記事一覧:特集10409件
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特集
美術とおカネ 全解剖
2017年04月01日号日本人は美術が大好きだ。広義のミュージアムには年間延べ3億人近くが訪れ、美術展には根気よく何時間も並ぶ。しかし、美の世界の裏側ではカネが行き来し、さまざまなプレーヤーがうごめいている。おカネの流れから作家の生活、歴史から鑑賞術まで網羅した。
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特集 Part2
【Column】 奇怪な画壇の独自システム 現代美術の対極で権力闘争
2017年04月01日号日本の美術界の歴史をたどると「画壇」という世界でも独特の枠組みが形作られてきた。そんな組織がどう生き永らえ、なぜ今なお続いているのか。奇怪にも映る彼らの内幕に迫った。
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特集 Part2
草間美術館が年内にも開館へ 財団法人の税制メリットとは
2017年04月01日号日本の私立美術館は、その多くが財団法人によって運営されている。美術品への相続税がかからなくなるなど税制上のメリットが大きい。そうした「アートと税制」の関係を見てみよう。
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特集 Part2
飛び交うカネ、熾烈な駆け引き 主要プレーヤーの儲けの構造
2017年04月01日号美術品を販売するギャラリー、画商や百貨店、古美術商のほか、オークション会社のビジネスモデルはどうなっているのか。素人目には分かりづらい彼らの商売の方法に迫ってみた。
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特集 Part4
縄文から明治まで! 日本美術表現を復習
2017年04月01日号縄文から明治まで続く、日本美術の流れを一挙に紹介。中国、仏教、西洋など外からの影響を受けながら、日本独自の美術を生み出していった歩みを見ていこう。
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特集 Part5
前澤友作(スタートトゥデイ社長)インタビュー
2017年04月01日号ファッション通販サイト「ゾゾタウン」を運営するスタートトゥデイの前澤友作社長が、2016年5月にバスキアの作品を62億円で落札したニュースは世界中を駆け巡った。その後、思いも寄らぬ出会いを呼ぶことに。
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特集 Part4
【贋作のミステリアスな世界】 浜の真砂は尽くるとも 世に贋作の種は尽くまじ
2017年04月01日号誰でも、最初は先達の作品(美術品)を模倣することから始める。美術品のコピーを制作するだけなら犯罪にはならないが、「贋作」を販売すれば、立派な詐欺行為となる。とはいえ、おカネが動機とは限らない、贋作者たちの屈折した内面に秘められた心理に迫った。
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特集 Part4
「宗教と世相」で分かる 西洋美術表現手法の進化
2017年04月01日号古代ギリシャ美術から20世紀美術まで、2000年以上にわたる西洋美術史は、欧州の歴史と照らし合わせながら理解していこう。そうすれば、「あの名画」が誕生した理由も見えてくる。
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特集 Part4
【摩訶不思議な骨董品】 便器も高値! 数多の武将を誘惑 戦国を変えた茶の湯道具バブル
2017年04月01日号人気テレビ番組「開運!なんでも鑑定団」で国宝級の茶碗の鑑定について真贋論争が起きたように、今でも茶器は大人気だ。しかし、戦国時代には現代人も真っ青なほどのバブルが起こっていたのだ。あの武将の死には茶器が関わっていた。
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特集 Part4
【名画事件簿】老探偵の悲哀 戦後の混乱で消えた天才画家の傑作を追え!
2017年04月01日号「捜し続けて、かれこれ70年。当時を知っている関係者も、年々減っていきます。私もいい年齢。生きているうちに、あの絵にもう一度会いたいのです」こう訴えるのは、作家・文芸評論家の稲垣真美さんだ。捜しているのは、22歳で夭折した大正期の天才洋画家、村山槐多(かいた)(1896~1919年)の油彩画「乞食と女」。
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特集 Part4
天才絵師・北斎の集大成 「富嶽三十六景」を歩こう
2017年04月01日号今も昔も日本人にとって富士山は特別。今年のゴールデンウイークには、葛飾北斎が富士山を描いた舞台を訪れる旅はいかがだろうか。
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特集 Part4
工業製品から“アート”へ 脚光を浴びる日本の手仕事
2017年04月01日号手先が器用で、細かい作業が得意といわれる日本人。古くから受け継がれてきたその優れた技巧を、日本独自の芸術として昇華させ、海外に発信する取り組みが始まっている。
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特集 Part4
現代の運慶、快慶!? “仏様”を作る仕事の裏側
2017年04月01日号飛鳥時代にまでさかのぼる仏師という職業。古くはお上や寺院がパトロンだったというが、現代の仏師の収益構造はどうなっているのだろうか。
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特集 Part4
バラエティ豊かな仏像たち もっと自由に楽しもう
2017年04月01日号若い世代にも広がっている仏像ブーム。“美術アイドル”の異名を取る和田彩花さんに、常識にとらわれない新しい仏像の楽しみ方を聞いた。
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特集 Part5
ウォーホルから草間まで 一気におさらい! 現代アート
2017年04月01日号現代アートが苦手な日本人は多いかもしれないが、一方で「どこかで見たことがある」という作品も少なくないはずだ。それだけ現代アートはすでに世の中に浸透しているのだ。せっかくなら、有名作家や背景を知ればより楽しむことができるだろう。ここでは『めくるめく現代アート』の著者、筧菜奈子さんに現代アートを一気に解説してもらう。
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特集 Part5
食わず嫌いは良くない!? 初心者でも楽しめる鑑賞術
2017年04月01日号現代アートに苦手意識を持つ日本人は多いというが、近年は人気が高まっている。日本人の作家が世界で大活躍しているのだ。初心者向け鑑賞術と併せてお伝えしたい。
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特集 Part5
【Column】 初心者でも大丈夫!? アート作品購入の心得
2017年04月01日号美術館に行くのは好きだけれど、作品の購入まではちょっとなあ──と感じている日本人は多いはず。しかし、投機と思わなければ、案外気軽に買えるのだ。ここではそのこつを伝えたい。
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特集 Part5
猪子寿之(デジタルアート集団チームラボ代表)インタビュー
2017年04月01日号テクノロジーとアートを組み合わせた美しい作品群が海外でも高い評価を得ているチームラボ。猪子寿之代表は、アートが人類の価値基準を変え、新たな世界や産業を創り出す原動力になると断じる。
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特集 Part2
【鉄道員のDNA No.4】 初めての新幹線が上陸! 第1期生の運転指導員
2017年03月25日号JR北海道発足から5年後の1992年に入社した土橋博さんは、初の高卒採用29人のうちの1人。気動車など4種類の運転士免許を持つ。転機は2011年、北海道新幹線の開業に向けて、新幹線運転士の先行養成がスタートしたときだ。JR北海道にとっては初めての新幹線運行なので、JR東日本に出向して研修を受けた。5回に分けて合計35人が出向したが、土橋さんはその第1期生である。
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特集 Part2
【鉄道員のDNA No.3】 「サバ」「カキ」養殖に進出 売れる水産物の仕掛け人
2017年03月25日号「お嬢サバ」と「オイスターぼんぼん」。いずれも、JR西日本の石川裕章さんが“仕掛けた”水産物である。サバでは鳥取県と、カキでは広島県ファームスズキと提携することで水産物の養殖事業に参入している。