記事一覧:コラム2379件
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Book Reviews 知を磨く読書
ヨーロッパの論理を知る手引
2018年10月27日号ヤロスラフ・オルシャ・jr.編『チェコSF短編小説集』の編訳者である平野清美氏は、本書のあとがきにこう記す。〈チェコの本屋に入ると、そのSFおよびファンタジー部門の棚の広さに目をみはる。チェコの著名なSF専門家ズデニェク・ランパス氏によると、チェコでは年間五〇〇冊ものSF・ファンタジー作品が出版されているのだという(その多くは海外ものだが)。
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Book Reviews オフタイムの楽しみ
【子育て・教育】 わが子の英語教育に焦るより 育みたい国語とアートへの興味
2018年10月27日号日本の英語教育は本当に駄目なのか。私は、高校時代の劣等生が、商社に入って2年もたつと、流ちょうに話している姿などを見て、大枠は間違っていないが、要は「使う必然性」がないだけだと認識している。
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This is.
CASIO
2018年10月27日号1965年、カシオ計算機は画期的なメモリー付き電卓「001」を発売した。それ以来、パーソナル電卓「カシオミニ」(72年)、厚さわずか0.8ミリのクレジットカード型電卓「SL-800」などなど、電卓史に残るモデルを次々と世に送り出している。
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From Readers From Editors
From Readers From Editors
2018年10月20日号先日、縁あって早稲田大学で講師のまね事をする機会を頂きました。80人程度のクラスで、テーマは「経済メディアの世界」。本誌での経験を通じて触れてきた経済ジャーナリズムについて、日頃考えていることをお話ししてきました。
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Book Reviews オフタイムの楽しみ
【サイエンス】 ユーモアと写真で堪能する 恐竜、古生物研究の成果
2018年10月20日号今夏も恐竜本がたくさん出た。まずお薦めなのが『大人のための恐竜教室』。国立科学博物館 標本資料センターの真鍋真氏が、山田五郎氏の深くかつ軽妙な質問に当意即妙に答える。
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Book Reviews 目利きのお気に入り
人生100年時代に問われる よりよく学ぶための方法論
2018年10月20日号「ハーイ、△△。○○して」と声を掛けるだけでAI(人工知能)が答えを探してきてくれる時代ですが、人生における「究極のサバイバルツール」といえば、やはり「学び」。
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Book Reviews 私の「イチオシ収穫本」
実はさっぱり分かっていない 「好き嫌い」というメカニズム
2018年10月20日号人の好みはどのように形成されるのか。なぜ、自分は阪神タイガースのファンで、競走馬のステイゴールド産駒を贔屓(ひいき)するのかと聞かれれば、要するに「蓼食う虫も好き好き」であり、うまく説明はできない。
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Book Reviews 知を磨く読書
構造化された沖縄差別
2018年10月20日号太田邦史著『「生命多元性原理」入門』を読むと、文理融合の重要性がよく分かる。1996年に、ニューヨーク大学の物理学者アラン・ソーカルが、ある専門誌に学術論文を装ったでたらめな研究を発表した。
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From Readers From Editors
From Readers From Editors
2018年10月13日号今回の特集で取材に応じた創価学会の活動家が、ふとつぶやいた言葉が印象に残っています。時に世間のバッシングにさらされた学会の歴史は、確かに日本社会の偏見や不寛容さとの戦いという側面もあったのかもしれません。少なくとも彼らがそう思っていたことに気付かされました。
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Book Reviews オフタイムの楽しみ
【マンガ】 怒濤の不幸を乗り越える家族 移民の真実を教える人生模様
2018年10月13日号「東大に入れ!」と檄を飛ばしていたクールな熱血漢が『ドラゴン桜2』で帰ってきた
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Book Reviews 目利きのお気に入り
直筆マンガで説くがんの新常識 悪党に鉄槌を下す新経済小説
2018年10月13日号四十路になりながら人間ドックはもちろん、バリウムさえ飲んだことがないだけに、著者トークにお招きした近藤慎太郎医師のがんにまつわるお話は衝撃的でした。
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Book Reviews 私の「イチオシ収穫本」
焼却されたはずの報告書から 日米開戦時の矛盾を徹底分析
2018年10月13日号なぜ、日本は勝ち目のない対米戦争を開始したのか。通説は、経済学者が無謀と主張するも、それを軍が握り潰して開戦に踏み切ったというものだ。本書は、新たに発見された資料を元に、気鋭の経済史家が通説を覆す日米開戦史である。
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Book Reviews 知を磨く読書
気になり始めた人生の残り時間
2018年10月13日号渡辺順子著『教養としてのワイン』は、ワンランク上のビジネスパーソンを目指す人の必読書だ。ワインの歴史、マナー、話題のトピック、ビジネスチャンスなどがこの一冊でよく分かる。
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This is.
MEVIUS SKY PHOTO PROJECT
2018年10月13日号ふと見上げた広い青空に気持ちを救われたことが、誰にでもあるだろう。空は何も言わないけれど、なぜか人を癒やしたり、励ましたりしてくれる。「空 見上げていこう」JTのメビウスが掲げるこのスローガンも、たばこの「一服」によって、空を見上げたときのように前向きな気持ちになってもらいたい、という思いを込めたもの。そのプロジェクトの一環としてメビウスブランドのサイトで展開されているのが、「SKY PHOTO PROJECT」だ。
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From Readers From Editors
From Readers From Editors
2018年10月6日号10年近く前ですが、できたばかりの中国高速鉄道に乗ってこいとのデスク指令で、広州~武漢を往復しました。巨大な駅に着くとそろいの帽子をかぶった中国人ツアー客が大勢います。車内ではヒマワリの種を食べながら、どんちゃん騒ぎが続きます。傍観していると「日本の小姐がなぜ一人でここにいるんだ」と見つかってしまい、ビールと手羽先をごちそうになりました。しまいには「うちの嫁に来ないか」と貴重な誘いを頂きました。
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Book Reviews オフタイムの楽しみ
【料理】 本物の最高を求め続けた フランス料理の巨匠の自伝
2018年10月6日号『ロブション自伝』(ジョエル・ロブション 著)、『Tokyo Eatrip』(野村友里 著)、『The Burger』(柴田書店 編)
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Book Reviews 目利きのお気に入り
時間で解き明かす最適仕事法 いいとこ取りの経営学論文集
2018年10月6日号時間配分の効用を説いた発言の多い勝間和代さんならではの監訳本といえるのが『When 完璧なタイミングを科学する』。
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Book Reviews 私の「イチオシ収穫本」
縦横無尽に豊富な話題を扱う 福岡ハカセの圧倒的コラム集
2018年10月6日号『生物と無生物のあいだ』や『動的平衡』などのベストセラーを生み出してきた生物学者の福岡ハカセ(著者)が週刊誌に連載したコラムに加筆・修正したのが本書である。
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Book Reviews 知を磨く読書
21世紀に甦る人間機械論
2018年10月6日号久保明教著『機械カニバリズム』は、実に興味深いメカニズム論だ。日本ではシステム論の研究は盛んであるが、機械に関する哲学(メカニズム論)はほとんど行われていない。本書はこの空白を埋める重要な作品だ。
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From Readers From Editors
From Readers From Editors
2018年9月29日号子どもの世界でもキャッシュレス化が進んでいます。おもちゃのレジはカード決済に対応。レジのコインを部屋のどこかでなくしても、カードで決済してお店屋さんごっこを成立させているのです。キャッシュレスに慣れた彼らは、現実の無人レジもあまり気にならないよう。やっぱり「習うより慣れよ」が一番。特集から自分好みの決済を探してみてくださいね。