記事一覧:特集 Part51003件
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特集 Part5
【103 電力・ガス〈予測〉】 弱点補う“新兵器”登場で競争激化 東電と東ガスが正面対決
2018年12月29日号電力・ガス小売り全面自由化で、電力・ガス各社をはじめさまざまなプレーヤーが“光熱費争奪”をめぐり激しいつばぜり合いが続く。
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特集 Part5
【102 バブル後30年/石油】 理念なきシェア争いの結果 遅れた“和製メジャー”誕生
2018年12月29日号平成が終わりに近づいた2018年、石油元売り業界2位の出光興産と4位の昭和シェル石油の経営統合が決まった。バブル崩壊後から始まった業界再編は下図の通り、JXTGホールディングス、出光、コスモエネルギーホールディングスの3強体制になる。
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特集 Part5
【101 JXTGHD】 [インタビュー] 杉森 務(JXTGホールディングス社長執行役員)
2018年12月29日号国内の石油元売り業界の需給環境という意味では、19年は大きく変わらないと思います。出光、昭和シェルの統合は決まりましたが、すでに両社はアライアンスを組んで業務の効率化など一体化を進めてきているからです。
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特集 Part5
【100 石油〈予測〉】 国内は元売り3強体制で“わが世の春” 海外での競争力強化が鍵に
2018年12月29日号業界首位の旧JXホールディングス(HD)と3位の旧東燃ゼネラル石油が統合し、ガソリン販売シェアのほぼ半分を占める巨人、JXTGHDが2017年4月に誕生してから、石油元売り業界はシェア維持のための安売り競争がもはや過去のものになりつつある。
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特集 Part5
【99 神戸製鋼所】 [インタビュー] 山口 貢(神戸製鋼所社長)
2018年12月29日号18年4月に社長に就任してから、9月までに24拠点を回り、まず仕事の中心的役割を担うライン長(部長、室長)300人強と対話の場を持ちました。一度に約10人と2時間程度話したのですが、お客さま視点が欠けていた面があらためて見えました。特に鉄鋼やアルミ・銅などの素材系の部門は製品を納めて終わりで、完成品における自社製品の重要性といったことへの意識が欠如していた。これはお客さまからも厳しくご指摘を受けた点です。
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特集 Part5
【98 鉄鋼〈予測〉】 鉄鋼“冬の時代”の到来が契機 業績悪化が合従連衡を後押し
2018年12月29日号「トヨタ自動車はこのごろ、よく『100年に1度の大変革の時代』って言ってますけど、こちとら10年に1度の大赤字の危機ですよ」(新日鐵住金幹部)2018年、鉄鋼業界の最大のテーマは値上げだった。これまであまり価格に転嫁してこなかった金属等の副原材料の価格や資材費、物流費などが軒並み上昇。製鉄所の老朽化も進んでおり、効率化やトラブル防止のために巨額の設備投資も必要になっていたからだ。
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特集 Part5
【90 化粧品〈予測〉】 海外の消費者に好調な高級化粧品 中級価格帯は景気に左右か
2018年12月29日号化粧品業界にとって、2018年は絶好調の年だった。通期の見通しでも、業界最大手の資生堂が2期連続で過去最高益、業界3位のコーセーも2期連続の過去最高益となった。けん引したのは、海外の消費者だ。資生堂の「クレ・ド・ポー ボーテ」などの高級化粧品は、来日した中国人の「憧れの化粧品」として2桁成長を遂げた。
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特集 Part5
【89 エイチ・アイ・エス】 [インタビュー] 澤田秀雄(エイチ・アイ・エス会長兼社長)
2018年12月29日号世界はスマートフォンで動かされているというか、旅行の情報収集も予約もスマホという時代になりました。30年前にはなかったものです。もはや国内では、旅行会社が店舗で旅行商品を売る時代は半分終わったと感じています。店舗の良さと需要は十分あるので、ある程度は維持する必要がありますが。
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特集 Part5
【88 旅行〈予測〉】 アマゾンがOTAに参入する可能性大 需要拡大も収益性は依然低調
2018年12月29日号2019年はゴールデンウイークが10連休となる。ラグビーのワールドカップが日本で開かれる上、インバウンド(訪日外国人)も年間3000万人超えが確実視されている。旅行業界にとっては追い風が吹いているとはいえ、収益性のアップにつながるとは言い切れない。
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特集 Part5
【87 経営戦略】 [インタビュー] W・チャン・キム(INSEAD教授、同校ブルー・オーシャン戦略研究所・共同ディレクター)
2018年12月29日号2005年に発売後、累計360万部超を売り上げる世界的ムーブメントを起こした経営書『ブルー・オーシャン戦略 競争のない世界を創造する』。有名過ぎる故、多様な解釈がなされてしまっている戦略の神髄について著者に聞いた。
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特集 Part5
【86 GAFA〈予測〉】 デジタル組とフィジカル組に二分 アップルが「GAFA」脱退?
