記事一覧:Inside1307件
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日本もローカル地域の一つへ“降格” 業績好調のユニクロの憂鬱
2019年5月11日号 -
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米中貿易戦争は"口実"にすぎず 東芝LNG売却失敗の裏事情
2019年4月27日号東芝の“負の遺産”であるLNG(液化天然ガス)事業について、買収することに合意していた中国企業が破談を切り出した。その理由の一つとして「米中貿易戦争の影響」をにおわせたが、それは“口実”だった。
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ライバルが拍子抜けした ドコモ「値下げ」新料金
2019年4月27日号「もっと大胆なものが出ると思っていたが」。通信最大手NTTドコモが4月15日、6月1日から導入する新しい料金プランを発表した。従来と比べて最大4割安くしたものだが、ライバル幹部たちは拍子抜けした。
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15年ぶりにカメラ市場再参入へ シャープ方針転換に笑う競合
2019年4月20日号スマートフォンの台頭で縮小が止まらないカメラ市場。そんな逆風が始まるはるか以前に早々と撤退していたシャープが、再参入する見通しが強まってきた。
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メイ英首相が与野党協議に方針転換も 消えぬ合意なきEU離脱懸念
2019年4月13日号英国のEU(欧州連合)離脱をめぐり、追い込まれていたメイ首相がついに方針転換をした。それまで、かたくなになり、単一市場や関税同盟に残らないとしてきた離脱方針の修正に応じる姿勢を見せた。
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アサヒの仕掛けでまたも勃発 平成の第2次“ドライ”戦争
2019年4月6日号昭和末期の1987年3月。首都圏限定で発売されたあるビールが、業界の歴史を変えた。「辛口」という全く新たな味や価値観を打ち出し、爆発的なヒットを記録したアサヒスーパードライだ。
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日米株価急落の裏に米長短金利逆転 景気減速を警戒し始めた市場
2019年4月6日号3月22日のニューヨークダウは、前日比460ドル安の2万5502ドルと急落し、それを受けて翌週25日の日経平均株価も、前営業日比650円安の2万0977円と大幅に下げた。この急落の裏には景気減速を警戒し、金融緩和を催促し始めた市場の姿がある。
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米アップル、グーグルと真っ向勝負 日立の家電事業復活の切り札
2019年3月30日号日立製作所が家電事業のテコ入れに乗り出した。家電が使われる屋内だけでなく、自動車内でもデータ活用によるソリューションの提供を目指す。だが、目指す領域には米グーグルなどが待ち受けており、再建は簡単ではない。
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元金融庁幹部が副頭取に就任 業界ざわつく地銀の異例人事
2019年3月30日号2月下旬、ある地方銀行の首脳人事に業界がざわめいた。奈良県に本店を構える南都銀行が元金融庁幹部の石田諭氏を招聘し、6月から副頭取に据えると発表したからだ。
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昭和シェルが高値買い取りを提示 FIT終了者の争奪戦開幕
2019年3月23日号2009年に施行された「余剰電力買取制度」、後に一本化された「固定価格買取制度(FIT)」に基づき、大手電力会社は住宅用太陽光発電の余剰電力を法律で決められた価格で買い取ってきた。同制度に基づく契約が19年11月から順次、満了を迎える。
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野村社長続投のサプライズ人事で 後継者レースに生じた変化
2019年3月23日号3月5日、野村ホールディングスは来年度の役員人事を発表した。かねてささやかれていた永井浩二社長をはじめとした首脳陣の交代はなく、大半が続投となった。これにより永井氏は、2020年3月末までは社長となることがほぼ確定。かつて野村證券を利益日本一にした「大田淵」こと田淵節也氏の在任期間(7年2カ月)を抜く7年7カ月となり、過去40年で最長期間の社長となる。
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東電、関電の侵攻阻止が狙い 九電値下げの裏ミッション
2019年3月16日号食品や観光施設などの“値上げの春”が訪れている。そんな中、九州経済界の雄は、強力な“武器”を引っ提げて攻めに転じようとしている。
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OECDが急膨張の社債市場に警鐘 ジャンク債"予備軍"が過半に
2019年3月16日号「社債という形態の未払い債務の規模は2018年末、世界全体で13兆ドル(約1450兆円)に達し、08年から倍増した」。このほどOECD(経済協力開発機構)は国際的な社債の動向に関する報告書を取りまとめ、リーマンショック後に急拡大を続けてきた同市場に対して警鐘を鳴らしている。
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メルカリ参戦でも飲食小売りは混乱 QR決済乱立の本末転倒
2019年3月9日号フリーマーケットアプリのメルカリは、モバイル決済サービス「メルペイ」の提供を始める。メルカリでの物品の販売によって得た収益をそのまま店舗での決済に利用できるようにすることで、入金や新規登録の手間を省くなど他社と差別化。1200万人に上るメルカリの巨大な顧客基盤を生かし、後発からのロケットスタートをもくろむ。
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苦戦する王者が強豪打倒に動く 東電、KDDIと提携の旨み
2019年3月9日号光熱費争奪戦に苦しむ電力業界の王者、東京電力ホールディングスに救世主が現れた。通信大手のKDDIが東電の小売り事業会社である東京電力エナジーパートナー(EP)と業務提携したのだ。
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日の丸連合で米GM系を買収 3D地図が再評価された真相
2019年3月9日号自動運転に欠かせない地図データ基盤でグローバルスタンダードを握るべく、オールジャパンの地図データ会社が攻めの一手を打とうとしている。
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飲酒問題があっても業績絶好調 ANA、JAL路線網を拡大
2019年3月9日号「安全運航を徹底し、信頼回復に努めたい」──。昨年秋以降、パイロットの飲酒問題が相次ぐ中、ANAホールディングスと日本航空(JAL)の両首脳は、報道陣の前に出るたび、謝罪に追われている。
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ハウステンボスと中国企業とが破談 胸をなで下ろす佐世保市の"事情"
2019年3月9日号唐突な“婚約解消”だった。2010年に旅行会社のエイチ・アイ・エスの傘下に入って再建を果たしたテーマパークのハウステンボス(長崎県佐世保市)と、中国の投資会社、復星集団との資本提携交渉が突如打ち切られたのだ。ハウステンボスは復星集団の出資で中国からの送客を期待でき、同集団はテーマパークの運営ノウハウを吸収できる。まさにウィンウィンの提携話だった。
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中国減速で、早くも大幅下方修正 東芝を蝕む半導体「二大リスク」
2019年3月2日号東芝が再建計画のスタートラインでつまずいている。中国市場の景気減速の影響で、新中期経営計画の初年度となる2018年度の業績予想を営業利益で400億円、純利益で500億円引き下げたのだ。
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まさか足りなくなるなんて! ねじ不足で工事遅延の怪
2019年3月2日号今秋開催されるラグビーワールドカップで会場の一つとなる「えがお健康スタジアム」(熊本市)で、大型ビジョンの鉄骨土台の建設が止まっている。原因は業界が「まさか足りなくなるわけがない」と思っていた小さな部材、ねじにある。