記事一覧:特集 Part51003件
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特集 Part5
【87 キリンHD】 磯崎功典(キリンホールディングス社長)インタビュー
2017年12月30日号市場が右肩上がりのときは、シェア争いをしても数量自体が増えたので、収益は取れた。ところが、いま市場は縮んでいます。ここで消耗戦をしても何も残らないことに、みんな気が付いたわけです。
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特集 Part5
【89 ホテル・民泊】 訪日外国人3000万人達成も 民泊が既存ホテルに逆風
2017年12月30日号2018年の観光業界は、訪日外国人の増加に加えて国内景気も堅調で旅行需要は底堅いものの、「民泊」など新しい業態が伸び、既存のホテルや旅館には恩恵が少ないところも続出しそうだ。
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特集 Part5
【88 ビール販売競争】 [平成総決算] 繰り返してきた消耗戦 市場縮小で変わる潮目
2017年12月30日号激動の平成が30年目に突入する中、一足先に30歳という節目を迎えたビールがある。アサヒスーパードライだ。スーパードライが登場したのは、1987年のことだ。当時、6割という圧倒的なシェアを誇っていたキリンビールに対し、アサヒビールのシェアは約10%。まさに経営危機という状況だった。ところが、スーパードライがその窮状を一変させた。
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特集 Part5
【90 不動産】 18年からオフィスビル大量供給 空室率低下も競争激化は必至
2017年12月30日号大手不動産の2017年は、わが世の春だったといってよい。18年3月期決算で、住友不動産が5期連続、三井不動産が4期連続、そして三菱地所も2期連続となる過去最高益をそれぞれ見込んでいる。大手3社の収益をけん引するのは、主力であるオフィスビル賃貸事業である。
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特集 Part5
【91 三菱地所】 吉田淳一(三菱地所社長)インタビュー
2017年12月30日号自分が社長になるとは全く想像していなかったので、戸惑っている間に一年が終わってしまったという印象ですね。ただ、三菱地所グループ自体はそれぞれの組織がきっちりと動いていますし、(17年5月に策定した)中期経営計画をはじめ、進むべき道は、私自身も参画してつくられていたので、それほどの違和感はなくリーダー役を務めることができたのかなと思っています。
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特集 Part5
【92 狂乱地価の末路】 [平成総決算] バブル崩壊の後遺症に苦しみ 天国と地獄を味わった不動産
2017年12月30日号「平成」は不動産業界にとって、まさに天国と地獄を往復するような激動の時代だった。言わずもがな、バブル景気とその崩壊だ。平成は、不動産業界のわが世の春を象徴する買収劇で幕を開けた。1989(平成元)年10月、米国民の「ジャパンバッシング」の火に油を注いだ、三菱地所による米ロックフェラーセンター買収である。
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特集 Part5
【94 ゼネコン】 業績は飛ぶ鳥を落とす勢いも 時間外労働の是正が急務
2017年12月30日号2017年の建設業界は、飛ぶ鳥を落とす勢いとなった。同年4~9月期決算では、大手はもちろん、準大手もその多くが過去最高の純利益をたたき出した。背景は、都心の再開発と20年の東京五輪に伴う建設需要。そのため、18年もその勢いが削がれる可能性は低い。
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特集 Part5
【93 日本建設業連合会】 山内隆司(日建連会長、大成建設会長、経団連副会長)インタビュー
2017年12月30日号2017年は、建設業界にとって好調な一年でした。つい数年前まで厳しい局面に置かれていましたが、ようやく日が差してきた。ですが、人口減少が避けられない中、建設投資が今後、右肩上がりで増えることはあり得ません。
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特集 Part5
【95 森トラスト】 伊達美和子(森トラスト社長)インタビュー
2017年12月30日号まず、強調しておきたいことは、世界のインバウンド需要は永遠に拡大するということ。EU離脱に揺れる英国ですら伸びているんですから。米国のホテルの供給過剰については注視していますが。
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特集 Part5
【96 通信】 第4の通信キャリアに楽天が名乗り 3強の高収益体質は変わるか
