記事一覧:特集10409

  • 特集 Part2
    【公共施設・学校】 市役所が半壊した水戸市 遅れる防災拠点の耐震化

    2013年02月09日号  

    「現在地での建て替えでも5年数カ月かかる見込みです」こう語るのは、茨城県水戸市の本庁舎整備担当者だ。水戸市は東日本大地震で震度6弱の揺れに見舞われた。地震による被害は多方面に及んだが、市民を驚愕させたのが市役所本庁舎の半壊だ。防災拠点となる地域の要、本庁舎の柱や壁に亀裂が入り、震災直後から使用禁止となったのだ。

  • 特集 Part2
    【橋】 滋賀県や高知県は修繕率0% 市町村はほとんど手付かず

    2013年02月09日号  

    東海と近畿をつなぐ主要道路の一つ、国道1号線。道路を建設する際、最大の難関といわれたのが木曽川など三つの大きな川だ。かつては渡し船を利用するなど不便を強いられていた。それだけに桑名市の長良川と揖斐川に架けられた伊勢大橋の存在は大きい。長さ約1.1キロメートルの長大橋で、地域を結ぶ文字通りの架け橋となっている。

  • 特集 Part3
    「東高西低」「土高建低」が顕著 中堅ゼネコンの天国と地獄

    2013年02月09日号  

    国土強靭化銘柄として注目されることが増えたゼネコン各社だが、その得意分野などによって明暗がはっきりとしてきた。大手30社のランキングで、ゼネコン各社の実力を比べてみた。

  • 特集 Part2
    【Column】 “バブルの塔”崩壊の危機!? 都庁の設備更新費に780億円

    2013年02月09日号  

    「バブルの塔」とやゆされながらも、1569億円の巨費を投じて建設された東京都庁舎。1991年の開庁から20年余りを経て、来年、第1庁舎および第2庁舎の空調や電気、給排水菅などを一新する大規模な設備更新工事が着手される。都は2月中にも、具体的な更新工事計画をまとめる方針だ。

  • 特集 Part2
    【高速道路】 首都高で進む老朽化に 高笑いをするゼネコン

    2013年02月09日号  

    老いる日本のインフラ──。そのシンボル的な存在が、初開通(京橋~芝浦間)から昨年12月20日に半世紀の節目を迎えた、首都圏を蜘蛛の巣状に走る首都高速道路(首都高)だ。1月28日に開かれた国土交通省の作業部会。首都高速道路会社の菅原秀夫社長は、老朽化した道路の更新(造り替え)や修繕費用を、通行料金のみで賄う場合、10%程度の値上げが必要だと訴えた。

  • 特集 Part5
    公共工事バブルに乗れないランキング1026社 (全国平均総合得点 48.1)

    2013年02月09日号  

  • 特集 Part4
    【Column】 バブルの陰で資金繰り不安 変われぬ体質が招く倒産増加

    2013年02月09日号  

    公共事業の削減で身を縮めていた建設業界に追い風が吹く。だが、浮かれてバブルに踊ってしまうと、その先には落とし穴が待っている。

  • 特集 Part4
    全国縦断 地方ゼネコンの現実

    2013年02月09日号  

    ここ十数年間で、地方の建設会社は疲弊し切っており、容易には立ち直れない。悪戦苦闘する建設会社の現実を徹底取材、全国縦断レポートとしてお伝えする。

  • 特集 Part5
    “バブルに乗れない”ランキング

    2013年02月09日号  

    西日本の建設業協会の担当者の元には、最近、ある内容の問い合わせが相次いでいるという。 「補正予算が決まり、執行されて仕事が発注されるのはいつくらいになりそうなのか」 「国土強靭化」が打ち出され、全国の建設会社は一様に元気を取り戻している。地方は土木工事を中心とした会社が多いだけにそれもうなずける。しかし担当者は、「その中でもかなり温度差がある」と打ち明ける。

  • 特集 Part1
    【Column】 安倍政策後退、世界景気失速 いまだ残る“円高”のリスク

    2013年02月02日号  

    現在の円安トレンドには、二つのリスクがある。一つは“円安の行き過ぎ”、もう一つは“円高に逆戻り”である。後者の可能性も、まだ消えてはいない。要因となるのは、まず安倍政権の金融・経済政策の後退だ。安倍首相が打ち出した政策は、大胆なだけに「はたしてどこまで実行可能なのか」との疑念も多い。与党内も決して一枚岩ではない。

  • 特集 Part1
    米景気回復で来年は100円も 円安ドル高基調は長期継続する

    2013年02月02日号  

    急速な円安はどこまで続くのか。本誌編集部では10人の識者に円相場の先行きについてアンケートを実施した。目先は一服だが年末にかけ再度円安が進行しそうだ。

  • 特集 Part1
    止まらない海外投機勢の円売り 長期的な流れも円安方向に変化

    2013年02月02日号  

    安倍晋三・自民党総裁の発言から始まった円安への流れは、当初の予想を超えた奔流となりつつある。背景には、世界景気の回復と日本経済の構造変化がある。もはや簡単には止まりそうにない。

  • 特集
    円安に乗る! 株・投信・外貨投資

    2013年02月02日号  

    長らく続いた円高トレンドが大きく転換し、円安の流れが定着しつつある。きっかけは昨年10月の安倍晋三・自民党総裁の「大胆な金融緩和でデフレ脱却と円高是正を目指す」との発言だが、背景には日本を取り巻く環境の大きな変化がある。為替相場の潮目が大きく変わる今こそ、外貨投資の千載一遇のチャンスだ。さあ、円安に乗ろう!

