記事一覧:コラム2379

  • 個人起業の限界を超える会社のリソースの使い方

    Book Reviews 目利きのお気に入り
    個人起業の限界を超える 会社のリソースの使い方

    2014年5月24日号  

    良質な啓蒙書には、やさしい言葉で深い教訓を与えてくれるという共通項があります。今月は、そんな3冊がそろいました。

  • 自社領域にのみ参入障壁を築く勝ち組の秘訣を紹介する良書

    Book Reviews 書林探索
    自社領域にのみ参入障壁を築く 勝ち組の秘訣を紹介する良書

    2014年5月24日号  

    日本の製造業は、もはや単なる技術優位性だけを誇る「ものづくり」や「匠の技」だけでは勝てない。では、勝ち組は実際何をしているのか。実は、技術競争と共に、ビジネスモデル(事業業態と商品形態)の構築競争があったのだ。

  • From Readers From Editors

    From Readers From Editors
    From Readers From Editors

    2014年5月24日号  

    海外取材、とりわけ新興国取材に行ってきた記者に共通の行動があります。帰国直後に「どうだった?」と振ると、せきを切ったかのように現地の出来事、取材の成果などを話し始めるのです。

  • 公的年金の所得代替率

    Global Survey グローバルサーベイ
    公的年金の所得代替率

    2014年5月24日号  

    経済協力開発機構(OECD)が発表している公的年金の所得代替率によると、日本は加盟34カ国中下から3番目の水準であり、35.6%となっている。

  • 【音楽・演劇・演芸】ヒット曲には理由がある時代とともに変化する音楽

    Book Reviews オフタイムの楽しみ
    【音楽・演劇・演芸】 ヒット曲には理由がある 時代とともに変化する音楽

    2014年5月17日号  

    「最近のJ-POPはなんだか似たような曲ばかり」という声を時々耳にする。その理由が、『すべてのJ-POPはパクリである。』を読むとある程度納得できる。

  • 潜在的なニーズを捉える本質的な直観の神髄

    Book Reviews 目利きのお気に入り
    潜在的なニーズを捉える 本質的な直観の神髄

    2014年5月17日号  

    「直観など合理性がない」と、ビッグデータやマーケティング調査を重視する傾向があります。しかし、直観が、深い思考への糸口であるのを肯定する人は少なくありません。

  • 大人が立ち往生する素朴な難問日本を代表する哲学者の問答集

    Book Reviews 書林探索
    大人が立ち往生する素朴な難問 日本を代表する哲学者の問答集

    2014年5月17日号  

    ある進学塾が生徒の保護者向けに発行している会報誌に連載されたコラムを本にまとめたもの。子どもたちは次から次へと質問を発するが、これらの一見素朴な質問は、しばしば根源的で難しくて大人を立ち往生させる。編著者によると、哲学的らしい問い(例えば「なぜ働くのだろう」)を発することは子どもでもできるが、この問いを定式化して問い続けることには独特の技術と力を要するので、子どもにはできない。そこで、哲学者の出番だ。素朴で根源的で一筋縄では答えられないような問題に対して、ベテランの哲学者2人ずつが、あたかも子どもに教えるように、答えを競作する趣向になっている。

  • From Readers From Editors

    From Readers From Editors
    From Readers From Editors

    2014年5月17日号  

    編集部内でこの間まで隣席にいた中堅の男性記者が、夕方いそいそと取材に出掛けるようになりました。聞けば、今号の特集で、多くの看護師に会わなければならないとのこと。入社以来見たことのない足取りの軽さに「こいつ、合コンと間違ってんじゃないのか」と内心毒づいていましたが、やがてげんなりする表情を浮かべるようになりました。

  • 主要国の海外旅行保険普及率

    Global Survey グローバルサーベイ
    主要国の海外旅行保険普及率

    2014年5月17日号  

    海外旅行保険は社員の海外出張中の事故をカバーする保険として企業が提供する保険である。病気やけがの治療費用の他、盗難、携行品紛失、飛行機遅延などさまざまなリスクを補償する。海外出張中はいわば業務中・通勤途中の事故に相当するので、手厚い補償を提供する企業は少なくない。

