記事一覧:Inside1307

  • 全国の私有地の2割が持ち主不明看過できない“不動産投棄”問題

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    全国の私有地の2割が持ち主不明 看過できない“不動産投棄”問題

    2017年9月23日号  

    「この10年間でこれほど関心を集めたのは極めてまれなこと」民間シンクタンクの東京財団が9月7日に行ったフォーラムは、当初の参加予定者200人を上回る240人が会場に押し掛け、急きょ別室でパブリックビューイングが行われる大盛況となった。

  • マリオットの新形態ホテル錦糸町ラブホ街進出の勝算

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    マリオットの新形態ホテル 錦糸町ラブホ街進出の勝算

    2017年9月23日号  

    「モクシーに泊まった外国人旅行者が、錦糸町のディープな通りにある居酒屋に行って、熱かんを飲んだりする風景が見られるようになるなど、街が変わっていけば面白い」東京・錦糸町の活性化に携わる坂井ユカコ墨田区議会議員は、11月1日、錦糸町にオープンするマリオット・インターナショナルの新ブランド、モクシー・ホテルに期待を寄せる。

  • 柏崎刈羽原発「合格」が一転、見送り東電再稼働への遠い道のり

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    柏崎刈羽原発「合格」が一転、見送り 東電再稼働への遠い道のり

    2017年9月23日号  

    変わりやすいのは、秋の空だけではないらしい。9月13日、原子力規制委員会(規制委)は東京電力ホールディングスの柏崎刈羽原子力発電所6、7号機の再稼働の前提となる審査で、事実上の合格証に当たる「審査書案」を取りまとめる予定を、一転して見送った。

  • 郵政株1.4兆円の2次売却「誰もが値崩れ恐怖症」の皮肉

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    郵政株1.4兆円の2次売却 「誰もが値崩れ恐怖症」の皮肉

    2017年9月23日号  

    “商品”に自信はないが、不人気で値崩れしては困る。売り主のそんな苦悩が表れた大型取引の幕が上がった。9月11日、財務省は保有する日本郵政株式の追加売却を発表。2015年11月の新規株式公開(IPO)以来2度目で、最大1.4兆円分を9月中にも売り出す。

  • 欧州発「EVドミノ」に中国も加勢日系静観、マツダは逆張り戦略

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    欧州発「EVドミノ」に中国も加勢 日系静観、マツダは逆張り戦略

    2017年9月23日号  

    ガソリンやディーゼルなど伝統的な内燃機関車への逆風が止まらない。英国とフランスが今年7月、2040年までに内燃機関車の販売を禁じる方針を表明したのに続き、中国も禁止の検討に入ったことが先週、一斉に報じられた。

  • 成長鈍化の流れを変えるかiPhone 10年目の勝負

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    成長鈍化の流れを変えるか iPhone 10年目の勝負

    2017年9月23日号  

    「スティーブ(・ジョブズ)はきっと誇らしく思っているはずだ」──。ティム・クックCEOは、そう感慨深げに口にした。発売から10年目となるiPhoneの最新製品が、米アップルの新本社内にできた「スティーブ・ジョブズ・シアター」で発表された。3世代目となるアップルウォッチや4K対応のアップルTVなどの新製品と並んでお披露目されたのが、iPhone8、そしてiPhoneX(10)の二つのiPhoneだった。

  • 東芝メモリ売却は決着へWDの関与めぐり最終調整

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    東芝メモリ売却は決着へ WDの関与めぐり最終調整

    2017年9月16日号  

    東芝の半導体子会社、東芝メモリの売却交渉がようやく決着する。二転三転した交渉は、米ウエスタンデジタル(WD)を中心とした「日米連合」との最終調整に入った。東芝の最大の関心は、東芝メモリの独立性だ。WDは東芝メモリの経営関与に意欲をにじませたままで、3年後をめどとする東芝メモリの新規上場(IPO)後の株式取得をめぐり、ぎりぎりの攻防が続いている。

  • ソニーがスマホゲームに本格参入開発費の拡大で生存競争激化

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    ソニーがスマホゲームに本格参入 開発費の拡大で生存競争激化

