記事一覧:特集10409

  • 特集 Part3
    巨大組織を統べる幹部自衛官 過酷な出世レースの全内幕

    2014年06月21日号  

    22万人に上る自衛隊員を指揮するのが幹部自衛官と呼ばれるエリートたち。彼らはいかなる試練を乗り越え、巨大組織を統べる幕僚長へ上り詰めるのか。過酷な出世レースの内幕に迫る。

  • 特集 Part3
    【自衛隊超入門】 22万人の巨大組織とカネ

    2014年06月21日号  

    一口に自衛隊といっても、対テロの特殊部隊員からブルーインパルスのパイロットまで仕事はさまざま。また階級も多く、一佐とは企業で言うところの部長に相当するらしい。どんな組織があって、幾つの階級に分かれているのか。自衛隊のイロハを図解した。

  • 特集 Part2
    米国に全ての技術が奪われる! 戦闘機開発に残る“不平等条約”

    2014年06月21日号  

    緻密かつ高い技術力で、世界の国防関係者から評価されてきた日本の防衛産業。だが、例外がある。“戦闘機”の開発だけは、米国に技術の根幹を握られているのだ。この構造問題を探った。

  • 特集 Part2
    海外の国防関係者が熱視線 輸出兵器の最右翼はこれだ!

    2014年06月21日号  

    武器輸出三原則が見直され、にわかに兵器輸出への期待が高まるが、実はすでに海外の国防関係者から熱視線を浴びている国産兵器も少なくない。“有力商品”を徹底予想する。

  • 特集 Part3
    【Column】 基地の常識は世間の非常識 脱藩組の成功確率は1割?

    2014年06月21日号  

    自衛隊という組織に一度どっぷり漬かってしまったら、自衛隊に嫌気が差したとしても、民間企業に転じることは避けた方が無難だろう。空自出身で、「すしざんまい」という一大チェーン店を築いた木村清社長のように、華々しく活躍しているOBも少なくないのに、なぜか。

  • 特集 Part3
    【ルポ】 基地城下町を歩く

    2014年06月21日号  

    首都圏から程近い静岡県。多くの有力メーカーが拠点を構える一方で、自衛隊の主要基地も密集する。そのお膝元の軍郷で、基地はどういった存在なのか。陸自と空自それぞれの基地城下町を歩いた。

  • 特集 Part3
    空母、原潜、核保有は損か得か 経済合理性をプロが一刀両断!

    2014年06月21日号  

    中国の軍事的脅威の拡大で、日本も空母や原子力潜水艦、あるいは核兵器を持つべきという意見が一部で高まっている。それらは果たして“割に合う”のか。軍事の専門家に聞いた。

  • 特集 Part3
    前代未聞! 高級幹部が本音を大放談

    2014年06月21日号  

    陸海空の自衛隊が働きたいランキング(大手口コミサイト、ヴォーカーズの官公庁・独立行政法人業界編)で見事、トップ10入りを果たした。が、実際には表では言いにくいこともあるようで、幹部自衛官たちに本音を大放談してもらった。

  • 特集 Part3
    【Column】 うなぎ上りの「J婚」人気 自衛官が夫に最適の訳

    2014年06月21日号  

    J婚なる言葉をご存じだろうか。聞けば自衛官との結婚を指す新語らしい。婚活中の女性の間で今、自衛官の人気がうなぎ上りなのだという。

  • 特集 Part3
    ハニートラップからSNSまで 自衛官を狙う最新スパイ大作戦

    2014年06月21日号  

    諜報員といえば、「007」や「ミッション:インポッシブル」のようなスパイ映画のイメージが根強い。だが、現代のスパイは、顔を見せないまま情報を奪っていくという。

  • 特集 Part3
    潜水艦の建造は癒着の温床? 微妙な海自と三川の三角関係

    2014年06月21日号  

    自衛隊から多くの天下りを受け入れている三菱重工と川崎重工。三川と称されるこの2社は毎年交互に潜水艦の建造を防衛省から受注してきた。海自と三川の微妙な三角関係に迫る。

  • 特集 Part3
    将官の天下り先トップ10が 防衛大手と完全一致の“蜜月”

    2014年06月21日号  

    将官の天下り受け入れ数の上位10社が、防衛省からの契約高上位10社と完全に一致していたことが、本誌の調べで分かった。防衛大臣の承認を受けているとはいえ、癒着の疑念も残る。

  • 特集 Part3
    【Column】 戦闘食を本誌記者が食レポ! 「ミリメシ」の味わい深い世界

    2014年06月21日号  

    ミリタリーファンの間で、根強い人気を持つジャンルがある。軍用の携行保存食「ミリメシ」だ。世界的にも評価が高い自衛隊のミリメシを、本誌の“グルメ記者”が徹底レポートする。

  • 特集
    待ち受けるのは競争か共生か ロボット・AI革命

    2014年06月14日号  

    インターネットに続く次の産業革命の主役はロボットかもしれない。今、日本、米国をはじめ、世界中がロボットと、その頭脳である人工知能(AI)の開発に力を注いでいる。テクノロジーの爆発的進化から、いずれは人間の能力を超えるとの懸念すら出始めた。そのとき、われわれの仕事と産業はどんな影響を受けるのだろうか。

  • 特集 Part3
    ロボットが変える 「産業と仕事」

    2014年06月14日号  

    平べったい頭に二つの目。二足歩行はできないが、2本の腕は肩、肘、手首と三つの関節を持ち、自由自在に動かすことができる──。川田工業が開発したロボット「NEXTAGE(ネクステージ)」は、これまで日本で普及してきた産業用ロボットの武骨な外見とは、まったく異なる。親しみやすい人型をしているのだ。

