記事一覧:特集10409件
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特集 Part3
輸入物価上昇が消費・投資抑制 過度の円安がもたらすリスク
2013年02月02日号円安の進行で株価は上昇し、楽観的な雰囲気が広がっている。ウォン安で辛酸をなめてきた輸出企業は留飲を下げている。しかし、円安はメリットばかりではない。デメリットも含め検証した。
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特集 Part1
日本の倒産 最新事情
2013年01月26日号倒産は増えるのか、それとも減るのか? 確かに減少基調は続くが、実は水面下ではそのリスクが確実に高まっている。
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特集
倒産危険度ランキング
2013年01月26日号安倍政権が矢継ぎ早に景気浮揚策を打ち出している。が、その実態は倒産の先送りでしかなく、倒産リスクはむしろ高まっている。上場企業3127社を総点検した倒産危険度ランキングを軸に、大企業の崩壊と中堅・中小企業の劣化という二つのルートから、倒産の最新事情を追った。
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特集 Part2
【大図解】 日本列島に逃げ場なし! 地方経済崩壊マップ
2013年01月26日号日本全土で崩れつつある地方経済。地元の人々の暮らしを支えていた大型工場の閉鎖や地場産業の衰退は、一つ一つの苦境が集まって、大きな“危険地帯”として浮き上がっている。
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特集 Part2
【ゼネコン】 復興需要で人件費が高騰 西の建築系ゼネコンが危ない!
2013年01月26日号西と東で明暗がくっきり分かれているのがゼネコン業界だ。背景には復興需要がある。建設不況で職人が減っていたところに、東北の工事が急増。全国から職人が押し寄せたため、特に西日本で職人不足が深刻化するとともに、全国的に人件費と資材コストが高騰し、そのまま高止まりしている。それでも、東日本のゼネコンには復興需要が取れるといううまみがある。が、西のゼネコンはそれも望めず、コスト増に苦しむばかりなのだ。
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特集 Part2
【鉄鋼】 新日鐵住金の誕生に戦々恐々 統合でくすぶる子会社の淘汰
2013年01月26日号激化するグローバル競争下での親会社の生き残りのため、その子会社や関連会社の再編・淘汰が進む──。今、その台風の目になろうとしているのが、昨年10月に旧新日本製鐵と旧住友金属工業の統合で誕生した新日鐵住金だ。新日鐵住金の裾野はとてつもなく広く、子会社、関連会社だけで数百社に上り、統合によって業態の似通った会社が複数ぶら下がった状況になっているのだ。親の統合前に再編がすでに済んだ会社もあるとはいえ、再編や淘汰で効率化が必要な会社も残っており、関係者は戦々恐々としている。
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特集 Part2
【海運】 三光に続き第一中央が黄色信号 造船所・船主に連鎖倒産の危機
2013年01月26日号三光汽船に続き、第一中央汽船の経営に黄色信号がともり始めた。海運会社の倒産は、造船所や船主にも連鎖しかねない。
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特集 Part2
【電機】 安倍政権誕生で勢いづく シャープ救済案の“落とし穴”
2013年01月26日号自民党政権になって続々と浮上する、経済再生のための公的支援やファンド構想。それらはシャープを本当に救えるのか──。
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特集 Part2
【電機】 “シャープ依存”の末期症状 水面下で始まった下請け破綻
2013年01月26日号シャープさんと取引している──。数年前まで優良中小企業の“証し”だった関係は、今や巨大なリスクに暗転している。
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特集 Part3
イエローカード企業全60社リスト イエロー寸前企業全85社リスト
2013年01月26日号「資金繰りに懸念」「10期連続で営業赤字」「債務延滞」「債務超過」──。企業としては、まさに崖っぷちとしか言いようのない文言がズラリと並んでいる。業績の急激な悪化や売上高の大幅減など、その企業の存続が危ぶまれると監査法人が判断した場合、経営者は決算書で世間にその事実を表明しなければならない。
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特集 Part3