    2017年9月16日号  

    スマホゲームの生き残り競争がさらに激化しそうだ。ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)の子会社、フォワードワークス(FW)がスマホゲームに本格参入したのだ。第1弾は7月に投入した「みんなのゴルフ」。家庭用ゲーム機「プレイステーション(PS)」でのロングセラーで、「みんゴル」の愛称で知られている。

  • 物件オーナーの集団訴訟が頻発!レオパレス21が抱える“火種”

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    物件オーナーの集団訴訟が頻発! レオパレス21が抱える“火種”

    2017年9月16日号  

    賃貸アパート大手のレオパレス21が8月29日、アパートオーナー29人による集団訴訟に見舞われた。同社はアパート建築を地方の地主に提案し、その地主がオーナーとなった物件を一括借り上げして30年間家賃収入を保証する「サブリース契約」を武器に、建築請負で成長してきた。

  • 金融庁の不作為が招いたミニ保険規制の議論矮小化

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    金融庁の不作為が招いた ミニ保険規制の議論矮小化

    2017年9月16日号  

    「なぜ今ごろ会議を開くことにしたんですかね。不思議ですよね」──。9月初旬、金融庁で開かれたある有識者会議に参加した関係者の多くは、そう口をそろえた。この会議のテーマは、「少額短期保険業者の経過措置について」。少額短期保険業者とは、保険金額が300万円など少額で、かつ引受期間が1年といった短期の商品を扱う保険会社のことだ。

  • 日産がEV新型リーフ投入先駆者に透ける強気と弱気

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    日産がEV新型リーフ投入 先駆者に透ける強気と弱気

    2017年9月16日号  

    「世界が本格的なEV(電気自動車)の時代へ動きだしている。このタイミングで日産の技術の粋を詰め込んだ新型リーフをお届けできる」。9月6日、日産自動車の西川廣人社長は千葉県の幕張メッセで、世界中から詰め掛けた報道陣を前に、やや興奮気味に話した。

  • 火力合弁で重工と日立が泥仕合巨額損失バトルの「着地点」

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    火力合弁で重工と日立が泥仕合 巨額損失バトルの「着地点」

    2017年9月9日号  

    コードネーム「ドラゴン」。こう名前を冠された日立製作所のプロジェクトチームが、その名の通り火を噴いている。

  • 産ガス国に反旗を翻した日韓「LNG取引」主導権争いが勃発

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    産ガス国に反旗を翻した日韓 「LNG取引」主導権争いが勃発

    2017年9月9日号  

    日本の動きが韓国に飛び火した。韓国の公正取引委員会が、LNG(液化天然ガス)の輸入契約における「仕向け地条項」の違法性を調査しているとの現地報道があったのだ。

  • ホンダが主力車「N-BOX」刷新軽も安全装備「当たり前」の衝撃

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    ホンダが主力車「N-BOX」刷新 軽も安全装備「当たり前」の衝撃

    2017年9月9日号  

    「常識を覆す販売戦略だ」──。9月1日にホンダが発売した軽自動車「N-BOX(エヌボックス)」の新型モデルについて、ある自動車メーカー幹部は驚く。エヌボックスといえば、箱型の独特のデザインや広い室内空間が特に子育て世帯に支持され、2011年12月の初代発売から5年間で4度の軽自動車年度販売台数1位を獲得。

  • 高松空港運営で優先交渉権を獲得風呂敷広げた三菱地所の成算

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    高松空港運営で優先交渉権を獲得 風呂敷広げた三菱地所の成算

    2017年9月2日号  

    「野心的な目標値だ」──。来春の民営化を予定する香川県・高松空港のコンセッション(運営権売却)で、運営委託先の優先交渉権を不動産大手、三菱地所を代表とする企業グループがもぎ取った。

  • 液晶工場“米中同時立ち上げ”に暗雲鴻海・シャープ連合の人材難

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    液晶工場“米中同時立ち上げ”に暗雲 鴻海・シャープ連合の人材難

    2017年9月2日号  

    台湾・鴻海精密工業主導の再建で、業績が急回復したシャープ。だが、早くも、鴻海・シャープの液晶連合に難題が持ち上がっている。「優秀な技術者を確保できていない。とてもパネル工場の“米中同時立ち上げ”に間に合わない」(シャープ関係者)と、開発現場から悲鳴が上がっているのだ。