  • 特集 Part1
    【図解】 ロボット産業と市場の全て

    2014年06月14日号  

    今年4月24日、来日していたオバマ米大統領は、東京・台場の日本科学未来館を訪れ、“2人”のロボットと対面した。1人はホンダの「ASIMO」。日本を代表する二足歩行ロボットだ。そしてもう1人は、東京大学発のベンチャー企業SCHAFT(シャフト)が開発した、やはり二足歩行のヒト型ロボットだった。福島第1原子力発電所のような人間が入り込めない環境で働くことを目的としたものだ。

  • 特集 Part3
    【シリコンバレー発】 人工知能が人間を超える日 「シンギュラリティ」は近い

    2014年06月14日号  

     「2029年には世界は脳のリバース・エンジニアリングを終え、人工知能は人間と同等の能力を持つようになり、45年には人間の従来の理解力を超えた超人工知能が生まれる」この「シンギュラリティ(特異点)」説を唱えて人々を驚かせたのは、レイ・カーツワイル氏だ。発明家、未来学者として知られ、テキスト読み上げ機やフラットベッド・スキャナー、シンセサイザーなど、彼が発明して現在まで受け継がれている技術は数多い。また人間のチェス・チャンピオンがコンピュータに打ち負かされるときやインターネットがごく普通の人々に浸透するのを正しく予言したことでも有名になった。

  • 特集 Part2
    【Column】 1兆個のセンサーをばらまく 地球規模プロジェクトの狙い

    2014年06月14日号  

    2023年までに、年間1兆個という大量のセンサーを使う社会をつくる──。米国発で、「トリリオン・センサー」と呼ばれるプロジェクトが進んでいる。提唱者は米国の半導体会社フェアチャイルドセミコンダクター社の副社長であるヤヌス・ブリゼック氏。MEMS(微小電気機械素子)分野の第一人者だ。

  • 特集 Part2
    【シリコンバレー発】 “インターネットの聖地”は今 ハードウェアにシフト中

    2014年06月14日号  

    去る5月末、サンフランシスコで風変わりなイベントが開かれた。その名も「SolidCon(ソリッドコン)」。ソリッドとは硬いもの、つまりハードウェアの意味だ。インターネットのサービス会社の起業が続いてきたシリコンバレーでは、これまでスクリーンの中で起こることばかりが取り沙汰されてきた。スクリーンの中で動くソフトウェアの開発にはそれほど創業資金も掛からないので、大学を卒業するかしないかの若者まで皆、2、3人でチームをつくって簡単に起業しようとする。まるでスポーツでもやろうかといった気軽さである。

  • 特集 Part2
    新たな産業革命に 世界中が動き出した

    2014年06月14日号  

    グーグルに買われるとは、こういうことか──。ある日本のロボット開発関係者は、「SCHAFT(シャフト)」のウェブサイトで“空クリック”を繰り返しながら実感した。シャフトとは、東京大学の助教だった中西雄飛氏と浦田順一氏による二足歩行のヒト型ロボットの開発企業。2012年5月に2人で大学の研究室を辞め、設立した。起業当初、日本のベンチャーキャピタルからは決して十分な資金は集まらなかったが、意外なところが開発資金を出してくれた。米国防総省である。

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記者の目

  • 副編集長 千本木啓文

    ホンダと日産は「普通の会社」になってよいのか?

     ホンダと日産自動車の社風は対照的です。
     日産は政治的な会社で、創業者の鮎川義介氏は満州の発展を政府から任された産業界のリーダーでした。日産の源流、久原財閥を率いた久原房之助氏(鮎川氏の義弟)は政治家に転身後、政界にカネをばらまいたり、二・二六事件に関わったりし、「昭和史の怪物」と称されました。一方、たたき上げのエンジニアである本田宗一郎氏が戦後創設したホンダは、政府と裏で手を握る政界工作が不得手です。
     近年、両極にあった2社の個性は薄まり中道に寄ってきていました。統合してさらに普通の社風の会社になってしまうのは残念ですし、それで創業家が統べるトヨタやモーレツ主義のBYDに勝つのは難しい気がします。

  • 編集部 重石岳史

    「年賀状仕舞い」に募る心配事

    「時代の流れもあり本年をもちまして年賀状仕舞いをさせていただきます」。今年の正月も、そんなあいさつを記した年賀状が友人から届きました。日本郵便によれば、今年の元日に全国で配達した年賀状は前年比34%減の4億9100万通。「年賀状仕舞い」が各家庭で起きているとみられます。
     日本郵便といえば、宅配便の配達で苦情が出た際などに、委託業者から不当に高額の違約金を徴収したことが明るみに出ました。協業先のヤマト運輸とも、委託業務の見直しを巡りもめているようです。「時代の流れ」に取り残され、経営に余裕がなくなっているのだとすれば心配になります。配達員へのエールも込めて、私は年賀状仕舞いを当面しないつもりです。

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表紙

特集ホンダ・日産の命運

急転直下の婚約劇ーー。ホンダと日産自動車が経営統合に向けた検討に関する基本合意書を締結した。昨年、両社に三菱自動車を加えた3社は「自動車の知能化・電動化」領域において提携しており、協業を深化させることになった。3社の販売台数は837万台とな…

特集2半導体の覇者

生成AI(人工知能)と地政学リスクという二大ファクターが半導体バブルを膨張させている。AI半導体市場の拡大で、米エヌビディアと台湾積体電路製造(TSMC)が業界の頂点に立ち、これまでの盟主だった米インテルと韓国サムスン電子が凋落する構造変化…