記事一覧:特集10409

  • 特集 Part2
    【Column】 仙台二高は応援団パワーで 「霞ヶ関北稜会」を結成

    2016年11月19日号  

    仙台では毎年5月、「杜の都の早慶戦」と呼ばれる仙台第一高校(一高)と仙台第二高校(二高)による野球定期戦がある。「定期戦の主役は、生徒にとっては野球部よりむしろ応援団」と語るのは、二高で2期目の女子卒業生となった伊澤優花。

  • 特集 Part2
    東京もんに負けとれん! 中央で闘う地方組の矜持

    2016年11月19日号  

    北海道札幌南高校と石川県の金沢大学附属高校の2校は、全国屈指の中央への人材輩出校。地元の誇りを胸に日々闘う彼らは、同郷同士励まし合い、また素に戻れる場を持っている。

  • 特集 Part2
    【2005年・札幌南高校卒業】 長沼真太郎(BAKE社長)インタビュー

    2016年11月19日号  

    高校時代は野球部でキャプテンを務めました。高校生活は野球漬け。まったくと言っていいほど勉強はしませんでした(笑)。吹雪の中、毎日自転車で通った経験が、今でも「東京には負けない」という意識の根底にあります。

  • 特集 Part2
    【1968年・修猷館高校卒業】 小川 洋(福岡県知事)インタビュー

    2016年11月19日号  

    修猷館高校の校風は「質実剛健」「自由闊達」。学校全体が開放的で、運動会などの行事で「自己責任」を貫徹させようという雰囲気がある一方、先輩後輩の上下関係は非常に厳しかったと思います。

  • 特集 Part2
    【1961年・修猷館高校卒業】 久保田勇夫(西日本シティ銀行会長)インタビュー

    2016年11月19日号  

    私が大蔵官僚時代に強く感じたのは、福岡が東京で非常に軽視されているということです。その理由は、明治維新後に薩長土肥が政官界の主流派となり、福岡がいわば置き去りにされたこと。その影響もあって福岡には自主独立、反権力の思想が今も根強いことが大きいと思います。

  • 特集 Part2
    政官財に人脈連ねる地方名門 修猷館の知られざる結束力

    2016年11月19日号  

    首都圏の名門校が力を持つ東京で、地方から政官財界へあまたの人材を送り込む公立校がある。福岡県立修猷館高校だ。230年余の歴史を背景にした結束力は、全国随一ともいわれる。

  • 特集 Part2
    【1968年・北野高校卒業】 上田成之助(元京阪電気鉄道社長)インタビュー

    2016年11月19日号  

    北野高校に入学してまず驚かされたのが、授業レベルの高さです。中学校では学年トップでしたが、高校ではクラスで真ん中より下。北野は文武両道で知られていますが、僕はとにかく勉強で追い付こうと必死でした。

  • 特集 Part2
    【1981年・灘高校卒業】 西村康稔(衆議院議員)インタビュー

    2016年11月19日号  

    私は今、TPP特別委員会理事をしていますが、経済産業省や農林水産省の審議官級にも灘高校の先輩後輩が多くいます。

  • 特集 Part3
    これぞわが校のソウルフードだ! たまり場だ!!

    2016年11月19日号  

    青春時代に食べたソウルフードは何か。地元でのたまり場はどこなのか。名門各校に、在校生や卒業生のソウルフード、卒業生がよく集まる地元の飲食店を尋ねた。大企業のお偉いさんになっても、自由になる金を蓄えても、昔に親しんだ素朴な味は忘れられない。地元で仲間と集えば、昔話が最高のつまみになる。

  • 特集 Part3
    【九州】

    2016年11月19日号  

    福岡公立高校の“御三家”と呼ばれ、九州大学進学者数を毎年競い合う修猷館高校、福岡高校(福高)、筑紫丘高校。中央政官財界への人材輩出力では一頭地を抜く修猷館だが、最近、OBがじだんだを踏む“敗北”を味わった。福高出身の東京工業大学栄誉教授、大隅良典がノーベル賞(生理学・医学賞)を受賞したからだ。

  • 特集 Part3
    地元で働きますか?

    2016年11月19日号  

    名門校の卒業生は地元で就職するのか。各校に、2000年度以降の卒業生のおよそ何割が学校所在地の都道府県、および所在地の地方で就職したかを尋ね、学校が推定する地元での就職の割合をまとめた。地方の名門校には進学や就職で地元を離れる上京組が多い。

  • 特集 Part2
    異才が集う関西の名門私立 灘の自由で個性的過ぎる系譜

    2016年11月19日号  

    西日本を代表する私立進学校といえば、兵庫県神戸市の灘高校である。1968年には東大合格者数で日本一となった学びやに集うのは、自由で個性的過ぎる異才たちだ。

  • 特集 Part3
    【中国・四国】

    2016年11月19日号  

    中国・四国で進学実績ナンバーワンの高校として誰もが名前を挙げるのは、広島市の広島学院高校だ。今年も東京大学と京都大学へ各20人の合格者を出し、他を寄せ付けない強さを誇る。原爆で焼け野原となった広島の復興を教育で支援しようと、カトリック男子修道会のイエズス会が1956年に設立したのが起源。中高一貫の私立男子校で、姉妹校に六甲学院高校(神戸市)、栄光学園高校(神奈川県鎌倉市)、上智福岡高校(福岡市)がある。