  • 高付加価値路線を進める旭化成荒天準備に外野が“お節介”

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    高付加価値路線を進める旭化成 荒天準備に外野が“お節介”

    2017年9月2日号  

    雨の日に傘を買うのではなく、晴れの日に備えとして傘を買ったところ、周囲の人々から「雨が降ってから買えばよいではないか」と責められているような話である──。

  • 小池都知事に翻弄される豊洲の観光施設事業者の憤り

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    小池都知事に翻弄される 豊洲の観光施設事業者の憤り

    2017年9月2日号  

    「小池百合子都知事の『築地は守る、豊洲を生かす』という方針には、全く納得できない」こう怒りをあらわにするのは、豊洲新市場に計画されている観光施設「千客万来」を担う民間事業者、万葉倶楽部の高橋弘会長だ。

  • マンダムは企業向けセミナーも関心高まる職場の「スメハラ」

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    マンダムは企業向けセミナーも 関心高まる職場の「スメハラ」

    2017年9月2日号  

    8月に入って関東、東北を中心に冷夏になったとはいえ、汗ばむ季節となった春以降、臭い対策を兼ねたボディーケアの男性化粧品が活況だ。男性化粧品大手のマンダムによると、市場規模は4~7月で、前年比8.2%増の110億円。梅雨が明けた7月に限れば、前年比16.1%増の42億円と激増した。

  • カギ握る社内変革の行方三菱自“V字回復”は本物か

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    カギ握る社内変革の行方 三菱自“V字回復”は本物か

    2017年9月2日号  

    燃費不正発覚で赤字転落した三菱自動車の業績が急回復している。2017年度第1四半期(4~6月期)の連結決算は、営業利益が前年同期比4.5倍の206億円となり、当期損益を前年同期1297億円の赤字から230億円の黒字へ転換した。

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記者の目

  • 編集部 宮原啓彰

    NHK大河ドラマ「光る君へ」ロスが深刻です……

     2024年最後の号、「総予測2025」をお手に取っていただきありがとうございます。そして、この一年、「週刊ダイヤモンド」をご愛読いただいた読者の皆さま、ならびに取材先、印刷、運搬、全国の書店の方々に感謝申し上げます。
     NHK大河ドラマ「光る君へ」最終話の放映翌日、彰子ロスの中で本特集における、この最終原稿を書いています。
    「嵐が来るわ」──。新時代の到来を予見させる武者たちの背に放たれた、まひろ(紫式部)の最後のセリフは、来る25年を目前に控えた心境と重なるのではないでしょうか。
     戦後80年の節目に、これまでの国際秩序が崩壊する「新時代」が幕を開けようとしています。本特集がその活路となれば幸いです。

  • 副編集長 大矢博之

    財務省が抵抗する所得税減税 インフレ“自動増税”放置させるな

     子供のころ、真剣に悩んでいたのはお小遣いの使い道。今お菓子を買うのか、数カ月分ためて漫画を買うのか。やりくりは重大事で、もっと自由に使えるお金が欲しいと思っていました。
     お金の使い道を決められることは権力です。自民党や財務省が給付金の支給は簡単に決めるのに、所得税の基礎控除引き上げには難癖をつけて抵抗するのは、税収減が権力の減少に直結するからでしょう。インフレに伴う〝自動増税〟を、30年近くにわたって放置させてはいけません。
     さて新年を前に、子供へのお年玉やお小遣いの額を決める時期になりました。自分が経験してきた過去の金額でいいのか。インフレ対応をすべきなのか。お金の使い道の悩みは尽きません。

最新号の案内2025年1月4日号

表紙

特集総予測2025

2025年、このくしくも戦後80年の節目の年に、日本と世界が新時代に突入する――。ダイヤモンド編集部の総力と国内外の超一流の専門家たちの英知を結集させた超人気企画「総予測」では、経済や景気、産業・企業の25年を予測するのみならず、トランプ・…

特集22024『ベスト経済書』

日本経済の長期停滞の要因を改めて考察し、停滞から脱出するための方策を検証する。それが2024年のベスト経済書の顔触れの根底にある。長期にわたる大規模な財政出動と金融緩和の総括、劣化が停滞の要因の一つとされる人的資本への投資の在り方などに関す…