  • From Readers From Editors

    From Readers From Editors
    From Readers From Editors

    2014年5月3日号  

    「俺の人生も安泰だと思ったんだけどな……」。今号の特集は「年収1000万円の不幸」。打ち合わせの中で、元上司がこう愚痴っていたのがよみがえりました。彼は、私が最初に就職したコンサルティング会社のディレクター(部長に相当)。学生時代、公認会計士試験に合格、押し出しの強さも相まって、出世頭の1人でした。

  • 各国の医療保険の普及率

    Global Survey グローバルサーベイ
    各国の医療保険の普及率

    2014年5月3日号  

    公的医療制度(日本における協会健保・組合健保制度)に上乗せして企業が社員に福利厚生制度として提供する医療保険の普及率は、その国の公的医療制度の充実度によって大きく差がある。

  • 【医療・健康】健康体質に変わりたいなら身に付けたい継続の“こつ”

    Book Reviews オフタイムの楽しみ
    【医療・健康】 健康体質に変わりたいなら 身に付けたい継続の“こつ”

    2014年5月3日号  

    健康のためにと前向きに始めたはずのウオーキング、テニス、ゴルフ……。ところが、三日坊主。日本人は寿命と健康寿命との間に開きがある。ぴんぴんころりはなかなか難しい。そうなるには継続こそ力なり。

  • 必須のビジネススキルグローバル時代の世界史理解

    Book Reviews 目利きのお気に入り
    必須のビジネススキル グローバル時代の世界史理解

    2014年5月3日号  

    三省堂書店ではなく、出版社の三省堂には、『新明解国語辞典』と『三省堂国語辞典』という数千万部を売り、“国民的”と称される看板辞典があります。この、二つの辞典の誕生と改訂の中で起きたミステリアスな物語を描いているのが『辞書になった男』。

  • 究極の問題「宇宙の終焉」謎に挑む知的営為の大切さ

    Book Reviews 書林探索
    究極の問題「宇宙の終焉」 謎に挑む知的営為の大切さ

    2014年5月3日号  

    宇宙はどのようにして始まり、どのようにして終わるのか。これは、人類あるいはこの宇宙に存在している全ての生命体にとっての最大かつ究極の問題である。われわれが宇宙について科学的に合意を得てきたことは、(1)宇宙ができてから約138億年が経過していること、(2)宇宙の始まりにはビッグバンがあり、それから宇宙は膨張を続けていること、(3)宇宙を構成する物質のうち、われわれがその存在を確認できていない暗黒物質がかなりの比率を占めていることなどである。

  • JALPAKブランド誕生50周年、新たな「夢」の演出を

    This is.
    JALPAK ブランド誕生50周年、新たな「夢」の演出を

    2014年5月3日号  

    日本人の海外渡航が自由化されたのは、東京オリンピックが開催された1964年のこと。1ドル=360円の時代で、海外旅行は庶民にとって高根の花だった。「夢のハワイ」と呼ばれたことなど、今では想像しにくいだろう。

  • From Readers From Editors

    From Readers From Editors
    From Readers From Editors

    2014年4月26日号  

    特集「ソニー消滅!!」は、かつてないほど苦しみました。特にメインタイトルについては取材チームと悩み続けました。7兆円企業が一夜にして消えることはありません。過剰な表現ではないかと批判を受けるかもしれません。

  • 各国の団体傷害保険の普及率

    Global Survey グローバルサーベイ
    各国の団体傷害保険の普及率

    2014年4月26日号  

    団体傷害保険は、社員の事故死亡及び事故後遺障害を補償する保険で、主要国で広く普及している。

  • グーグルへの企業売却を成功させた起業の指南書

    Book Reviews 著者のホンネ
    グーグルへの企業売却を 成功させた起業の指南書

    2014年4月26日号  

    創業者の中西雄飛さんと浦田順一さんは、東大の助教として、ヒト型ロボットの開発をしており、その研究において世界のトップを走っていました。私は幾つかの会社を経営してきましたし、ベンチャーキャピタル(VC)にも関わっていたため、12年に二人から、大学からスピンアウトしてベンチャー企業を立ち上げたいという相談を受けました。