2017年12月30日号NTTドコモ、KDDI(au)、ソフトバンクの寡占が続く通信業界。2017年は「格安スマホ」で利用者を増やすMVNO(仮想移動体通信事業者)対策に違いが生じた年だったが、18年は通信事業へ殴り込みをかける楽天への対抗策に注目が集まる。「MVNOへの流出が減り、解約率の低減傾向が見られた」
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特集 Part5
【97 KDDI】 田中孝司(KDDI社長)インタビュー
2017年12月30日号IoTでは、小型の通信機器がさまざまな機械や端末に搭載されます。われわれはデータ通信で商売をしているので、これだけでは通信量が少なく、利益は少ないかもしれません。ですが、社会に与えるインパクトが大きく、新技術で社会が変わる久々のビッグウエーブになると考えています。
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特集 Part5
【98 通信下克上】 [平成総決算] 通信会社から投資会社へ 10兆円動かすソフトバンク
2017年12月30日号「10年以内に必ずNTTドコモを抜く」──。2006年3月、英ボーダフォンの日本法人を1.75兆円で買収したソフトバンクグループの孫正義社長はこう宣言した。当時はシェア5割を超す圧倒的な“巨人”だったドコモへの挑戦状を真に受ける業界関係者はほぼゼロ。「社員ですら笑っていた」と孫氏は振り返る。
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特集 Part5
【100 eコマース】 カリスマ販売員誕生!? 動画で商品を売るライブコマース
2017年12月30日号たった1日で、取引総額は2.8兆円──。中国eコマース大手アリババが始めた11月11日の「独身の日」セールは、わずか8年で世界最大の小売りイベントへと飛躍した。2017年は日本でもイオンやヤフーがこの日に合わせてセールを開催。中国発のイベントを消費喚起に活用している。
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特集 Part5
【99 メルカリ】 山田進太郎(メルカリ会長兼CEO(最高経営責任者))インタビュー
2017年12月30日号個人間の物品売買を仲介するフリーマーケットアプリ大手のメルカリ。月間流通額100億円超まで急成長したが、現金出品騒動も引き起こした。山田進太郎会長兼CEO(最高経営責任者)を直撃し、心境を聞いた。
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特集 Part5
富裕層マネー流入で価格高騰 アンティークコインの魅惑
2017年12月23日号国税の包囲網から逃れるかのように、富裕層マネーが流入する現物資産がある。アンティークコインだ。“究極の資産防衛”ともささやかれるコイン投資の秘密を探った。
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特集 Part5
甘くない税務当局 株式評価を大きく下げる節税を否認
2017年12月23日号資産管理会社に株式を購入させ、その管理会社の株式を保有することで、贈与・相続における節税を図るケースは少なくない。だが、評価額の引き下げ幅が大きいケースを税務当局は認めない。
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特集 Part5
【Column】 パラダイス文書で税逃れ暴露 VIPが恐れる本当のリスク
2017年12月23日号国境を超えた課税逃れへの包囲を強める動きは、何も日本に限った話ではない。経済協力開発機構(OECD)や主要20カ国・地域(G20)が主導し、多国間連携は年々強化されている。
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特集 Part5
海外への資産フライトに国税のメス! さらに狭まる富裕層包囲網
2017年12月23日号国税庁が近年、富裕層に対する監視を強め、国外に逃れる財産を追って、あの手この手で徴税包囲網を張っている。その一方で富裕層も、さらなる税法の“穴”探しに余念がない。
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特集 Part5
炎上上等 「で、今はホンマにバブルなんか?」
2017年12月16日号“オモテ”の情報だけでは、ホントのところは分からない──。それが不動産業界の常識だ。本誌では現場の不動産業界人による本音座談会を敢行。暴露ネタモリモリの3時間トークをお届けする。
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特集 Part5
過去最高値でも諦める必要はない 迫る不動産購入の三大好機
2017年12月16日号都市部を中心に不動産市場では「過去最高価格」の文言が飛び交っている。首都圏のマンションも高騰しており、今焦って買うのは得策ではない。絶好の買い場が迫っているのだ。