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  • ビックがコジマ買収で2位浮上も高い収益性実現には疑問の声

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    ビックがコジマ買収で2位浮上も 高い収益性実現には疑問の声

    2012年05月26日号  

    長年、家電量販業界の再編のきっかけになるといわれてきたコジマだが、ビックカメラが買収することで決着した。これにより、ビックは業界2位に浮上し、首位のヤマダ電機に迫る。都市型と郊外型の企業連合は理想的な補完関係のように見えるが、はたしてそれは成長期以外でも通じる理屈なのだろうか。

  • 仏政権交代とギリシャ政局混迷くすぶる財政危機再燃の懸念

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    仏政権交代とギリシャ政局混迷 くすぶる財政危機再燃の懸念

    2012年05月19日号  

    ギリシャの総選挙では緊縮財政を推進してきた連立与党が過半数割れ。新たな政権の枠組みは見えない。フランス大統領選挙でも、財政協定見直しを掲げたオランド候補が当選。緊縮財政路線の見直しの公算が大きくなり、財政危機再燃の懸念がくすぶり始めた。

  • 杭200本不足の構造欠陥か?新広島市民球場で疑惑が浮上

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    杭200本不足の構造欠陥か? 新広島市民球場で疑惑が浮上

    2012年05月19日号  

    3年前に新設された広島市民球場に構造上の懸念が浮上している。必要な杭が打たれていないところがあるという。構造計算書などを分析した市民が気付き、広島市に質問状を提出した。市は、最新の技法を活用しており「安全上問題ない」と回答したが、データを示していない。広島市民球場の構造問題をレポートする。

  • 大飯原発の地元では不満が鬱積再稼働問題で深まる政府の迷走

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    大飯原発の地元では不満が鬱積 再稼働問題で深まる政府の迷走

    2012年05月12日号  

    関西電力大飯原子力発電所3、4号機の再稼働問題が大詰めを迎えた。再稼働を「妥当」と判断した政府に対し、周辺自治体や与党内からも異論が噴出している。今、立地自治体は国の動きをどう眺めているのか。国策に翻弄される地元を訪ねた。

  • 原油相場だけでは説明できない“ガソリン価格高騰”の構造問題

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    原油相場だけでは説明できない “ガソリン価格高騰”の構造問題

    2012年05月05日号  

    ガソリン価格の高騰が、世界経済を脅かしている。特に米国は深刻で、景気への悪影響の顕在化が目前に迫る。最大の要因である原油価格上昇は一服しているが、先行きは楽観できない。さらに、原油相場以外の“構造問題”により今後のガソリン価格は高止まり、あるいはいっそう上昇する可能性が高い。

  • グーグルなど13社を訴えた国産ベンチャー驚異の実力

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    グーグルなど13社を訴えた 国産ベンチャー驚異の実力

    2012年04月21日号  

    ある日本のベンチャー企業が自社の米国特許を武器に米国IT企業を果敢に攻めている。グーグル、ヤフーなど13社を特許侵害で訴え、アップルまで標的に定める。しかも勝てそうであるから驚きだ。そこには自社の特許を活用するという日本企業が見習うべき経営戦略がある。

  • 日銀の金融緩和に乗じて円安と株高を演出した海外勢が息切れ

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    日銀の金融緩和に乗じて円安と 株高を演出した海外勢が息切れ

    2012年04月14日号  

    2月中旬以降、急速に進んだ円安・株高の勢いが鈍ってきた。日本銀行の金融緩和に乗じる形で、一気に円を売り日本株を買ってきたのは投機筋を含む海外勢だ。しかし、ここにきて円売りも日本株買いも彼らにとって目いっぱいになりつつある。新たな材料がなければ円安・株高はこれ以上進まないだろう。

  • 最後の大型ブランドが上陸ファストファッション戦争再燃か

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    最後の大型ブランドが上陸 ファストファッション戦争再燃か

    2012年04月07日号  

    ファストファッションの最後の大型ブランドといわれる、アメリカンイーグル(AMERICAN EAGLE OUTFITTERS)がついに日本に上陸する。欧米ファストファッションブームが再び巻き起こる可能性がある。

  • 紛糾必至!医薬品ネット販売の解禁をめぐる“第2回戦”の攻防

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    紛糾必至! 医薬品ネット販売の解禁をめぐる“第2回戦”の攻防

