記事一覧:特集10409

  • 特集 Part5
    【Column】 富士フイルムらが商機見出す バイオ医薬特許切れラッシュ

    2013年01月12日号  

    2012年3月、富士フイルムと協和発酵キリンは「協和キリン富士フイルムバイオロジクス」を設立した。合弁会社の目的はバイオシミラー医薬品の開発と製造である。バイオシミラーとは特許が切れたバイオ医薬品の類似品。医薬品市場では特許が切れると、同じ効果を持つ安価な後発薬を他社が続々と発売し、オリジナル品の市場を食いにかかる。13年以降にバイオ医薬品の特許切れラッシュが始まるため、富士フイルムと協和発酵キリンはこのタイミングを狙って手を組んだ。

  • 特集 Part5
    ソニー・オリンパスで問われる 医療市場「本格攻略」の覚悟

    2013年01月12日号  

    医療を含むヘルスケア領域を収益の柱と据えているのは、医療機器・医薬品といった専業メーカーだけではない。畑違いのビジネスを主力としてきた異業種が続々と市場へ参入している。

  • 特集 Part4
    【緩和ケア】 がん向け改良版が常識を覆した 延命も狙える腹水治療の最前線

    2013年01月12日号  

    「緩和ケア」イコール「終末期医療」。これは誤解である。現代における先端的な緩和医療は、苦痛を取り除くだけでなく、延命効果も狙う「治療」の顔を持つ。

  • 特集 Part4
    【Column】 医薬品開発にも温故知新 あの「サリドマイド」が復活

    2013年01月12日号  

    がんの発生や増殖に関する分子レベルでの解明が進み、標的を明確に絞り込んだ分子標的薬は新薬開発の主役となった。と同時に、攻撃目標が正体を現し始めたことで、古い薬も見直しが進む。

  • 特集 Part4
    【Column】 勃起薬販売サイトの95%は違法 偽バイアグラや偽シアリスが横行

    2013年01月12日号  

    勃起不全(ED)治療薬をはじめ最新の医療用医薬品を入手したければ、医療機関を受診しよう。近年、インターネットなどで新薬の偽物が平然と販売され、トラブルが続発している。

  • 特集 Part2
    【スマホの基本06】 「アプリ」って何?

    2013年01月05日号  

    スマホはパソコンのソフト同様に、さまざまな用途に「アプリ」を利用する。電話をかけるのにも、専用のアプリを起動するのだ。スマホの画面に配置されているアイコンをタップすると、それぞれのアプリが起動する。一部の特殊な機種を除き、画面には、1度に一つのアプリしか表示できない。標準でも数多くのアプリがインストールされているが、追加することもできる。パソコンと異なるのは、基本的に専用の「ストア」からダウンロードするということだ。販売店や外部のサイトで自由に選ぶのではなく、アンドロイドなら「グーグルプレイ」、iPhoneなら「アップストア」から追加することになる。

  • 特集 Part2
    【スマホの基本05】 アカウント設定

    2013年01月05日号  

    スマホを快適に使いたいなら、「アカウント」の登録は必須。わかりにくければ「ユーザーID」などと読み替えればいいだろう。アカウントは、次に解説する「アプリ」を追加購入する場合や、カレンダーなどをインターネット経由で同期するために必要だ。アンドロイドを使うなら、グーグルアカウントを新たに取得する。「@gmail.com」が付くGメールのアドレスがログイン用のIDだ。同じアカウントで、カレンダーなどを同期できる。iPhoneなら、「Apple ID」に自分の持っている任意のメールアドレスを指定でき、新たにアドレスを取得する必要はない。

  • 特集 Part2
    【スマホの基本04】 文字入力の方法

    2013年01月05日号  

    ケータイはボタン(数字キー)で文字を入力するが、スマホでは、必要に応じて画面にキーボードが現れる。多くの機種で画面の半分程度のエリアを占有してしまうため、そもそもの画面が見づらくなるというデメリットがある。だが、「漢字かな」「英字」「数字」などの入力モードに応じてキーの表示が変化するので、モードを間違えたまま入力し続けてしまうようなミスはほぼないのだ。

  • 特集 Part2
    【スマホの基本03】 タッチ操作をマスター

    2013年01月05日号  

    スマホは、指先でディスプレイに触れてさまざまな操作をする。基本操作は、アンドロイドもiPhoneも同じだ。最も基本となるのは、ディスプレイに軽く触れてすぐに離す「タップ」だ。「タッチ」と呼ぶこともある。押し込む必要はなく、画面に触れるだけでいい。他に、「長押し」は、パソコンの右クリックのようなイメージで利用する。例えば、URLのリンクを長押しすると、「開く」「新規ウィンドウで開く」などの複数メニューが現れるのだ。

