記事一覧:World Scope ワールドスコープ669件
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【from アジア】 改善著しいアジアの商環境 継続的な経済発展には踏み込んだ改革が必要に
2019年11月23日号近年、アジア諸国のビジネス環境は著しく改善している。
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【from 中国】 四中全会が閉幕 共産党の絶対支配下で 中国が模索する「民主」の形
2019年11月23日号中国共産党の第19期中央委員会第4回全体会議(四中全会)が閉幕した。8月末に「10月開催」と発表され、結果的に10月28~31日に開催された。党規約には「中央委員会全体会議は少なくとも年1回開催する」と定められているが、前回会議から既に20カ月が経過していた。
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【from 欧州】 EU経済のけん引役 ドイツに景気後退の予兆 再び欧州の病人になるのか
2019年11月16日号2008年のリーマンショック後、独り勝ちの状態を続けていたドイツ経済にリセッション(景気後退)の兆しが表れている。
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【from 米国】 全米に広がるDIY血液検査 病院を通さず格安な価格破壊サービスの実態
2019年11月16日号「医療保険がない患者の場合、血液検査をすれば、患者の自己負担が1回2000ドルかかることもある。だから簡単に血液検査をオーダーできない」
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【from 中国】 少額ローンサービスのP2P企業トラブル続出に 中国経済伸び悩みの影
2019年11月9日号中国でのキャッシュレス決済といえばアリペイやウィーチャットペイといったQRコード決済が目立つが、引き落としをクレジットカード(クレカ)にひも付けする人や、クレカ自体を利用する人も少なくない。
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【from アジア】 世界最先端の実験島 AIとスマートシティで先頭を走るシンガポール
2019年11月9日号経済的豊かさやビジネス環境などの調査・統計で、世界やアジアで幾つもランキング1位の地位にあるシンガポール。今年9月末から10月初頭にかけて公表された異なる調査結果により、さらに二つの世界首位の冠を得た。相互に関連する人工知能(AI)とスマートシティのテクノロジー領域においてだ。
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【from 米国】 米軍撤退とトルコ軍侵攻でISが息を吹き返す懸念 米政権はかつてない試練へ
2019年11月2日号トランプ米大統領が10月6日、シリア北東部からの米軍撤退を発表した。そのわずか3日後、トルコはクルド人武装組織「人民防衛隊(YPG)」が支配するシリア北部へと侵攻を始めた。この出来事は、トランプ氏とホワイトハウスにかつてない試練を与えている。
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【from 欧州】 対ロシア制裁で割れる欧州 プーチン氏と親密さ訴え分裂の種まくマクロン氏
2019年11月2日号2017年にフランスの大統領に就任したマクロン氏は当初、ロシア批判の急先鋒だった。ベルサイユ宮殿で開いた記者会見では、「クリミアの侵攻に加え、西側諸国の選挙に誤った情報を流すことによって情報操作を試み、シリアの化学兵器利用の後ろ盾になった」のだと、横にいるロシアのプーチン大統領の顔が蒼白になるまで咎め立てた。
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【from 中国】 70周年迎えた国慶節 政治経済の転換点で成果と意気込み披露
2019年10月26日号10月1日、中国は70回目の国慶節を迎えた。この頃の国際ニュースを見ると、中国については大々的な軍事パレードや経済状況、香港問題などが盛んに報じられていたが、当の国内では、9月中旬の中秋節以降、ほぼ国慶節一色の報道に染まっていた。
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【from 欧州】 英EU双方に刻まれた北アイルランド紛争の 今に続く凄惨な記憶
2019年10月26日号英国で「The Troubles」というと、一般に直訳の「厄介事」ではなく、「北アイルランド紛争」を指す。2018年の北アイルランドの人口は約188万人と、英国全体の人口の3%に満たない。それでもアイルランドの国境管理を巡る問題が英国の欧州連合(EU)離脱自体を決定的に左右する鍵となっているのは、北アイルランド紛争の記憶が、英国とEUの双方に深く刻まれているからに他ならない。
