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記者の目

  • 編集委員 清水理裕

    バブル化する報酬、ランキングで社外取に健全な緊張感を

     今年で3回目を迎えた社外取締役ランキング。1万人を超す社外取を網羅的にカバーした企画は、今のところ他にはありません。その報酬はバブル化していますが、そんな彼ら彼女らに健全な緊張感を与えるためにも、なるべく長く続けていければと考えています。
     こういったランキングを息の長いものにするのに欠かせないのが新機軸。今回の特集には残念ながら盛り込めませんでしたが、実は官僚OB社外取について網羅的に取り上げる企画を現在進めています。
     ランキング作成前のデータ処理で悪戦苦闘していますが、どの省庁の誰が、どんな業種で社外取に就いているのか。待遇も含めて、その全貌を明らかにできると思います。ご期待ください。

  • 副編集長 千本木啓文

    沢登りにおける「雪渓処理」と、株主総会との意外な共通点

     6月上旬、会越(会津と越後)国境に沢登りに行ってきました。その山域は豪雪地帯なので、渓谷に雪が残っていました。
     沢登りでは、雪渓の上を歩く場合と下をくぐる場合があります。後者を選んだ場合、雪氷を刺激しないよう音を立てずに、速やかに通過するのが要諦です。
     何だか、株主総会の司会が心掛けている事と似ている気がします。株総で鋭い質問をする株主が指名されないのを疑問に思うことが少なくありません。旧ジャニーズ事務所が会見でNG記者リストを作成して問題になったのは記憶に新しいところです。企業が株総でそういった仕込みをしていないと信じられるような、活発な質疑応答が増えてほしいものです。

最新号の案内2024年6月29日号

表紙

特集社外取締役/株主総会

企業統治改革が加速する中、旗手となるのが社外取締役だ。だが、報酬額の過度な高騰に加え、〝お飾り〟社外取も目立つ。上場企業の社外取「全1万0590人」を報酬や兼務社数などで独自試算した実名ランキングを基に、実態に迫る。今年の株主総会は、株主提…

特集2激突!株主総会 2024

株主総会シーズンが到来した。かつて質疑応答や議論などもなく「しゃんしゃん」と呼ばれた総会は様変わりした。史上最多の91社に株主提案が出されたことが、それを裏付ける。変わりゆく株主総会の今を追う。