、グローバル化や急速な技術革新の進展に伴う独占禁止法の新たな課題も取り扱われ、全体として読み応えのある本に仕上がっている。

  • nicorette吸いたくなったら噛む! 今度こそ禁煙!

    This is.
    nicorette 吸いたくなったら噛む! 今度こそ禁煙!

    2014年2月15日号  

    禁煙ができれば健康的であるのはもとより、出費が抑えられ、臭いや汚れからも解放される上に周囲にも迷惑がかからない──そんなメリットがあることはわかっていても、なかなかできない人は多いだろう。

  • From Readers From Editors

    From Readers From Editors
    From Readers From Editors

    2014年2月8日号  

    大もうけした投資のプロが往々にして、その後もっと大きな金額を失うことになるのはなぜか。ジョン・コーツ著『トレーダーの心理学』はその謎を解きます。どんともうかると気分が高揚し、さらに過度のリスクを取りたくなる。この自信過剰を生み出すのは体内のステロイドホルモンの一つ、テストステロンだといいます。逆に、不合理なまでのリスク回避、悲観には別のステロイドホルモン、コルチゾールが影響しているといいます。

  • クロスボーダーM&Aの形態

    Global Survey グローバルサーベイ
    クロスボーダーM&Aの形態

    2014年2月8日号  

    M&Aの投資形態は、対象会社の株式の過半数の取得(買収)、半数以下の取得(資本参加)、特定事業の取得(事業譲渡)に大別できる。図は、日本企業による海外企業・事業のM&Aの投資形態を、地域ごとに分類したものだ。

  • ヘッジファンドのリアルを描くダイナミックな為替市場の裏側

    Book Reviews 著者のホンネ
    ヘッジファンドのリアルを描く ダイナミックな為替市場の裏側

    2014年2月8日号  

    ヘッジファンドと聞くと、なんとなく為替相場に影響が大きいということはみんな知っていますが、実際にはどんな人種の人たちが、どのようなおカネの動かし方をしているかは、あまり知られていません。いわばベールに包まれているわけです。

  • 【医療・健康】がんと向き合い、がんと闘いがんと共に生きる!

    Book Reviews オフタイムの楽しみ
    【医療・健康】 がんと向き合い、がんと闘い がんと共に生きる!

    2014年2月8日号  

    「がんはどのように対応するのがよいのだろうか?」。人は死に向かって歩んでいる。生きるとは死ぬことなり、などと言うつもりはないが、いざ、がん宣告をされ、それが末期がんであると人はどんな対応をするのか──。それを42歳のときに体験したのが心療内科医の星野仁彦氏。がん患者の心のサポートをするケースも増えている心療内科医だが、自身のときはS状結腸がんの末期で、「5年生存率0%」と知ったとき、冷静ではいられなかったし、うつ病にもなったという。

  • 個別指導の学習塾に学ぶ人を育てる“教える者の力”

    Book Reviews 目利きのお気に入り
    個別指導の学習塾に学ぶ 人を育てる“教える者の力”

    2014年2月8日号  

    ここ数年で読んだ本ではナンバーワン。面白く感動的で、人材育成のビジネス書としても説得力に満ち、大ヒットの予感がするのが、『学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話』。

  • 誰でも最高の授業を受けられる無料オンライン講義の潜在力

    Book Reviews 書林探索
    誰でも最高の授業を受けられる 無料オンライン講義の潜在力

    2014年2月8日号  

    19世紀の末に、英国で「大学拡張運動」というのがあった。大学に蓄積された高度な知識を、大学に進学する機会を持たない人々にも広めようと、名だたる大学が公開講義を行ったり、講師を地方に派遣するなどして、学問系統を問わず多くの講義を行った。集まった聴衆の熱意はすさまじく、初めはしぶしぶの感があった講師たちもその手応えに魅了され、中には本職をなげうって拡張講義に専念する者まで現れた。この運動が基になって、今日のオープン・ユニバーシティができた。テレビとラジオを使うことで、拡張の範囲はさらに広がっていった。日本の放送大学も、これを一つのモデルにしたといわれている。

  • クロスボーダーM&A件数

    Global Survey グローバルサーベイ
    クロスボーダーM&A件数

    2014年2月1日号  

    日本企業による海外企業を対象としたM&A(クロスボーダーM&A)の成功は、成長戦略の鍵として脚光を浴びている。図はクロスボーダーM&A件数を投資対象地域別に、ASEAN、ASEAN以外のアジア、北米、欧州、その他に分けて表示したものである。

  • From Readers From Editors

    From Readers From Editors
    From Readers From Editors

    2014年2月1日号  

    iモード部隊は当時、本社と離れた場所に居を構えていました。そこには、マリ部屋と呼ばれる場所があり、お酒を飲んでワイワイと議論をしていたと聞きます。本社の偉い人の目に触れない場所にいたのも、斬新なサービスを生むことができた要因の一つだったようです。

  • 【旅行・乗り物】観光地巡りとは一線を画すヨーロッパの大都市の歩き方

    Book Reviews オフタイムの楽しみ
    【旅行・乗り物】 観光地巡りとは一線を画す ヨーロッパの大都市の歩き方

    2014年2月1日号  

    ヨーロッパの大都市に滞在できるとしたら、どんな楽しみ方があるだろう。通りいっぺんの観光地巡りではない過ごし方を、最近のユニークな本を基に考えてみたい。

  • イライラしてもいい!?異彩を放つポジティブ思考本

    Book Reviews 目利きのお気に入り
    イライラしてもいい!? 異彩を放つポジティブ思考本

    2014年2月1日号  

    あまたあるポジティブ思考系の本の中で、『ポジティブの教科書』は異彩を放ちます。ネガティブを受け入れ、それをどうひっくり返せばよいかを説いてみせているのです。例えば、「イライラしていい。でも3回同じことを繰り返すのは学びがない」等々。