  • 【旅行・乗り物】思考を巡らし理解を深めるテーマを持った旅のススメ

    Book Reviews オフタイムの楽しみ
    【旅行・乗り物】 思考を巡らし理解を深める テーマを持った旅のススメ

    2014年4月26日号  

    日本に帰化した作家、小泉八雲ことラフカディオ・ハーン。松江ではへるん先生と呼ばれていたそうだが、彼の足跡を列車に乗ってたどったのが『へるん先生の汽車旅行』である。ニューヨークを起点に、米国での記者時代からカナダを経由して日本へ。国内では、焼津、松江、熊本、神戸、東京と壮大な旅が続く。単なる紀行に終わることなく、ハーンが本当に表現したかったこと、日本人の精神論にまで話が及ぶ。TSUNAMI(津波)という言葉を最初に発信したのがハーンであり、東日本大震災を契機に、もう一度ハーンの作品を通して社会のあり方、われわれの生き方を再考すべきことを力説している。

  • 食い散らかすように読んで考えを導き出す乱読のススメ

    Book Reviews 目利きのお気に入り
    食い散らかすように読んで 考えを導き出す乱読のススメ

    2014年4月26日号  

    今月は、『乱読のセレンディピティ』と、それに触発されて選んだ新刊をご紹介しましょう。まず、触媒となった『乱読のセレンディピティ』。本好きではない人にも負担感のない、人に優しい読書術の著作です。本が少なかった時代に精読が称揚されるのは当然。でも現代は、刊行点数も多く、だからこそ乱読で食い散らかすように読んだほうが幸運に出会えるのだ、といいます。要は、「知識と思考」。「本を読んで知識を得るのはよい」などと考えるのは知識の重圧に負けているだけ。触れた知識から考えを導き出す思考こそ大事だと説きます。

定期購読キャンペーン

記者の目

  • 編集部 鈴木洋子

    〆切で積んでるエルデンリングDLC、早くクリアしなくちゃ

     大人になりゲームから離れていた私の元に結婚祝いとしてWiiが来たのは2008年のこと。「ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス」のとりこになり、エンディングでは床に崩れて大泣きし、それからずっとゲームが大好きです。今回「ゲーマーの平均年齢は37歳」と知って安堵したのは内緒です。
     生まれた子どもは知育ゲームとマインクラフト、Robloxに夢中。わが家の娯楽の真ん中にゲームはいます。
     今号の特集では、依存症の問題は取り上げませんでしたが、産業・文化・社会の中で重要性を増すゲームと、どう付き合うかを、多くの方が考えるきっかけになれば幸いです。さて、〆切終わったしそろそろエルデンリングDLCクリアしなくちゃ。

  • 編集部 片田江康男

    寒さに負けないゲームのコンテンツ力

     自宅近くの公園を通りかかった際に、小中学生5~6人が公園のベンチに下を向いて座っていました。手にしていたのはNintendo Switch。お菓子や飲み物まで用意して、寒空の下で没頭していました。
     私が子どもの頃は、ゲームを持っていて、家に上がっていい友人宅に集合したものでしたが、新型コロナウイルスのまん延を経て、そんな遊び方はなかなか実現しなくなったようです。
     それにしても、寒風吹きすさぶ中でも、子どもたちを夢中にさせるゲームのコンテンツ力には脱帽です。私も読者の皆さまが夢中になる特集をお届けできるよう、精進してまいります。2025年もよろしくお願いいたします。

最新号の案内2025年1月18日号

表紙

特集日本のゲーム

半導体や鉄鋼並みの外貨獲得力を持つ日本のコンテンツ産業。その中で最大規模を持ち、成長を続けるのがゲームだ。世界市場は2028年には50兆円にも届くといわれており、外貨獲得産業として国も支援に乗り出した。一方、業界の「ゲームシステム」は急速に…

特集2役所&日銀出身の社外取締役報酬ランキング

社外の客観的な目が企業経営にとって重みを増す中、社外取締役が役人の有望な再就職先となっている。「行政経験を積み、企業経営にも一定の理解がある官僚OB・OGは貴重」との見方がある一方、「形を変えた天下り」といった否定論も。彼らが高額報酬に見合…