記事一覧:特集10409

  • 特集 Part3
    10 踏み出す力
    11 感情力

    2017年04月22日号  

    東京大学の合格者数でトップに君臨し続ける名門の中高一貫校、開成。豊田剛一郎と瀧口浩平はいずれもその狭き門を突破した“神童”だった。その後、豊田は東大医学部合格と“王道”を歩むも、瀧口は開成中学を中退。人生は正反対の軌跡をたどった。

  • 特集 Part3
    21 自己責任を貫く力

    2017年04月22日号  

    高校2年生のとき、菊池紳は家を飛び出して一人暮らしを始めた。月8万5000円の4畳半の部屋。飲食店や家庭教師のアルバイトで生活費は全て自分で稼いだ。「一人で食べていける」という自信がついていた。

  • 特集 Part3
    20 夢中になる力

    2017年04月22日号  

    小学3年生のころ、矢島里佳は図書館に並んでいた「伝記」を読みふけっていた。野口英世やマリー・キュリー……。偉人たちに共通していたのは、自分が夢中になれることを探究し続けた結果、それが社会の役に立ち、伝記にまでなったということだった。

  • 特集 Part4
    大阪大「創造力養成講座」を公開 若きイノベーターはこう育てる

    2017年04月22日号  

    今後、AI・ロボットにまねができない力を磨くことが欠かせない。その一つがクリエーティビティー(創造力)である。どうすればその力を伸ばせるのか。大阪大学の先端教育に学ぼう。

  • 特集 Part3
    24 言葉を操る力

    2017年04月22日号  

    「成人式はもう一生来ない」。同窓会を終え、眠りにつこうとした二十歳の成人式の夜。ふと当たり前の現実に直面し、須田健太郎はがくぜんとした。今の自分のまま死んだら、生きていた意味はない。せめて地球に何らかの痕跡を残したい──。

  • 特集 Part3
    27 先々を見通す力

    2017年04月22日号  

    「東京の常識に染まらず、固定観念に縛られなかった」。福島の地元ネットワークの中で、高校まで都心から離れて育った履歴が佐藤航陽の自由な発想力や生き方を支えた一要素に映る。

  • 特集 Part3
    23 自己表現力

    2017年04月22日号  

    「誰ですか~」「I hate you!」「ゴンシーファーツァイ(恭喜発財)」。樋口亜希の住まいには日英中3カ国語を話す「トリリンガルオウム」がいる。それは国際色豊かな彼女の育ちを象徴する存在だ。

  • 特集 Part3
    26 PDCA回す高速成長力

    2017年04月22日号  

    「そんなの無理だよ」。幼き日の冨田和成が弱音を吐くと、彼の母はいつもすぐに訂正した。「それはあなたが無理だと思っているからでしょう」。勉強もスポーツも、結果より全力を尽くしたかどうかを大事にする母の教えが冨田に与えた影響は甚大だ。

  • 特集 Part3
    [国際系]

    2017年04月22日号  

    親が外国籍であったり海外駐在経験があったりすると、いや応なしに多様性が身に付き、自分が何者かを幼少期から考える癖がつく。

  • 特集 Part3
    25 “自分ごと”にする力

    2017年04月22日号  

    幼少期から母親と2歳年下の妹との3人暮らしだった。日中、母は働きに出ており、溝口勇児が起きている時間に帰宅することはめったになかった。妹の面倒は自分が見なければならない。4歳ごろから、「家庭を支える大黒柱は自分なのだ」という責任感が芽生えたといい、その感情が自らの原点になっている。

  • 特集 Part3
    [母の影響力]

    2017年04月22日号  

    母親の言動が子供の人格形成に大きな影響を与えるケースがある。それが仕事のやり方にもつながっている。

  • 特集 Part3
    22 人の心をロジカルに捉える分析力

    2017年04月22日号  

    幼いころの鹿野佑介は何ら不自由な思いをしなかった。「億ション」に住み、「英才教育」と自ら語るほど多くの習い事をした。小学4年で買ってもらったパソコンを自在に操り、最難関中学の受験も控えていた。