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【from 中国】 米中貿易戦争の一段の悪化を懸念して 対話と協調の道を探る中国
2019年10月19日号「国慶節の後の週に、中米全面経済対話の中国側統括者である劉鶴・国務院副総理一行が米ワシントンを訪問し、第13回中米ハイレベル通商対話に臨む」
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【from 欧州】 独メルケル政権のCO2削減計画に 学界からは厳しい批判
2019年10月19日号欧州で地球温暖化問題への関心が高まる中、ドイツのメルケル政権は9月20日、二酸化炭素(CO2)など温室効果ガスの排出量を2030年までに1990年比で55%減らすための政策パッケージを発表した。だがその内容について、気候学者や野党から不十分だと批判の声が上がっている。
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【from アジア】 成長鈍化続くインド 内需低迷の四つの要因 ノンバンク問題に要注意
2019年10月12日号インド経済が減速の一途を辿っている。実質GDP成長率は、昨年1~3月期に前年同期比8.1%を記録して以降は成長鈍化が続き、今年4~6月期には同5.0%と、約6年ぶりの低水準に陥った。これまでアジアでも屈指の高成長を続けてきただけに、現地では懸念の声が上がっている。そこで、本稿では足元のインド景気減速の要因を探るとともに、今後を展望したい。
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【from 米国】 「スーパーリッチ卒業生から巨額の寄付金をゲットせよ」 それが大学経営の鍵!?
2019年10月12日号「私たちの母校の学部に新しいディーン(学部長)が誕生しました。南カリフォルニア支部同窓会会員の皆さん、お祝いを兼ねてぜひ集まりましょう! 会費は15ドル。1ドリンク付きです」
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【from 中国】 SNS主役世代が 中国大企業の 雇用姿勢を変えるか
2019年10月5日号今でこそ中国を代表する企業といえばアリババ、テンセント、ファーウェイの名が挙がるが、かつてはハイアールがその地位を担っていた。
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【from 欧州】 合意なき離脱の序曲は 物流の大混乱 国境復活が生む阿鼻叫喚
2019年10月5日号英国の欧州連合(EU)からの合意なき離脱が目前となった今、最も心配すべき点は物流での混乱だ。
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【from 中国】 米中貿易戦争をきっかけに イノベーション拠点へ脱皮を図る江蘇省
2019年9月28日号中国のイノベーションといえば、ドローンやスマートスピーカーなどの電子機器や、ゲームやSNSアプリなどのソフト開発で世界的に注目された深圳、大学や政府機関からのスピンアウトで中国の研究開発の中心となっている北京、外資系企業・金融機関が集中し、イノベーションの基盤が整った上海、これら3都市がビッグ3といわれる。
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【from 米国】 国民が苦しむ通商問題を 再選の「道具」にするトランプ大統領の危うさ
2019年9月28日号マーケットなどに日増しに影を落としている米中貿易摩擦──。9月1日に発動された4回目の追加関税によって、米国の消費者や企業への負担が増しており、国内問題にもなってきた。
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【from 欧州】 混迷するBrexit 英国民が意識し始めた「合意なき離脱」への備え
2019年9月21日号英国でジョンソン内閣が7月24日に発足して1カ月以上がたつが、欧州連合(EU)離脱の方向性は定まるどころか、一段と先行きが読みにくくなっている。ジョンソン内閣は主要閣僚を強硬離脱派で固め、最終的な「合意なき離脱」も辞さない姿勢でEUに対し離脱協定案の再交渉を試みているが、双方が納得する着地点は見えていない。
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【from アジア】 インドネシアの首都移転 難題に挑むジョコウィ政権 積年の悲願は実現するか?
2019年9月21日号「沈むジャカルタから燃えるボルネオへ、どっちがよいのか悩ましい」。8月下旬にジャカルタ滞在中、筆者にこう語ったのは、インドネシアに長く住む英国人の仕事仲間だ。同月26日、ジョコ・ウィドド大統領(通称ジョコウィ)が、首都をボルネオ島(インドネシア語ではカリマンタン島)の東部に移転すると正式発表し、新首都の具体的地域も特定した。