    2012年03月31日号  

    一般用医薬品(大衆薬)のインターネットを含めた通信販売を禁止した、2009年6月の改正薬事法の施行から約3年。政府は今年3月末までに通販の是非をめぐる検討を始める。すでに賛成派、反対派共に水面下で動き始めており、再び、議論が紛糾する可能性が高い。

  • 三越伊勢丹主導でセール後ろ倒し期待と不安が錯綜するアパレル業界

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    三越伊勢丹主導でセール後ろ倒し 期待と不安が錯綜するアパレル業界

    2012年03月31日号  

    百貨店業界では近年7月初頭から夏のセールを開始しているが、今年、それを2週間ほど後ろ倒ししようという動きが出ている。これまで他社との競争上やむを得ず前倒ししてきた経緯があるため、後ろ倒しは業界にとっては健全化ともいえるが、突然の転換にアパレルメーカーは困惑している。

  • エリート留学生寮を事業仕分け漂流するグローバル人材獲得政策

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    エリート留学生寮を事業仕分け 漂流するグローバル人材獲得政策

    2012年03月24日号  

    2010年、民主党が実施した事業仕分けによって、東京・お台場にあるエリート外国人留学生寮の廃館がひっそりと決定した。政府は新成長戦略の中で「留学生30万人計画」を掲げておきながら、この3月までに国費留学生などの外国人を国営寮から追い出すという、矛盾した愚行に出ようとしている。

  • 東電の高コスト体質は温存!国際入札“出来レース”の全内幕

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    東電の高コスト体質は温存! 国際入札“出来レース”の全内幕

    2012年03月24日号  

    東京電力に「自ら変わろう」という意思はない──。家庭に大量導入される次世代電力計のスマートメーターをめぐり、今年10月に第1回が予定される国際入札。閉鎖的な電力業界にオープンな調達手段の道が開け、「1000億円以上のコスト削減になる」と期待される。

  • ダイハツ、スズキの牙城に挑むホンダ軽自動車“再攻略”の衝撃

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    ダイハツ、スズキの牙城に挑む ホンダ軽自動車“再攻略”の衝撃

    2012年03月17日号  

    ホンダが軽自動車市場を“再攻略”する。長らく無風の競争状態が続いていた軽自動車市場だが、最後発ホンダの登場で競争環境は一変した。ダイハツ工業、スズキ、ホンダの三つどもえの戦いは熾烈を極め、国内乗用車メーカー8社を巻き込んだ場外乱闘に発展しそうな雲行きだ。

  • エルピーダがついに経営破綻生殺与奪にぎる支援会議の“空転”

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    エルピーダがついに経営破綻 生殺与奪にぎる支援会議の“空転”

    2012年03月10日号  

    国の支援を受けて経営再建中だった半導体大手のエルピーダメモリが経営破綻した。負債総額は約4480億円に上り、製造業では過去最大の規模になる。資金繰りに行き詰まり、金策に奔走した末に訪れた“突然死”。国内唯一のDRAMメーカーを追い詰めたものは、何だったのか──。

  • 高まる放射能不安に付け込む便乗商法の跳梁跋扈

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    高まる放射能不安に付け込む 便乗商法の跳梁跋扈

    2012年03月03日号  

    福島第1原子力発電所の放射能漏れ事故からまもなく1年。正確な情報が乏しいことに加え、除染が進まないこともあって、放射能汚染の恐怖にさいなまれている人びとは少なくない。だが、そんな不安に付け込んだ詐欺事件も発生するなど、“わるいやつら”が跳梁跋扈している。

  • 派手なデモは“パフォーマンス”難題山積みのギリシャの行方

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    派手なデモは“パフォーマンス” 難題山積みのギリシャの行方

    2012年02月25日号  

    2月13日、ギリシャ議会はユーロ圏諸国や国際通貨基金(IMF)からの第2次金融支援を受けるべく、追加的な歳出削減の関連法案を成立させた。大規模な公務員削減や賃金カットなど、痛みを伴う改革に反発する国民の抗議デモはギリシャ全土に広がっており、混乱は収まりそうにない。

  • テレビ崩壊で巨額赤字へ存亡の機に立つ家電メーカー

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    テレビ崩壊で巨額赤字へ 存亡の機に立つ家電メーカー