【社長反論!】コネクトホールディングス(ワースト3位) 長倉統己(社長兼CEO)インタビュー
2013年01月26日号携帯電話向けのソフトウエア開発を手がける子会社コネクトテクノロジーズが、競合他社の増加や営業力の弱さもあり受注が減少し、毎年赤字を出す状態が続いていた。黒字化に向けて長期的な視点で立て直す選択肢もあったが、財務の改善を優先するため、12年9月時点で当社の筆頭株主であり社外取締役の佐藤辰夫氏に売却した。
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特集 Part3
上位企業の惨状から浮かぶ 疲弊した本業と不正の横行
2013年01月26日号業界を代表する大手企業も上位に名を連ねる倒産危険度ランキング。窮地に立たされた、その経営と財務の実情を探る。
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特集 Part3
社長の性格から業界内の噂まで 「危ない会社」の見分け方
2013年01月26日号取引先の倒産で債権が焦げ付いた──。そんなリスクを回避するための危ない会社の見分け方を、信用情報のプロに聞いた。
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特集 Part4
【為替 穀物 資源】 相場乱高下の悲喜こもごも 円安におびえる畜産業界の憂鬱
2013年01月26日号全国屈指の畜産王国、宮崎県の都城市で養豚を営んできたながやまファームが、昨年11月に1回目となる不渡りを出し、正月明けに倒産した。「この相場ではながやまファーム以外も、到底やっていけない」と九州の畜産関係者はこぼした。今、畜産業界が悲鳴を上げている。
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特集 Part4
【地場名門の転落】 全国で相次ぐ老舗企業の破綻劇 背景に透ける銀行との関係希薄化
2013年01月26日号年の瀬も押し迫った昨年12月27日、観光客でにぎわう小樽市の運河沿いに本社を構える老舗企業が、自己破産を申請した。公共事業の削減で行き詰まったという。その会社とは、建築資材卸の清水鋼機。創業は1888(明治21)年と古く、地元では名の知れた存在であり、かつてなら地元銀行が何としても支えたであろう名門だった。
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特集 Part5
倒産危険企業が653社! Zスコアでリスクを事前把握
2013年01月26日号倒産リスクを事前に知る方法はないのか──。企業のそんな望みをかなえたのが「Zスコア」だ。米国の経済学者、エドワード・アルトマンが1968年に考案したもので、倒産危険度を短期の資金繰りの状態など、五つの指標の合計値により、はじき出している。
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特集 Part4
友田信男(東京商工リサーチ取締役情報本部長)インタビュー
2013年01月26日号景気対策を最優先する自民党に政権が移行したからといって、倒産が減少すると考えるのは楽観的かもしれない。倒産に対する私の見立てはこれまで通り、増加する方向で変わらない。大型の補正予算が組まれ、建設業界を中心にバラマキ期待が高まっているが、効果が表れるまでにはタイムラグがある。
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特集 Part4
取りっぱぐれない債権回収術 商品の引き揚げには細心の注意
2013年01月26日号取引先からの債権回収は営業マンの基本だ。強引な回収で問題を起こすことがないように、主なポイントを押さえていこう。
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特集 Part4
【事件、トラブル】 容疑が誤りでも信用失墜 金融機関は資金引き揚げ
2013年01月26日号粉飾に手を染めた疑いが強まったとして、マンション開発のランド(横浜市)が神奈川県警と証券取引等監視委員会から家宅捜索を受けたのは昨年末のことだ。実際には債務超過に陥っていたにもかかわらず、約20億円の資産を水増ししたほか、資産超過と偽った有価証券報告書を提出した疑いが持たれたのだ。
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特集 Part4
【デリバティブ】 本業好調でも突然の経営危機に 銀行都合で決まる企業の命運
2013年01月26日号本業は好調なはずの企業が、突然、経営危機に陥る──。そんな恐ろしい事態を引き起こすデリバティブ被害が後を絶たない。決められた価格で外貨を取引する権利を売買する「為替デリバ」などがその典型。2004~07年の円高時、輸入価格高騰に苦しんでいた企業や投機目的の企業が、銀行とせっせと契約を結んだ。