  • 世界ではかすむ日本のリーダー必要な骨太の価値観と思考訓練

    Book Reviews 書林探索
    世界ではかすむ日本のリーダー 必要な骨太の価値観と思考訓練

    2014年2月1日号  

    日本は世界の人々から、優しさやおもてなしの心を持つ国民として愛され、安全や秩序、安定感を持つ国として高く評価されている。その一方で、世界のリーダーやエリートたちの中ではいかにも存在感が薄い。

  • Samsoniteパッキングのしやすさを考え抜いたスーツケース

    This is.
    Samsonite パッキングのしやすさを考え抜いたスーツケース

    2014年2月1日号  

    1910年、米国・コロラド州デンバーで創業以来、100年以上にわたりサムソナイトは人々のライフスタイルやニーズの変化に合わせて、機能的でありながらデザイン性の高い製品を開発し続けてきた。

  • From Readers From Editors

    From Readers From Editors
    From Readers From Editors

    2014年1月25日号  

    自分の認知と他の認知との間に食い違いが生まれると、その不協和を解消しようとする心理を「認知的不協和」といいます。要は、自分が選択した行動は「間違いなかった」「正解だった」と思いたいというメカニズムのこと。特に高い買い物をしたときに働きやすくなります。

  • 役員報酬の国際比較

    Global Survey グローバルサーベイ
    役員報酬の国際比較

    2014年1月25日号  

    毎年株主総会シーズンになると、1億円を超える経営幹部の報酬額が個別開示され、メディアをにぎわせている。最上位の経営幹部の総報酬は5億~10億円と高額に上るからだ。

  • 【映画DVD】骨太な捜査ものに仕上がったテレビ版『レディ・ジョーカー』

    Book Reviews オフタイムの楽しみ
    【映画DVD】 骨太な捜査ものに仕上がった テレビ版『レディ・ジョーカー』

    2014年1月25日号  

    『舟を編む』。人間一生分の時間と労力を費消させる辞書作り。それに従事する奇特な変わり者たちの哀歓を描いた三浦しをんの異色の小説が映画化された。地味だがハートウオーミングないい作品だ。俳優たちが適材適所、松田龍平はじめ全員好演だが、特にオダギリジョーが不振を吹き飛ばす出来。やっぱりいい役者なのだ。

  • 話す技術の前提にある信頼関係をつくる努力

    Book Reviews 目利きのお気に入り
    話す技術の前提にある 信頼関係をつくる努力

    2014年1月25日号  

    今年のお薦めはまず、『絶対話力』から。若いころは人見知りが激しく、人と出会うのが苦痛で仕方がなかったという著者が、“伝説の営業マン”と呼ばれ、ゴールドマン・サックスの資産運用会社のトップにまで上り詰めた、そのコミュニケーションの神髄を語ります。

定期購読キャンペーン

記者の目

  • 編集部 鈴木洋子

    〆切で積んでるエルデンリングDLC、早くクリアしなくちゃ

     大人になりゲームから離れていた私の元に結婚祝いとしてWiiが来たのは2008年のこと。「ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス」のとりこになり、エンディングでは床に崩れて大泣きし、それからずっとゲームが大好きです。今回「ゲーマーの平均年齢は37歳」と知って安堵したのは内緒です。
     生まれた子どもは知育ゲームとマインクラフト、Robloxに夢中。わが家の娯楽の真ん中にゲームはいます。
     今号の特集では、依存症の問題は取り上げませんでしたが、産業・文化・社会の中で重要性を増すゲームと、どう付き合うかを、多くの方が考えるきっかけになれば幸いです。さて、〆切終わったしそろそろエルデンリングDLCクリアしなくちゃ。

  • 編集部 片田江康男

    寒さに負けないゲームのコンテンツ力

     自宅近くの公園を通りかかった際に、小中学生5~6人が公園のベンチに下を向いて座っていました。手にしていたのはNintendo Switch。お菓子や飲み物まで用意して、寒空の下で没頭していました。
     私が子どもの頃は、ゲームを持っていて、家に上がっていい友人宅に集合したものでしたが、新型コロナウイルスのまん延を経て、そんな遊び方はなかなか実現しなくなったようです。
     それにしても、寒風吹きすさぶ中でも、子どもたちを夢中にさせるゲームのコンテンツ力には脱帽です。私も読者の皆さまが夢中になる特集をお届けできるよう、精進してまいります。2025年もよろしくお願いいたします。

最新号の案内2025年1月18日号

表紙

特集日本のゲーム

半導体や鉄鋼並みの外貨獲得力を持つ日本のコンテンツ産業。その中で最大規模を持ち、成長を続けるのがゲームだ。世界市場は2028年には50兆円にも届くといわれており、外貨獲得産業として国も支援に乗り出した。一方、業界の「ゲームシステム」は急速に…

特集2役所&日銀出身の社外取締役報酬ランキング

社外の客観的な目が企業経営にとって重みを増す中、社外取締役が役人の有望な再就職先となっている。「行政経験を積み、企業経営にも一定の理解がある官僚OB・OGは貴重」との見方がある一方、「形を変えた天下り」といった否定論も。彼らが高額報酬に見合…