  • 特集 Part2
    【スマホの基本02】 ボタンの使い方

    2013年01月05日号  

    ケータイに比べて、スマホのボタンは圧倒的に少ない。本体前面のほとんどはディスプレイが占めており、ボタンは数える程度だ。「ホーム」ボタンはすべての起点となるホーム画面に戻れる。ホーム画面とは、パソコンのデスクトップのようなものだと考えればいい。タッチパネルの誤操作を防ぐため、スマホを使わないときには上部、またはサイドにある「電源」ボタンで画面をオフにしておくことが大切だ。「メニュー」ボタンと「戻る」ボタンはアンドロイドのみの機能で、覚える必要がある。いずれも、左の図を参照しながら、何度も試して動きを把握していくといいだろう。

  • 特集 Part2
    【スマホの基本01】 スマホの種類

    2013年01月05日号  

    「スマホ」と一口に言っても、いくつかの種類がある。まずはiPhone、アンドロイド、ブラックベリー、ウィンドウズフォンの4種類を押さえておけば十分だ。いずれも、最新機種は画面に触れて操作するタッチパネルを採用している。海外・国内共に、iPhoneとアンドロイドの二つが圧倒的なシェアを誇っている。特に強いこだわりがないなら、どちらかを選択するのが得策。周囲の人やネットから情報が得やすいからだ。本特集でも、iPhoneとアンドロイドのみを解説していく。

  • 特集 Part2
    【Column】 進む私物スマホの業務利用 リスクを正しく認識しよう

    2013年01月05日号  

    企業によるスマートフォンの一斉導入が進む一方で、社員の私物のスマホを業務に活用する動きもある。レストランに自分のワインなどを持ち込む行為を、英語で「Bring Your Own Wine(Drink, Bottle)」というが、それをもじって私物スマホの業務利用は「BYOD(Bring Your Own Device)」と呼ばれ、小規模企業ほどBYOD導入比率は高い。

  • 特集 Part2
    “食わず嫌い”は通用しない! 問答無用の“全社員スマホ時代”

    2013年01月05日号  

    明日から、ケータイではなく、これを使ってください。さわやか信用金庫(東京都港区)の56店舗450人の営業マンの元に、渉外支援端末としてスマートフォンが届いたのは2012年4月のことだった。「午後に端末を渡され、明日からだ、と。取扱説明書もなく、随分荒っぽいやり方でした」と、広尾白金支店の望月紀一営業第二課課長は苦笑しながら振り返る。

  • 特集 Part1
    「電話もできる小型パソコン」 その波からは逃れられない!

    2013年01月05日号  

    1990年代半ば、企業に1人1台のパソコン環境が整備され始めた当時、「キーボードアレルギー」という言葉と共に、パソコンに馴染めない中高年層の存在が問題になった。「これからの時代、パソコンはビジネスに必須になる」と言われても、入力作業は部下にやらせて、頑なにパソコンの前に座りたがらない人たちがいた。しかし、彼らは逃げ切れただろうか。仮にギリギリ逃げおおせたとしても、後に続く世代は確かに、パソコンなしでは仕事ができなくなった。

  • 特集
    まだ間に合う! スマホ入門

    2013年01月05日号  

    携帯電話3社の2012年冬モデルにおけるスマートフォンの割合は81.3%。いまや二つ折りケータイは圧倒的少数派だ。企業を挙げてスマホを導入するところも出てきた。もはや「要らない」「使えない」と開き直ってはいられない。今からでも十分間に合う、スマホ初心者のための使いこなし術をお届けしよう。

  • 特集 Part3
    【スマホのツボ11】 好きな壁紙に変更する

    2013年01月05日号  

    iPhoneでも、ケータイの待ち受けのように、画面の背景に好きな画像を表示できる。ホーム画面のアイコンの背景(壁紙)だけでなく、ロック画面の画像も好みのものを選べる。ここでは、あらかじめ用意されている壁紙を選んでいるが、家族の写真など自分で撮影したものも表示可能だ。

  • 特集 Part3
    【スマホのツボ10】 無線LANを設定する

    2013年01月05日号  

    iPhoneは、電話回線でインターネットに接続できる。最新のiPhone5なら、新世代の高速通信である「LTE」に対応しているので、インターネットの表示も素早くできる。ただし、データ通信量には上限が設けられているので、使い過ぎると速度が低下するなど、少々困ったことになる。無線LANの設定を理解して、利用できる場所では積極的に使っていきたい。また、いくらLTEが高速とはいえ、自宅などの電波状況がよい場所では、無線LANのほうがはるかにレスポンスよく使えるはずだ。