2018年12月29日号GAFA──。米IT界の巨人であるグーグル、アップル、フェイスブック、アマゾン・ドット・コムの4社の頭文字を取ったこの略語は、日本でも2018年の間に浸透した。しかし、19年にはこのGAFAというくくりが変わるかもしれない。その理由は、4社の財務諸表と国際情勢を掛け合わせれば読み解ける。順を追って説明しよう。
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特集 Part5
【85 ファーストリテイリング】 [インタビュー] 柳井 正(ファーストリテイリング会長兼社長)
2018年12月29日号平成で最も成功した日本企業の一つであるファーストリテイリング。売上高は2兆1300億円に達し、アパレル業界では世界3位となるなど、順調に成長を続けているが、柳井正会長兼社長は今なお、強烈な危機感を抱いている。
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特集 Part5
【97 バブル後30年/建機】 「所有」から「共有」へ変化 レンタルで時代を先取り
2018年12月29日号街の工事現場や人里離れた山の中などで働く建機には、“最先端”のイメージはないかもしれない。しかし、建機は位置情報やセンサーを駆使した先端技術を実装しており、「所有から共有へ」という社会変化をも先取りしている。
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特集 Part5
【96 日立建機】 [インタビュー] 平野耕太郎(日立建機社長)
2018年12月29日号2018年度の全世界の需要は23万台で、10年度のピークにほぼ並びます。当時は半分近い11万台が中国の需要でしたが、18年度は6万台強とみています。私はこれくらいが適正だと思います。
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特集 Part5
【95 建機〈予測〉】 国内市場は不調だが新興国と鉱山が好調 中国リスクへの対策がカギ
2018年12月29日号自然災害が多発した2018年。復興でさぞや多くの建機が売れたと思いきや、「思ったよりも(台数は)出ていない」と建機メーカーの幹部は首を振る。突発的な需要の高まりには購入よりもレンタルの出番だったのだ。
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特集 Part5
【94 吉本興業】 [インタビュー] 大﨑 洋(吉本興業共同代表取締役CEO)
2018年12月29日号吉本はテレビ局にタレントを送り、番組を作って稼いできたのですが、一日は24時間だからテレビ番組をこれ以上増やすことはできません。それでは若いタレントに出番が回ってこない。彼らの活躍の場をテレビ以外につくっていくために、地方に目を付けました。地域に芸人を住まわせて、その地域のイベントの司会をしたり、地域の特産品を宣伝するといった「あなたの街に住みます芸人」を始めました。
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特集 Part5
【93 松竹】 [インタビュー] 迫本淳一(松竹社長)
2018年12月29日号これほど変化の激しい時代はないと感じています。インターネットの普及で海外との距離も縮まっていますし、昨日まで無名だった人がいきなり表舞台に出てくることも珍しくありません。
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特集 Part5
【92 エンタメ〈予測〉】 安定収益をめぐり模索する各社 劇場運営にビジネスチャンス
2018年12月29日号エンターテインメント業界は当たり外れが大きい。2018年にはインディーズ映画「カメラを止めるな!」が製作費300万円で興行収入30億円を超えた(10月時点)と話題になったが、莫大な製作費を掛けたのに当たらなかったという逆の場合もある。
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特集 Part5
【91 花王】 [インタビュー] 澤田道隆(花王社長)
2018年12月29日号増税は消費マインドを低下させる可能性があり、警戒しています。だからといって静観するのではなく、むしろ攻める年にすべきだと思っています。
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特集 Part5
【84 丸井グループ】 [インタビュー] 青井 浩(丸井グループ社長)
2018年12月29日号EC(電子商取引)の拡大など激変にさらされる小売業界。丸井グループは「モノを売らない店」を導入し、証券業にも進出した。従来の小売りの枠にとらわれない戦略について、同社の青井浩社長に聞いた。