    2012年02月18日号  

    大手家電メーカーの業績が壊滅的な状況にある。2011年度第3四半期の決算で、各社とも通期業績の大幅な下方修正を発表。パナソニック、ソニー、シャープの3社で、通期の最終損益は合計1兆2900億円の赤字を見込み、まさに存亡の機に立たされている。

  • 政府、銀行に果てしない断絶東電“解体”事業計画の内実

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    政府、銀行に果てしない断絶 東電“解体”事業計画の内実

    2012年02月18日号  

    いつまでチキンレースが続くのか──。政府の原子力損害賠償支援機構と東京電力による「総合特別事業計画」の策定作業が難航している。これまで報道された東電の資金計画や収支改善策もまだ一つの過程にすぎない。内実は政府と東電、銀行の三者による果てしない足の引っ張り合いだ。

  • 黒字決算でも窮地が続く野村赤字拡大で大和に訪れるピンチ

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    黒字決算でも窮地が続く野村 赤字拡大で大和に訪れるピンチ

    2012年02月11日号  

    証券業界の決算が冴えない。2011年度第3四半期決算では証券大手5社のうち、4社が赤字に沈み、黒字を確保したのは野村ホールディングスのみ。とはいえ、その野村も財務内容をつぶさに見れば、いまだ窮地の真っただ中にある。その野村より厳しいのは大和証券グループ本社である。

  • ストリンガー氏のトップ退任でも ささやかれるソニーの“院政”

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    ストリンガー氏のトップ退任でも ささやかれるソニーの“院政”

    2012年02月11日号  

    これは本当にハワード・ストリンガー体制の幕引きなのか──。テレビ事業などを筆頭に業績不振にあえぐソニーが、7年ぶりに経営トップ交代を含む新体制を発表した。

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記者の目

  • 編集部 田上貴大

    みずほが3度目の大規模システム障害、人材確保で悪影響必至

     3度目の大規模なシステム障害を起こしたことで、みずほ銀行への風当たりが強まっています。みずほのシステムはなぜ、時限爆弾のごとく約10年ごとに〝爆発〟を繰り返すのでしょうか。
     3度目となる今回。2月から3月にかけた約2週間の短期間に、4回の異なる障害が発生しました。因果関係が分からないまま連鎖するトラブル。「職場に行きたくない」。顧客と向き合い、直接不満をぶつけられる現場の行員はおびえる声を漏らしました。
     くしくも3月、新卒採用向けの会社説明会が本格的に始まりました。信頼回復を急がなければ、次世代を担う優秀な人材確保への悪影響は必至でしょう。採用面での苦戦が、時を超えて大きな禍根を残すかもしれません。

  • 編集長 山口圭介

    銀行にとって最大の危機は〝緩慢な死〟に至る人材危機

     今週号の特集は「銀行『複合』危機」です。ユニゾショックは同社に巨額を貸し込んでいた全国の地銀を大混乱に陥れました。足元では、給与デジタル払いなど銀行の〝既得権益〟が崩れ去ろうとしています。
     一方で銀行業界はDX、SDGs、ダイバーシティ対応などなど、勝ち残りに向けて着々と改革を打ち出してきました。が、ここにも危機は潜んでいます。
     ある銀行幹部は「規制に縛られながら働いてきたので、新しい環境で新たなビジネスを模索できる人材が極端に少ない」。別の銀行関係者は「そもそも銀行業界に優秀な人材が来なくなった」とも。
     銀行にとって最大の危機は、〝緩慢な死〟に至る、こうした人材危機でしょう。

先週号の案内2021年4月10日号

表紙

特集1億総リストラ

コロナ禍が直撃した2020年、上場企業約100社が早期・希望退職者募集を打ち出した。21年に入ってからもすでに約40社。コロナ禍の直撃を受けて赤字が膨らんだ企業だけが実施するのではない。黒字企業も人員整理を断行し、誰しもが無関係でいられない…

特集2外食大再編

外食業界が新型コロナウイルスの感染拡大で大打撃を受けている。緊急事態宣言に加え、狙い撃ちの時短営業の要請など、飲食店は青息吐息だ。その裏で、今が外食企業の“買い時”だと舌なめずりするプレーヤーがいる。ファンドや総合商社などが主導して進む外食…