  • 特集 Part3
    【スマホのツボ9】 画面をロックする

    2013年01月05日号  

    iPhoneを使わないで放置しているときに、自動で画面をロックできる。パスコードを設定しておけば、所有者以外が使えないように鍵をかけられる。パスコードは4桁なので完璧とは言えないが、万一落としたときにも、ある程度のセキュリティ効果が期待できる。また、メールの内容をのぞき見されないためにも、ぜひ設定しておこう。

  • 特集 Part3
    【スマホのツボ8】 ウィジェットを使う

    2013年01月05日号  

    ウィジェットとは、ホーム画面に置いて利用できる、Android独自のアプリだ。例えば、スケジュール管理アプリを使う場合、いちいち起動して今日の予定を調べるのは面倒。ウィジェットが用意されていれば、ホーム画面を見るだけで、今日の予定が確認できるのだ。時計、天気予報、ニュース、ノートなど、ウィジェットはさまざまな種類が提供されているので、用途に合わせて選びたい。iPhoneではこの仕組みが用意されていないからこそ、使いこなしていきたいところだ。ウィジェットは、アプリごとに標準でオマケとして用意されているケースが多い。すでにインストールしたアプリでも使える可能性があるので、調べてみよう。また、ウィジェットを探してインストールすることも可能。ウィジェットのみが提供されているアプリも少なくないのだ。

  • 特集 Part3
    【スマホのツボ7】 アプリのインストール・削除・アップデート

    2013年01月05日号  

    iPhoneを使いこなす第一歩は、気に入ったアプリを見つけてインストールすることだ。アプリ探しからインストールまで、App Storeで行う。App Storeを起動すると、「おすすめ」が表示される。メニューは、画面下部で切り替えることができる。「おすすめ」はアップルが推奨するアプリ、「ランキング」はユーザーの人気の高いものが表示される。「Genius」は、過去に入手したアプリの傾向からおすすめを表示する。気に入ったアプリを見つけたらボタンをタップしてインストールすればよい。アップルIDとパスワードを求められるので忘れずに。

定期購読キャンペーン

記者の目

  • 副編集長 千本木啓文

    農協から届いた「抗議文」を読んで、しばし感傷に浸る

     JA全中から毎年、抗議文をもらうのですが、今年は雑誌の発売前に届きました。特集の一部を「組合長165人が“辛口”評価 JA上部団体の通信簿」としてダイヤモンド・オンラインで先に配信したからです。
     抗議文は、「19万人の農協役職員の0.2%の意見で記事が構成されており、(中略)偏った先入観を植え付ける意図があった」として、続編の配信中止を求める内容でした。
     組合長ら幹部200人超を含む役職員434人の声には傾聴する価値があるはずです。抗議文を読み、自分は若いと思い込んでいる人が鏡に映った老いた姿を見て、こんなはずはないと怒っているような印象を持ちました。自戒を込めて、鏡のせいにしてはいけないと思いました。

  • 編集長 浅島亮子

    ロングセラー第9弾でも攻め続ける農業特集

     今年も人気企画「儲かる農業」特集の第9弾が刷り上がりました。身内ながら感心するのが、毎年新しいコンテンツを加えて特集構成を刷新していることです。今回の新ネタは農協役職員アンケート。ロングセラー企画の定番を変えるには勇気が必要ですが、果敢に新機軸を打ち出しているのです。
     昨年、千本木デスク率いる農協問題取材チームは、共済の自爆営業などJAグループの不正を暴いたことが評価され、報道実務家フォーラム「調査報道大賞」優秀賞を受賞しました。訴訟に屈することなく、問題の本質を突く取材活動を貫いた結果と受け止めています。今回の特集でも粘り強い取材は健在。取材チームの熱量を存分に感じていただければ幸いです。

最新号の案内2024年5月11日号

表紙

特集儲かる農業2024

いよいよ儲かる農業が実現するフェーズに入った。「台頭する豪農」と「欧米のテクノロジー」と「陰の仕掛け人」が”令和の農業維新”というムーブメントを起こしている。他方、農業を牛耳ってきた旧来勢力である農協と農水省は、存在意義を問われる”緊急事態…

特集2家計・住宅ローン・株が激変! 金利ある世界

日本銀行が17年ぶりの利上げで金融政策の正常化に踏み出した。”金利ゼロ”に慣れ切った家計や企業経営、財政はどうなるのか。日本は「成長期待が持てない経済」から抜け出せるのか。それとも低金利は続き、物や資本が余った経済への道を歩むのか。「金利あ…