記事一覧:特集10409件
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特集 Part1
【Column】 取締役も疑い始めた 社内の「自画自賛レポート」
2012年02月04日号「これは、本当のことなのかね」—―1月中旬、あるソニー幹部は手元に届いたレポートを読みながら首をかしげた。そこには1月10~13日に米国ラスベガスで開かれた国際家電見本市(CES)で、ソニーがどのような評価を受けたのか報告されていた。
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特集 Part1
8期連続7300億円の大赤字 明日なきテレビ事業の迷走
2012年02月04日号「テレビの復活なくして、ソニーの復活なし──」。ストリンガー体制発足後にそう宣言してから6年。トップ不在のテレビ事業は、過去の「SONY」ブランドをただただ“消費”している。
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特集 Part1
ハワードの通信簿
2012年02月04日号ソニー初の外国人トップであるハワード・ストリンガーは、強いリーダーシップを特徴とする欧米系のマネジメントと異なり、笑顔で、フランクに経営幹部から意見を聞き集める「融和型」と評される。
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特集
さよなら! 伝説のソニー
2012年02月04日号4期連続赤字が確実視されるハワード・ストリンガー体制。CEOに就任して以降、株価は65%下落し、ムーディーズの格付けは歴史上初めてとなるトリプルBへと転落した。その経営責任を取るどころか、社外取締役や取り巻きの外国人部隊、国内幹部を抱き込み、延命を図ろうとしている。このままでは、ソニーの凋落は止まらない。
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特集
【Prologue】 ソニーの凋落が止まらない
2012年02月04日号ソニーがおかしい。すでに3期連続赤字であり、4期連続の赤字は確定的。スマートフォン、タブレット型端末などの新製品は、他社の後手に回っている。周りの10代の若者に「SONYが持つブランドイメージ」を聞いてみるといい。おそらく若い世代のほとんどは、不思議そうに言うだろう。「え? 日本の家電メーカーの一つでしょ」。
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特集 Part2
盛田氏を尊敬していたジョブズ氏
2012年02月04日号故スティーブ・ジョブズ・アップルCEOは、ソニー製品を愛し、常にソニーのことを気にかけていた。とりわけ、ソニー創業者の盛田昭夫氏のことを尊敬していたといわれる。
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特集 Part1
「Android禁止」に泣いたソニーエリクソンの内実
2012年02月04日号約10年間の合弁事業を経て、ソニーがスマートフォンを成長の核にすべく、ソニーエリクソンの完全子会社化を決めた。しかし現場からは、「あまりに遅過ぎた」という声が漏れ聞こえる。
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特集 Part3
「モルモット精神はどこに!?」
2012年02月04日号ソニーの現役幹部や社員、OB、そして一般ユーザーから寄せられた言葉。経営層は心して読んでほしい。
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特集 Part3
伝説のソニー ありがとう そして さよなら!
2012年02月04日号ソニー65年の歴史を語るうえで欠かせないものが二つある。それが左で紹介しているソニーの「設立趣意書」と「金のモルモット像」だ。というのも、この二つが「ソニーとは何者か」を示すアイデンティティの根幹にあるものだからだ。
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特集 Part3
ネットワークサービスは未完成 揃ったパーツのつなぎ方が鍵
2012年02月04日号ソニーが重要経営課題と位置づけるネットワークサービス。自社製品を結び付けることで便利になれば、他社との差別化、脱コモディティ化にもつながる。責任者に取り組みの本気度を確かめた。
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特集 Part3
アップルが体現する “ソニープレミアム”
2012年02月04日号「アップルはソニーのようなブランド」。かつてアップルはソニーを引き合いに出して自社を語ったが、いまや立場は完全に逆転してしまった。その原因はどこにあるのか。
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特集 Part3
【Column】 家電量販店員が連発する 「少々お待ちください」の真相
2012年02月04日号お客とソニー製品の“出会いの場”。その最前線を確かめるべく、本誌記者は昨年12月下旬、東京・池袋にそびえる日本最大級の家電量販店を半日かけて巡り、新発売のソニー製品に触れてきた。
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特集 Part3
社員も店員も多くがお手上げ 乱立するソニーのサービス
2012年02月04日号関係者ですら、その多くが全貌をつかめていないソニーのネットワークサービス。どの端末に何のサービスがつながっているのか、解読は困難を極める。ユーザーは本当に使いこなせるのか。
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特集 Part2
懐かしのSONY
2012年02月04日号 -
特集 Part2
「一生劣化しない」という信頼 長年愛してきた“音のソニー” 立石泰則(ノンフィクション作家・ジャーナリスト)
2012年02月04日号著書で今のソニーに対して別れを告げてはいるが、ジャーナリストとして、長いあいだ見続けてきたソニーに対する思い入れは、人一倍深い。“僕らのソニー”に対する思いの丈を聞いた。
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特集 Part2
【Column】 “幻”のアップル買収案 「オセロプロジェクト」
2012年02月04日号ソニーはぜひアップルを買収するべきだ──。1990年代前半から後半にかけて、まだソニーが絶頂期にあるように見えた時代に、そんな提案が社内で複数回なされていたことは、多くのソニーOBが証言する。
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特集 Part1
利権のにおいをかぎつけ参入!? 暴力団vs建設業者の攻防戦
2012年01月28日号暴力団排除条例が施行され、下請けとして暴力団関係者を使ってしまえば、2年間の指名停止を食らってしまう。だが、暴力団の手口は巧妙と見られ、ゼネコン各社は神経を使っている
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特集
復興バブルで浮かぶゼネコン 沈むゼネコン
2012年01月28日号街には、がれきを処理するショベルカーが溢れ、大型トラックが砂煙を上げながら疾走する。東日本大震災から10ヵ月が経過し、東北地方の復旧が本格化し始めた。投じられる事業費は少なくとも18.5兆円。公共事業の減少に苦しめられてきたゼネコンは、復興バブルという千載一遇のチャンスを生かし、生まれ変わることができるのだろうか。
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特集 Part1
復興事業最大のボトルネック 解消の見込みなき人手不足
2012年01月28日号1998年度をピークに減少し続けてきた公共事業。民間建設投資も減少し、建設業界から労働者が去っていった。こうした人手不足は、復旧・復興工事最大のボトルネックになる可能性が高い。
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特集 Part1
【Column】 久しぶりの商機に飛躍できるか ゼネコンに寄り添う周辺産業
2012年01月28日号復興需要に食らいつくゼネコンにぴったりと寄り添うのが資材や建機などの周辺産業。またとないこのチャンスを逃すまいと売り上げ拡大や製品の値上げに動き出している。勝算はあるのか。