記事一覧:特集10409件
-
特集 Part3
【Column】 ホームレスの“緊急避難宿泊所” シェルターに潜入
2018年04月07日号午後4時ごろ、あいりん総合センターに中高年の日雇い労働者らが集まり、建物西側の通路にカップ酒の瓶やコーヒーの空き缶を置き始めた。雨が降る中、整然と一列に並べられたそれらは、まるで小さな墓標のようだった。
-
特集 Part3
氷河期社会学者と歩く 西の最貧ドヤ街 「あいりん地区」の光と闇
2018年04月07日号取材班は3月下旬、東京の山谷、横浜の寿町と並ぶ日本有数の“ドヤ街”を貧困問題に詳しい就職氷河期世代の社会学者、白波瀬達也氏と歩き、“光と闇”の実相に迫った。
-
特集 Part3
【階級時代の証人(4)】 フリーター/1985年
2018年04月07日号私がフリーターという言葉を使い始めたのは、アルバイト情報誌「フロム・エー」の編集長になってから3年目、1985年のことです。作家やカメラマンを目指したいといった高い志を持つ若者を応援するメッセージを込めて、名付けました。
-
特集 Part3
政府と国民の無関心が 「不遇の世代」を生んだ
2018年04月07日号就労というレールから外れた就職氷河期世代をどう救うべきか。これまで国が講じてきたのは、若者の支援対策である。簡単に言えば、そのコンセプトは、「スキルを底上げして会社へ押し込んで、なるべく早期に正社員として働いてもらうこと」(厚生労働省幹部)である。
-
特集 Part3
【階級時代の証人(3)】 ニート/2004年
2018年04月07日号働くことにも学ぶことにも踏み出せない「ニート」の存在を本で指摘したのは2004年。「レッテル貼りだ」と批判も浴びましたが、「うちの子だけじゃなかった」「自分を見詰め直すきっかけとなった」という反響はうれしかったですね。
-
特集 Part3
【氷河期あるある(3)】 フリーターやひとり親 社会的弱者の争奪戦
2018年04月07日号世は空前の人手不足。不人気業界の中には、氷河期世代の再スタートを支援し、人材獲得を図る企業が出てきている。「アルバイトを積極的に正社員登用する」と明かすのは、大手小売企業の人事担当者。
-
特集 Part3
【氷河期あるある(2)】 学歴に見合う肩書求め 資格ブームにカモられる
2018年04月07日号難関大学出身でも就職に苦労した氷河期世代。そこで訪れたのが資格ブームだ。「正解がない就職試験と違い、資格は努力すれば報われる」。そんな需要に目を付けた資格関連会社が煽りに煽ったからだ。
-
特集 Part3
【氷河期あるある(1)】 荒波をもスイスイ泳ぐ リスクを恐れない勝ち組
2018年04月07日号くすぶる氷河期世代ながら、出世街道をひた走る経営者がいる。出世頭は川辺健太郎・ヤフー次期社長(1998年卒)だろう。95年に立ち上げたネットベンチャーがヤフーに買収された縁で、買い手企業の社長にまで上り詰めた。
-
特集 Part3
アラフォーの賃金は上がらない 正社員になれても不遇の怪
2018年04月07日号個人の地位や能力についてざっくりと「世代のせい」と片付けることには批判も多い。だが、氷河期世代の不遇については労働経済学者も社会学者も認めざるを得ない事態になっている。
-
特集 Part4
【階級時代の証人(6)】 年越し派遣村/2008年
2018年04月07日号今、子どもの貧困問題に心血を注いでいます。ホームレス支援を始めてから20年余り。ずっと大人の貧困に取り組んできて思うのは、自己責任論の強さです。支援する対象が大人だと世間の風当たりは強い。
-
特集 Part4
神奈川の給食実施率はわずか3割 貧困対策=子ども食堂の愚
2018年04月07日号子どもの貧困対策として急速に広がっているのが「子ども食堂」だ。しかし、その当事者や専門家たちは、報道やちまたでの取り上げられ方に、少々違和感を覚えているという。
-
特集 Part4
【階級時代の証人(5)】 格差社会/2006年
2018年04月07日号日本が格差社会へと進み始めたのは1980年代。それ以前の高度経済成長期は機会と教育がある程度平等でした。ところが、バブル期に資産格差が一気に拡大し、その後の不況で賃金格差が広がりました。
-
特集 Part4
大学進学者の2人に1人が奨学金利用 有名大出も嵌る奨学金地獄
2018年04月07日号「人並み」を守る意識が最も顕著に表れるのが教育だ。社会での人並みの成功を願う親心は強く、2人に1人が大学へ進学。中流家庭の教育費負担は重く、奨学金利用率は50%を超えた。
-
特集 Part4
就職氷河期世代の転落で生じる 隠れ負債30兆円超えの衝撃
2018年04月07日号貧困層に対してセーフティーネットを用意することは国の役割だ。当然そこにはカネが掛かる。将来、生活保護に頼らざるを得ない就職氷河期世代の潜在リスクを試算した。
-
特集 Part1
私立トップ校の入試問題に変化? 2月1日に起こった“開成ショック!”
2018年03月31日号「部長の報告は客観性に欠ける。君はすでに大西社員を高く評価しようとしているではないか」営業の経験がある人ならば、こうした言葉を上役から投げ掛けられたことがあるかもしれない。だが、これはよくあるオフィスの風景ではない。関東地区で最難関レベルの私立中学入試が一斉に幕を開ける2月1日、その最高峰である開成中学校の受験生たちが格闘した、国語の問題文の一部なのだ。
-
特集
大学新入試に勝つ! 中高一貫校
2018年03月31日号30年ぶりの大改正となる大学入試改革まで、残すところあと3年。求められる能力は、思考力や判断力、表現力──。知識を詰め込むだけでは解けない問題がめじろ押しとなる。そして、その影響は、中学受験の現場にも押し寄せている。中高一貫校を取り巻く最新情報をふんだんに盛り込み、その実情をつまびらかにした。
-
特集 Part2
入試制度を30年ぶりに大改革 大学新入試まであと3年!
2018年03月31日号知識に加え、思考力や判断力、表現力が問われ、英語は2技能から「読む・聞く・書く・話す」の4技能の評価、そして記述式問題の増大──。30年ぶりに大学入試は大きく様変わりする。
-
特集 Part2
大橋清貫(三田国際学園学園長)インタビュー
2018年03月31日号女子校だった戸板中学校の名称を変更し、共学化してから3年で、急成長を遂げた三田国際学園中学校。その改革を先導してきた大橋清貫学園長に現在の取り組みを聞いた。
-
特集 Part2
英語の試験でも情報を読み解く力が重要 2月に実施された英語のプレテストの一部
2018年03月31日号英語の試験でも情報を読み解く力が重要 2月に実施された英語のプレテストの一部
-
特集 Part3
【関東】 公立中高一貫校が台頭 かつての名門私立に異変あり
2018年03月31日号東京都の中高一貫校は、公立中高一貫校の躍進や共学校人気、2020年度の大学入試改革による大学付属校人気によって、20年前の“序列”とは様変わり。この傾向はさらに進みそうなため、これから中学受験を考えている層は、しっかり頭に入れておいていただきたい。