  • 特集 Part3
    【中部】

    2016年11月19日号  

    2015年末のとある日。名古屋市内のホテルで、トヨタグループのメンバーによる“秘密”のうたげが開かれていた。トヨタ自動車の専務である吉田守孝や常務の山本卓などの重鎮をはじめ、計150人もの社員が集い、歓談の時を過ごした。彼らには、一つ共通することがあった。それは、全員が東海高校の出身ということだ。

  • 特集 Part3
    【Column 宮城】 「杜の都の早慶戦」で築く 仙台一高と仙台二高の絆

    2016年11月19日号  

    仙台では毎年5月、市を挙げて盛り上がる伝統行事がある。それは仙台第一高校と仙台第二高校による野球定期戦。両校の矜持と絆を示す絶好の機会で、アイデンティティーとなっている。

  • 特集 Part7
    【完全保存版】 卒業生&教育方針 全国名門128校リスト

    2016年11月19日号  

    名門校には確固たる教育理念や教育方針があり、社会で活躍している人材輩出につなげている。本誌は全国128の有名校について独自調査を行い、名門の力をまとめた。

  • 特集 Part3
    【Column】 名物「仮装卒業式」に見る 札南特有の生徒・教師の距離

    2016年11月19日号  

    札幌南高校(札南)の卒業式には、1974年から仮装して出席するという伝統があり、そこには札南の校風が凝縮されている。もともと72年に制服が廃止され、卒業式に何を着ていけばいいか迷った生徒が羽織はかまを着て出席したことが始まりだった。その後は弁慶の格好をしたり、ウルトラマンになってみたりと、生徒たちは高校生最後の日に一花咲かせようと工夫を凝らす。

  • 特集 Part2
    友と集い、故郷の味に舌鼓 地方名門校 東京たまり場マップ

    2016年11月19日号  

    在京の地方名門校出身者にとって、東京で郷里の友が集まったり、地元の味が楽しめたりする店は何よりの憩い。仕事での経験値も豊富な名門高校卒業生の行きつけということは、そのクオリティーに部外者も満足できよう。

  • 特集 Part3
    【北海道・東北】

    2016年11月19日号  

    「一昔前までは知事も市長も県庁幹部、市役所幹部、議会もみ~んな札南出身者が占めていた。一声掛ければ、みんな集まったものなんだけど、最近はそうでもない。時代が変わったのかね──」札幌南高校(札南)の同窓会組織である六華同窓会の幹事長、西尾長幸は憂いの表情を浮かべる。

  • 特集 Part3
    【1960年・静岡高校卒業】 鈴木与平(鈴与会長)インタビュー

    2016年11月19日号  

    母校に恩返ししたい気持ちが募って同窓会会長を引き受けました。父も息子も静岡高校にはお世話になっていますんでね(2015年11月から同窓会会長。与平の父も1963年から30年間、同会会長を務めた)。

定期購読キャンペーン

記者の目

  • 副編集長 千本木啓文

    ホンダと日産は「普通の会社」になってよいのか?

     ホンダと日産自動車の社風は対照的です。
     日産は政治的な会社で、創業者の鮎川義介氏は満州の発展を政府から任された産業界のリーダーでした。日産の源流、久原財閥を率いた久原房之助氏(鮎川氏の義弟)は政治家に転身後、政界にカネをばらまいたり、二・二六事件に関わったりし、「昭和史の怪物」と称されました。一方、たたき上げのエンジニアである本田宗一郎氏が戦後創設したホンダは、政府と裏で手を握る政界工作が不得手です。
     近年、両極にあった2社の個性は薄まり中道に寄ってきていました。統合してさらに普通の社風の会社になってしまうのは残念ですし、それで創業家が統べるトヨタやモーレツ主義のBYDに勝つのは難しい気がします。

  • 編集部 重石岳史

    「年賀状仕舞い」に募る心配事

    「時代の流れもあり本年をもちまして年賀状仕舞いをさせていただきます」。今年の正月も、そんなあいさつを記した年賀状が友人から届きました。日本郵便によれば、今年の元日に全国で配達した年賀状は前年比34%減の4億9100万通。「年賀状仕舞い」が各家庭で起きているとみられます。
     日本郵便といえば、宅配便の配達で苦情が出た際などに、委託業者から不当に高額の違約金を徴収したことが明るみに出ました。協業先のヤマト運輸とも、委託業務の見直しを巡りもめているようです。「時代の流れ」に取り残され、経営に余裕がなくなっているのだとすれば心配になります。配達員へのエールも込めて、私は年賀状仕舞いを当面しないつもりです。

最新号の案内2025年1月25日号

表紙

特集ホンダ・日産の命運

急転直下の婚約劇ーー。ホンダと日産自動車が経営統合に向けた検討に関する基本合意書を締結した。昨年、両社に三菱自動車を加えた3社は「自動車の知能化・電動化」領域において提携しており、協業を深化させることになった。3社の販売台数は837万台とな…

特集2半導体の覇者

生成AI(人工知能)と地政学リスクという二大ファクターが半導体バブルを膨張させている。AI半導体市場の拡大で、米エヌビディアと台湾積体電路製造(TSMC)が業界の頂点に立ち、これまでの盟主だった米インテルと韓国サムスン電子が凋落する構造変化…