  • 特集 Part3
    落合陽一(メディアアーティスト)インタビュー

    2017年04月22日号  

    アーティストや研究者、実業家など多彩な顔を持ち、“魔術師”とも呼ばれる落合陽一氏。落合信彦氏を父に持つ若き奇才が歩んだ日常や教育に対する考え方を聞いた。

  • 特集 Part2
    【マクロ経済】計算式で構造を速習する! 思わず誰かに話したくなる 経済を読み解くGDPの真実

    2017年04月15日号  

    数ある経済指標のうちで最も重要なものといえば、やはりGDPだろう。その成り立ちを理解することが、周囲から一目置かれる経済通になるための第一歩である。

  • 特集 Part1
    【統計データで見た】 日本は「借金まみれの鈍くさい超富裕層」だ

    2017年04月15日号  

    対外純資産、政府債務残高の対GDP比、年金指数、労働生産性──など、さまざまな統計データの世界ランキングから日本経済を読み解いていくと、日本に関し、相反する二つの実像が浮かび上がってきた。

  • 特集 Part2
    これだけで十分日本に影響する海外の必須指標

    2017年04月15日号  

    海外の統計指標には日本経済に強い影響を与える指標も少なくない。中でも優先順位の高いものを集めてみた。

  • 特集
    思わず誰かに話したくなる 速習! 日本経済

    2017年04月15日号  

    世界最悪の借金持ちでありながら、世界最大の対外純資産を保有する日本という国を理解するのは意外と難しい。しかも今は、働き方改革の進展、シムズ理論の台頭、AIの劇的進化──と、大転換のさなかにある。特集では日本経済のさまざまな疑問に対し、例え話を盛り込みながら解説する。思わず誰かに話したくなる速習講座のスタートだ。

  • 特集 Part2
    ザックリ知る! 予測に必要な二大統計データ

    2017年04月15日号  

    景気の先行きを判断するのに適した先行指標のうち、特に使える二大統計データを徹底利用してみよう。

  • 特集 Part2
    同期社員に差をつける! 統計データのサクサク活用術

    2017年04月15日号  

    経済統計データを使いこなすことは、今やビジネスパーソンに必要な素養だ。その経済統計データの簡単な集め方、そしてチェックすべきポイントを分かりやすく指南しよう。

  • 特集 Part2
    【ミクロ経済】 ビジネスに効く八つの思考法

    2017年04月15日号  

    ここまで見てきたマクロ経済学が“森全体の生態系”を知る学問なら、ミクロ経済学は“木の細胞”まで見る学問だ。あなたの生活でも役に立つ場面がきっとあるはずだ。

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記者の目

  • 副編集長 千本木啓文

    ホンダと日産は「普通の会社」になってよいのか?

     ホンダと日産自動車の社風は対照的です。
     日産は政治的な会社で、創業者の鮎川義介氏は満州の発展を政府から任された産業界のリーダーでした。日産の源流、久原財閥を率いた久原房之助氏(鮎川氏の義弟)は政治家に転身後、政界にカネをばらまいたり、二・二六事件に関わったりし、「昭和史の怪物」と称されました。一方、たたき上げのエンジニアである本田宗一郎氏が戦後創設したホンダは、政府と裏で手を握る政界工作が不得手です。
     近年、両極にあった2社の個性は薄まり中道に寄ってきていました。統合してさらに普通の社風の会社になってしまうのは残念ですし、それで創業家が統べるトヨタやモーレツ主義のBYDに勝つのは難しい気がします。

  • 編集部 重石岳史

    「年賀状仕舞い」に募る心配事

    「時代の流れもあり本年をもちまして年賀状仕舞いをさせていただきます」。今年の正月も、そんなあいさつを記した年賀状が友人から届きました。日本郵便によれば、今年の元日に全国で配達した年賀状は前年比34%減の4億9100万通。「年賀状仕舞い」が各家庭で起きているとみられます。
     日本郵便といえば、宅配便の配達で苦情が出た際などに、委託業者から不当に高額の違約金を徴収したことが明るみに出ました。協業先のヤマト運輸とも、委託業務の見直しを巡りもめているようです。「時代の流れ」に取り残され、経営に余裕がなくなっているのだとすれば心配になります。配達員へのエールも込めて、私は年賀状仕舞いを当面しないつもりです。

最新号の案内2025年1月25日号

表紙

特集ホンダ・日産の命運

急転直下の婚約劇ーー。ホンダと日産自動車が経営統合に向けた検討に関する基本合意書を締結した。昨年、両社に三菱自動車を加えた3社は「自動車の知能化・電動化」領域において提携しており、協業を深化させることになった。3社の販売台数は837万台とな…

特集2半導体の覇者

生成AI(人工知能)と地政学リスクという二大ファクターが半導体バブルを膨張させている。AI半導体市場の拡大で、米エヌビディアと台湾積体電路製造(TSMC)が業界の頂点に立ち、これまでの盟主だった米インテルと韓国サムスン電子が凋落する構造変化…