  • 特集 Part2
    円安転換で海外投資の好機 “守り”と“攻め”の外貨投資法

    2013年02月02日号  

    円安到来で、資産運用の前提も変わった。今は海外に投資する絶好の機会だ。同時にそれは、円安がもたらすリスクへの防衛策でもある。どう投資すべきか、何に投資すべきか、徹底解説する。

  • 特集 Part2
    【ETF】 手軽に世界へ分散投資 信託報酬の低さが最大の魅力

    2013年02月02日号  

    コストが低く、わかりやすく、投資信託の中でもお薦めとされることが多いインデックスファンド。そのライバルが、ETF(上場投資信託)だ。実際、この両者は共通点が多い。どちらも基本的に、さまざまな市場の動きを示す「指数」への連動を目指す運用方針を取る。要は“市場平均並み”が目標ということで、例えば株式なら、株価指数を構成する銘柄を、そのままそっくり買う。

  • 特集 Part2
    【投資信託】 リスクに見合ったリターンで 保有コストが低い商品を選ぶ

    2013年02月02日号  

    海外に投資する投資信託は、1000本超もある。その中からどうやって“よい投信”を選べばよいのか。人気のものがよいものとは限らない。売れている投信は、金融機関や販売会社の利益が大きい“売りたい投信”であるのが、現実だ。「投資信託事情」の島田知保編集長は、投信選びのポイントを三つ挙げる。

  • 特集 Part2
    主要8通貨全予測

    2013年02月02日号  

    対ドルで円安が進む為替相場。米国や中国など海外景気の回復で、主要通貨はどう動くのか。主要8通貨の為替レートを予測してもらった。

  • 特集 Part2
    【FX】 ケタ違いの低コストは魅力だが 高レバレッジはリスクが過大

    2013年02月02日号  

    コストという面で見れば、FX(外国為替証拠金取引)は最も優秀だ。ほとんどの場合、かかるコストは為替手数料に相当する「スプレッド」のみ。しかも業者間の激烈な競争でその水準は下がり続け、今や米ドルで1ドル当たり0.5銭以下も珍しくない。ついには0.11銭というところも現れた。店舗型銀行の外貨預金と比べると、実に900分の1である。

  • 特集 Part3
    円安効果は3兆円! メリットが大きい7セクター

    2013年02月02日号  

    長らく円高ドル安に苦しんできた多くの企業が、円安に転じたことでにわかに活況を呈している。また、安倍新政権は円安誘導のみならず、10兆円規模の緊急経済対策も打ち出したことから、相乗効果で株式市場は大にぎわいだ。では、円安と経済対策の効果は企業の業績にどれほどのインパクトを与えるのか。

  • 特集 Part2
    【外貨預金・外貨建てMMF】 リターンもコストもMMF有利 店舗よりネットのほうがおトク

    2013年02月02日号  

    外貨建て投資を行おうというとき、特に初心者では、まず外貨定期預金が頭に浮かぶ人も多いだろう。預金だけに、安心感がある。外貨預金と同じような感覚で運用ができるものとしては、外貨建てMMFがある。これは投資信託の一種だが、高格付けの短期債券などで運用されているため、安全性は高い。では、どちらがよいのだろうか。比較のポイントは、リスク、金利(利回り)、為替手数料、換金性、税金など。取扱金融機関によっても差があるので、要チェックだ。

定期購読キャンペーン

記者の目

  • 編集部 鈴木洋子

    〆切で積んでるエルデンリングDLC、早くクリアしなくちゃ

     大人になりゲームから離れていた私の元に結婚祝いとしてWiiが来たのは2008年のこと。「ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス」のとりこになり、エンディングでは床に崩れて大泣きし、それからずっとゲームが大好きです。今回「ゲーマーの平均年齢は37歳」と知って安堵したのは内緒です。
     生まれた子どもは知育ゲームとマインクラフト、Robloxに夢中。わが家の娯楽の真ん中にゲームはいます。
     今号の特集では、依存症の問題は取り上げませんでしたが、産業・文化・社会の中で重要性を増すゲームと、どう付き合うかを、多くの方が考えるきっかけになれば幸いです。さて、〆切終わったしそろそろエルデンリングDLCクリアしなくちゃ。

  • 編集部 片田江康男

    寒さに負けないゲームのコンテンツ力

     自宅近くの公園を通りかかった際に、小中学生5~6人が公園のベンチに下を向いて座っていました。手にしていたのはNintendo Switch。お菓子や飲み物まで用意して、寒空の下で没頭していました。
     私が子どもの頃は、ゲームを持っていて、家に上がっていい友人宅に集合したものでしたが、新型コロナウイルスのまん延を経て、そんな遊び方はなかなか実現しなくなったようです。
     それにしても、寒風吹きすさぶ中でも、子どもたちを夢中にさせるゲームのコンテンツ力には脱帽です。私も読者の皆さまが夢中になる特集をお届けできるよう、精進してまいります。2025年もよろしくお願いいたします。

最新号の案内2025年1月18日号

表紙

特集日本のゲーム

半導体や鉄鋼並みの外貨獲得力を持つ日本のコンテンツ産業。その中で最大規模を持ち、成長を続けるのがゲームだ。世界市場は2028年には50兆円にも届くといわれており、外貨獲得産業として国も支援に乗り出した。一方、業界の「ゲームシステム」は急速に…

特集2役所&日銀出身の社外取締役報酬ランキング

社外の客観的な目が企業経営にとって重みを増す中、社外取締役が役人の有望な再就職先となっている。「行政経験を積み、企業経営にも一定の理解がある官僚OB・OGは貴重」との見方がある一方、「形を変えた天下り」といった否定論も。彼らが高額報酬に見合…